日々のこと」カテゴリーアーカイブ

麦を植えよう

家の畑にも、麦を植えよう!という気になって、夕方から畑の一角を鍬で耕しました。
わずかに畳4枚分くらいの面積ですが、ライ麦を播くことにしました。

こればかりの麦をどうしようというのではありませんが、周りへのデモンストレーションにはなりそうです。
またあと一つ、自ら麦を育ててみて、品質の良さをどうやって実現出来るか、研究の意味もあります。

もし今後、TPPが発効することになれば、日本国内での麦の栽培はほとんど消滅するかも知れませんから、未来のために種や栽培のノウハウを残しておくことは、どれほどか大切なことに違いないのです。

否、そんなことより、麦の穂ってきれいじゃないですか。
眺めていて、嬉しくなるじゃないですか。

そうそう!うちの畑では、もうじき芋掘りです。
さつま芋が、すごく良く出来ているみたいです。

全部掘って幾らになる?とか、そんな問題じゃないんですよ。
よろこび、ですよ。汗を流した者だけが得られる、よ・ろ・こ・び。
金じゃ買えません。


あとから写真を入れました。(9月28日)

畑

ここに麦を蒔きます。
結局、畳8枚分になりました。


畑

じゃが芋のあとは、白菜を植えました。


畑

ペルーのトウモロコシも、いよいよ収穫出来そうです。


畑

とうもろこしのあとには、大根が育っています。


畑

これでは分かり難いかも知れませんが、
一面サツマイモの葉が茂っているのです。

秋が深まって来たようです。

台風が三陸の沖合いを通過した後の今日、一昨日までとは一転して冷え込んで来ました。
日中はまだしも、夕方配達に出る頃は、車は暖房を使っていました。
夜に入って、何だか初冬を思わせるような雲行きと寒さです。
食工房のオーブンの余熱が心地良く感じられます。

季節のせいでしょうか、今週はパンのご注文を沢山いただいています。
やっぱり、食欲の秋と言うのは本当ですね。

昨日ご案内した「パン食メニューの昼食会」、早速反応がありました。
楽しい会にしたいと、関係者一同張り切っております。

かくして、忙しいパン焼きの一日も無事終わりました。
明日は、マフィン・スコーン焼きで、寒い方がうれしいという話しです。

このところスコーンがブレイクしています。
今年になってから、特に最近、造る数が半端じゃなくなりました。

10年もやっているのですから、一つくらいヒットが出てもいいですよね。
いつも青息吐息の苦しい経営、ひょっとしてスコーンに助けられるかも・・・です。

あぁ、そうあって欲しい!

食工房のスコーンをよろしく!


ドコノモリへおいでください。

秋分の日

今日は秋分の日、お彼岸でしたね。
「暑さ寒さも彼岸まで。」と言われますが、この秋は足早にやって来たようで、すでに涼しくなっています。
夜寝る時は、毛布や上掛け布団をかけないと寒いくらいです。

これで9月もあと一週間。
10月になれば、間もなく飯豊山に初冠雪が見られるはずです。
そして下界は、毎朝霧の海の底。

さて本日も、昨日ほどではありませんでしたが、ご来店を賜りました。
この場を借りて、一言御礼申し上げます。

食工房は一週間の営業を終え、明日・明後日は定休日でお休みです。

明日は、特に何の予定もありませんので、朝の体操とジョギングに時間をかけて、体のメンテナンスをしたいと思っています。
その後は、どこかに出かけるかも・・・です。
あるいは、庭でお茶とか・・・。
pandaの編集も迫ってはいるのですが・・・。

