高野通信」カテゴリーアーカイブ

店主の日々雑感など諸々

春の一日を外で楽しみました。

高野通信

庭のスモモの花です。
梅や桜に劣らず、見栄えが良く美しい花を咲かせます。


高野通信

畑の白菜の菜の花です。
いい風景なので、花が終わるまで耕さずに残すことにしました。


高野通信

ライ麦の丈が目覚ましく伸びています。
今月中には穂が出ます。

今日はお天気が良かったし、かと言って気温はそれほど上がらず、過ごしやすい一日でした。
定休日を返上して店を開けていましたが、今日は平日だったんですね。

連続してお休みの方も少なくなかったとは思いますが、ご来店のお客さまは少なめでした。
忙しいということもありませんでしたので、大方外で過ごしました。

畑で草取りをしていると、この時間がいつまでも続いたらいいのに・・・と思えました。
適度に汗をかいて、そこへちょうどご来店くださったお客さまと一緒に、外でコーヒータイムも楽しめましたし、よい一日でした。

そして明日からはゴールデンウィーク後半、週末にかけて5連休の方も多いことと思います。

引き続き、皆さまのご来店を、楽しみにお待ちしております。

IIDE編集にて

今月中に出したいと思っています。
今から始めないと間に合いません。
そうです、紙版・飯豊の空の下から・・・ です。
ゴールデンウィークの前にお知らせしたいこともありますので・・・。
ブログの方は、小休止です。

ふくしま本の森

本の森

会津坂下町八幡地区の幼稚園だった建物を再利用して開所した「ふくしま 本の森」


本の森

中は木造で、書架もすべて木製です。
内部の改装や一部書架の製作も、ボランティアの手で進められました。


本の森

絵本と児童向け書籍の部屋
正面の壁面は、100冊の絵本コーナー(すべて新刊本)
イベントスペースも兼ねています。

今日は、約半年ぶりに会津坂下町にある「ふくしま本の森」に行って来ました。

2015年9月の開所以来、食工房ではこちらふくしま本の森から借り受けた書籍を置いて、広く一般の方々に貸し出す街角文庫(ドコノモリ文庫)を開設しています。

数ヶ月か半年に一度、蔵書の入れ替えのために返却する本を持って行き、別な本を借り出して来るのです。
全体では、常時250冊くらいをお預かりしています。

ふくしま本の森の活動は、開所前の準備期間を含めるとかれこれ2年になりますが、その間ずっとボランティアの方々が活動を支えて来ました。
初めの頃はいろいろと試行錯誤もあったみたいですが、皆さんの努力の甲斐あって、最近はどんどん貴重な本が集まって来るそうです。
児童向けのコーナーには、新刊本100冊を寄贈してくださる奇特な方もいらしたそうです。

本好きのうちのカミさんにとって、ここはまさにパラダイスです。
行く度に、ますます内容が充実していると、喜びを隠しません。
スペースの都合で、預かることの出来る蔵書の数に限度があるので、いつも半ば心を残しつつ帰ることになっているようです。

今日は、25冊返して30冊預かりましたので、5冊増えました。
そのうち書棚を増やさざるを得なくなるでしょう。
狭い室内がさらに狭くなりそうです。

★本の森には、ミニカフェもあります。

「ふくしま本の森」Facebookページ
「ふくしま本の森」ホームページ

【お問い合わせ】
「ふくしま本の森」
〒696-6584 福島県河沼郡会津坂下町大字塔寺字松原2922-1
TEL : 0242-85-7680 FAX:0242-85-7690
【メール】
honnomori@eos.ocn.ne.jp


パタポン、厚みの限界に挑戦

パタポン

どのくらいの厚みか分かるように、つまようじを置いてみました。


パタポン

ラベルがかわいいと好評です。

薄焼き穀物クッキー “パタポン” を焼きました。
クッキーと言うより、せんべいと言った方が当たっているかも知れません。

このパタポンは、とにかく薄いほど食感が良く、おいしく感じる焼き菓子なので、成形にはとても手間がかかります。
そして、天板の枚数をやたらに食うので、オーブン効率が悪いのです。
焼き時間は短いのですが、その代わり少しでも油断すると焦がしてしまいます。

手間暇がかかって、しかも焼く時の緊張感が高い。
しかしそこもまた、追求と向上を何より楽しみとする、食工房病のなせる業なのですね。

今日は、生地を延ばす機械のローラーの隙間を目盛いっぱいまで狭くしました。
ですから、今後これ以上薄くは出来ません。
まあでも、これで十分でしょう。
これ以上薄いと、壊れやすくなるでしょうから。

