食工房のパンだより」カテゴリーアーカイブ

明日もご来店をお待ちしております

昨日、今日は定休日でお休みをいただいておりました。
明日はまた営業再開の木曜日、パン焼きの日です。

コロナ禍下の毎日、豪雨災害、ウクライナでの戦争の影、日々の暮らしを憂鬱にする薄暗闇があたりを満たしているような、そんな中でも淡々といつもの時間が過ぎて行きます。

明日も、おいしいパンが焼けると思います。

皆さまのご来店をお待ちしております。


麦ラボ

2m近く泥水をかぶった中島第2圃場の整備が進んでいます。
これなら種蒔き出来そうです。


麦ラボ

中島第2圃場 例年通り、ライ麦を作付けします。


毎日、ウクライナのバンドの歌声を聴いています。

明日と明後日は定休日

毎度申し上げておりますが、明日火曜日と明後日水曜日は、食工房の定休日となっております。
店は閉まっておりますので、お間違えのございませんようよろしくお願いいたします。

それから、この次営業再開となる9月1日(木)より、一部の製品の賞味期限を変更します。
8月中、賞味期間を短縮していたものを元に戻します。

マフィンとスコーンは、1週間に短縮していましたが、2週間になります。
パンも、8月中の臨時措置で短くしていた賞味期間を元に戻します。
※6月~9月の体制です。
お買い求めの際、賞味期限ラベルをご確認ください。

今日も仕事が捗りました。
クッキー2種類、ケーキ1種類焼きました。
今週は、焼き菓子の品揃えが充実しています。
どうぞお楽しみに。

食パン1斤、1000円の時代はもう来ている

この一年くらいの間、諸物価の上昇が顕著です。

その中で、ウクライナで戦争が始まってからというもの、小麦の価格が急上昇し食料品全体の価格に影響しています。
この10月にも、再び小麦価格が見直しされるようです。

皆さまご存知かどうか・・・、小麦は国家貿易品で価格は政府が管理しています。
そのシステムは、分かりやすく言えば、高く買って安く売るいわゆる逆ザヤです。
その補填費用は、税金が投入されています。
そのおかげで、製粉会社は安価に小麦粉を調達出来るのです。

何のことはありません、見かけ上小麦粉やパンその他の価格が安くても、実際には税金投入という形で国民が負担しているのです。
この10月の見直しでは、20%の価格上昇が避けられない状況だそうですが、政府は価格を据え置く方針を決めました。
なお一層税金による補填の割合が増えることになります。

こうしたやり方には、すでに多くの批判があって、国産小麦への代替が進まないなどの副作用も指摘されています。
私も、その通りだと思います。

以前、どこからも補助金を受け取らないで自家産した小麦を製粉して小麦粉とした場合、最低でも500円/kgにはなると申し上げました。
その粉を使ってパンを焼くと、食パン1斤で1,000円になるとも申し上げました。

否、実のところ、外国産小麦を使っていても、このところの価格高騰に対し市場原理に任せて何の補填もしなければ、すでに食パン1斤1,000円の時代が来ているのかも知れません。

この半世紀余り、日本は工業立国を指向して、農業はほとんど顧みられませんでした。
食糧は、いくらでも海外から安く調達可能だったからです。

そのおかげで、我が国の食料の自給率は先進国中最低で、カロリーベースで38%です。
小麦に関して言えば12%で、ほとんどを輸入に頼っている現状です。

特にパン用の小麦粉は、国産小麦では難しいと言われて来ました。
しかし、実際にはそんなことはありません。
最近では、外国産小麦に比べても遜色ない新品種も出来て、今後の普及が大いに期待されています。

あとは、現在の外国産小麦輸入に偏重している食料政策や農業政策を大きく転換して、食料自給に舵を切ることが求められると思っています。

参考記事 : 「税金投入で小麦価格維持の矛盾、9割輸入依存の痛恨」 日経ビジネス

小麦粉値上げの通知

ライ麦入り角食パン

ライ麦入り角食パン 1斤 550円

このところの物価上昇は止まるところを知りません。

ウクライナ戦争の影響が小麦の価格に影響していることは、皆さますでにご存じのとおりですが、国産小麦に関しては直接的な影響は免れていました。

しかし、僅かずつですが、値上がりしていないわけではありませんでした。
それが、ここに来て無視出来ない幅で値上げになる旨、業者から通知がありました。
現行価格は今月いっぱいまで、来月から新価格になります。

