食工房のパンだより」カテゴリーアーカイブ

ライ麦ごはんの再販は、2月に

ライ麦に注目が集まっているようですね。
ライ麦ごはんの素の再販の予定に関するお問い合わせが何件か入っています。

ネット上で、ライ麦を粒のまま販売しているところを検索して見ましたが、意外にもほんの数件見つかっただけでした。
それに、どこも恐ろしく高額な価格で販売しています。

と言うか、食工房のが安過ぎるってことでしょうか。
だからなんですね、ご注文が殺到したのは。

どの道、自前の圃場で精算したライ麦以外は使わない方針ですから、そして自家生産しているからこの価格で提供出来るわけで、ブームに乗っかって値上げして儲けようなんて気はさらさらありません。
その代わり、在庫が無くなったらお終いです。

さし当り、あと50袋用意するのが精一杯です。
その後は、今年夏の収穫が見えて来たら、状況により少し追加出来るかも知れません。

前回殺到したご注文の出荷が間もなく終わりますので、2月になったら再販したいと思っています。

お問い合わせいただいている方には、再販をお知らせするメールを送りますので、もうしばらくお待ちください。

ライ麦ごはんの素、その後

一昨日からご注文が殺到した「ライ麦ごはんの素」でしたが、在庫数を制限したため一旦売り切れとなりました。

とりあえずこれまでにいただいたご注文をこなしてから、一週間程度を目途に再販したいと思っています。

ところで、何かあった・・と思っていましたが、詳細な内容は分かりませんがTVで放映があったようですね。
ま、これが一過性のブームだったとしても、そんなことはどうでもいいのです。
そんなことに関わりなくライ麦は、優れた食糧であることに違いはありません。

もうかれこれ40年以上も前から、ライ麦パンを好み愛食して来た私です。
ライ麦を自分で作付けするまでになった今、ご飯にも混ぜて食べられるようにと、この「ライ麦ごはんの素」はとても良い思いつきだったと思っています。

今回は、もともと健康に関心のある方からのご注文でしょうから、併せてもち麦丸粒や小豆などにもご注文があったことは、当然であったかもしれません。
今回のブームがいつまで続くか知りませんが、また何度でもどこかで取り上げられてブームになって、その度に少しずつでもライ麦のファンが増えてくれるなら、私はそれでいいと思っています。
今年からライ麦の作付けをほんの少しばかり増やそうかな・・・などと夢想している私です。

さてさて、明日はまたパン焼きです。
おいしいパンを焼いて、皆さまのご来店をお待ちしております。

で、その「ライ麦ごはんの素」ですが、ただ今店頭には少しですが在庫を並べています。

メルカートピッコロのジャム

メルカートピッコロ

メルカートピッコロ製 フルーツジャム


メルカートピッコロ

開封しました。
ペクチンを添加していないので、固まっていません。


メルカートピッコロ

トーストに塗ってみました。
左上の赤いのがいちご、その右が和梨、右下が青りんご(ブラムリーアップル)、左下ミックスフルーツ(バレンシアオレンジ、りんご、パインアップル)


メルカートピッコロ

いちごジャム


メルカートピッコロ

青りんごのジャム


メルカートピッコロ

和梨のジャム 珍しいと思います。


メルカートピッコロ

ミックスジャム 3種類のフルーツをミックス

パン屋の食工房としては、大変面白い取り引き先に出会えました。

昨年秋に、ハンドメイドマーケット”Creema”に地粉角食パン10斤の注文が入りました。
初回の購入なのにずい分思い切った数のご注文だな・・・と思ったら、ご購入者はジャムを製造販売しているお店でした。

このご注文に、興奮しないわけには行きませんでした。
そして緊張のパン焼き、出荷を終え、後日ご感想をいただくまで、そわそわと落ち着かない私でした。

同時に、そのジャム屋さん“メルカートピッコロ”さんのジャムに興味を持ったことは、言うまでもありません。
しかしながら、忙しい年末を過ごすうちにそれを気にしている余裕も無くなり、年を越してしまいました。

そしてつい先日、再びメルカートピッコロさんから地粉角食パン10斤のご注文をいただきました。
リピートしてくださったことで、食工房のパンを気に入ってくださったことを改めて確認し、早速入れ違いにこちらからもその気になっていたジャムの注文を申し上げたという次第。