ノーシュガーで何の飾り気もないシンプルな風味、しかし妙にはまってしまう不思議な焼き菓子、それがパタポンです。

食工房

クッキー類が全種類揃いました。
滅多にない風景です。


飯豊の空の下から・・・

飯豊の空の下から・・・

会津坂下町旧宮川沿いの土手から飯豊山を望む

気持ちの良い晴天、風向きが良く飯豊山に雲がかかっていません。
こんな日は、年に何日あるかないかです。

仕事を放り出して、写真を撮りに行きました。

そのついでに麦畑にも立ち寄って、こちらでも写真です。

麦畑通信

渡辺農圓第一圃場のライ麦
奥に隣り合ってほぼ同じ面積の圃場がもう一枚あります。
飯豊山を望む絶好の場所です。


麦畑通信

春になって再生したばかりのライ麦の若葉
地表からの目線でも、飯豊山が見えます。

ライ麦の圃場は、飯豊山を望む絶好の場所にあるのです。
ここで育ったライ麦が、プンパニッケルや堅焼き黒パン、ライ麦入り角食パンなどになるのですよ。

ありがたいですねぇ。目出度いですねぇ。


明日と明後日、食工房は定休日となっております。
お間違えのございませんように。

道路の清掃

今日は、私の居住地区の「人足」でした。
人足というのは、地区の活動のために各世帯から一名ずつ出て、労働奉仕作業をすることを言っています。

今日の作業は、地区内の生活道路の清掃作業でした。
この地区内というのが実は大変広くて、道路の総延長は正確には分かりませんが多分5kmを超えているはずです。

どちらかというと、人家のあるところよりも大方田畑山林の間を走る道路沿いは、ゴミの不法投棄が日常的です。
今日は、そのゴミ拾いもやりましたが、あまりの凄まじさとキリのなさに、初めのうちは憤っていましたが最後には呆れて笑い出してしまいました。

どうして持ち帰らないのでしょうね?
何故、車の窓から放り投げるのでしょうね?

そして、ビールの空き缶や酒のワンカップの空き瓶が、缶コーヒーの空き缶よりも多いのに驚かされます。
これらは、車中で飲んでいるのでしょう。
中には、運転者本人が飲んでいることもきっとあるでしょう。

私の経験からも、人から聞いた話でも、どこに行っても道路沿いのゴミはとてもひどい状況なのですね。
これが日本人の心がけ・・・?
否、人間の習性?
私、思いました。
「これでは、世の中良くなるわけがない・・・。」と。

印刷物を出す楽しみ

紙版・飯豊の空の下から・・・

二つ折りの作業をするのも仕事か、それとも仕事じゃないかそれが問題?
いいえ、私には問題ありません。

今日、紙版・飯豊の空の下から・・・ を印刷し、封筒に入れて発送しました。

このところ少しペースが乱れていますが、だいたい毎月一回どのくらいの部数印刷しているかと言うと、何だかんだで400~500部ほどにもなります。

個人宛に封筒に入れて発送しているのは100通程度ですが、お取り引きいただいているお店などに20部くらいずつ配布をお願いしている分が数か所、あとは食工房の店頭からお持ち帰りになる方の分が意外に多くて150~200部以上あります。

インターネットで見ているのでいらないと仰る方も稀にはいらっしゃいますが、実際に紙版をご覧になると欲しくなるみたいです。
初めていらした方が、バックナンバーをあるだけお持ち帰りになることも珍しくありません。

そんな私たちの通信ですから、製作・編集や印刷・製本などの作業は、仕事という側面もありつつ半分は楽しみでもあります。
作業していて一番うれしい気持ちになるのは、刷り上がったものを二つ折りして耳をそろえる時です。

プリンターのコストや紙代がかかりますが、私にはこれが趣味や道楽みたいなものですから、惜しいと思うことはありません。
逆に、皆さまにそのような道楽にお付き合いいただいているので、感謝の気持ちをもってお届け、お渡ししています。