早速小麦粉の発注をしましたが、買い溜めしたくても置き場所もありませんし、所詮一時的な対策にしかなりませんから、いつも通りの数に止めました。

さすがに、ついこの前7月に製品の価格を値上げ改定したばかりの食工房としては、今回の小麦粉の値上げに即応して再値上げというわけには行きません。

それに、小麦粉以外のコストも今後さらに上昇するかも知れず、ここは少し状況を見ながら経営努力で凌ごうと考えています。

しかしそれにしても、需要が低くなる夏場に値上げを敢行したためか、あるいはコロナ感染症の急拡大が影響したものか、この夏の売り上げはかつてないほど急落しました。

9月以降、少しずつ回復してくれるものと期待していますが、いかが相成りますか?
経営の存続をかけて、まさに今が正念場です。

皆さまのご愛顧、ご利用、どうぞよろしくお願いいたします。

三々五々、ご来店御礼の一日

予報通りではありませんでしたが、午後から雨が降り出した今日、それでも三々五々ご来店のお客さまが相次ぎました。
皆さまには、焼き立てのパンをお渡しすることが出来て、私たちとしてもうれしい一日でした。

このところのコロナ禍第7波が収まる様子もなく、日々新規感染者数の最多記録を更新している状況の下、お出かけにも多少の躊躇があるのではと思います。
食工房では、皆さまに安心してご来店いただけるよう、出来る限りの手を尽くしています。

皆さまにお願いしているのは、入店の際のマスク着用、検温、アルコールによる手指消毒、複数組のお客さまの同時入店をお断りすることです。

店側の対応としては、商品はケースに入れて販売し、お客さまのお求めに応じてその都度お渡ししています。
レジ周りは、スタッフとお客さまの間をパーテーションで仕切っています。
直上には換気扇を設置してあります。
また店内には、次亜塩素酸水の噴霧を実施しています。
レジスターの現金収納箱には、次亜塩素酸水を含ませたペーパータオルを敷いて、現金の消毒も試みています。(ある程度の効果は期待出来る)
もちろん、スタッフもお客様対応の際には、手指消毒を励行しています。

その他、製造作業場の衛生管理、発送出荷梱包作業での衛生管理など、考えうる範囲の全てのリスクに対し留意しています。
ま、どこまでやっても完全はあり得ませんが、最小限のリスクを目指しています。
一応、お客さまをお迎えする対応としては、合格点をいただけるのでは・・・と思っています。

皆さまには、入店の際手指消毒や検温など、少しばかりお手を煩わせるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

明日も、ご来店お待ちしております。

明日から営業再開です

スペルト小麦

スペルト小麦丸
スペルト小麦全粒粉50%

夏季休業も本日まで、明日からまた営業再開いたします。

私たちとしては、直前の豪雨災害で長かったような短かったような、変な時間が過ぎました。
当初はハイテンションで、さあ何とかしなくちゃ!と張り切っていましたが、少しくらいのがんばりなど全く通用しないことが分かるにつれ、さすがにガックリ来ています。

とは言え、明日から営業再開する以上、そちらに集中しなくてはなりません。
気持ちの切り替えが大事ですね。

そこは長い人生の中で鍛えられたと思っていますから、戸惑いはありません。
ビシッと気合いを入れてまいります。

明日もまた雨がちの一日になりそうですが、おいしいパンを焼いて、皆さまのご来店をお待ちしております。

暑さも和らいで、パン食に気持ちが向くかも知れません。
どうぞよろしくお願いいたします。

テーマは健康

明日のパン焼きに備えて仕込み作業をしています。
これまでにも何度か申し上げて来ていますが、食工房の仕事のテーマは、健康です。
食物と健康に大いに関りがあることは、もうどなたもご存じの事であると思います。
食工房のパン焼きも麦作りも焼き菓子もコーヒー焙煎も、すべてそれらを召し上がってくださる多くの方々の、そして携わる私たち自身も含めて、皆の健康に寄与することを目指しています。

体の健康はもちろん心の健康のことも忘れていません。
だから、お菓子づくりやコーヒー焙煎もその範疇に含まれています。

食べておいしいと言う以上に、食べると何だか元気になるような気がすると思ってもらえるような、そんな力のあるパンやお菓子をつくります。
食工房の仕事を続ける中で、しだいにそういう方向へと導かれて来たような気がしています。

