食工房のパンだより」カテゴリーアーカイブ

雪囲い、外し始める

今日は曇りがちながら暖かい一日でした。

娘たちが3回目のワクチン接種に出かけましたので、食工房の仕事はライ麦の製粉と機械設備の清掃などを早々に終わらせ、雪囲いを外すことにして作業開始。

今日は手始めに一部を撤去しただけに止めましたが、囲いが無くなった個所は明るく開放的になり、春が来たことを実感しました。
明日と明後日も作業して、多分それですべて撤去出来ると思います。

一方、この冬は大変な大雪でしたが、今日までに各圃場の雪もほぼ全て消え、この後乾いて来ればいよいよ農作業開始です。

今年は、新たに圃場が2ヶ所増える予定です。
水田現況なので、畑地にするためにいろいろと手をかけなくてはなりません。
秋の種まきまでには、もちろん間に合う予定です。

それにしても、彼のウクライナの惨状を見ると、こうして外での作業に気持ちの良い汗を流すことが出来ることが、まるで奇跡のように思えます。
たとえ一時でも無駄にしないよう、かんばらなくてはという気になります。

彼の地に、一刻も早く平和な日々が訪れますように。

食工房は、ひばりのパンを焼いて、その売り上げ全額に一定額を足して、週1回のペースでユニセフのウクライナ緊急募金に寄付しています。
今までに、3回で合計7,000円を寄付しています。

皆さま、ひばりのパンを買って応援してください。
どうぞよろしくお願いいたします。

今週は、合計40羽焼いて、まだ10羽残っています。
今週は、明日までです。

★お知らせ
柚子きんとん丸は、今月いっぱいで終了です。
オンラインストアでの販売は、すでに終了しました。
漉乃あん丸は、まだしばらくの間継続します。

明日もよろしくお願いいたします。

お彼岸を過ぎて、日差しもさらに高くなり、時折寒い日もありますがもはや真冬のような寒さではありません。
陽気に誘われてか、今までよりはご来店のお客さまの数が多くなりました。

コロナ禍は、相変わらず一進一退で明確な終息は見えて来ません。
それでも、対策をしながら日常を取り戻そうという動きは、ますます活発になっています。

油断は出来ませんが、かと言っていつまでも停滞していたのでは、社会活動も個々人の生活も皆破綻してしまいます。
私たちは、ある意味もっとたくましくならなくてはいけない、つまりそういうことだと思います。

おかげさまで、昨日も今日も、次々ご来店のお客さまが見えました。
青息吐息の売り上げも、やっと先に光明が差して来たようです。

本当にありがとうございます。
あらためて、厚く御礼申し上げます。

明日は、今週二回目のパン焼きです。
皆さまのご来店をお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。

お知らせあれこれ

食工房からのお知らせ事項です。

先ず一つ目は、現在展開中の通販15%割引キャンペーンです。
3月末までとお約束していますので、残すところあと半月となりました。

駆け込みでもなんでも構いません。
今月中にいただいたご注文が対象ですので、納品が4月になっても割引適用となります。
最後の最後までチャンスをお見逃しなく!

で、4月になりましたら、申し訳ありませんが一旦打ち切りとさせていただきます。
代わりまして、別なキャンペーンを考えています。
皆さまにはお得になる話ではありません。

4月から当分の期間、通販売り上げの5%程度(ただ今検討中)を継続的にウクライナ支援のために寄付することといたします。
皆さまには、また別な意味で積極的にご利用いただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

次は、柚子きんとん丸です。
皆さまには大変ご好評いただきましたが、さつまいものストックがもうすでに無くなっています。
きんとん加工したものがあと少しありますので、それが無くなったら終了です。
今月中目途と思っています。

小豆あんパンの方は、まだ当分先まで継続いたします。
こちらもよろしくお願いいたします。

明日は、またパン焼きの日です。
横浜でのイベント用の出荷分もあり、仕込み量が多くなっています。

ひばりのパンがつくれるでしょうか。
少しでも作りたいと思っています。

イベントのご案内

神奈川県横浜市内で明日から一週間、会津坂下道の駅展が開催されます。
開催場所は、東急百貨店たまプラーザ店地下1階スキップコートです。
イベント詳細については、<こちら>をご覧ください。

このイベントに、食工房のスコーンとパン数品目が出品されます。
その他、道の駅が選んだ会津産の逸品が数多く出品されます。

お近くにお住いの方、また期間内にこの方面にお出での方、ぜひ会場にお立ち寄りください。
多くの方のご来場を、関係者一同心よりお待ちしております。

さて、明日はまた定休日明けの木曜日、パン焼きの日です。
明日は、先にご案内申し上げたイベント用のパンも焼きますので、仕込み量がいつもになく多くなっております。

ウクライナのひばりのパンは、明日はお休みさせていただきます。
土曜日のパン焼きの日には、ご用意出来ると思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

三々五々、ご来店感謝の一日

ウクライナ

沢山の目がいっせいにこちらを見ています。
みんなかわいい!


