中島通信」カテゴリーアーカイブ

あっという間の一週間

先週、高知から帰って来た日から一週間になろうとしています。
時間が経つのが速いこと!
忙しい毎日が再開したのですから当然なのですが、ちょっと目が回りそうです。

この忙しさに感けて、健康維持のために時間を割くことを忘れたら、それこそ元も子もありません。
体操したり歩いたり、欠かすことの無いよう、うんと気にしています。

そうそう!あの通信の記事を読んだ多くの方から、反響をいただいています。
健康維持は、私の年代にとって何より一番の関心事なんだなと、改めて確認しました。

さて、明日火曜日と明後日水曜日は定休日です。
あいにくお天気は最悪のようです。

ま、ここで恨み言を言っても始まりませんから、出来ることをやりましょう。
とりあえず、今日はお終いです。


「紙版・飯豊の空の下から・・・」No.82 2025年3月号をご覧いただけます。

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これからは、都会で獣害が深刻になるだろう

これまで、獣が住んでいるのは専ら山の中で、獣害はそこに近い農山村特有の現象だと理解されて来ました。

しかし近年、皆さまもご存じのとおり、多くの人が生活しているはずの領域にも、獣たちが頻繁に出没するようになり、害を及ぼす事例が後を絶ちません。
大きいものでは、クマ、イノシシ、シカ、サルなど、小さいものではタヌキ、イタチ、ハクビシンなど、種類も個体数も増加傾向にあります。

さて、私の居住地である当集落は、いわゆる中山間地であり、獣の出没や被害に関しては先進地です。
もう十年以上も前から農地へ被害が顕著になり始め、今では対策無しにはどんな作物も作ることが出来ません。

電気柵はその筆頭に上げられる対策で、確実な効果がありますが、維持管理には多くの時間と手間がかかります。
また設置困難な場所もあり、決して万能ではありません。

また、爆音花火(動物追い払い用煙火)やロケット花火、爆竹などを用いて追い払いもしていますが、直ぐに学習されてしまうので、やらないよりはずっといいですが効果は限定的です。

そして最終的手段として、罠を仕掛けて捕獲、駆除も進めていますが、到底被害が無くなるまでには至りません。

結果、この先ずっと、獣たちとの戦いが日常化することを受け入れたというのが、私や周りの方々の獣害対策の現在地です。

そんな状況下で、ここ20年くらいを過ごして来た私が気が付いていることがいくつかありますので、お話し申し上げます。

近年、動物愛護の世論が功を奏してか、野生動物の個体数は種類を問わず増加傾向にあります。
彼らは、それぞれに生存の場所を求めて生息領域を次々と広げています。
そして行く先々で、人間と出会い軋轢を生じます。

一方、凡そどんな種類の獣についても言えることですが、出没に対応して何らかの対策をすれば、より対策の弱いところあるいは未対策のところへと移動して行く傾向があるということです。

それらのことから分かるのは、都会の住宅地などでは、獣害対策はまずやり難いということが一つ、それから人々の意識もなかなかそちらには向かないだろうということ、そうした理由から獣たちにとって都会に生息するのは容易いことだと映る可能性があるということです。

一方、都会に暮らす方々は、獣害対策など警察や行政のすべきことと考えるでしょう。
自分たちの出来ることなど、ほとんど何もないと感じるでしょうから。

しかし、先進地の我々は分かっています。
それでは、獣害対策はうまく行きません。
やはり、そこにいる住民の方々が自分のこととして行動しないことには、何の成果も上がらないでしょう。

それらのことを総合すると、都会は今被害の洗礼を受け始めたところであり、これから深刻さが増して行くものと思われます。
世論や法律が変わるまで、その解決は困難を極めると思います。

中山間地の私たちが決意しているのは、その間にも出来る限り被害に遭わないよう、出来ることは何でもするということです。
何しろ、命が懸かっているのですから。

高知に出かけておりました

私、ちょうど一週間前から本日まで、郷里の高知に出かけておりました。
その一週間のことは、今回プライベートな内容が多くなりますので、とくにご報告申し上げません。

今日は、朝一番に高知を出発し、新幹線を含む鉄道を利用して、夕方喜多方まで帰って来ました。
そこで実感したのは、日本の国の広さと交通機関の速さでした。

今朝高知を出発した時、車窓から見えたのは水を張った田んぼでした。
代掻きが終わったところやすでに田植えが終わったところもありました。

そして夕方、会津に差しかかった列車の車窓に飛び込んで来たのは、まだ雪に覆われた田んぼでした。

その広さを実感する一方、1,000km以上にもなる道程を10時間余りで駆け抜ける交通網の完璧さにも驚きます。

新幹線は、上下ともに5~6分毎に1本の列車が時速200kmを超えるスピードで行き交っているのですね。

いやー・・・、何も考えなくても、これは凄いことです。

さて、明日からはまた職場復帰して、がんばります。

ではでは。

明日と明後日は定休日

毎度申し上げて恐縮です。
明日3/18(火)と3/19日(水)は、食工房の定休日となっております。
店は営業しておりませんので、お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。
なお、3/20(木)以降、平常通り営業しております。

