高野通信」カテゴリーアーカイブ

店主の日々雑感など諸々

柿食う日々

柿

 

果物のおいしい季節です。
みかんとりんごは代表ですが、この間も言いましたが柿があるんですよ。

娘二人が、庭のみしらず柿をもいでは渋抜きをして、毎日の食後に供してくれます。
何の世話もしていないのに、毎年食べきれないほど実を生らして・・・。
これを食べなくてどうする!ってわけですね。

否、食べてみたら、これがおいしいのですよ。
地元のお年寄りから、「今頃分かったか!」と言われそうな気がします。

柿は、りんごやみかんと比べると、味がおとなしくて自己主張しませんね。
でも、口に入れるとやっぱり柿なんです。

そんなら!と、お菓子作りの素材にしようとすると、まるで存在感が出ないのですね。
そのまま食べてください・・・と、そっと語りかけて来るような味わいなんです。
会津の庶民性のような・・・。

柿が好きになって、また少し会津の心に近づけたかなと思う私です。

寒くなりそうです

今日は、予想どおり雨の一日。
午後になって風向きが変わり、気温が下がって来ました。
明日の朝は、冷たい雨が降る朝を迎えそうです。

食工房は、いつものパン焼きの日で室内は30℃をキープしますから、窓ガラスが曇ることでしょう。
真夏の灼熱地獄のような日々がウソみたいな、ホカホカ天国になります。

この気温の変化を読んで、今日はさつまいもをもみ殻と一緒に箱詰めして、食工房の作業場の屋根裏二階に上げました。
ちょうどオーブンの上あたりで、真冬でもさつまいもが凍みないで済むのです。

尤もこの後お天気が回復すれば、日中は日差しで暖かいことでしょう。
畑の白菜と大根が育つには、もう少し秋が長引いてくれないと・・・。
雨と日差しが、交互に畑の面倒を見てくれます。
全く、良い計らいです。

で、今日も天気図を載せようかなと思いましたが、止めておきます。
興味のある方は、<こちら>でどうぞ。

明日は、午後にはパンが焼きそろっているはずです。
皆さまのご来店をお待ちいたしております。

天気予報したいわけではありませんが・・・

天気図

秋雨前線停滞か?と見えますが、明後日には東の海上に抜けて行くようです。

今日も天気図を掲載してみました。
気象庁のホームページから切り抜いたものです。
ひょっとすると著作権なんてものがあるのかも知れませんが、そもそも国民の税金で運営している機関が公開しているデータなんですから、国民の一人がどう使おうが自由でいいのじゃないかと、借用を決め込んでいるわけです。
それはそれとして、三日間の天気図の変化を見ていて、気象の流れというのが掴めますね。
今日は、モヤーッと暖かくて無風でした。
畑の風車もピッタリ止まったままピクリとも動きませんでした。
空からは、まるで地上を優しくいたわるような小雨が、そっと静かに降っていました。

ライ麦

種まき10日後、発芽3日後
収穫は、来年7月。長い長い道のりがやっと始まったところです。

ライ麦は一気に丈を伸ばして緑色になりました。
さつまいもを掘り終えておいて良かった!
いい計らいです。

明日は、今日よりは強い雨模様になるでしょう。
明後日も。

48時間後の予想図を見ると、日本海側に3個の高気圧がズラッと並んでいます。
これが一つに合体して、先日よりもさらに巨大な高圧帯になるんじゃないかな・・・。
3日後以降、お天気が回復するでしょう。
今度の週末も、素晴らしい晴天に恵まれそうです。

小休止

明日と明後日は定休日です。
このところずっと忙しくしていましたので、何だか分かりませんがストレスという奴が溜まって、モヤーッと疲れ気味です。
決していやじゃない仕事でも、万年同じ調子で続けていたのでは、やっぱり良くないってことなんですね。
今夜はこの後、何もしないでお茶飲んでボーッとすることに・・・。
ではでは。

会津では、夕方から雨が降り出しています。 明日は、一日雨になりそう。

会津では、夕方から雨が降り出しています。
明日は、一日雨になりそう。

お芋ゴロゴロ

東西4000㎞に及ぶ大高気圧 でも、明日後半には天気は下り坂です。

東西4000㎞に及ぶ大高気圧
でも、明日後半には天気は下り坂です。

今日も一日快晴でした。
天気図を見てわかる通り、東西4000㎞に及ぶ大高気圧がゆっくりと日本列島の上を通過中です。

こんなに大きな高気圧を見たのは、いつのことだったろう?と思い出そうとしても思い出せません。
この週末に飯豊山に登った人は、最高のコンディションだったことでしょう。

