食工房のパンだより」カテゴリーアーカイブ

今週木曜日、臨時休業

まず、明日4/6と明後日4/7、食工房は定休日休業となっております。

そして定休日明けの木曜日4/8ですが、都合により臨時休業いたします。

先日亡くなった連れ合いの父上の49日の法要と納骨のため、茨城まで出かけてまいります。
申し訳ございませんが、悪しからずご了承願います。

なお、4/9金曜日より、平常通り営業再開いたします。

お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。

コロナに気を付けつつ

食工房

新型コロナウイルス感染症の感染拡大が止まりません。
今また第4波の兆しが見えていると言います。
変異株の広がりも不気味なものがあります。

とは言え、何が出来るか何をすべきかと考えても、私たち個々人に出来ることは、相変わらずマスクと手指衛生、人との接触を減らすなどの基本的な対策以外にありません。

ワクチン接種が始まりましたが、これも過度の期待は禁物のようです。
接種完了までに長い時間がかかり、その間流行が続いていると、ワクチンが効かない変異株の出現を促してしまう可能性もあるそうです。

しかしながら、先に述べた個々人に出来る基本的な対策は、どんな感染症に対しても共通の基本的な対処法ですから、これをどこまできっちりと厳格に実行するか、一人一人が自分自身のリスクを判断して対応すれば良いのだと思っています。

食工房は店としての対応は、完ぺきとは言いませんが、かなりな程度までリスクを下げることに成功しているのではないかと思っています。

あとは、自分たちが外に出かける時や人に会う時のリスクをどこまで下げられるか、そこはもう一つの課題として、いつも留意しています。

そうしてやれるだけのことをやったら、あとは安心してパン焼き仕事に集中します。

そうです、明日はまた定休日明け木曜日、パン焼きの日です。

お天気も良いようです。

皆さまのご来店をお待ちしております。

明日もパンを焼きます

酵母種の仕込みサイクルに合わせて、パン焼きは週二回、中一日空けて木曜日と土曜日です。

明日は二回目のパン焼きです。
件のフォカッチャも予定しています。
少し前に酵母種の最終工程をセットして来ました。

明日は午前3時に起きて、酵母種の調整をしてその後約2時間ほど発酵を進めてからパン生地を捏ねます。
酵母が熟して来る間に、湯を沸かしたり、砂糖や塩を計量したり、細かい準備作業があります。
そして5時頃から、やっと生地を捏ねる作業です。

自家培養酵母はとてもデリケートなので、こうした工程をドゥコンディショナーを使って自動化することが出来ません。
ぴったりとリアルタイムで寄り添っていてやらないと、何が起こるか分からないようなところがありますから。

やる以上はパーフェクトを目指したい!機械任せで70%の出来では我慢が出来ない、上手に手を抜かなくちゃ・・・と言われてもそれが出来ない性分なので仕方がありません。

食工房の真面目においしいパン、どうかよろしくお付き合いのほど・・・。

いろいろな麦のパンを焼いています

今日のパンの出来も上々でした。
そして平日にも関わらず、沢山のお客さまにご来店いただきました。

それで今日あらためて気がついたのですが、食工房は本当にいろいろな種類の麦を使ってパンを焼いているのですね。

普通なら、小麦粉だけあればパン屋はやって行けます。

食工房は、現在、小麦粉の他に、ライ麦、スペルト小麦、オーツ(燕麦)、大麦、デュラム小麦を使っています。
まだこの先、ライ小麦、ペルシャの小麦などいろいろ試してみたいと思っています。

で、ごく最近のヒット作と言えば、フォカッチャです。
デュラム小麦60%・小麦粉40%配合の粉に、オリーブ油を加えて捏ねたパン生地(もちろん酵母種は入っています)を、薄く丸く成形して焼きます。

生地を捏ねていると、茹で上がったパスタにオリーブ油を絡めている時のようなにおいがして、気分はすっかりイタリアン。

フオカッチャは、そのまま食べてもおいしいのですが、ピザのご先祖というだけあって、いろいろな具材とチーズを乗せて強火で焼くと、とてもおいしく召し上がれる食事パンです。

