日々のこと」カテゴリーアーカイブ

福寿草咲く

福寿草

福寿草の写真は、何度撮ってもなお難しい・・・。

今日初めて、我が家の庭の福寿草が咲きました。
この冬は特別雪が多かったせいで、咲き出しは例年より二週間以上遅くなっています。

今日は、大分前から地面が覗いていた大イチョウの木の下に、わずかに一株だけ開花しているのを発見。
周りにも蕾の状態の株がいくつか・・・。
しかし辺りは、まだまだ雪の下です。

私は、この福寿草と雪が同時に見える風景が、とても好きです。
福寿草の咲く頃というのは、他に色彩のあるものは無く、地面は枯れ葉色一色ですから、意外に殺風景なのです。

それが雪が残っていると、それを背景に福寿草の黄色が一段と映えるのですね。
今は一株だけですが、これからどんどん勢いづいて来ることでしょう。
雪も残っていると思いますから、いい眺めになりそうです。

そうそう!福寿草祭りで知られる沼ノ平地区では、日当たりの良い斜面一面に福寿草が咲いていたと、知り合いの方が報告してくれました。
今日はお天気も良かったし、最高の眺めを堪能されたことでしょう。

山都町へ、福寿草を見にいらっしゃいませんか。

そしてお帰りに、食工房にお立ち寄りいただければ、この上なき幸せ。

どうぞよろしくお願いいたします。
明日もまたパンを焼いて、ご来店をお待ちいたしております。

今日は、ラーメン屋さんごっこ

豚バラ肉を使って、手づくりチャーシュー

豚バラ肉を使って、手づくりチャーシュー

ラーメンスープも、鶏ガラ使って一から自家製

ラーメンスープも、鶏ガラ使って一から自家製

麺は、買ったものです。 中華めんつくりは、まだやったことがありません。

麺は、買ったものです。
中華めんつくりは、まだやったことがありません。

具材がそろったところ あとモヤシです。

具材がそろったところ
あとモヤシです。

野菜炒め、任せてくたせさぃ!

野菜炒め、任せてくたせさぃ!

にんにくおろしとネギを先に入れて上から熱いスープを注ぎ入れます

にんにくおろしとネギを先に入れて
上から熱いスープを注ぎ入れます

その間に麺ゆでをしています。

その間に麺ゆでをしています。

タイミング良く茹で上げて、どんぶりに盛り付けます。

タイミング良く茹で上げて、どんぶりに盛り付けます。

具材をトッピングして、出来上がり!写真なんか撮ってないで、早く食いたい!

具材をトッピングして、出来上がり!
写真なんか撮ってないで、早く食いたい!

会津喜多方と言えば、ラーメン!ですね。
市内に、行列が出来る店が何軒もあるのですが、私はまだ一度も食べに行ったことがありません。
行くのはいつも、一番安上がりな○○苑。

それより、自分で作って食べるのが、何より楽しみなのです。
今日は、否今日も、「ラーメン屋さんごっこ」と冗談を言いつつ、半分本気でラーメンをつくりました。

本日の目玉は、下の娘が手造りしたチャーシュー。
ラーメンスープは、鶏ガラと野菜で造っておいたスープストックに、昆布と混合削り節で取ったダシを合わせ、酒と塩と醤油で味付けします。
今日は、それにプラス中華調味料「味覇(ウェイパー)」を使ってみました。

具材は、他に味付けメンマ、わかめ、そして白菜とモヤシ炒め、ネギとにんにくおろしも忘れませんよ。
麺は、喜多方市内どこのスーパーでも、生めんが何種類も売られていますので、それを使いました。
生協のものが、一番安上がりで品質も悪くないので、専らそれを使っています。

今日は食工房が休みなので、空いている作業場がラーメン屋さんに衣替えです。
火力の強い業務用のガスコンロが使えるので、野菜炒めも麺ゆでも楽勝です。

最後にどんぶりに盛り付けるまで、皆で手分けして伸びないうちに食卓に運んで、そそくさと「いただきます!」して、顔に湯気を浴びながらすすり込むラーメンのうまいこと!