さて一方、国際社会に目を転じれば、他でもありません、ウクライナを巡る情勢が次々と目まぐるしく変転しています。
それにしても気の毒なのはウクライナです。

もちろん核心の悪者はプーチンに違いありませんが、トランプも自分の国アメリカを滅ぼすかも知れない狂人です。
強大な力を持つこの二人とその国が、今や世界を大混乱に巻き込んでいるというのが、国際社会の現在地でしょう。

このような大嵐になると誰が予想したでしょう。
今は、とにかく見守る以外に術がありません。

出来ることは、まず細々でもウクライナ支援をつづけること。
そして、いつも自らの眼鏡を磨いて、曇りのない視点を確保して置くこと、この二つ以外にないでしょう。

この後、世界がどこに着地するのか、見届けなくてはなりません。

この雪が消えるのは・・・

画像がありませんが、周辺の田畑には未だ50㎝以上の雪が残っています。
また、除雪などで積み上がった雪の山は、場所によっては地面から4~5mの高さに達するところもあります。

見ていると分かりますが、雪は薄いところは早く融けて消えますが、山になっているところはいつまで経ってもなかなか融けてくれません。
大きな雪の山が完全に消えるのは、4月いっぱいかかるのじゃないかと思っています。

さて、雪融けの時、麦畑がどんな姿を現すのか、今、大きな関心を持って待ち構えているところです。
ちなみに、昨年の今頃は、もうすでに青々と茂って成長を始めていたのですね。

それが今年は、雪が消えるのは4月上旬から中旬にかかる頃ではないかと予想していますから、麦たちはいきなり強い日差しと高い気温にさらされて、急激に成長を促されることになります。

それはそれで好都合な部分も多いので、心配することなく逆に良い結果が出るのではないかと期待しています。

また、今年の雪の多さは、獣たちの動きにも影響がありそうです。
いつまでも雪が残っていると、電気柵の復旧が出来ませんので、そこはリスクが生じる可能性もあります。
今はまだ嵐の前の静けさか・・・、動きがありません。

とりあえず休戦状態のうちに、高知に行って帰って来られるか・・・と思っています。
出発は、明後日と決まりました。

明日は、定例総会

明日は、当行政区の春季定例総会です。

一年前の今頃は、私は会計役だったので、資料作りや会場の準備や飲み物の手配など忙しく働きましたが、昨年度で会計役を解任していただき他に何の役も任命されていませんので、明日は役員席に座ることもなく気楽に聞き役です。

しかし実のところ、何もしなくてよいというのが、何かさみしいような気がするのは、ちょっと不思議な感覚です。

まあ、本当なら、もっと皆さんのお役に立ちたいと思う気持ちもあったのですが、私もいい歳になって来ましたから、もっと若い方々に活躍していただきたかったのですね。

今回は、新任の区長さんや会計さんの初年度の仕事になりますので、資料作りの一部をお手伝い申し上げました。

やはり完全な引継ぎには、丸々一年はかかるってことですね。
しかしもうこれで後は悩むこともありません。

さあさあ!今度は食工房の仕事に120%力を注いで行かなければなりません。

壊れたトラクターと除雪機を何とかするためにも。
がんばります!

食工房テイストのコーヒーをご用意して、皆さまのご来店、お待ちしておりますよ。

紙版・飯豊の空の下から・・・ №82 弥生号公開

IIDEこと紙版・飯豊の空の下から・・・ のへ編集が終わり、pdfファイルを公開しました。
記事末尾のリンクバナーをクリックしてご覧ください。
多くの方にご覧いただければ、ありがたく幸いです。

紙面でも触れていますが、私、来週は高知に帰省する予定です。
店の営業は継続しますが、変則的になると思います。

製造休業する日も生じる予定ですので、場合によっては用意出来ない商品もあるかも知れません。
お目当ての商品がおありの際は、事前にお問い合わせいただいた方が無難です。

通販の方は、受け付けはいつも通りですが、出荷はその間を避ける扱いになりますので、予めご承知ください。


今こそ聴きたいこの曲

これは、アメリカのロックの旗手トム・ぺティー&ザ ハートブレーカーズが、2014年に発表したアルバム”Hypnotic Eye”の中に収められている1曲です。
10年余り前のこの曲が、今現在の世界の状況に、あまりにもピッタリと符合する内容であることに、驚かされる私です。

