食工房のパンだより」カテゴリーアーカイブ

紙版・飯豊の空の下から・・・ №64公開

昨年11月以来ご無沙汰しておりました「紙版・飯豊の空の下から・・・ 」通関64号2021年2月号が出来上がり、web上にpdfファイルを公開いたしました。

多くの方にご覧いただければ、ありがたく幸いに存じます。
いつものように、記事の末尾に設置しておりますバナーをクリックしていただきますと、別タブにてpdfファイルが開きます。
ダウンロードして印刷することも出来ます。

なお、印刷したものも別途用意しております。
ご希望の方に、無料で差し上げています。
食工房店頭にて、また各お取引先の店頭にも置いていただいていますので、ご自由にお持ち帰りください。

その今回の号でお知らせしておりますが、2月から、と言ってももう明後日からですが、当面3月末日まで、通販ご利用の方対象にキャンペーンを実施いたします。

「コロナ対策応援キャンペーン」と銘打って、3,000円以上のお買い上げに対し、ご注文金額から10%割引になるクーポンを発行いたします。

クリーマ、食工房オンラインストア、それぞれ異なるクーポンコードが設定されておりますので、お間違えのないようご利用ください。

クリーマご利用の方は、クーポンコード MdmMdh をご使用ください。

食工房オンラインストアをご利用の方は、クーポンコード 7z2KFSnsCn をご使用ください。

どちらのクーポンも期間中使用回数に制限がありません。
何度でも繰り返し使えます。

皆さまのご利用をお待ちしております。

冬の嵐になるようです

今日も、冬にしては穏やかな空模様の一日でした。
夕方には、薄日も差していました。

しかし明日にかけては、雪で荒れ模様のお天気なるとの予報です。
今のところ全く静かですが、嵐の前の静けさというやつでしょうか。

ま、雪は、もう少し降ってくれてもいいのです。
麦のためにも、獣たちの動きをけん制するためにも。

今日は、そんなお天気の動きを察知されたのでしょうか、パンを買い求めにお出でくださる方が相次ぎました。
明日から数日、雪で荒れ模様のようですし。
おかげさまで、焼き立てのパンがどんどん捌けて、食工房にとってもお客さまにとっても幸運でした。

明日はスコーンを焼いています。
焼き立てをお求めいただくことも出来ます。

そして明後日またパンを焼きます。

お目当ての品物がある時は、お電話でご予約ください。
お取り置きも出来ますし、ご用意出来ない時もむだ足にならずに済みますので。
近隣のお客さまには、直接配達にてお届けすることも可能です。

いつでもご遠慮なく、ご連絡ください。

皆さまのご来店ご利用をお待ちしております。

明日も平常通り営業

ここ数日、寒さが緩んで春を感じさせる日が続いています。
尤も、週末はまた厳しい寒さに戻って雪も降るようですから、春はまだ遠いのかも知れません。

この前の熊はどこにいるのやら、その後の目撃情報もなく、何の進展もありません。
とりあえず差し迫った危険もありませんので、定休日明けの明日からも平常通り営業いたします。

一方、コロナの感染拡大に関しては、全く予断を許さない状況が続いています。
大都市と違って地方は、人口も少なく人の動きも限定的ですから、感染が侵入し難い側面はあったと思いますが、その分油断が生じやすいこともまた確かで、一旦侵入を許してしまうと脆い側面があることは否定出来ません。

今、福島県は、それを証明するような危機的状況となっており、食工房も警戒を怠るわけには行かないと、さらに気を引き締めているところです。

この際、先のことは全く分かりませんが、手を尽くしながらコツコツと営業を続けて行きたいと思っています。

寒さの中、ご来店感謝の一日

本日は、久しぶりの明るい晴天に恵まれました。

しかし冷え込みはとても厳しく、朝は何もかもが凍り付いていました。
次亜塩素酸水のスプレーボトルも凍って、液が出せなくなりました。
アルコールの方は、凍ることはないわけですが、思いっきり冷たかったですね。