ウクライナ

愛くるしい表情がたまりません。

ここ三日間ほど日毎に気温が高くなり、今日の日中は暖房を止め上着も脱いで過ごせるほどでした。

この陽気に誘われたのでしょうか、食工房にも三々五々ご来店のお客さまがいらっしゃいました。

うれしかったですね、本当に。
皆さま、ありがとうございます。
あらためて、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

そして本日の人気商品がひばりのパンでした。
出荷分も合わせて10羽が飛び立って行きました。

裏返せば、それだけウクライナのことは、どなたにとっても重大な関心事であるということです。
今、世界中から人々のエネルギーがウクライナに向かって注がれています。

食工房も、この春を祝うウクライナのひばりのパンを焼いて、応援して行きたいと思います。
手慣れてきて、ますますかわいくつくれるようになって来ています。
どうぞよろしくお願いいたします。

心が晴れません

飯豊の空の下から・・・

今日は、微風快晴でとても過ごしやすい一日でした。
福寿草も開花が進みました。

しかし心は晴れません。
こんなに気持ちの良い空の下で穏やかに過ごしている最中にも、この同じ地上で戦闘があり多数の人の命が奪われているなんて、いくら想像してみても到底実感が湧くものではりません。

ただただ、悲しみに心が痛みます。
でも、今起こっていること、これから起こることをしっかりと見、聞き、記憶に刻んでおこうと思います。

さて、そんな間にも、日々の暮らしは止まることはありません。
明日は、定休日明けの木曜日、パン焼きの日です。

ウクライナのひばりのパンも少しですが、焼けるかも知れません。

前回は、8個売れて1200円の売り上げでした。
これに食工房から800円足して2000円をウクライナ支援に寄付します。

今、どこを通じて寄付するのが良いか、考慮中です。
間もなく決定送金する予定です。

当面、週一回くらいのペースで実行して行きたいと思います。
皆さまのご協力、よろしくお願いいたします。

明日も、ご来店をお待ちしております。

クネッケを焼いてみました

クネッケ

ライ小麦のクネッケ
直径約20cm 厚みは2.5mmくらい


クネッケ

このように棒または縄に通して店先に吊るして売っているらしい

北欧の国々ならどこにでもある、薄く平たいパリパリに乾いたクラッカーみたいなパンです。

★英語名は、クリスプ・ブレッド(英語: crisp bread)、スウェーデン語ではクネッケブレード (knäckebröd)、ノルウェー語でもクネッケブレー (knekkebrød)、デンマーク語ではクネックブレド (knækbrød)、アイスランド語ではリョックブレユズ (hrökkbrauð)、フィンランド語ではナッキレイパ (näkkileipä) と呼ばれます。(Wikipedia)

食工房では、昨年収穫したライ小麦が沢山あって、とりあえず定番の使い道がないので、これを使って何か作れないだろうかと言うことで、今回の試作とあいなった次第。

ライ小麦は風味が良く、魅力的な素材です。
ただ、食工房ではライ麦はライ麦そのものを自家生産していますし、小麦はスペルト小麦を自家生産していますので、ライ小麦の位置づけが今一つ見出せないのですね。

でも、このクネッケはなかなかおいしいものが出来ました。
今、商品化するかどうか、迷っているところです。
ここ当分は、試作して試食品として提供し、皆さんの率直なご感想やご意見をちょうだいしようと思っています。

それにしても、このパンの形は面白いです。
うすい円盤状ですが、真ん中に穴が開いています。

北欧のどこかの街で、この穴に棒や縄を通し、店先に吊るして売っている写真を見たことがあります。
また、そうやって高いところに吊るして乾燥させるという話もあります。

携行食、保存食としての役割もあるようです。
一方、毎日の朝食用にも供されるらしいです。
適当な大きさに割って、好きなものをトッピングして、どのようにでもアレンジして食べられるし、スープに放り込んでもいいのかなと思いますね。
青森のせんべい汁を思い出します。