庭でお茶

この前の定休日、午後のお茶の時間

この仕事、この暮らし

飯豊の空の下から・・・

飯豊連峰
山の稜線の重なりだけが見えて、水墨画の世界のような・・・。


飯豊の空の下から・・・

9月にしては珍しい、快晴の空に仲秋の名月

田舎でパン屋、家族経営・・・。
決して楽ではありません。

でも、この仕事、この暮らしが気に入っている・・・と言うより、自分たちに合っていると納得しています。
もういい歳ですから、他の選択はあり得ませんし。

で、今日も早朝からパン焼きでした。
ありがたいことに体が良く動いてくれて、作業は順調にはかどりました。
おいしいかぼちゃあんぱんも沢山焼けました。

そして3時のお茶の後、あと片づけを娘たちとスタッフさんに任せて、私は配達に回りました。

帰り道、ちょうど日が暮れる頃になり、飯豊山の上には夕焼け雲が磐梯山の横に十五夜の月というすごい配置になっていました。
道端に車を留めて、しばらくの間その場を動けなかったという話・・・。
折しも今日は、仲秋の名月とか。

写真見てください。

今日は、これで満足の私です。

飯豊の空の下から・二景

飯豊の空の下から・・・

間もなく稲刈りです。
飯豊山の水の恵みです。


飯豊の空の下から・・・

山都町と言えば、蕎麦です。
蕎麦畑は本当に多いです。

今日は定休日。
朝からお天気も良かったし、これは!と思って飯豊山が見える場所へ写真を撮りに行きました。
稲刈り前の田んぼと白い蕎麦の花が咲く畑で、飯豊山をうしろに置いてパチリパチリと。
会津は、景色がご馳走です。

台風通過

18号台風は、あちこちで水害を起こしたようですね。
各方面で大変な思いをされたことでしょう。
一言お見舞い申し上げます。

こちら東北会津のこのあたりでも、断続的な雨と風がありました。
さほどの風とは思えませんでしたが、畑の中の桐の木が一本、幹の途中から折れて農道の上に落下し、道を塞いでいました。

風が強かったと言うよりも、多分虫の害が病気で木が弱っていたのが原因かも知れません。
その側で、家の畑のあの背の高いトウモロコシは、倒れることも傾くこともなく立っていました。

一方食工房は、さすがに来客ゼロでした。
しかし、このお天気では無理もありませんね。
明日からは台風一過の晴天が続くようですが、食工房は明日と明後日は定休日です。
パンが沢山残ってしまったのが、ちょっと残念・・・。

明日はどうして過ごそうかな?
畑もとりあえずやることがないし。
ゆっくり過ごしたいと思っています。
ではでは。

嵐の前の静けさ

本日は、雨の中「百姓市」にお出でくださった方々に、先ずは一言御礼申し上げます。

今朝あたりは、まだ遠くにいる台風の外縁の雨雲なのでしょう、小雨あるいは時折本降りの雨模様。
風はほとんど無く、テントに雨が吹き込むということもありませんでした。
そんな中、三々五々お出でくださる方が相次ぎました。

午後には、雨が上がって小康状態。
店じまいの頃には、雲が切れて薄日がさす瞬間もありました。
そのまま夕方になっても雨が降り出す気配はなく、風も全く吹かず。

雨雲レーダーの画像を見ると、午前中関東では猛烈な雨が降っていたのですね。
今も、紀伊半島あたりで豪雨のようです。
東北は、今まさに嵐の前の静けさの中にあるというところなのでしょうか。

気象庁では、各地で被害が予想されると、最大級の警戒を呼び掛けているようです。
明日になって見れば分かることですが、会津のこのあたりに限って言えば、案外事なきを得るのではないかと思っています。

通り道次第で、運命が決まる台風の被害・・・。
私も以前、郷里の高知で床上浸水を経験しており、後の片づけの切なさは身に染みております。
各方面、なるべく被害の少なく済むことを祈りつつ、先ほど、薄曇りの中天に月がかかる夜空を見上げた私です。

秋の気配

お盆の頃の全国的な猛暑に、厳しい残暑が延々と続いた昨年の夏を思い出し、今年もまた・・・と覚悟していたのに、お盆を過ぎて間もなく降った雨の後は、いかにも急に秋の気配が漂い始めたここ東北会津です。

