明日はまた営業に戻ります

二日間の定休日が明け、明日はまた営業モードに戻ります。
先ずはパン焼きからです。

今週も、沢山のご注文をいただいています。
張り切って作業に当たります。

最近ずっと、食工房のパンの風味が安定していることにお気づきかと思います。
酵母種やパン生地の温度管理に正確を期しています。
以前とは比較にならないほど気を使っています。

手間はかかりますが、パンの出来が安定することは、何物にも代え難い成果です。
それだけ、自家培養酵母は難しいのです。

明日も、がんばっておいしいパンを焼きます。

そして、皆さまのご来店をお待ちしております。

プーチンの戦争、ロシア国民の責任

★5/10投稿予定だった記事です。

昨日5月9日は、旧ソ連が第2次世界大戦でナチスドイツに勝利した日で、ロシアでは「戦勝記念日」という祝日になっているのですね。
今日、そのナチスに劣らぬ非道を働いているロシアが、この日を祝うとは、何の悪い冗談か!と思います。

一方、その前日の5月8日は、そのドイツとの戦いで亡くなった多くの軍人と民間人を追悼する日だそうです。
その5月8日、ウクライナのゼレンスキー大統領は、キーウ郊外の街ボロジャンカでロシア軍に破壊された高層アパートをバックに、ウクライナ国民に向けて演説を行いました。 <参照>

冒頭、あの惨劇を「二度と繰り返さない」と誓ったその言葉は、これまでとは異なる意味で受け止められると言っています。

かつてナチスドイツに対し共に戦ったロシアとウクライナ、そのロシアが今ウクライナに侵攻し、ナチス同様の非道を働いているのです。
ウクライナには、2度目があった・・・。

今となっては、プーチンは、ソビエト連邦が崩壊した後独立したウクライナを、いつか必ずロシアに併合することを企んでずっと準備していたことが分かります。
ウクライナもそれに気づいて備えてはいたのですが、侵攻を防ぐことは出来ませんでした。

ウクライナ側の外交の拙さを言う人もいますが、ロシアは確信的にウクライナを侵攻するつもりだったのですから、外交努力で防げるわけもありませんでした。

この戦争は、偏に独裁者プーチンの戦争だと言われますが、戦っているのはロシアの兵士つまり国民です。
強制的にあるいは騙されて送り込まれたかも知れません。

しかし、侵攻当初から民間人を標的にし、ありとあらゆる蛮行に及んでいたことは確かで、むしろそれらは作戦の一つでさえありました。
沢山の証拠が集まってきています。

そのようなロシアの戦い方は、何も今に始まったことではなく、スターリン・ソ連の時代からずっと続いて来たことです。
民間人を拉致して自国に強制移住、強制労働させたり、徴兵して前線に駆り出させたり、それらはすべて戦争犯罪であり、一体どこに大義があると言うのでしょうか。
ナチズムと戦っていると言いながら、やっていることはナチス同様です。

そんなロシアですが、国民一人一人を個人的に見れば善良な市民の顔を持つ一面もあるでしょう。
だからと言って、国として遂行しているこの度のウクライナへの侵攻と戦争犯罪の数々は、決して正当化出来るものでも許されるものでもありません。
命令しているのはプーチンであっても、それを支え現実のものとしているのは国民一人一人なのですから。

かつてソ連崩壊の直後の一時、これでロシアも自由化民主化すると期待されたものですが、全くそうはなりませんでした。
プーチンの登場によって、なお一層強固な独裁体制が出来上がってしまいました。
ロシア国民は、それでいいと思っていたのかどうか知りませんが、その体制を支えて来たのですから。
実際、次々に民主化独立して行く周辺国に対し、あからさまな妨害や介入侵攻を繰り返して来ているのです。
チェチェン、アゼルバイジャン、アルメニア、ジョージアなど、またベラルーシもその例に漏れません。
そしてウクライナはその本命だったということでしょう。

