食工房のパンだより」カテゴリーアーカイブ

紙版・飯豊の空の下から・・・  pdf公開

麦ラボ

定点観測 2022.11.09
まわりの木々がすっすり紅葉しました。


麦ラボ

中島第2圃場 ライ麦

紙版・飯豊の空の下から・・・ №72 の編集が終わり、pdfファイルを公開しました。
多くの方にご覧いただければ幸いです。
記事の末尾に設置してありますリンクバナーをクリックしてください。
別タブでpdfファイルが開きます。

シュトレンのご予約お待ちしています

この季節になると、当ブログの中の「シュトレンを子どもに食べさせても大丈夫か、との疑問」という記事へのアクセスが急増します。
相変わらず、シュトレンは子どもの食べるものではないという記事もあり、そうじゃないんだけどなぁ・・・と歯がゆい思いをしている私です。

私の記事を読んでいただければお分かりになると思いますが、シュトレンは大人だけの食べ物なんかではなく、小さいお子さまも含めてご家族皆で楽しめるお菓子です。<参照1> <参照2>
そしてこれは、新鮮な野菜や果物が少ないヨーロッパの冬の季節に、ドライフルーツやナッツなどから栄養を補給出来る滋養食としての意味も大きいのです。
シュトレンは、専らクリスマスのお菓子だという思われていますが、昔は冬の間中ずっと食べられたという話も残っています。

食工房は、そうしたシュトレンの本来のプロフィールを損なわないよう気遣いながらレシピを練りました。
2005年の年末から始まった食工房のシュトレンづくりは、今年で17回目にもなります。
基本レシピは以来ずっと変わっていません。

今も多くの皆さまから、変わらぬご支持をいただいていますが、それでも毎年、何か一つでも新たなパフォーマンスを加えることを自らに課しています。
昨年からは、生地にスペルト小麦を配合したことで、いっそう味わい豊かになりました。

今年も、どうぞ食工房のシュトレンをご賞味ください。

皆さまのご注文ご予約、お待ちしています。

明日はスコーン焼きを

本日はパン焼き、明日はスコーンとマフィンを焼きます。
明日は、スコーンの焼き立てを簡易包装でお求めいただけます。
お買い得です。

ご注目いただきたいのは、食工房の麦畑で収穫した南部小麦の粉を使用して焼いたプレミアムスコーンです。
限定数ですが、通常品と同価格で販売しています。

大きな違いはありませんが、それでも微妙に甘みが濃厚ですし、食感はサクサク感があります。
ぜひ味わっていただきたいです。

もちろん、本日焼きのパンもあります。
一日経過程度では、焼き立てに近い食感を維持しています。

明日も、皆さまのご来店をおまちしております。
ワインケーキの試食もございます。

明日のご来店、お待ちしております

明日は文化の日で祝日となっております。
お仕事がお休みの方も多いと思います。

お天気は、曇りがちながら晴れ間も見えそうです。
お出かけも、苦にならないと思います。

紅葉も場所によっては終わりに近づいているところもありますが、このあたりの山間ではちょうど見頃かなと思います。

山都は、おいしい蕎麦屋さんが沢山あり、この季節は新そばが食べられます。
もし、この方面にお出かけでしたら、どうぞ食工房にもお立ち寄りください。

明日のパン焼きは、お昼前頃から順次焼き上がります。
堅焼き黒パンなどハード系は、午後1時半過ぎ頃に、あんぱんとカネリプッラ(シナモンロール)もその前後に焼き上がります。
焼き菓子類も取り揃えて、皆さまのご来店をお待ちしております。

それからもう一つ、ワインケーキの試食を召し上がっていただきます。
※ワインケーキの記事 <参照1><参照2>

どうぞよろしくお願いいたします。
★食工房は<こちら>

かぼちゃあんぱん、代打で再開

今年は例の豪雨災害で、自家産のかぼちゃが全滅してしまいました、
残念ながら、かぼちゃあんぱんは製造休止とお知らせしていました。

これまで、かぼちゃあんぱんのあんに使うかぼちゃは、自家産にこだわって来たからです。
家のかぼちゃが全滅した事を知っている、近所の小豆を作ってくれているおばあちゃんが、かぼちゃがいっぱい出来て余っているんだけど使わねえか?と言ってくれました。

