日々のこと」カテゴリーアーカイブ

日が長いので・・・

日が長くなりました。
夏至まであと一ヶ月ですからね。
午後7時でも、まだ明るさが残っています。

近所の農家さんも、午後6時くらいでは、まだまだ仕事の最中というところ。
私も、日が傾いて涼しくなったところで、草刈り機を出して来て家の前の道路沿いや空き地の草刈りをしました。

雑草が生えていて何が悪いと思う方もいらっしゃるでしょうか。
ご近所の手前、見た目がどうこうということももちろんありますが、草薮にしておくと風通しが悪くなって、虫が湧いたり立木が枯れたり、家屋の傷みが早まったり、いろいろと具合が悪いことが起こるのですね。

何だかんだで、春から夏を過ぎる頃までに、同じ場所を3回くらいは刈り払いしなくてはなりません。
なかなか疲れる作業ですが、風通しが良くなるのは本当に気持ちが良いものです。

で、ちょっと余談ですが、私が草刈りに精を出した後は、たいてい雨になることが多いのです。
刈り倒された草とむき出しになった地面をいたわるようだと、いつもおセンチな気分にさせられます。
ところが今回は、明日も明後日もその先もずっと晴れのようです。

正直、雨も降って欲しいところ。
昨年も雨が少なくて、毎日朝に晩に、畑に水を運んだのを思い出してしまいました。
しかしこの晴れ間に、田植えが一気に進みそうです。


ドコノモリへおいでください。

雨のにおい、アスファルトのにおい

飯豊の空の下から

会津は至る所、このような鎮守の森に囲まれた祠があります。
田植えが終わった頃、また撮りに行こうと思っています。

お天気が崩れる前触れなのでしょうか、今日は曇りながらも妙に暖かい一日でした。

夕方、犬を連れて散歩に出て間もなく、パラパラと雨が降り出しました。
水が入った田んぼで、無数の点々が跳ねているのが見えました。
吹いてくる風は湿気を含んで、何時か嗅いだ覚えのある雨のにおい。
大した降りではなかったので、そのまま濡れながら歩き続けました。

道路に出て来ると、今度は夏を思い出させる、アスファルトのにおいがして来ました。

雨に濡れても、風邪を引く心配もしなくていいのです。
あぁ、今が一番いい季節かも知れません。

明日は、朝まで雨模様で、その後日中にかけて晴れるらしいです。
新緑がいっそう美しくながめられると思います。

カメラ持って、会津へどうぞ。
先ずは、食工房へお立ち寄りを。
ビューポイント、少しは教えて差し上げられるかも・・・。

気分を変えて

ブログヘッダーの写真を変えて見ました。
季節の移ろいに合わせて、飯豊の空の下の風景をお見せして行こうと思っています。

今日はお天気が良くて、この季節にしては空気も澄んでいましたので、坂下に配達の途中これはと思う場所で何枚か撮影した内の一枚です。

それでやはり、カメラがいよいよ限界にきているみたいで、とても悔しい・・・。
レンズの中に入った汚れが、どの一枚にも映り込むようになりました。
いいシーンが撮れているのに、全て変な模様が映り込んで台無し!
この一枚は、比較的気にならない程度だったのと、トリミングで避けています。

それにしても緑のグラデーションが美しい、会津は今が新緑の旬です。
新緑と初夏の花々を眺めに、会津にお越しください。

食工房へもお廻りいただければ、ありがたき幸せ。
皆さまのご来店を、心よりお待ちしております。

イチョウ

庭のイチョウ
美しいのは黄葉だけではありません。
新緑も・・・。


ウワミズザクラ

ウワミズザクラ

どうやら無事に・・・

風邪気味で過ぎた一週間でしたが、今日はいつも通りにパン焼き作業が出来ました。
途中で息切れすることも無かったので、どうやら風邪は収束の模様です。
おかげさまで、仕事を休むことなく済みました。

自営業をやっていると、時間は融通が利きそうに思いますが、実際はそうでもありません。
今回のように風邪を引いた時、迷わず休むということはほとんど不可能です。
会社員の方より、そのあたりは厳しいかも知れません。

会社と違って、自営業は自分が休むということは、即ち休業ということになりますから。
各方面に迷惑がかかることも、売り上げが無くなることも、皆承知しなければなりません。
それにはとても堪えられませんから、まずがんばろうということになるのですね。

否、体調を崩すなんてことは、本当に私の中ではあってはならないことなのです。
そして小さい怪我もまた・・・。
指の先をちよっと傷付けただけでも、パン生地に触れなくなってしまいますからね。
ですから、以前に比べて格段に注意深くなっています。

それでも風邪は引くし、オーブンで火傷したりするのですけど・・・。
何とかかんとかくぐり抜けて、仕事に穴を開けることだけは防ぎたい、その一心でもう10年目です。
出来れば死ぬまで、病気も怪我もしたくないですね。