国際協調など端から眼中にないようなその態度は、もはや世界中を危機に陥れています。
ロシアには、その責任を重く受け止めてもらう必要があります。

厳しい経済制裁によってロシア国民が苦しむとしても、それは引き受けてもらうしかありません。
もちろん、それを課す私たちも、返り血を浴びることは覚悟しておかなければなりませんが。

敢てそうしてでも、ロシアには自分たちに非があることに気づいてもらう必要があります。
そして、考え直してもらわなければ、その流れはやがて世界を滅ぼす方向へと向かって行くことはまちがいありません。

明日と明後日は定休日です

食工房の営業の一週間が終わりました。
毎度申し上げて恐縮ですが、明日火曜日と明後日水曜日は定休日となっております。
店は閉まっておりますので、お間違えのございませんようよろしくお願いいたします。

明日は、またいつものように畑に出て作業の予定です。
この地域の電気柵設置事業への補助金が決定しましたので、これから大急ぎで資材の購入から設置完了まで突っ走らなくてはなりません。

今回、設置事業に参加するのは、私を含めて6名ですが、実際の作業のかなりの部分を私が引き受けることになりそうなので、もうすでに一ヶ月も前から環境整備をしています。
電気柵が通る場所の刈り払い、除草剤の散布、焼き払い、障害物の撤去など、コツコツと合間を見て進めています。

しかし、これからが本番です。
また忙しくなります。
ま、初年度は仕方ありません。
来年以降、楽になりますから。

効果の上がる電気柵を設置出来ると思います。
また追々ご報告に及びます。

ライ麦の穂が出ました

麦ラボ

中島第2圃場のライ麦
穂が出ました。


麦ラボ

先端にほそい繊維が絡んでいます。
クモの糸でしょうか?それとも、ノゲの繊維でしょうか?


麦ラボ

こちらは、まだ茎の中に包まれている状態です。


麦ラボ

定点観察220508
一昨日の画像はスマホ撮影、今日のは一眼レフカメラ(PENTAX K-20D)撮影。

今日も日中は薄曇りながら暖かい一日でした。
このところの暖かさに促されたのでしょう、ライ麦の穂が出ました。

何度見てもうれしく、また感動する情景です。
まだやわらかく弱々しいノゲは、赤みを帯びていて微妙にウェーブしているのですね。

彼の地ウクライナでも、似たような情景が見られるはずですが、今年は無事に収穫まで辿り着けるのでしょうか?
いつだったかニュースの映像で、緑の麦畑の中に、ロシア軍が砲兵陣地を設置している光景が目に留まりました。

農家にとってこれほど残酷なことはありません。
それを思い出しながら、穂が出たライ麦を眺め、彼の地の麦が無事に育つことを祈る私でした。

いずれ値上げをお願いすることになります

ウクライナでの戦争が長引くにつれ、世界中に経済的影響が出ています。
中でもパン屋に関わりの深いのは、ウクライナからの小麦の積み出しが出来なくなっているせいで国際的な穀物価格相場が高騰していることです。
日本国内でも、製パン各社が値上げに踏み切っています。

食工房は、国産小麦のみ使用していますし一部は自給も出来ていますから、国際相場の直接的な影響は目下のところ受けていません。

それはいいのですが、光熱費の高騰がじわじわと効いて来ています。
電気料金、ガス料金、灯油代などエネルギーコストが、この一年くらいの間に10%以上上がっています。
そしてこれからも、さらに上昇することは避けられないようです。

正直に申し上げれば、パンの値段に占める小麦粉のコストはそれほど大きくはありません。
むしろ光熱費や包装資材費など諸経費の部分の方が、ずっと大きい割合を占めています。

少し落ち着いたら価格改定をお願いしようと、様子を見ていましたが、この先も止まることなく上昇し続けるのではないかと思えます。

いろいろ考えましたが、もうここらで値上げをお願いするしかないと思うようになりました。
ただ、どの程度の上げ幅になるのか、そこも難しいところなので、今月いっぱいくらい頭を悩ましてよく考えて、結論を出したいと思います。

麦が育っています

麦ラボ

定点観測 220506
麦が伸び始めました。

暖かい日が続くようになりました。
麦の丈が伸び始めました。
ライ麦は、早や腰の高さに届きそうです。
最終的には、人の背丈を超えるほどになります。

この風景に元気をもらいながら、明日もパン焼きに励みます。
ご来店の時、お時間がある方は、ぜひ麦畑をご覧になってください。
店から、すぐ近くです。

明日も、ひばりのパン、焼きます。

ウクライナに勝利を!