そしてそれが届いたのが、数日前でした。
ご紹介するのは試食してからと思っていましたので、その間に画像などを用意しておきました。

さてここからが本題です。
パンにとって最もよく用いられるパートナー的食材、それがジャムです。
今回入手した4種類は、それぞれ違った個性があるものを選びました。
以下はその試食レポートです。

食工房の食パンをトーストして、それに載せて食べました。

★いちごジャム
甘さ控えめではなく、保存食としての基本どおりに砂糖が入っていて、濃厚な甘さがあります。
それより驚いたのは、香りです。
原材料のイチゴの品質が良いのでしょうね。
満足度最高です。

★青りんごのジャム(ブラムリーアップル : 加工用品種)
あぁ、これがりんごの酸味だよね!と言わせる酸味と香りが印象的です。
もっと甘くても良かったかもと思った私。
でも、これも好感度最高です。

★和梨のジャム
鳥取産とあるので、二十世紀梨かな・・・?、かどうかは分かりません。
とても穏やかな味わいですが、梨のジャムであることははっきり分かります。
もちろんおいしいです。

★ミックスジャム(3種類のフルーツをミックス)
これは、まさにミックスジュースのような、混ざり合った味です。
ちよっと面白い発想だなと思って選びました。
無難においしいですね。
否、評価していないわけではありませんよ!念のため。

で、いずれもそれぞれおいしかったのですが、私個人的には、いちごと青りんごに特別賞ですね。

メルカートピッコロさんには、まだこの他にも多数の種類があるようですので、追々数品目ずつ取り寄せて試して行きたいと思っています。

そして、食工房にも秘蔵のジャムがいくつかあるのですよ・・・。
販売していないので、ほとんどの方はご存じないはずですが、追々紹介いたします。

何があった?

昨日のことでしたが、ブログの管理者ページにアクセスすると、アクセス解析のグラフが異常な突出を示していました。
ページビューの数が、いつもは100前後なのですが、昨日はいきなり400超でした。

で、どのページが多く見られているのかと思ったら、ライ麦ごはんのことを書いた二つの記事でした。 <参照1> <参照2>

数のほとんどをこれが占めていました。
フーン・・・、何かライ麦に関心が集まるような情報が流れたのかな・・・と、それ以上気にも留めませんでした。

ところが今朝になって驚いたことに、ライ麦ごはんの素のご注文が10件以上も入っているではありませんか!
その数、合計で60個以上。

いつもなら、1ヶ月に5~6個売れればいい方ですから、一晩のうちにこれほどのご注文をいただいたのは初めても初めて、全く思いも寄りませんでした。
そして今日日中にもご注文が相次ぎ、とうとうその数は130個を超えました。

こうなると、さすがに対応が間に合わなくなりますが、まあ仕方がありません。
とりあえず商品は用意出来るのですが、これがいつまでどの程度で続くのかによっては、大した量があるわけでもないライ麦原穀の在庫が早々に無くなってしまうかも知れません。

パン焼きに使う分は削るわけには行きませんので、あと何個提供出来るか、急いで見積もりをしなくてはなりません。

ちょっと今まで経験したことの無い事態に驚いてはいますが、それでもまあこれで浮足立つなんてことはありません。

何があっても、平常運転でまいります。

ワインケーキ発売の準備

通信では一応リリースしたことになっていますが、オンラインストアではまだ対応出来ていません。
今のところ、食工房に直接ご注文いただく方法のみです。

問題は、冷凍クール便出荷仕様としたために、他の商品と同梱出荷が出来ないことです。
これをオンラインストアのシステム上で上手くこなすには、ちょっと工夫が必要ということで、まだ実現出来ていないのです。

苦肉の策で、ワインケーキを予約商品としてリリースし、単独でカートに入るようにすれば良さそうなので、それを試してみようと思っています。
今しばらくお待ちください。

ただ、1/8カット(500円)1個のご注文でも、クール料金が加算された運賃がかかってしまいますので、そのあたりはご利用される方のご判断にお任せいたします。

店頭販売と直接通販に関しては、すでに稼働中です。
こんな風に、いろいろと考えが及んでいなかったことが問題になるので、その度に勉強することになっています。

明日から営業再開

明日1月12日(木)より、新年の営業を再開いたします。

一部のパンは午前中に焼き上がっていますが、すべての品目が揃うのは午後2時頃になります。
いろいろ選んでいただくためには、お昼から後にゆっくりと来ていただいた方がよろしいと思います。