おっと!すでに持病がありましたっけ。
その名も「食工房病」。

ill_panda84_1303_0001おあとがよろしいようで・・・。

風邪気味の一週間でした。

イチョウ

イチョウの葉が出ました。
親指の爪ほどの大きさなのに、ちゃんと扇の形をしています。

連休明けからちょうど一週間、明日は定休日と言うわけで、今日がいつもの食工房の週末です。
この一週間は、誰かからうつったと思われる風邪が回って、家族全員が風邪気味の一週間でした。

それでも、少し調子が悪いくらいで、仕事を休むほどではありませんでした。
まあでも、いつもより疲れやすくて、集中力も欠けていたような・・・。
用心に越したことはありませんので、仕事量を減らして対応しました。
おかげで、クッキー類の在庫が一部切れてしまいました。

こんな時、判断に迷うと言えば、休むか動き続けるか・・・です。
体というものは面白いもので、休息して反って弱るということもあるのですね。
もちろん無理して動いて、決定的に体を壊すこともあるわけで、その時々にどちらにするか、判断を誤れば治るものも治らないということになります。

正直、朝目覚めの頃は、休んだ方がいいかも・・・と思う状態でも、起き出していったん動き始めると調子良く動けて、夕方には疲れも忘れて犬の散歩を兼ねて2kmも歩るけるのですね。
明日にはもう大丈夫!と思って床に就くのですが、朝はやっぱり辛いのですね。
そうやって、同じ事をこの一週間繰り返していました。

それでも毎日、少しずつですが状態は変化しており、頭がボーっとするかと思うと、節々が傷んだり肩が凝ったり、喉の痛みが鼻の方へ広がって痰が絡んだり鼻が詰まったり、それも終わってもうそろそろ収束かな・・・というところです。
定休日の明日も、どうやら寝込まないで済みそうで、ありがたい!

それでこの間、薬は何も飲みません。
手当と言えるほどのことも、何もしません。
仕事のペースを落としたのと、睡眠時間を少し多く、食事は軽めに、この程度の対応でした。

自分の体の声を聴いて、何事も限界の範囲に留めて置くのが一番と、改めて悟った次第。

と言うわけで、ぺースダウンのこの一週間。
皆さまも風邪にはくれぐれもご用心ください。

旧サイトに負けてます。

不思議なものですね。
未だに、「飯豊の空の下から・・・・旧サイト」の方に、毎日200に近い数の閲覧者がいらっしゃるのですね。
新しいサイトに切り替えてから、もうとっくに1ヶ月以上が過ぎたのに、これはどう理解したら良いのでしょう。

アクセス解析を見ると、グーグルなどの検索サイトの検索結果から、実にいろいろなページが閲覧されているのが分かります。
何しろ過去6年間ほぼ毎日更新していますから、記事の数は膨大です。
その中に、情報として価値のある内容が含まれた記事が、幾つか知りませんがあると言うことなのですね。

出来ることなら、アクセスの多い記事を選び出して、閲覧しやすいように再編して公開するとか、何か後に残る形にしたいものだと思っています。

一方、「新・飯豊の空の下から・・・」は、まだまだ記事の数が少ないし、情報として価値のある内容も伴っていないかも知れません。
今のところ、負けてますね。
まあ、あと何年か経った時にどうなっているかですが・・・。

書きたい私が書いたものを、見てくださる方がいる限り、続けて行きたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

タグコードと格闘

デュアルディスプレー

こういう作業をする時、デュアルディスプレーに慣れると、もう手離せません。

ホームページをいじっています。
すでに、いくつか新着情報というか、更新をしました。
ご覧いただければ幸いです。<こちら>

食工房のホームページは、出だしからアプリケーションに頼らず、アルファベットと数字の文字列を書いてページを作っています。
CSS・スタイルシートと呼ばれるファイルとhtmlコードと呼ばれるファイルをそれぞれ作成して、レンタルサーバーの指定されたフォルダーにアップロードすると、インターネット上にページが表示される仕組みになっています。
たいていなら、何かしらのアプリケーションを使って、例えばホームページビルダーとかドリームウィーバーなど、そのコード入力を自動化するわけです。

ところが我がスタッフのMさんは、頑としてツール(アプリケーションのこと)を使うのはお勧めしないと譲りません。
それが出来る本人がいることですし、手取り足取り教えてくださると言うので、先ずはMさんがツールなしで立ち上げたのが、現在の食工房のホームページです。
それが1年前の事。

さて、その後の更新は出来れば自分でと思い、貸してくださった参考書を見ながら、アルファベットと数字ばかりが並んでいる文字列と格闘しています。
おかげさまで、成り立ちと言うか理屈は理解出来るようになったのですが、一つ一つの約束事やコードネームを覚えるのは、まず容易ではありません。
お手上げになったらMさんに聞けば良いと、安易に頼る気持ちもないわけではないので、なかなか進まないのですね。