このデュラム小麦も、食工房自家産自家製粉ですから、やる事が凝っているなと、実は自分自身面白がっています。

興に乗ればどこまでも・・・というのもまた、食工房病たる所以です。
皆さまには、喜んでいただければ、それだけで100%報われる私たちですから。

フォカッチャ、1個200円で

昨日お知らせしたフォカッチャですが、1個200円にて新発売といたします。
大きさは、直径にして12cmくらい、CDと同じくらいでしょうか。
厚みは、3cmくらいです。
昨年試作した時の記事がありますので、<ご参照>ください。
なお、オンラインストアでの販売は、まだ準備が出来ておりませんので、もう少しお待ちください。

ところで、今日は納品のために会津若松市方面に出かけましたが、どこも人出は少なく道路もガラ空き状態、みんなどこに行ったのかな?家に居るのかな?何だか不思議な静かさがかえって不気味でした。

明後日には首都圏の緊急事態宣言が解除されますから、この週末の人の動きはどんな様子になるでしょうか。
お彼岸に帰省して来る人が増えたりするのでしょうか。

私たちにしても、つい1ヶ月ほど前に首都圏方面に都合2往復しましたから、それなりの理由があれば人は動きますし、それを止め立てする理由もありません。
ただ、感染対策だけは留意していただきたいと願うのみです。
コロナとの付き合いは、まだまだ続きそうです。

ご来店、よろしくお願いいたします。

飯豊山食パン

飯豊山食パン

否、コロナの状況が、どうにもよろしくありません。

私たちにしたところで、出来る限り外出は控えております。
それでいて、「ご来店よろしく」とお願い申し上げるのは、甚だ自分勝手な物言いかとは存じます。

しかしながら、商売している以上そう申し上げるしかないわけで、その分、感染対策には意を注いでおります。
皆さまが、食工房なら安心して訪ねられると思っていただけるような、対策対応を心がけております。

昨年夏に、一ヶ月間も休業して店舗改装したのも、その一環であります。
私たちの側からも、お客さまの側からも、感染を心配することなく対面出来るよう工夫したつもりです。

明日はまたパン焼きの木曜日、お昼頃には次々と焼き立てのパンが店頭に並んで、皆さまのお越しをお待ちしております。

お彼岸も近くなり、寒さも緩んで来ております。
なお、お出かけの際は、道中お気をつけていらしてください。

雨の土曜日

明日は、雨模様になりそうです。
ここしばらく晴天が続きましたので、雨も止む無しというところでしょうか。

室内でパン焼き作業をする分には何の支障もありませんが、皆さまにご来店いただくには、ちよっと条件が悪いかも知れません。
ま、それはそれとして、いつも通りにパンを焼いて皆さまのご来店をお待ちいたします。

実は、明日のパン焼きで、自家産のライ麦を完全に使い切ることになります。
来週からは、ドイツまたはカナダからの輸入品、もしくわ北海道産のライ麦を使用することになります。
堅焼き黒パンやプンパニッケルでは、風味に若干の違いが出るかも知れません。

これから先、7月いっぱいくらいまで、この体制で行くことになります。
それぞれのパンの仕様や価格については、変更ありません。

さて、もう就寝時間を過ぎておりますので、今日はこれまで。
明日のご来店、よろしくお願いいたします。

柚子きんとん丸、終了のお知らせ

明日のパン焼きで、柚子きんとん丸が終了となります。
保存していたさつまいもが無くなりました。

沢山使ったのが一番の理由ですが、冬の寒さの下での保存が難しく、かなりの量を損なってしまいした。
あとは、また来シーズンまでお待ちください。

小豆のあんパンは、この先暖かくなる頃まで継続いたします。

明日も、皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

天国から父がパンを買いに来る

先日、連れ合いの父上が100歳で亡くなり、これで私の両親も連れ合いの両親も共に天国の住人となりました。

私の父も、連れ合いの義父上も、ともにパンが好きな人で、朝食はパンを食べるのが習慣でした。
特に私の父は、時々大きな3斤食パンを丸ごと1本買ってくることがありました。

今日は早朝3時に起き出した時、まずそのことを思い出しました。
今日もおいしいパンを焼こう、そうしたら天国から父がパンを買いに来るから、そう思うと何だかとてもうれしくなって、とても充実した気持ちで作業場に向かいました。

そうか!これからは一つは親孝行出来なかった父のためにおいしいパンを焼こう、その心がけで臨めばきっといい仕事が出来るし、お客さまにも喜んでいただけると。

それにしても、いくつになっても、親に褒められたいと思う気持ちは無くなりませんね。
そしてそれが、いつも自分を導いてくれていると、今改めて分かったような気がする私です。