日中も明るい日差しがあるのに、空気はピンと冷たく、日陰の氷はずっと融けることはありませんでした。

そんな寒さの中、三々五々、ご来店のお客さまがお見えになりました。
寒くはあっても、やはり明るい日差しに誘われる気分と言うのはあるもののようですね。
それでも、皆さまのご来店には、改めて心より感謝申し上げます。

今日はパンの出来もとても良かったので、まだしも皆さまのご足労に報いることは出来たかな・・・と思っています。

明日は、スコーン焼きの日です。
何だかんだ言っても、スコーンは食工房の一番人気商品なのです。

自店の販売分、通販出荷分の他、生協2店舗を含む喜多方市内、会津若松市内、会津坂下町の計8ヶ所の店舗さん納品分も用意しなくてはなりません。

毎週毎週、それだけ沢山の方に召し上がっていただいているわけですから、しっかり気合を入れて作業に臨みます。
スコーン焼きは、タイミングとスピードが何より大切、気力、体力ともに充実していないと出来ません。

さて、今夜も早めに休んで、明日に備えることといたします。

感染対策を徹底しています

麦ラボ

中島第2圃場と第3圃場 ( 2021.01.20 )
1メートル近い積雪の下になっています。

コロナ禍の終息はまだまだ遠い先の話、当面私たちに課せられているのは、感染対策をより徹底することです。

食工房も、不特定多数の方が出入りする店舗として、店が感染の中継地とならないよう、対策を徹底しています。
入り口での検温は実施していませんが、それ以外出来ることは全てやっていると思います。

検温を実施しないのは、マスクをすることや手指の消毒をすることの方がまず第一だと考えているからです。
発熱の自覚がある方は、そもそもご来店いただかないことを呼びかけています。

一方で、自分たちの感染対策も徹底しなくてはなりません。
何しろ、自分が感染してしまったらお話にも何にもなりませんから。
ちょっと神経質だと思われてもいいくらいの考えで臨んでいます。

しかし、変異種が市中に放たれてしまったかも知れないと言われる中、営業を続けながらどこまで防御出来るのか不安が無いのかと言われば、多少の不安はあるとお答えするしかありません。

状況次第で、休業の判断を迫られる場面もあるかも知れません。
決して楽観はしていません。

それでも、当面は最大限対策しながら、皆さまのご来店をお待ちすることといたします。

明日も、おいしいパンが沢山焼けますので、ご来店よろしくお願いいたします。

早々に麦が無くなりそうです

昨年7月に収穫したライ麦とスペルト小麦ですが、食工房畑の麦のパンが大変好評で、麦の在庫がどんどん減っています。

もう早や先が見えて来た状況で、ライ麦は来月中にも底を突きそうです。
スペルト小麦も、その後を追うように底を突くと思います。

今、ここならと思う業者さんに問い合わせをしていますが、家のライ麦と同等の品質と言うか、風味を維持出来るかどうか、まずはサンプルを購入してからの話になります。

一方、家の麦たちは、深い積雪の下で眠っています。
今年の収穫が待ち遠しい気持ちですが、イノシシもウロウロしていますので、対策もしっかり考えて置かなくてはなりません。

麦畑から食卓までの道のりの遠さを、身に染みて感じています。
皆さまにもその幾分をお伝えすることも、食工房の大切な役割だと自覚しています。

パンの出来が良くてホッとしています

今日は、今週二度目のパン焼きでした。

酵母の具合は大変良好で、パンの出来は悪くないはずと分かってはいましたが、実際に焼き上がるまでは油断は出来ないのですね。
これだけ経験を積んでも、それでもまだ不測の事態が発生する可能性が残っているかも知れないのが、天然酵母の奥の深さです。

今日も、生地の発酵が進んで行く様子を確かめ確かめ、それに合わせて焼き上げまでの工程を踏んで行きました。
食パン、ロールパン、堅焼き黒パン、あんぱん、カネリプッラ、またそれ以外のパンなどなど、すべて工程が異なりますから、面白いと言えば面白い、しかし気を抜いている余裕はありません。