尤もこれ、当然のことながら本業ではありませんからね。
パンやお菓子を焼いたり、コーヒー豆を炒ったりすることを差し置いてまでは・・・なのですが、やり始めると思った通りの結果が出るまでは、止められなくなるのがこの世界の魔力かも知れないと、今日もはまりそうになっていた私です。

いっそのことMさんに丸投げしてしまえば、と言う声も聞こえて来そうですが、自分が全く把握出来ない状態で進めることは、私には耐えられない・・・つまりやってみたい!これもまた食工房病たる所以です。
しかし、あまりの奥の深さに、こう手を広げていたのでは、いつまでも終われない人生になってしまうかも・・・。
畑もやりたいし。
欲張りですね。私。

寒さにオロオロ

ゴールデンウィークも終わり5月も早や第二週というのに、この寒さは一体どうしたというのでしょう。

空を見ていると、冬の空なのですね。
確かに日は長くなり太陽の位置は中天高く、寒いと言っても氷が張るわけではありませんが、空模様は真冬に雪が降り出す時と全く同じです。
北西のひんやりと湿気を含んだ風が吹き、降ってくる雨は冷たく今にもみぞれになるかと思うほど。
標高の高い山の上は、また白くなっています。

天気図を見ながら、自分なりの分析を続けていますが、どう見ても例年のこの季節の動きと違っています。
いまだに弱いながらも冬型で、三陸沖からオホーツク海あたりを勢力の強い低気圧がグルグルと回りながら居座っているのですね。
高気圧が西からやって来ても、日本の上あたりで北から下りて来た低気圧に押されるように南に逸れて行きます。
日本の東海上の低圧域を中心に、反時計回りに大きく周回する大気の流れがあるのでしょうね。
その流れの西側に位置する日本列島には、シベリア方向から冷たい風が吹き下ろして来る、そんな配置になっているのではないかと思います。

素人分析が当たっているかどうか分かりませんが、そのような動きになっていることは確か。
そして、それがいつまで続くかあるいは突然終わって猛暑になるか、それは全く分かりません。
でも、気を付けていれば、少し前もって察知することくらいは出来るかも知れません。

昔の言い伝えで、巳年は凶作と言われる地域もあるそうです。
用心に越したことはありません。
また寒ければ寒いで、別な恩恵があるかも知れませんし・・・。

いつも自然の営みに目を向けていること、忘れないようにしています。
寒さにオロオロばかりしてはいられません。

食工房の週末

孫

6人の孫の中で、最強パワーの青木りさちゃん

明日は定休日ということで、いつも申し上げますが今日が食工房の週末です。
昨日孫たちが帰って、夕方から夜までかかって今日の仕込みをして、今日は朝から忙しく仕事をしてお客さまも次々いらして、そして店を閉めてからハタと気が付くのですね。
静かだなぁ・・・と。

小さい子どもたちの相手をするのは、大変なエネルギーが必要ですが、それでももらう分の方が多くて、元気が出るのは私の方です。
小さい子は保育所へ、大きい子は学校へ、年寄りは老人ホームへ、働き盛りは仕事また仕事。
これじゃ世の中良くなりません。
私はそう思います。

みんな、また遊びに来てね。

さてさて、今夜はまた「八重の桜」をオンデマンドで見て、お茶飲んで、お風呂に入ったら寝ます。
ではでは。


ドコノモリのおはなし、今週は・・・

冷たい雨が降っています。

昨晩から今日にかけて、冷たい雨が降っています。
高い山の上では、雪になっている模様です。
まるで、冬に逆戻りして行っているみたいな風が吹いています。

そんな空模様に、今のこの世界みたいだと、何だか捉えどころのない哀しみと言うか、淋しさと言うか、そんなものを感じます。

夕方しばしの止み間、少しくらい濡れても良しと覚悟して、冷たい風が吹く中を犬を連れて散歩に出ました。
畑の中を通って、杉林の中を通りぬけて、田んぼと川が見える所まで出たとたん、冷たい風と雨が吹きつけて来ました。

長毛の犬を濡らすと可哀想なので、杉林の中に戻りしばらく待っていました。
目通り直径60センチくらいの杉の大木が林立する林の中は、風も当らず全く雨に濡れることがありませんでした。
林の外は、横殴りの雨で白く煙っているというのに。

不思議な静寂の中、梢の方から時折ゴォーッとかサァーッと風が吹き過ぎて行く音が聞こえて来ます。
鳥や獣たちも、こうやって嵐を凌げるのだなぁ・・・と、何か温かい安堵の気持ちを味わいました。
そして身を護るってどういうことなんだろう・・・、人の世の雨風嵐を避けることも含めて・・・。

何かヒントをもらったような・・・。
地球のお母さん、ありがとう。