高野通信」カテゴリーアーカイブ

店主の日々雑感など諸々

デジタル一眼レフ、一ヶ月

オーブン

黒光りするハンドル

オークションで落としたPENTAX K20Dを使い始めて、間もなく一ヶ月になります。

やっと手に入ったデジタル一眼レフということもあり、シャッターを押す回数はこれまでとは比較にならないほど多くなりました。
デジタルカメラは、フィルム代や現像代を気にする必要はありませんし、2000円前後の小さなメモリーカードに、高精度のRawデータを3000枚分も保存出来ます。
電池も、ストロボを使用しつつも、まだ一度も要充電になりません。
とても経済的です。
この一ヶ月ほどの間に、3000ショット以上はシャッターを押しています。

デジタルカメラの一番いいところは、すぐに結果を見られることです。
カメラの背面の液晶パネルでもOKですが、より詳細にチェックしたい時は、すぐにメモリーカードを取り出してPCに読み込ませ、大きな画面でモニターすることが出来ます。
ピントの具合や露出の過不足などがすぐに判断出来ますから、それを基に撮り直しも速攻で出来ます。

難しい反射光を利用した外付けストロボ撮影なども、設定を変えながらどんどん試せるので、そんなにしないうちに的確な設定の勘所を掴めます。
撮影の技術的なレベルは、誰でもすぐに上達して行くと思います。

上記のようなメリットが生きるためにも一眼レフは必須です。
この点K20Dは、同じ一眼レフでもミラーレスとは違い光学式ファインダーを備えていますので、より直感的なフレーミングとピント合わせが可能です。

デジタル一眼レフ市場では、キャノンやニコンの方が断然評価が高いのですが、PENTAXも一部のファンの熱愛に支えられて相変わらず健在です。
会社自体はとっくにRICKOHに買収されてしまっているのですが、今でもカメラの本体にはPENTAXのロゴが刻まれています。

K20Dは、PENTAXのデジタル一眼レフの中でも、良く出来た製品だと思います。
もちろん現在は後継機種が次々と出て来て、機能面では見劣りする部分もあるわけですが、撮影画像の表現力では今でも十分通用するものがあると、専らの評価です。

PENTAXの良い点1つとして、レンズのマウントがずっと変わっていないということが上げられます。
つまり、昔のレンズも使えるということですね。

たまたまPENTAXのレンズを持っていた私としては、PENTAX以外選択肢はありませんでしたし、何と言うかPENTAX Loveなんですね、私。
子どもの頃、親が最初に買ったカメラがPENTAXでしたから。

そんなわけでK20D、私にとっては、必要な用途に合っていて、且つこれ以上高望みはしないと納得出来るカメラだったと思っています。
壊れるまで使ったら、また次があるってことですね。

雪下ろし

定休日二日目、今日はコーヒー焙煎と明日のパン焼きのための仕込み作業で忙しいスケジュールのはずでしたが、屋根の雪がどうしても気になり、午後の半分2時間ほどを雪下ろしに充てました。

今朝も20cmほどの積雪があり、屋根のダキの部分は大きく盛り上がって、一体どれほどの重さなのか想像も付きません。
そして明日はいいとしても、明後日には雨の予報が出ていました。

この雪が雨水を吸ったら、さらに重くなります。
つぶれてからでは遅いですから、ここは何としてもカサを減らしておくしかありません。

準備は出来ていましたので、午後の3時のお茶の後、迷わず屋根に上がりました。
実際作業してみて分かりましたが、雪の厚みは1.2m以上あり、下の方は氷の板になっていました。

今日は、この氷の底に達する少し手前まで取り除きました。
2時間余りがんばってそろそろ日も暮れかかる頃、作業を終えて下に降りました。
今夕食の後、一気に緊張がほぐれて、さすがにクタクタです。
本当は写真も撮ろうと思って、ポケットにコンデジを入れていたのですが、思い出す暇もありませんでした。