自家産ではないけど、地元産それもおいしい小豆を作ってくれているおばあちゃんの作ならいいのじゃないかと言うことになり、先ずは味見をさせてもらいました。

結果は、味も食感も申し分なしでした。
そこで、急遽かぼちゃあんぱんを再開することにしました。

それに伴い、小豆のあんパンを一時休止してかぼちゃあんぱんと交替します。

これからかぼちゃの加工をしますので、また改めてご案内いたします。

かぼちゃあんぱん、どうぞお楽しみに。

ワインケーキ

食工房

新鶴ワイナリー


食工房

新鶴ワイナリー館内


食工房

新鶴ワイナリー館内


食工房

直径18cm ワインの赤い色を感じる仕上がりになっています。

今年の冬の頃、娘たちがワインケーキの試作を重ねていたことを記事にしていますが、その後も折々に試作を繰り返し、レシピは完成していました。<参照>

ただし、ワインに関しては候補がいくつかあり、絞り切れていませんでした。

そうしたところ、会津にあるワイナリーで福島県内のワイナリを一堂に集めたワインフェスが開催されるとの情報を掴み、開催日の今日、会場まで出かけて来ました。

そこは新鶴ワイナリーがある場所で、主催も新鶴ワイナリーでした。
ここの従業員のお一人が、実は食工房の以前からのお客さまで、ワインケーキのこともありましたので、いつかワイナリーにお邪魔すると約束していたのでした。

そのような経緯もあり、今日はちょうど良い機会でした。
会場は大変なにぎわいで、イベントは大成功のようでしたが、コロナのことがちょっと心配でしたから、お目当てのワインを数本買ってすぐに出て来ました。
あとは、新鶴ワイナリーの本館に行き、ご挨拶だけしてお暇して来ました。

そして帰宅後、早速ワインのテイスティングをしてみました。
どれもはっきり分かるくらい個性の違いがありましたが、食工房のワインケーキが必要とするパフォーマンスを備えたワインは、私と娘二人の意見が一致して、新鶴ワイナリーの一本に決まりました。

これから、パッケージデザインや価格などを決めて、発売にこぎつけたいと思っています。
どうぞお楽しみに。

麦踏み始まる

麦ラボ

定点観測221019 中島第2圃場のライ麦が育って来ました。


麦ラボ

中島第2圃場のライ麦 近影


麦ラボ

高野第2圃場 デュラムⅡ
麦踏みを終えました。


麦ラボ

踏まれて地面に横たわった麦
ここから、たくましく起き上がって旧に倍する勢いで成長します。


食工房

プレミアムスコーンのバター切りの準備です。
これで1ロット、5個入り×16袋分の材料です。


食工房

食工房畑で収穫した南部小麦の粉です。
おいしそうなクリーム色をしています。

麦が育って来ました。
一番先に播いたデュラム小麦は、麦踏みをする状態になりましたので、今日の午後、上の娘と二人で踏みに行きました。
狭い圃場なのですぐに終わりましたが、これから次々と麦踏みが続きます。

さて、明日はまた定休日明けの木曜日、パン焼きの日です。
収穫の恵みパンセットも、明日から出荷が始まります。
それに合わせて、漉乃あん丸(あんパン)も再開です。

私の明日の楽しみは、自前の南部小麦のパンがどんな出来になるかです。
そして、この小麦粉を使ってスコーンの準備もしています。
これは明後日に焼きます。

食欲の秋です。
いろいろと食べる楽しみが待っています。

皆さまのご来店、お待ちしております。

今週は、がんばってクッキー、ビスケットを5品目

このところクッキー、ビスケットの在庫がほとんどなくなってしまい、さみしい店頭になっていました。
そこで奮起して、昨日と今日の二日間、合わせて5品目を焼きました。

ジンジャークッキー、バタービスケット、わらいごま、森のパン屋のビスケット、くるみびすけっとです。

クッキーやビスケットを焼く時は、パン焼きの時とは全くちがったノウハウが沢山あります。
各品目ごとに、異なる食感を求められますので、レシピも重要ですが焼き方も大きな要素になります。

簡単に一言二言で説明出来るわけもありませんが、ポイントはいかにして水分を抜くかなのですね。
クッキー、ビスケット類は、焼き上がりに水分が残っていると、サクッ!またはパリッ!とした食感が得られません。

焼き時間も、短いもので30分、長いものは45分以上かけて焼きます。
成形の時も細かいものが多いですから、1品目1時間~1.5時間くらいかかります。
そして必要な天板の面積も多いですから、生産効率から言えば決して良くありません。

でも、食工房の売り上げへの貢献率は低くありません。
やはり、お菓子は売れます。
何と言うか、楽しいじゃないですか!、お菓子って。
今後もがんばって、おいしいクッキー、ビスケットを沢山焼きたいと思います。

ちなみに、明日と明後日は、定休日となっております。
お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。

プレミアムスコーンが登場します

昨日、製粉を依頼してあった南部小麦が、きれいな小麦粉になって送られて来ました。
今回、約50kgにもなりましたので、食工房のパンや焼き菓子のメニューに積極的に使用して行こうと思っています。

収穫の恵みパンセットの南部小麦の食パンもですが、今週からこの自前の圃場で収穫した南部小麦の粉で、スコーンを焼きます。

通常品の代替として、価格も同じにして提供します。
食感、風味ともに大きな変化は無いと思いますが、プラスアルファのパフォーマンスが期待できます。

初めての試みですので、私も楽しみにしています。
そしてこの先、こうした自前の原材料を使う取り組みを増やして行きたいと思っています。