今日あたりも、日中汗ばむ陽気だったとは言うものの、気温はやっと30℃に達したかどうかというところ。
夕方になると急に涼しくなり、とても過ごしやすくなっています。
今年は、このままどんどん涼しくなって行くのではないか・・・、そんな気がしています。

飯豊の空の下では今、稲穂の海が黄金色に変わりつつあるところ。
今日も、飯豊山を背景に稲穂の海が広がる場所を通って配達に行きました。

途中見つけたビューポイント。
電柱や電線が気にならない場所が、意外な所にありました。
早速、今日の一枚をブログヘッダーに。

この景色を見る限り会津は米どころ、パン屋は片隅に追いやられそうです。
でも、気にしていませんよ。
その昔、麦も同じく盛んに作られていた会津だったのですから。

震災の後途絶えてしまった小麦プロジェクト、そろそろ再開を目論んでいます。

暑い日が続いています

残暑お見舞い申し上げます。
本当に厳しい暑さが続いています。

ここ会津でも、毎日最高気温が30℃を超えています。
西日本の各地では、そんなものではないと笑われてしまうかも知れませんが、当地ではこれでも十分暑い・・・。

否、暑いのはそれほど苦にはなりません、私。
食工房の作業場は、40℃になることもありますから。

それよりも、また雨が降らないのですね。
7月は雨が続いて、日照不足が心配されたほどだったのに・・・。
おかげでカボチャのツルが上がってしまいそうなので、ここ数日来毎日水やりをしています。

そうそう!一昨日カボチャを初収穫しましたよ。
初物は、まず自宅で食用に供します。
そのあと、モニタリングをしてもらって、結果に問題がなければ、いよいよかぼちゃのあんこを造ります。

それからやっとかぼちゃあんぱんが造れるということになります。
まだもう少し先ですね。お待ちください。

さて私、明日から県内の浜通り方面に出かけます。
川内村を拠点にして、以前多少なりともご縁のあった場所を訪ねたいと思っています。

それぞれ、私の目にどのように映るか、写真も撮りますが、それ以上にしっかり記憶に留めて来ようと思っています。
後々、いろいろご報告出来ると思っています。


ドコノモリへおいでください。

焼き菓子ワークショップとじゃがいも掘り

焼き菓子ワークショップ

皆で手分けして、計量と下ごしらえをしています。


焼き菓子ワークショップ

卵を割る、我が家の孫
真剣そのものの表情。


畑

土は、子どもたちを夢中にさせる力を持っているようです。

今日は午前中、近所の小学生の子どもたち4人とうちの孫(5歳の長女)も加えて、初めての焼き菓子ワークショップをやりました。
なかなか楽しい集まりになりました。
今日テーマは、エルフの焼き菓子。

いつもならすごいテンションで仕事でやっていることを、今日はずっと気楽に楽しみながらやって、まあいいリクレーションになりました。
子どもたちは、自分たちが焼いたケーキの試食をして、おいしさに感激の様子。
お土産に1本ずつ持ち帰ってもらいました。

ケーキ1本焼くことの、いろいろなノウハウと奥の深さに触れてもらえたと思っています。
これからは時々、こんなワークショップもいいなと思った次第。
子どもたちも、第二回を望んでいる様子でした。

午後は、日が傾いて涼しくなり始めた頃、孫たちと畑でじゃがいも掘り。
孫たちのパパも、スコップを持って芋掘りに熱中していましたっけ。
土の中からゴロゴロじゃがいもが出て来るのは、本当にうれしい瞬間ですからね。

6月の少雨で生育が遅れたせいもあり、収穫は20kg程度でしたが、上等のじゃがいもが採れました。

夕食は、二男が腕を振るってくれています。
お得意の鶏のから揚げを揚げている様子です。
掘りたてのじゃがいもも食卓に乗るかもです。

間もなく夕食というところで、本日これまで。

食工房は、ただ今夏季休業中です。