この後は、最後の酵母の調整をして、早めに床に就くことにします。
ではでは。


コーヒー豆・今週の焙煎

食工房の自家焙煎コーヒー

1月25日焙煎

ありがたい晴れ間

飯豊の空の下から・・・

この屋根の雪も、日差しのおかげで午後までに落ちました。

定休日の今日、朝一番に外を見ると明るい日差しが雪に反射してまぶしかったです。
日の出がずいぶん早くなって来ています。

予報ではずっと雪だったはずですが、けっこう止み間があって、青空を見ることも出来ました。
雪を片付けるのには、ありがたい晴れ間です。

今日は時間に制約がないので、ゆっくりと雪の感触を味わいながら、途中でコーヒータイムをしながら、楽しく体を動かすことが出来ました。
屋根のダキの部分に溜まった雪が、かなりの量になって来ましたので、いつでも上に上がれるように足場も仕上げました。

ほど良く疲れたところで3時のお茶となり、その後は”Paul Simon,Graceland:The African Concert”の動画を見て過ごしました。
何度見ても良くて、南アフリカの国歌”NKosi Sikeleli Africa”の大合唱では、どうしても目頭が熱くなってしまいます。
でも、YouTubeの動画は、各シーンがバラバラで画質も今一つなので、いつか元の映像を見たいと願っています。



「駅すぱモール」のご案内

乗り換え案内サービス「駅すぱあと」と言えば、ご存じの方はもちろんご利用中の方もいらっしゃると思います。

このサービスを開発・運営しているヴァル研究所が、乗り換えの情報の提供だけではなく、もっと”駅すぱあと”としてできることがあるはずという想いから、名産品など地域に根ざした日々の暮らしを支えている”いいもの”を全国へとお届けしようと誕生させたのが「駅すぱモール」です。

その「駅すぱモール」立ち上げ当初に、いつもお世話になっている七日町「駅カフェ」さんつながりでお声をかけていただきました。
実は、昨年夏からすでにスタートしていて、もっと早くに皆さまにご紹介すれば良かったのですが、出品数が3品目のみだったので、少し様子を見てからと思っていました。

この度、駅スパモール主導で「スィーツ系商品・送料無料キャンペーン」を実施していますので、皆さまにもご紹介申し上げる次第です。
期間中は、送料がかからずにご購入いただけます。

今後、より良いサービスの形態を模索しながら、次々と進化していくはずですので、どうぞよろしくお願いいたします。

なお、右側サイドバー部分にリンクバナーを設置しましたので、ご利用ください。

紙版・飯豊の空の下から・・・ 2017.01

食工房の月々のお知らせを兼ねて発行している、「紙版・飯豊の空の下から・・・ 」2017年1月の号が出来ました。
インターネットでは、pdfファイルでご覧いただけます。
また印刷したものを、店頭にて差し上げています。
その他、郵送にてお送りしています。

このブログの記事の下の方に、リンクバナーを貼ってありますので、そこをクリックしていただければ、別画面でpdfファイルが開きます。
お手元のプリンターで印刷することも出来ます。
ご覧いただければ、ありがたく幸いに存じます。

今夜はこれから、印刷したものを封筒に入れて、郵送の準備をします。
個人宛がほとんどですが、お店や事業所宛に数十部まとめて送っているところもあります。
手渡しの分と合わせて、何だかんだで毎号300部以上は印刷しています。

そこでこのコストをどう考えるかですが、私たちにとっては楽しみの部分も大きいので、損得はどうでもいいことです。
旅行に出かけたり、おいしいものを食べに行ったり、何かお気に入りのものを買ったりするのと同じです。

少なからず皆さまに喜んでいただいている部分もありますので、その分はプラスです。
これからも、続けて行くことは間違いありませんので、どうぞよろしくお願いいたします。