まあでも、ラーメン屋さんになる気はありません。
これは、いいリクレーションなのです。

明日はまた、パン種の仕込みに、やる気満々です。

土が見えた

冷たい風が吹いていましたが、氷は張っていませんでした。

冷たい風が吹いていましたが、氷は張っていませんでした。

今日は、時折雪も舞う寒い一日でしたが、配達に出かけた折、田や畑の畔が見えていることに気が付きました。
そして場所によっては、圃場全体も雪が消えて地面が露出しているところがあり、いよいよこれで大地もエンジンがかかるのだなと思った次第。

途中車を止めて眺めると、もう青々と草が生えているところがあるのですね。
ということは、植物たちは何も雪が完全に無くなるまで待っているわけではない。
ある程度積雪が薄くなって、たとえ弱くても光が届きさえすれば、もう雪の下で活動を開始するということなのですね。
木の芽も、とっくに膨らみ始めています。

季節は確実に進んでいるよ!と知らされたような気がしました。


本日の食工房

パン焼きは、上々。
酵母の調子が絶好調です。
しかも安定しています。

もっともっと多くの方に召し上がっていただきたいと思っています。
どうぞよろしく。


ブログ・その後

現在、この「飯豊の空の下から・・・」と “Shokuko Space” の両方に同じ記事を上げています。
同じと言っても、厳密には別物です。

それぞれの編集ツールのインターフェイスが違うので、ねらい通りに表示させるためには、細かいところはそれぞれ違う設定をしなくてはなりません。

単純にコピー・ペーストしているわけではないのですよ。
まあ、その辺が面白いと言えば面白いのです。

どっちが優れているとは、一概に言えませんが、それぞれに一長一短ありますね。
技術、道具・・・、皆そのようなものです。

さらに別なブログサイトを試せば、もっとずっと気に入る機能を備えたものに巡り合うかも知れませんが、全部試して見るわけにも行きません。

ほどほどにしておかないと、最後には自分でブログアプリケーションを作るしかなくなりますから・・・。

これもまた、食工房病でしょうか!?

結局、仕事していたような・・・

昨日と今日は店の定休日です。
元々、二日間休めるとは思っていませんが、火曜日一日くらいは完全休養したいのですね。

ところが、何かしら用事が出来たり、暇になればなったで、こんな時しかやる時がない!と思うような用事を思い出し、結局半分仕事のようなことをして過ごしてしまいます。

昨日は、パソコンの勉強みたいなことをして、一日の半分が過ぎてしまいました。
今日はもうコーヒー焙煎でしたから、その後一件納品にも出かけましたので、まあ何やかやと暇ということはなかったのですね。

例えば本を読むってことが、ここ十年くらい出来ていません。 以前は年に数冊は読んでいたと思いますが、この十年間では一冊か二冊くらいしか記憶がありません。
だからと言って、不満だと言うのでもありませんが・・・。