私は、下界で今日も芋掘りをやりました。
いや、なかなかどうして、悪くない!悪くない!
ほど良く汗をかいて、気分はし・あ・わ・せでした。

今日も一日快晴 柿の実の色に、心が暖かくなります。

今日も一日快晴
柿の実の色に、心が暖かくなります。


畑

今日も芋掘りをやりました。
これで、一輪車にいっぱいになりました。


畑

昨日掘った分です。
今日一日、日に干しました。


畑

発芽3日目のライ麦、少し青みが差して来ました。

それにしても、さつまいもの大豊作です。
近所の農家さんが案外作付けしていなかったりして、家の芋を見て大したもんだ!と驚いています。

昨日、小豆を作ってくれているおばあちゃんに、さつまいもを少し差し上げたところ、今日、息子さん(と言っても、私と同い年ですが)から「もみ殻燻炭を作りながら焼き芋を焼いて見た。」と言って、まだ温かい焼き芋をいただきました。
うっすらと煙の匂いがして、おいしかった・・・。

そして今日は、いつもお世話になっているお家に、掘りたてのさつまいもを届けました。
そうしたら、お返しに里芋と大根と水菜とホウレン草をいただきました。

何だか、すっごく豊かな気分!
何の打算もなく、気持ちだけが行き交う最高のお付き合いです。

来年は、うちでも里芋を作って見ましょう。

さて本日の食工房、お天気のせいもあったでしょう、三々五々ご来店を賜りました。
私は、午前中は作業場から、午後は畑から、ご来店くださったお客様を見送っておりました。

本当に、ありがとうございました。
この場を借りて、一言御礼申し上げます。

ブックレット印刷用PDFを追加しました

昨日、PDFファイルからブックレットを印刷すると、中の見開きページのつなぎ部分のイラストが中切れするかも知れないとお知らせしました。

実際そのとおりで、今日、In Design上でA3版2ページにレイアウトを組み替えたファイルを作って、それをPDFにしたものを追加しました。

これを開いて、短辺綴じ両面印刷すると、こちらで印刷しているものと同じものが印刷出来ます。
文字が小さくても差支えなければ、印刷の際の設定でA4二つ折りの小さなブックレットも可能です。
気が向いた方は、どうぞお試しください。

ま、こんなことにこだわらなくてもいいと言えばいいのですが、そのままにはしておけない性格が災いする?のですね。
どうぞ笑ってやってください。

さて本日の食工房、いつものようにパンが焼けました。
北海道産の「ゆめちから」も使い慣れて来て、パン生地が言うことを聞くようになりました。

パンがおいしくなったな・・・と、我ながら思います。
今年のシュトレンの出来が楽しみです。

無事発送

「紙版・飯豊の空の下から・・・」神無月第7号、本日発送いたしました。

今回は、中の見開きにページにまたがるイラストを入れましたので、ダウンロードPDFファイルだと中切れになってしまうかも知れません。
こちらのオリジナルアプリケーションのIn Designでプリントすると、きれいにつながって印刷されます。

印刷されたものをご希望の方は、無料で差し上げますので、ご遠慮なくご所望ください。
いつでもお送りいたします。

10月から「ゆうパック」に切り替えて運賃が安くなりましたが、早速ご注文という形で反応がありました。
まだ告知が行き渡っていない状況だと思いますので、これから少しずつ通販のご利用が増えればありがたいと思っています。
通信の送料も同様にコストダウンしていますので、発送するのもずい分気が楽です。

そんなわけで、明日以降お手元に通信が届くことと思います。
隅々までご覧いただければ、ありがたく幸いに存じます。

さて食工房は、明日はパン焼きの日です。
午後になってから、焼き立てを狙ってご来店ください。
お待ちしております。

お近くの方は、配達も承ります。
どうぞご遠慮なくご用命ください。

データ再入力

昨日から今日、IIDEの発送のための宛名入力をしていました。
130件ありました。
お一人お一人、改めて確認しながら作業していると、いつもは思い出さない皆さまとの出会いの記憶が蘇ったりして、なかなか新鮮でした。

しかし、デスクの前に座りっ放しでは疲れるし第一体に悪いので、外に行ってちょっとした作業などで体を動かしてから戻って来るというのを繰り返していました。
私の場合は、せいぜい30分も座っていると「もういいや!」って気になってしまいます。
デスクワークは嫌ではないのですが、向いてないのかも・・・。

これから夜なべ仕事で、宛名シールを貼り付けて、封筒入れをして・・・。
横では、プリンターが印刷をしています。
まだしばらくは寝られません。
ではでは。

柿と胡桃

柿

柿は、何といってもまず色が目出度いと、私は思います。


柿

学名 ディオスピロス ・カキ(神から与えられた食べ物の意)
柿が赤くなると医者が青くなる・・・と言われるほど、健康に良いそうですよ!