IIDE編集中

明日は、定休日明け木曜日パン焼きの日です。

今日は、酵母種の仕込みに注力しつつ、通信IIDEの編集も進めています。
テキスト部分はすでに終わり、この後はイラストの編集とレイアウトです。

明日から営業日に入りますから、進みはどうしたって遅くなります。
今週いっぱいはかかると思います。

それにしても、パソコンでこうした印刷物の編集が出来るようになって久しいのですが、この間の進歩は目覚ましいものがありますね。
その昔、ロウ原紙に鉄筆で文字を書いて版を作っていた、いわゆるガリ版の時代を経験している者として、またその後時代を追ってすべてのプロセスを経験して来た者として、今、Adbe Indesignで可能となっていることや、自宅にカラーレーザープリンターを置いてフルカラーで高精度な印刷まで出来ることは、まったく本当に夢のようです。
おかげさまで、楽しくて楽しくて仕方がありません。

しかし、新しい時代に生まれた若い人たちは、最初からこのシステムが当たり前なのですね。
果たして、私が感じているような喜びや楽しみを感じられるのでしょうか・・・?
機会があったら尋ねてみたい・・・というか、知りたい私です。

IIDE

左側Indesignにて紙面の編集 右側 Phtoshopにて画像の修正編集


IIDE

左がスキャナー、右がプリンター

ありがたい小休止

飯豊の空の下から・・・
飯豊の空の下から・・・

昨日から今日にかけて、新たな積雪はありませんでした。

そして今日は朝から晴天に恵まれ、風もなく気温はグングン上がりました。
屋根からは、融け出した水がしたたり落ち、一目で分かるくらいカサが減りました。

そして夕方、店の南面と母屋の南面の屋根の雪が、勢い良くなだれ落ちました。
全くの話し、定休日で良かったです。

これから明日にかけても、ほとんど降雪はないようなので、その間に残っている雪も落ちてくれることを願っています。
高い屋根に上るのは、もう少し先でもいいみたいです。
助かりました。

今日は、午後のひと時、Tony Gatlif 監督の映画 “Latcho Drom” を観ました。
もし、よかったら、あなたも。


https://youtu.be/AUz9NgtgneM

止まない雪の中、雪下ろし

今日も雪でした。
もはや小雪などではありません。
大雪と言って良い状態です。

道路向かいの物置小屋の屋根の雪が、そろそろ限界かと思われましたので、雪下ろしをしました。

後から聞いた話では、今日の会津管内は晴れたところが多かったようなのですが、このあたりはほぼ一日中雪が降っていました。

昼前、一時的に雪が止んで雲間から日が差して来ましたので、屋根に上る支度をしていると、じきにまた降り出して来るという生憎の空模様でしたが、構わず雪下ろしをやりました。
60~70cmのカサがあり、なかなか骨が折れました。