今は、この状況に半分仕方ないと思いつつ、もう半分は納得して満足している私です。

明日はまた、朝早くからパン焼きです。

おっと!早く寝なくては・・・。

雪融け進む

雪の山が融けて、奇妙な形のオブジェが出現

雪の山が融けて、奇妙な形のオブジェが出現

集落の中を流れる一ノ戸川も増水しています。泥濁りは、上流域のあちこちで雪崩が起こった証拠。

集落の中を流れる一ノ戸川も増水しています。
泥濁りは、上流域のあちこちで雪崩が起こった証拠。

2月には、屋根上1m以上の厚みがあり、その重みに耐えかねて歪んでしまった小屋。

2月には、屋根上1m以上の厚みがあり、その重みに耐えかねて歪んでしまった小屋。

立っているものの周りは必ず先に融けます。道祖神か一里塚・・・

立っているものの周りは必ず先に融けます。
道祖神か一里塚・・・

除雪車に押されて折れてしまったか?一旦停止の標識

除雪車に押されて折れてしまったか?
一旦停止の標識

今シーズンは、湿った重い雪質だったため、そこらじゅうで木の枝が折れているのを見かけます。

今シーズンは、湿った重い雪質だったため、
そこらじゅうで木の枝が折れているのを見かけます。

百姓市の小屋です。やはり、冬は何も出来ません。

百姓市の小屋です。
やはり、冬は何も出来ません。

夏の頃とは全く違う風景ですね。手前の部分は、除雪車が除雪してくれています。

夏の頃とは全く違う風景ですね。
手前の部分は、除雪車が除雪してくれています。

店の前の雪の山も、すっかり低くなって残っているのはわずか。

店の前の雪の山も、すっかり低くなって残っているのはわずか。

こちらは、店の前2月23日の様子看板が埋もれています!

こちらは、店の前2月23日の様子
看板が埋もれています!

昨日から今朝にかけて、断続的に雨が降りました。
気温も高めで、夜間の冷え込みも無かったせいか、雪融けが一段と進んだようです。

近くの川も増水しており、しかも泥濁りでした。
これは、上流域のあちこちで雪崩が起こり、表土ごと川に向かって崩落したものと思われます。
それが証拠に、初夏の頃奥山を訪ねると、川沿いに崖崩れのような雪崩の痕を多数見かけます。

この冬は、地元の人でも初めてというくらいの豪雪でしたから、これから先ずっと秋になるまで、川は雪解け水で豊かな水量を維持し続けることでしょう。

これが、会津の農業を支え豊かな稔をもたらす源であることは、言わずとも誰もが承知していることです。
素晴らしい地の利だと思います。

一方、この雪で樹木が痛めつけられた痕も、沢山見かけます。
しかしこれも考えようで、枯れた枝や病気や虫食いで弱くなった部分が取り除かれるわけですから、そこに日が差しこみ風が入ることによって、残った木はかえって元気になるのですね。

雪崩で、立木ごと地表が損なわれることも、生態系が多様化することに一役買っていると、何かの資料で見聞したことがあります。
自然の計らいに間違いはないのですね。

それにしても、こうして雪が消えると、あの2月の雪の山が本当にあったのだろうかと思ってしまいます。

これで畑や田んぼの土が見えだしたら、あとは一気に爆発したように季節が進みます。
今はまだモノトーンの風景も、福寿草から梅桃桜まで、わずか1ヶ月余りの間に次々と花を咲かせ色づいて来ます。

その次は、あのまるで燃えているように見える新緑の季節です。
そうか・・・、「萌え」は「燃え」に通じるのですね。

ぜひぜひ、会津にお出でください!

出入り口開通

玄関前に、切り通しが出現雪の山は、まだ優に2mを超えています。

玄関前に、切り通しが出現
雪の山は、まだ優に2mを超えています。

外から見たところ段差なしは、楽です。

外から見たところ
段差なしは、楽です。

今日は、曇りからのち雨になりました。

3時の休憩までで仕事が終わったので、母屋の出入り口の除雪をして雪の階段を無くしました。

久しぶりに段差なしで玄関に辿り着けるのが、今回は妙にうれしかったですね。
それくらい雪が多くて、少々嫌気がさしていたということでしょうか。

でもまあ、周りはまだまだものすごい量の雪の山です。
これがすっかり融けて消えるまでに、あと一ヶ月では足りないと思います。

その間、家の周りを氷に囲まれているような状態ですから、外の気温が高くても、家の中はひんやりしています。
そのうちしびれを切らして、雪を片付けることになるでしょう。