今日は、ライ麦が新麦に切り替わったことが皆さまに伝わったようで、ライ麦入り角食パン、堅焼き黒パん、プンパニッケルに集中的にご注文をいただいています。

一粒の種が、土と水とお日さまの力によって麦になり、明日は食工房の私たちの働きで、一塊のパンになる最後の仕上げの工程です。
しっかりと心を込めて仕事したいと思います。
そして、皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

猛暑が続くようです

少し前まで、雨がちで涼しい日が多かったのですが、昨日あたりからまた暑くなって来ました。
今日はもう、午前中からグングン気温が上がって、夕方になってもまだ30℃を超えています。

明日以降もしばらくの間猛暑が続くようです。
これからが本番の真夏なんですね。

でも、晴天の時はこのあたりでは夕方以降急に気温が下がりますから、夜から朝にかけては過ごしやすいのです。
ですから、ここいらの農家の方々は、早朝に何時間か農作業をしたら、日中の暑い間は家の中で休んで、夕方からまた日が暮れるまでの間農作業をする、そんなサイクルで生活するのですね。

食工房は店を開けていますので、そういうわけには行かず、日中の暑い時間帯にパンが焼き上がることもあり、作業場は時に40℃に迫る猛暑となります。

焼き上がったパンが冷めないので苦肉の策で、粗熱が取れたらその後ドゥコンを利用して強制冷却しています。

まあ、人間の体はそれでも暑さには慣れて行くのですが、パンは正直なものですから明らかに日持ちが悪くなります。
この夏は、さらにもう一段、賞味期間の短縮を考えなくてはならないようです。

で、明日はまたパン焼きの日です。
焼き立てをお求めいただければと思います。

堅焼き黒パん、小麦丸などハード系のパンとカネリプッラ(シナモンロール)は、午後2時頃の焼き上がりとなりますが、それ以外は大体お昼頃までに焼き上がっています。
お目当ての品物によって、ご来店時間を調製いただければ、焼き立てを差し上げられるはずです。

皆さまのご来店をお待ちしております。

おいしかった!

今日のパン焼き、ちゃんと出来ました。
一つか二つ、冷や汗もののミスをしそうになりましたが直前で回避、焼き上がりはどれも満足の行くものでした。

で、本日の夕食に今日焼いたばかりの堅焼き黒パンを主食にしました。

いろいろな思い入れは全部捨てて、それでもお腹の底からこのパンを大歓迎している自分の体がありました。
おいしかったです。

夏こそパン食!それもありと納得出来る主食のパン、それを目指して来ました。
うん!これなら自信を持っておすすめ出来ます。

これから一年間、いつでもこのパンを食べられると思うと、うれしくて仕方がない私です。
これは、麦の勝利だ!

明日は、新ライ麦のパンを

麦ラボ

中島第2圃場にて
ライ麦を播く私

一昨日の記事ですでに触れていますが、今日の仕込み作業でその新ライ麦の全粒粉を計量している時、しみじみと込み上げて来る喜びはやはり特別でした。

先ず、少しだけ残っていた昨年産の全粒粉を、プンパニッケルに使うザワータイク用に計量の途中わずかに足りなくなり、そこから新ライ麦の粉になりました。
以降、ライ麦入り角食パン、堅焼き黒パンの粉をそれぞれ計量しました。

思い返せば一年前の今頃、暑い最中に草を刈り、堆肥を撒き、トラクターで耕耘して圃場を整備していました。
その後、種蒔きまでに数回耕耘し直してそれから種蒔き、麦踏みでした。

一冬越して春からは、再生して来た麦の間に混ざって生えている雑草、特にカラスノエンドウなどマメ科の雑草の幼生を摘んで歩いたり、周辺の雑草対策をしたり、管理のためにすることは沢山あります。

電気柵の維持管理もずっと付いて回ります。
厄介なのは、降雪期までに完全撤去し、雪融け後は除草対策をしてまた最初から設置し直さなければならないことです。

そして、収穫期の頃のお天気に対応して臨機応変に必要な作業をすること。

こうした苦労の一つ一つが、今この目の前にあるライ麦全粒粉に凝縮しているのだと思うと、何か込み上げてくるものを感じます。
喜び、嬉しさ、幸せ、すべての言葉を用いてもなお表現し切れません。

明日は、最後の工程のパン焼きでしくじらないよう、油断しないで臨みます。
ま、失敗するなんて思っていませんが。

そして、皆さまのご来店をお待ちしております。