明日はお天気にも恵まれそうです。
雪の予報もありませんし、日差しも期待出来そうです。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

通販ご利用の方へ

通信の中でもお知らせしていますが、1月~3月末日までの間、3,000円以上のお買い上げに対し500円割り引きのクーポンをご利用いただけます。
食工房オンラインストアの場合は、生産画面にて
クーポンコードjan23marを、入力し適用してください。

ハンドメイドマーケットCreemaの場合は、同じく精算画面にて
クーポンコードRb4y79を入力し適用してください。

いずれも、ご使用回数に制限はありませんので、期間中何度でもご利用いただけます。
ご贈答用などに複数回ご利用いただくことも可能です。
多くの方のご利用をお待ちしております。

お休みも今日まで

柚子きんとん丸

柚子風味さつまいもきんとん入りです。


柚子きんとん丸 1個 240円

食工房の営業については、皆さまには明日までお休みとお知らせしています。

明日はもう営業再開に備えて仕込みがは始まりますので、私たちのお休みは今日が最後です。

世間相場から見れば長い休暇をいただきましたが、いつも休みなど有るのか無いのか分からないような仕事と生活ですから、この間もまるっきり仕事から離れていたわけではありません。

まあでも、店の営業がお休みとなれば、パン焼きのために早朝未明から起き出す必要もなく、それはそれで暫しの休養になったことは確かです。
それも今日までだったというわけで、ちょっと物足りないような、でも明日になればエンジンがかかるはずです。

さて、明後日のパン焼きから再開登場するのが柚子きんとん丸です。
畑が水没して、さつまいもは全滅か?と思いましたが、意外に持ち堪えて少ないながら収穫まで漕ぎ着けました。
そこで、柚子きんとん丸も予定通り再開出来ることになった次第。

ただし、さつまいもの量に限りがありますので、無くなり次第終了です。
ま、今月と来月中くらいは大丈夫と思います。

店の営業は、明後日1月12日(木)からです。
どうぞよろしくお願いいたします。


「紙版・飯豊の空の下から・・・」No.73 2023年1月号をご覧いただけます。

IIDE


★馬路村の柚子ジャムと柚子マーマレードが買えるようになりました。

shokuko store

紙版・飯豊の空の下から・・・ 73号 公開

通信「紙版・飯豊の空の下から・・・ 73 2023年1月号」の編集が終わり、web上にpdfファイルを公開しました。
多くの方にご覧いただければ幸いです。
いつものように、ブログ記事末尾に設置しているリンクバナーをクリックしてご覧ください。
実際に印刷されたものも、店頭配布や郵送でお届けしています。

この一年を振り返って

本日(12/28)をもって、食工房の本年の営業を終了いたしました。

この一年間の皆さまのご愛顧に対し、改めてこの場を借りて厚く御礼申し上げます。

振り返って見ると、この一年は本当にいろいろな事が次から次へと起こり長い一年であったような気がします。

何と言ってもまず一番に上げなくてはならないのは、ウクライナにおけるロシアによる侵略戦争の勃発です。

その次に、相変わらず続く新型コロナウイルス感染症のパンデミックです。

どちらもこの一年ずっとそして今もまだ続いており、私たちの生活にも直接間接に大きな影響を与え続けています。

食工房の経営ということに限って見ても、プラスになる要因はほとんど無く、マイナス要因ばかりが目白押しの一年でした。
そのため、7月にはやむを得ず製品価格の値上げに踏み切らざるを得ませんでした。
それにもかかわらず、早くも再値上げへの圧力が高まっている状況に頭を抱えています。

とは言え、11月、12月のシュトレン特需で何とかこの年も乗り切れそうです。
それもこれも、すべて皆さまのご愛顧あればこその成果であり、来年は感謝の気持ちを込めてさらに質の高い仕事が出来るよう、精進してまいりたいと思っています。

最後にもう一度、この一年のご愛顧への感謝と新たな年への決意を申し上げて、終わりたいと思います。

ありがとうございました。

年末モードに

いよいよ明日一日を残すのみとなりました。
明日は、食工房の2022年の最終営業日です。

その後お休みに入って一番にやることは、食工房の製造設備などの清掃点検です。
これに丸一日、次に棚卸し、それからやっと本当のお休みとなります。
そして、おせち料理、そば打ちでこの一年もお終いです。

さて、年末のご挨拶は明日申し上げるとして、明日もう一日、皆さまのご来店をお待ちしております。