雪囲いを外すまでは、冬は終わらないのです。
家の中が明るくなって、窓から外の風が入るようになったら、やっと春が来たと実感出来るのですね。

そして雪が多かった分、春は一気にやって来る!
もう種まきの準備だけはしておかなくては・・・。

それからこの季節にもう一つうれしいこと、それは冬の間お顔を拝見出来なかった方が、次々とご来店くださることです。
今日も、お隣山形県の米沢市からお一人。

こうして冬から春へ、メリハリのきいた雪国の季節の変化に、何だかソワソワしている私です。
食工房、明日と明後日は定休日となっております。
お間違えなきよう、よろしくお願いいたします。

ちょっと一息

毎日忙しくしていると、いろいろ想いはあっても言葉を紡ぎ出すことが、とてもとても出来そうにない時があります。

世の中のことも、決して軽くない・・・。

首をかしげたくなること、憤りに堪えないこと、がっかりすること・・・。

でも、それもこれもあれも皆呑み込んで腹に収めて、その上でちょっと一息入れようじゃないか!という今日の私です。

偶然見つけた素敵な音楽、一緒に楽しんでいただけたらうれしいです。

ブルガリアの女性4人組コーラスグループ・ABAGAR

暖かい日が続きます

飯豊連峰 主峰・大日岳2128m  飯豊本山・2105mよろしかったらデスクトップ背景にお使いください。画像クリックで拡大表示します。

飯豊連峰 主峰・大日岳2128m  飯豊本山・2105m
よろしかったらデスクトップ背景にお使いください。画像クリックで拡大表示します。

朝晩の冷え込みは、まだまだ厳しいものがありますが、日中は暖かい日が続いています。
雪融けが進んで、どなたも気持ちが踊り始めたようです。

今日は陽気に誘われて、ご近所の若い夫婦が、ベビーカーに子供さんを乗せてやって来ました。
・・・って、あの百姓市でお馴染みの大ちゃんだったんですけど。

配達先でも、「山都は雪はなくなりましたか?」と聞かれると、「もうすっかり!」と答えている私。
いや、道路の雪は・・・ですが、周りはまだまだ深い雪の下です。

この季節、澄み切った晴天に恵まれることが多く、残雪の飯豊山がとても美しく見えます。

山都町は間近過ぎて、全容を眺めることが出来ませんが、ちょっとお隣の会津坂下町あたりに出ると、写真のような眺めに出会えます。

多分一年のうちで今頃が、残雪の山々が一番美しく見える季節です。
4月初めの頃まで、ずっとチャンスです。

どうぞ、会津にお出でください。

雪の下

地面まで何cmなのか、全く見当も付きません。

ちよっと掘れば、すぐ出て来ると思いきや・・・。

スコップ1本分、完全に中に入ってしまいました。

見事に潰れてしまいましたが、鮮度は申し分なし!

今日は定休日。
pandaの編集の追い込みにかかっていますが、日中あまりにも気持ちの良い晴天だったので、カンジキを履いて雪に埋もれた畑に行って見ました。

地表の細かい地形は皆雪に隠されて、一面のっぺりとした雪原です。
その一角に、目印の棒を立てて置いたものが、見えています。
そう・・・、その下には白菜が埋まっているのです。

雪中保存が素晴らしいと聞いていましたので、ぜひ一度試してみたいと思っていました。
昨年秋、一畝分の白菜を葉が開かないように上の部分を紐で縛って、畑に残したままにしておいたのです。

目印の棒に辿り着いて、雪を掘り始めて驚きました。
掘っても掘っても、一向に白菜が顔を出しません。

せいぜい50cmくらいかと思っていた深さが、実は1m近くもありました。
凄いですね!

ここしばらく降っていなくてこれですから。
2月の最中には、2mくらいあったかも知れません。

それで件の白菜は、すっかり形が潰れていましたが、中身はシャキッと新鮮そのもの。
色も不思議なくらい青々として、とてもおいしそうです。

早速夕食に、いただくことにしました。
楽しみ、楽しみ!

そのあとはまたpandaです。