食工房のパンだより」カテゴリーアーカイブ

麦刈り近づく

麦の穂が黄色く色づいて来ました。
収穫期が近づいています。

ライ麦、スペルト小麦、デュラム小麦、それぞれ時期はずれますが、収穫適期は大変短いので、作業の予定を立てるのが大変です。

昨年よりは、少し早まることになりそうですが、麦の状態とお天気の動きの兼ね合いで、直前になってから作業開始を決定することになると思います。

突然パン焼きを中止してでも・・・ということになるかも知れません。
その時は、各方面にご迷惑が及ぶことになりますが、ご了承ください。
予め、お願いをしておきます。

酵母とともに、パンの出来を大きく左右するのが麦の品質です。
自分で麦を作って、このことに気づいてからというもの、麦作りに命を懸ける気になりました。
これから先、もっともっとおいしいパンを食べていただきます。

スコーンの賞味期間短縮

夏が近づくにつれて気温が高くなって来ています。
先日は、早くも最高気温が35℃を超えて真夏日となりました。
例年6月から9月の間、パンをはじめとして、製品の賞味期間を短縮しております。

今回、スコーンについて、特に大幅に期間を短縮いたしますので、詳しくお知らせ申し上げます。

実は以前から、気温の高い季節にプレーンスコーンに糸引き減少が発生しておりました。
これまでにも何件か、ご購入いただいたお客さまからお問い合わせがあり、その都度商品交換などで対応して来ました。
またこちらでも残しておいた製品を期間をおいてチェックするなどした結果、だいたい二週間を過ぎた頃からこの現象が発生することが分かりました。

今までのところ、食べて具合が悪くなったなどのご報告もありませんし、自分たちも気にせず食べていましたが、賞味期間内(1ヶ月)にこうした異変が生じることは問題ありと判断し、夏場の賞味期間を二週間とすることにいたしました。

今回、プレーンスコーンの変更に合わせて類似する仕様の商品として、カレンツとくるみ入りスコーン、マフィン4種類も賞味期間を二週間に変更いたします。
なお、パンの賞味期限も1~2日、クッキー類は製品により1~2ヶ月短くなります。
急なお知らせになりますが、この次の製造(6月18日)分から適用いたしますので、ご了承ください。

通販ご利用御礼

今回のコロナ騒ぎが始まって以来、通販の売り上げに助けられて、どうにかこうにか経営を維持しています。

何しろ、外出自粛が要請されている間は、店舗営業は頑張り様が無いわけですから。

今、緊急事態宣言が解除されはしましたが、そうそう一気に元に戻るわけもなく、また慎重であるべきとも思いますから、ここはまだしばらくの間、通販頼みの状況が続きます。

先日出した「紙版・飯豊の空の下から・・・ 」の5月号に、早速、こだまが帰って来るようにご注文をいただいています。

このような皆さま方のあたたかいお心遣いに、全く感謝に堪えない私たちです。
ありがとうございます。
明日も、しっかりとおいしいパンを焼いて、出荷いたします。

もちろん店頭にも品揃えいたしますから、事情の許す方は直接ご来店ください。

ただ今、麦畑が素晴らしい眺めになっております。
ご来店の折は、ちよっとご覧になって行ってください。
インスタ映えどころじゃありませんよ!

それから、麦の穂のドライフラワーがもうすぐ仕上がります。
今月末くらいから皆さまへのお荷物の中に入れて差し上げられるかなと思っています。
ご来店のお客さまにも差し上げますので、どうぞお楽しみに。

今日のパンも良かったゾ!

酵母の調整がうまく行っている証拠、今日のパンも良い出来でした。
このところずっと良い状態が続いています。

昨日から今日の気温の下でも、十分コントロール出来るってことですね。
今後もずっとこの状態を維持して行きたいと思っています。
否、出来そうです。

ところで、期待の雨が少ししか降りません。
関東では大雨になった所もあったようですが、こちらは雀の涙です。

明日は・・・と期待していますが、どうもそれも望み薄のようです。

天の神さま、雨降らしてください!
お願いします!

それにしても、降るところでは災害になるほど降るというのは、いったいどう理解したらよろしいのか、いつかは自分たちの番が来ると覚悟して置けということでしょうか。

ライ麦の収穫まであと一ヶ月、お天気次第でどんなことになるか、最後の最後まで分かりません。

明日と明後日は、定休日です

ここ数日、暑さが増して来ています。
明日は猛暑日になるかも知れないとの予想です。

否、そこまで行かなくても、今日も十分暑かった・・・。
お天気は良いので、外作業もやりたいところでしたが、暑い最中に外に出て作業するなど、老人のすることではありません。

危険です。
と言うわけで、食工房の製造作業のあと少し長めの休憩を取って、夕方になってから畑に出ました。

それでも暑かったのですが、気を付けながら草刈り作業と稲架づくりなど、2時間余り作業しました。
途中、木陰に椅子を置き、収穫が近づいているライ麦畑を眺め、水筒に入れて持って行った冷たい麦茶を飲みながら休憩するのが、何と言っても最高!至福の時間でした。