ですから、パンの出来が良かった時の安堵の気持ちと同時にやって来る疲労感で、終わった後は少し横にならないと、あとの片づけ作業に取りかかれません。

今はもう、全てが終わった安心感で、あとはお風呂に入って寝るだけです。

福島県新型コロナウイルス緊急対策

東京都などに緊急事態宣言が出されたことはすでに皆さまご承知のとおりですが、わが福島県では特別措置法に基づき、県民には不要不急の外出自粛の要請が出されました。

当然のことながら、緊急事態宣言対象地域を始めとする感染拡大地域との不要不急の往来自粛も要請されています。
期間は来月2月7日までとなっていますが、その範囲で解除出来るかどうか・・・、否、難しいのではないでしょうか。

商売をしている者としては、今後こうした情勢による影響を受けないわけには行かないだろうと考えますね。
ある程度は仕方がないことと、半ば覚悟をして臨むしかありません。

先ずは何より、自分自身が感染しないための対策を徹底することですね。
もし私が感染してしまったら、まず家族にうつすことになるし、お客さまにうつす可能性はもちろんあるし、商売は休業どころか下手をすれば潰れてしまいます。

ですから、感染してしまったらしょうがない・・・などと最初から割り引いた考えではなく、絶対に感染しないという固い決意で臨みます。
そのために必要なことは何か、常に考えています。

こんな緊張感、一体いつまで続くんだ!とは思いますが、だからと言ってやってられない!とはなりませんね。
どこまでも何年先までも、地道に付き合う気です。
そうすることが、ご来店くださるお客さまの安心感につながると思いますから。

さあ、明日もパンを焼きます!

明日は定休日明けの木曜日、いつものようにパンを焼きます。

この時期、これまでの通例ではご注文も少なく、仕事は軽く余力を持て余すことが多かったのですが、今年は早々からほぼ全負荷になるくらいの仕込み量です。

通販のご注文を沢山いただいています。
コロナ禍の影響かどうか分かりませんが、ある程度それもあると思います。
皆さまのご期待を裏切ることの無いよう、しっかり気持ちを引き締めて作業いたします。

幸いと言うか、当然ながらと言うか、両方あるとは思いますが、パンの味が安定して良好です。
つまり酵母の発酵が良好、つまり管理の仕方が適切、つまり上手く掴めているということです。

今夜もこの後、酵母種の最終工程の仕込みをします。
材料の配合はもちろん重要、温度も重要は言うまでもなく、そして攪拌(かき混ぜ)にもノウハウがあります。
パンの出来を決定づける酵母君のご機嫌は、何より真っ先に伺わなくてはなりません。

では、これから作業しに行ってまいります。

明日と明後日は定休日

新年の営業は、先ずは3日間営業で一旦定休日休業です。
長い休みの後のウォーミングアップにはちょうど良いスケジュールかも知れません。
ちょっと疲れを感じていますから。

と言うのも、製造にかかわる仕事はほどほどですが、今、確定申告に向けて決算の準備をしているところで、この一年間の帳簿の不備などを修正したりする作業が結構大変です。
ちゃんとやっているつもりでも、単純な入力ミスや勘違いによる仕訳ミスなどがあり、変なところで帳尻が合っていないのが発見されます。

まあ、だから経理専従の担当者を一人置くくらいのことをしなくてはならないのでしょうが、小規模個人企業にそのような余裕はありません。
勉強しながらでも自分でやるのが唯一の方法です。

尤も、年々こなれて来てはいるのですが、それでも大変なのが経理ですね。
ちゃんと金銭管理が出来るようになれば、お金に困ることも無くなる!と言う言葉を信じて、苦手な経理に挑戦する私です。

しかし最近では、下の娘がどんどん自分で勉強して手を出してくれていますので、私の苦労もいずれ終わることになるでしょう。
向き不向きってやっぱりあると思いますね。

何はともあれ、明日の朝はゆっくり寝させてもらいます。