どうぞこれからもよろしくお付き合いください。

紙版・飯豊の空の下から・・・

飯豊の空の下から・・・

高さは2m超、重量は3~4トンはありそうです。

今日は、とても暖かい一日でした。
季節が一ヶ月ほど先に進んだようでした。

畑の雪は、ほぼ無くなりました。
もう少し乾いてきたら、作業開始です。

一方家の玄関先には、大きな雪の山がドッシリと座ったままです。
その高さは2mをはるかに超えています。
それでも、多分今月中には融けて消えてしまうのですから、自然の営みは本当にダイナミックです。

今日は、飯豊山も雲がかからず全景を見せていましたので、いつもの撮影スポットまで出かけて来ました。
ヘッダー画像は、今日の撮影です。
飯豊の空の下は、すっかり春になりました。

飯豊の空の下から・・・

そして今日、紙版・飯豊の空の下から・・・ が出来上がり、pdfファイルを公開しました。
いつものように、バナーをクリックしてご覧ください。
印刷したものも、明日以降発送の予定です。

さてさて、こう暖かくなると、山の獣たちも活発に動き出すでしょう。
今のところ畑に何もないので近づいて来ませんが、油断は禁物ですね。

ここ数日、杉の落ち葉を焚いています。
監視カメラも設置しました。
それから一発だけ、ロケット花火を打ち上げました。
戦いの狼煙を上げ、戦闘開始の合図を送ったというわけ。

そしてまた明日は、定休日明けパン焼きの日です。

忙しい上にもさらに忙しくなる春、その元気も出て来るのが春です。

線量計購入

2台目の線量計を購入しました。
震災直後の2011年5月に1台目を購入して、早や6年になります。

当時は、とにかく物が無くて購入に苦労しました。
何しろ非常時相場と言ったらいいのでしょうか、価格があり得ないほど高価でした。

性能や品質に多少の不満や不安があっても、とにかく手が届くものを探しに探して、やっと手に入れたのがRAE社のDoseRAE2 PRM1200でした。

当時の価格で、6万円しました。
※現在、Amazonで26000円で買えます。

後で解ったことですが、価格はともかく性能的にはまあまあ使えるレベルでした。

しかしそれにしても、当時の混乱ぶりは今思い出してもため息が出ます。
ただ一つ言えることは、我々は全く無知で何の備えもなかったということです。
必要に迫られて必死で勉強したおかげで、危機への対処の仕方をずい分と学びました。

さて、震災後6年が経過する中で、すっかり下がった線量をより正確に把握するために、より高感度高精度の線量計が欲しくなっていました。

しばらくご無沙汰している間に、放射線関連の器材は格段に豊富になり、Amazonなどで簡単に購入出来るようになっていました。
そしてこの6年間の経験から学んだおかげで、沢山ある機種の中から目的に適い且つ良心的なものを選ぶのに、迷いはありませんでした。

それが、岩崎通信機が出しているSV-2000という機種です。
今は、こういうものもAmazonで購入出来るのですね。
私も、Amazonを利用しました。

早速使用してみましたが、反応の速さと正確さは素晴らしいと思います。
先行のDoseRAE2と並行して測定しましたが、ほぼ同じ数値が出ていますのでまずは不要な疑いを抱くことは避けられました。

DoseRAE2に関しては、これまでに様々な場所(モニタリングポスト)で測定し、その場所の公式な数値と対照して精度を確認して来ています。
その経験から、今回のSV-2000は大丈夫と判断しているわけです。

それにしても、このあたりの環境放射線量は、格段に低くなりました。
震災前の線量がだいたい0.04~0.05μSv/hであったと言われていますから、0.06~0.07μSv/hは、誤差の範囲と言っても良いくらい平常値に近いと評価出来ます。
こんなことが分かるのも、線量計あってのことです。

国が原発推進を止めない以上、あるいは仮に原発廃止だとしても、もうすでに大量の放射性廃棄物を抱え込んでいるのですから、放射能に関する学習と備えは必要だと思っています。

線量計

家の庭に出て測定中


線量計

左側DoseRAE2 右側SV-2000
両者とも、ほぼ同じ値を示しています。
車のボディーの上に置いています。


線量計

家の中での測定
外よりは大分低くなっています。

IIDE編集中です。

なかなか進まなくて困っていましたが、昨日あたりからやっとやる気になりました。
余りにも忙しいと、こういうことはどうしても後回しになるし、時間があってもまず休みたい気持ちが優先してしまいます。
何事もほどほどに・・・がいいのは分かっていても、そううまく行かないのが世の常ですね。

まあでも、今週は時間がうまく取れました。
明日明後日の定休日の間に、うまく行けば終了するかも知れません。