胡桃

果実丸ごとの胡桃
雨風にあたって、外皮と果肉は大方腐ってボロボロになっています。


胡桃

コンクリートの台の上で、外皮と果肉をざっと落としたあと、水洗いします。


胡桃

外皮と果肉を取り去った後の状態、いわゆる殻つき胡桃。

近頃、いくら生っていても誰も取らないのが柿です。
我が家の敷地内にも、周辺の道端や畑の外れなどにも数えきれないほど柿の木がありますが、大方ほとんどが収穫されないまま落ちてしまうか、カラスの餌になっています。

一方、あっても知らないと言うか、拾った後の始末が面倒なので結局手を出さないのが胡桃・・・。
会津は胡桃が沢山自生していて、我が家の敷地内にも8本の大木があります。
おかげでリスがよくやって来ます。

毎年毎年、こんなに豊かな実りをもたらす柿と胡桃を、今までほとんど利用することなく見逃して来た私ですが、ここ数年来上の娘がコツコツと収穫しては食卓に供してくれるようになり、私も興味を持つに至った次第。

柿に関しては、この辺りでは渋抜きしないで食べられるものはありませんので、渋抜きのやり方をまず覚えます。
あと、うんと渋の強いものは、干し柿にすると良いのですが、これはまだ実現していません。
リンゴや梨に比べて人気の低い柿、私もどちらかと言うとリンゴ党なのですが、近頃柿のおいしさにも目を開きつつあります。

そして胡桃ですが、半分はリスの取り分で良しとして、収穫した後の始末が、これがなかなか大変な手間がかかるのですね。
娘は、毎日ほんの少しずつやっているようです。

日本国内に自生している胡桃は、ほとんどがオニグルミという品種で、殻が特別硬くて割れにくく中身を取り出すのが大変だと言われていますが、これも「蛇の道は蛇」の例えにもれずやり方があるのですね。
殻ごと水に漬けておいて、それから引き上げてすぐに急熱すると、殻の合わせ目が開いて隙間が出来ますので、薄いヘラを差し込んで簡単に二つに開くことが出来ます。

ハンマーで叩き割ると、砕けた殻と中身が混ざって、より分けるのがとても大変です。
ちなみにリスは、合わせ目を根気よくかじって開けているようです。

柿も胡桃も、何の世話もしなくていいのですから、収穫時にちょっと手間をかけるくらいはしなくては・・・と、心がけを変えようという気でいる私です。

ライ麦を蒔きました

畑

今年は、南の端の一番日当たりの良い場所にしました。
作業前の状態。鍬で3回耕して、雑草を除去してあります。


畑

レーキ(左)と三角鍬(右)
きれいに雑草を除去したはずですが、もう何かの芽がビッシリ出て来てますね。
レーキで掻き均して、成長を抑えます。


畑

三角鍬で溝を切ったところ
深さは3cmくらい


畑

ライ麦の粒を、パラパラと蒔いたところ
昨年は密植し過ぎたと思いましたので、今年は少しまばらにしました。


畑

土を掛け戻して終了

台風が近づいているのですね。
こちら東北地方への影響は、二三日先のことになりそうですが、今日あたりは逆にとても良いお天気で暖かく、この後の雨を期待してライ麦を蒔きました。

今年は、旧暦で9月が二回ある閏月の年に当たっており、季節的には秋が長引いて遅くまで暖かい日が続くと思われましたので、麦蒔きも少しゆっくり構えていたのです。
今日はちょうど良いタイミングだったのではないかと思っています。

下準備は、先日来時間をかけてすっかり終えていましたので、レーキで地表面を掻き均してその後三角鍬で溝を切り、ライ麦を蒔いて三角鍬で土を掛け戻せば作業完了です。

昨年の収穫が3.5kgありましたが、今回の種用に使ったのは500gほどでした。
一粒万倍・・・はさすがに大げさですが、種は少しあれば足りるということなのですね。
後は芽が出るのを待つのみ。

風車

設置してから2か月半、何のトラブルもありませんでした。
それにしても、軽やかに方向を変えながら、よく回ります。

発芽して本葉が出たら、風車もそろそろ片付けます。
冬の間に、雪と風で壊れてしまうかも知れませんので。
そしてその後、麦踏みが二回。
来年も沢山取れることでしょう。
ドライフラワーも、もっと沢山作って沢山の方にプレゼントしたいと思っています。

畑

8株で15kgくらいありました。

麦蒔きが一時間半ほどで終わりましたので、その後芋掘りをしました。
一度に全部掘れる量ではありませんので、今日はごく一部ほんの8株ほど。
全体で100本の苗を植えていますので、先日の試し掘りの分を入れても、まだやっと十分の一です。

いやー・・・、豊作ですね、これは。
しまっておく場所に苦労しそうです。

・・・と、食工房の仕事はしたのか、ですって?
しましたよ!

パン焼きを終わらせてから、後片付けを娘たちに頼んで、畑に行ったというわけ。

いやはや、忙しい毎日です。