明日も暑い一日になるのは確実ですから、外作業は早朝と夕方にして、昼間はゆっくりしていましょうか。
とは言え、明々後日以降長雨になると言っていますから、この晴れが続いている間に出来ることを・・・と、逸る気持ちをどうやって抑えられるか、それが問題です。

さてさて、タイトルから外れたことばかり申し上げましたが、食工房の営業の一週間が無事終わりました。
この一週間、久しぶりに遠方のお客さまのお顔を拝見することも出来ました。
ご来店くださいました皆さまに対し、改めて厚く御礼申し上げます。

明日と明後日は定休日、店は営業しておりませんのでお間違え無きようご注意ください。

また木曜日から、パンを焼いて皆さまのお越しをお待ちいたします。

良いお天気が続きます

このところ気持ちの良い晴天が続いています。
少々暑くなってはいますが・・・、まだ今のところは耐えられる範囲です。

ただ、ずっとマスクを着用しているのは、やはり辛いですね。
差し障りのない状況では外して、何とかやり過ごしています。

外で農作業の時などは、外しても問題ありません。
お客さまをお迎えする時と、製造作業中は着用しています。

このコロナウイルスに対する警戒のおかげで、地域外からのお客さまに来ていただけない状況が続いています。

それでも今日、4月以降では初めて、郡山市からご来店くださった方がお一人。
もちろんお顔はよく存じている方でしたが、何だか不思議な感じがするくらいお久しぶりの実感でした。

いやー、こんなことは、もう私の今までの人生の中でも経験したことのない出来事です。
明日は、どんな一日に・・・。
パンを焼いて、皆さまのご来店をお待ちしております。

酵母のコントロールはうまく行っています

昨日もそうでしたが、今日も晴天、そして気温がグングン上昇し25℃を超え夏日に。
早朝の空気でさえひんやりとはしておらず、今日の暑さを予感させるに十分でした。

昨日の夜から最終工程にあった酵母種の仕込みは、この気温の高さを意識していました。
元種に対する増量割合の調整、維持する温度の調整など、細かく臨機応変に対応しました。

今、こられの処置を的確に行うためのデータベースが、しっかり構築されて来たという実感があります。
おかげさまで、今日のパンも予想通り、良い出来でした。

麦の命が皆さまの命になることを願って、パンを焼き続けています。

さあ、また明日から

二日間の定休日が過ぎて、また明日から営業です。
今日のうちから仕込みで忙しくしています。

世の中は、コロナ第2波の懸念に動揺していますが、毎日の飲み食いだけは休みはありませんので、食工房の仕事はいつも通り続きます。

感染防護の要点も理解しているつもりですので、今後は必要以上の措置はしません。
ご来店のお客さまにお願いするのは、次の2点のみです。

入店時はマスクを着用していただくこと。
入店時、手指の消毒を徹底していただくこと。
以上です。

熱があるなど体調が微妙な時は、お出かけそのものをお止めください。

追々、県を跨いでの往来も許容されるようになると思います。
早くそうなることを願っています。

もう長らくお目にかかっていない方もいらっしゃいます。
そうした方々とも、また以前のようにテントの下でお茶を召し上がっていただきながらおしゃべりしたいです。

その日を心待ちしながら、がんばりたいと思います。

ライ麦、切り替わります

食工房自家産のライ麦が、とうとう無くなりました。
明日のパン焼きから、他所のライ麦を使用することになります。

その内容詳細については、<先日の記事>をご覧ください。

そしてそれに伴い、予約制としていたライ麦入りのパンの販売を自由販売に切り替えます。
店頭販売品も復活します。
価格は変更ありません。

これから7月半ばを過ぎる頃までの間、この仕様になりますのでご了承ください。

どうぞよろしくお願いいたします。

漉乃あん丸、今月いっぱいで休止に

漉乃あん丸

1個220円にて販売中 今年は、5月30日が最終

今日あたりは少し肌寒かったとはいうものの、季節はもはや初夏へと移りつつあります。
来月は、早や衣替えですものね。

食工房のあんパン「漉乃あん丸」も、製造休止が近づきました。

実は、小豆あんだけなら日持ちは問題ありません。
糖度40%以上なら、砂糖が防腐剤の役割を果たしてくれます。
食工房の小豆あんは、糖度40%の上に塩を微量加えてさらに保存性を良くしています。

しかしです・・・、あんとパン生地が接触している部分が弱いのですね。
あんの水分がパン生地に移って、パン生地が傷みやすいのです。

一方あんの方も、パン生地に糖分を吸われて、微妙な状態になります。
夏の暑さは、こうした変化を助長しますから、賞味期限は短くなります。

それに、暑い時は皆さま、あんぱんに食欲が沸かないみたいです。
そんな事情もあって、例年5月いっぱいを以て漉乃あん丸(あんパン)の製造を休止しています。

そして、夏が過ぎて9月も終わりの頃から、かぼちゃあんぱんが始まります。
と言うものの、つい先日かぼちゃの種を蒔いたばかりですから、無事に収穫までたどり着ければ・・・の話しです。

サルもいるし、猪もいるし、熊もいますからね・・・。
さて今年は・・・?