おかげで、肩から指先まで筋肉痛です。
雪下ろしの後、コーヒークッキーの仕込みをしている時、絞り袋を絞っている最中に指が痙攣して中断する一幕もありました。

疲れていましたが、夜は、年中行事の歳の神に参加して来ました。
ここに引っ越してきて以来、一度だけ身内の不幸があった翌年以外、すべて参加しています。

震災のあった2011年は、還暦で年男だった私他四名が点火役を拝命しました。

このような行事も、過疎化の中いつまで続けられるのか不安もあるわけですが、この集落が存続する限り続いて行って欲しいと願っています。

歳の神

2017年1月15日 山都町相川藤沢集落の歳の神
男女二体作るのが、ここの集落のやり方だそうです。

降って安心という、妙な気分

会津の冬

先日まで全く雪がなかったのに、この二日の間にこの景色です。

降りましたね。
二日続けての降雪。

今朝は、昨日に比べて一気にカサが上がりました。
車のタイヤが、ほぼ隠れるくらいでした。
久しぶりに除雪道具を出して、朝のひと時汗を流しました。

もちろんあたりは真っ白です。
これで会津の冬らしい景色になりました。

何だか妙に安心する気分なのですね。
この雪がないと、田んぼや畑は具合の悪いことになりますから。
ま、そんなことをおいても、決して雪景色は悪くありません。

ただ一つ、ご来店いただくのにちょっと大変かも・・・、ということでしょうか。

ともあれ明日も、パンを焼いてご来店をお待ちしております。

温暖化も、新たな段階

飯豊の空の下から・・・

これが3月の風景なら、春が近いと素直に喜べるのですが、まだ1月の寒の時期ですからねぇ・・・。


飯豊の空の下から・・・

畑にも雪はなく、大根が青々しています。


飯豊の空の下から・・・

家のまわりも雪はなく、早や一面に緑が差しています。

昨年は、これまでにないような小雪で、会津の人々は誰もが「楽でいい!」と口をそろえて言いました。
そして、この冬はその反動で二年分降るゾ!と恐れていました。
昨年9月頃の予想でも、12月から一気に寒くなって雪も多いと言っていました。

それがどうでしょう。
12月に2度、そこそこの量の降雪がありましたが、根雪にはならず融けて消えてしまいました。
明けて1月の今日3日、クリスマスの頃に降った雪がほぼ完全に消えてしまいました。
野山や田畑には、この前にも増して緑が増えたような感じがします。

この先、まだまだ寒い日もやって来るとは思いますが、全体的には昨年と似たような状況になるのではないかと思います。
何と言ったって、暖かいのです。

毎年冬の間、業務用の大型ファンヒーターを焚いて過ごしていますが、この冬は小さいファンヒーターで何とか過ごせています。
おかげさまで、灯油代が半分で済みます。

やはり、地球温暖化は新たな段階に突入したと、身を以て実感するほどになったのだと思います。
人間活動の影響による地球温暖化は、学者たちの語るところでは、もはや後戻りできない段階に達したと言われていますが、本当にそうなんですね。

この会津で、雪のない冬が定着したら、自然界の様子は一変してしまうでしょうね。
すでに後戻り出来ない・・・ということを、しっかりと胸に刻んでおきたいと思います。

尤もこれから50年か100年後、人口減少により徐々に人間活動の影響も減じて、この急激で極端な温暖化もいつの間にか自然の営みの中に吸収されて、元に戻って行くのかも知れません。
肝心なことは、長い時間で考えること、いつでも自然の営みに添って生きることかなと思っています。

新年明けましておめでとうございます

新年、明けましておめでとうございます。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

正月三が日はブログの更新もお休みと思っていましたが、新年のご挨拶だけはしておかなくてはと思い直し、キーボードを叩いています。

果たしてこの一年がどのような年になるのか、世界も日本もそして身の回りも、相変わらず先行き不透明でますます混迷を深めています。
そのような中、せめて自分の仕事だけは確かなものであるように、なおいっそう精進したいと思っています。

どうぞ、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。


カメラが、直った!?

先日、突然故障して作動しなくなった愛用のデジカメの話しです。
新たに手に入れたデジタル一眼レフがいい具合で、もうこれしかない!と思っていた矢先、壊れたはずのデジカメが復活しました。

こんなことってあるのですね・・・。

どうせ壊れたもの故、分解して中を見てみようと思い、いじり回しましたが専用工具がないと開けられないようで、少々頭に来て強引に押したり引っ張ったりしてもどうにもならず、諦めついでにもう一度と思って電池を入れてスイッチを押してみました。

すると、あんなにうんともすんとも言わなかったのに、動いたではありませんか。
数回ON OFFを繰り返しても、正常に作動するのですね。

それならとSDカードを入れて撮影してみると、ちゃんと映っています。
データを取り出してPCで再生して見ると、今までどおりです。

あららー、どうしましょー。

ま、かくなる上は、その場の要請に応じて相応しい機材で撮影することですね。

今年はまた、本当に久しぶりに写真と濃厚に関わる事になりそうです。

k20d

件のPENTAX K20Dです。
このカメラを撮ったカメラは・・・?突然復活した、愛用のコンデジFujiFilm FinePix A800


FinePix A800

K20D+smcA50 f1.4 絞り優先 f2.8 1/90