Power Drunk

Who’s gonna come and take this badass down?
Who’s gonna come burn this other playhouse down?
Can you see me against the sun
Crying out to reach someone

He’s power drunk
Yeah, look at his eyes
Better sober up
It’s the truth within him makes a good man rise

God protect us from the thoughts in some men’s minds
God protect us from the pain he leaves behind
Now you see him against the sky
Believing in his own lies

And he’s power drunk
Yeah, look at his eyes
Better sober up
It’s the truth within him makes a good man rise

Pin on a badge and a man begins to change
Starts believing that there’s nothing out of his range
You and I are left in the wind
In the wake of a rich man’s sin


パワードランク

誰がこいつをやっつけに来てくれるんだ?
誰が奴の芝居小屋を焼き払ってくれる?
太陽を背にする俺が見えるか
誰かに伝えたくて叫んでる

あいつは権力に酔っているんだ
そうさ、あいつの目を見ろよ
酔いを醒ましたほうがいい
心の中の真実に気付けば善人になれる

一部の連中の考えから我らを守りたまえ
奴が残す痛みから我らを守りたまえ
あいつが天に刃向うのが見える
自分の嘘を信じ込んで

あいつは権力に酔っているんだ
そうさ、やつの目を見ろよ
酔いを醒ましたほうがいい
心の中の真実に気付けば善人になれる

バッジを付けると人は変わり始める
自分に出来ないことはないと信じるようになる
お前も俺も今ではひどい状況だ
金持ちが犯した罪のせいで

あいつは権力に酔っているんだ
そうさ、やつの目を見ろよ
酔いを醒ましたほうがいい
心の中の真実に気付けば善人になれる

善人を呼び起こせ

明日と明後日は定休日

食工房は、明日3/11(火)と3/12(水)の2日間、定休日となっております。
お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。

ところで明日3/11は、他でもありません、14年前のこの日東日本大震災が東北、関東一帯を襲いました。
福島では、同時に起こった福島第一原子力発電所の重大事故により大量の放射能が拡散しました。

当初は、絶望的観測もありましたが、放射能の減衰は思っていたよりもずっと速く、当初0.17μSv/hあった我が家周辺の環境放射線量は、現在0.03μSv/hと1/5になりました。
これは、もう完全に事故以前のレベルです。

そしてこれまでの間、健康上に何の懸念も生じなかったことを報告申し上げておきます。

それはそれとして、明日またあらためて福島がどのように語られるのか、少し気にしています。

IIDE編集中

紙版・飯豊の空の下から・・・ の編集を始めています。
だいたい半分くらいは進んだかと思います。

1月に出した後、続けて2月にも出そうと思って準備はしていましたが、件の大雪に対応する毎日、そのような時間的余裕は全くありませんでした。

今回の雪は、やはり災害と言える局面が少なからずありましたが、その雪も峠を越えたようです。
もう除雪に時間を取られることもなくなりましたので、やっと通信の編集にも取り掛かることが出来たと言うわけです。

テキストの入力は終わりましたので、これからイラストの編集とレイアウト作業をして、この週末には目途を付けたいと思っています。

カミさんが、桜が咲いている風景の絵を描いてくれましたので、それを表紙にしようとただ今編集中です。

それにしても、カラーの画像入りの印刷物を自宅で製作出来るなんて、一昔前には想像することも出来ませんでした。

全くこんな夢みたいなことが実現出来るようになった、この科学技術の進歩の恩恵を享受出来ることに、今更ながら幸せを感じ感謝の気持ちが湧いて来る私です。

70代の微妙な感覚

message to heaven

私、ただ今73歳です。
おかげさまで、今のところとりたてて健康上の不安はありません。

しかし、身辺を見回すと、昨年から今年にかけて同年の方が相次いで亡くなられています。
ほんの一年か二年前には、そんな気配も見えなかった方々です。
私の知らないところで、何か不調があったのかも知れませんが、今となってはそれも知るすべがありません。

一方、私の父も76歳で亡くなりました。
ちょっと頭痛がするからと、自分でバイクに乗って病院に行きましたが、検査の結果即入院。
脳梗塞で、そのまま帰らぬ人となってしまいました。

そんなこともありますので、今、何の不快感も違和感もない私ですが、微妙な感覚に捕らわれるのですね。

先に逝かれた方々とのお別れの時のことを思い出しながら、頭の中に浮かんでくるのは、私自身の終わりの時の風景です。

終わりの時は思いがけずやって来るものかも知れませんが、やがて残されている時間が見える時が来ると思っています。

また、必要な時間は与えられているとも。