いずれにしても、日持ちがするので一度にたくさんつくって、長く食べられるってことですね。

クネッケ、イケそうです。

ウクライナのひばりのパン

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春の訪れを祝うウクライナのひばりのパン Жайворонок(ジャイヴォロノク)


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目玉はカレンズをはめ込んでいます。


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目玉をゴマにしてみました。


uklaine

1個150円にて発売
売り上げをウクライナ支援団体に寄付します。

お彼岸まであと半月ほど、春も間近です。
彼の地ウクライナでは、この季節、小鳥(ひばり)の形を模したパンを焼いて春の訪れを祝うそうです。

ロシアの女流児童文学者ボロンコーワの作品「町からきた少女」の物語の中に、春の一日、小鳥の形をしたパンをつくる件が出て来ます。

この物語は、旧ゾヴィエト連邦が舞台のお話で、具体的に今のどこの国のどのあたりのお話なのか、私には分かりませんが、別な情報でウクライナでこのような鳥の形のパンを焼く風習があると知りました。

そしてこの物語は、時代こそ違うものの戦争を背景としつつ、戦争孤児となった少女が、辿り着いた田舎の村のある一家に引き取られ、次第に本物の家族の一員となるまでの過程を描いた心温まる物語なのですね。

折しもウクライナを戦禍が襲っている今、このひばりのパンを焼いて皆さんと共にこの国の平和を祈ろうと思います。

このパンの売り上げに食工房から一定額を加え、ウクライナの支援のために寄付します。

今のところ、店頭販売のみですが、どうぞよろしくお願いいたします。

明日から、また営業の一週間が始まります

二日間の定休日も過ぎて、明日からまた営業の一週間が始まります。
木曜日は、毎週パン焼きの日と決まっています。

支度は、すでに今日のうちから取りかかっています。
少し前、午後8時頃に、酵母種の最終工程をセットして来たところです。
そして3時間後の午後11時前頃に、上の娘がエアレーション(曝気)のためにかき混ぜに行きます。

私は、明日の午前3時に起きてすぐに工房に入り、酵母種の手入れをします。
実際にパン生地をこねるまで、もう2時間ほど、追加の糖分を与えて発酵を促します。

この酵母種の仕上がりの状態次第で、その日のパンの出来がほとんど決まってしまいます。
ですから、何回やっても毎回気を抜くわけには行きません。
ま、うまく行くだろうとは思っていますが。

さて、今週はここ数日移動性高気圧がゆっくり通過して行くらしいので、大きなお天気の崩れはないものと見ています。
寒さはある程度仕方が無いとしても、春が近づいたことを感じられるのではないかと楽しみにしています。

コロナ禍も落ち着いて、皆さまのお出かけの気分も上がるような日常が一日も早くやって来ますように・・・!

パンとコーヒーと本のマルシェ

パンとコーヒーと本のマルシェ

イベントのご案内です。
首都圏横浜市内で、継続的に「パンとコーヒーのマルシェ」というイベントを展開している団体からお誘いをいただき、来る3月6日(日)に商品の出品という形で参加いたします。

会場は、最近注目されているブックマンションという本を取り扱うコミュニティースペースで、そこのオープンスペースを生かして「パンとコーヒーと本のマルシェ」が開催されます。

本を選びながらコーヒーが飲めてパンも買える、なかなかおもしろい企画だと思います。

そしてこれが今回が初めてではなく、すでに4回開催されていて今回はvol.5ということで5回目の開催となるのですね。
昨年7月の第1回目から、このコロナ禍の下で確実に回を重ねて来ている実績とその実力に感服させられる私です。

実は、2019年の11月にこの団体が主催する「横浜・黄金町パンとコーヒーマルシェ」に、同12月に「黄金町クリスマスパンマルシェ」に、それぞれ出品参加させていただいています。
そのご縁で、今回のお誘いとなったというわけです。

イベント詳細については、とても分かりやすく親切できれいで見栄えの良いホームページが設置されていますので、どうぞそちらをご覧ください。 <3.6sunパンとコーヒーと本のマルシェvol.5>
横浜近辺にお住まいの方、また当日この方面にお出での方、ぜひお立ち寄りください。