ゴールデンウィークこそ働く農家

一年のうちでも特別長い休暇のゴールデンウィークですが、多くの人がレジャーに繰り出すのを横目に、野良着で泥にまみれているのがこのあたりの農家さんたちです。

まずは、田植えの前の堰さらいが大仕事です。
同じ水路を利用する農家さんたちが組合を作っていて、連休の中の一日か二日、招集をかけて作業をします。

川の上流に堰があって、そこから延々と1~2km次々と田に水を落としながら末端まで流れて行きます。
その間をよどみなく流れるようにゴミを取り除き、また傷んで水が漏れるような箇所を修繕するのです。

大勢でなければ出来ない仕事です。
ゴールデンウィークは、皆が顔を揃えられる良い機会なのですね。

前後して田起こしも始まっています。
苗床も作って田植えに備えています。

もうじき田に水が入ります。
蛙の鳴き声がにぎやかに聞こえてくることでしょう。
そして田植えですね。
一年のうちでも一番忙しそうにしているのが今頃じゃないかなと思います。

麦は、今は見ているだけなのですが、それでも草取りや追肥、そして獣害対策のための電気柵設置など、結局暇はありません。

まあでも、いつも言いますが、決して悪いもんじゃありません。
私もそうですが、まわりの皆さんも何だかいそいそと動き回っていますから。
春は、一年のうちで一番いい季節かも知れません。

明日、5月5日(木)子どもの日は、営業します

今日まで定休日を含めて4日間休業いたしましたが、明日から営業再開いたします。

いつものように、休み明けの木曜日、早朝3時起きでパン焼きの支度です。

焼き上がりは、お昼前頃から順次。
全ての品目が揃うのは、午後2時頃になります。

パンの他にも、焼き菓子、自家焙煎コーヒー豆、自家調合カレースパイス、小豆他地元農産物など、いろいろございます。

お天気の方も、晴天に恵まれ暖かく過ごしやすい一日となる予報です。

皆さまのご来店をお待ちしております。

ブログも、2、3日休みます

明日から4日間休業いたします。
合わせて、ブログ更新も少しお休みいたします。

明日は、茨城から孫がやって来ます。
本人たちは車で直行直帰、私たちも何処にも出かけませんし、店はお休みです。
これもまた感染対策です。

他にも家族はいるのですが、同時に集まることは、今は避けています。
全員集合すれば、18人にもなります。

いつか、一堂に会することが出来るでしょうか。
それを楽しみに、がんばることにいたします。

明日は営業、明後日から休業

ゴールデンウィークのスケジュールをすでに一度お知らせしておりますが、今一度お知らせ申し上げます。

明日4月30日(土)は、いつも通り営業いたします。
パン焼きの日です。

明後日5月1日(日)より5月4日(水)まで、休業いたします。

5月5日(木)こどもの日は、平常通りの営業です。

どうぞ、お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。

ところで今年は、何も制限のないゴールデンウィークになるということで、早くも人出が増えて来ています。
観光地会津は、久しぶりににぎわうことと思いますが、一方でコロナ感染は心配です。

私も家族の者も、期間中全く外出の予定はなく店も休みますので、自分たちのリスクはほとんど無いと思っていますが、期間後の感染者数が多少なりとも増えるのは間違いないでしょう。

ま、爆発的でさえなければ良しとしなければなりません。

最近は、ご来店のお客さまの中にも、ご家族が感染し、ご自分も感染してしばらくの間来られなかったという方がいらっしゃいます。
もはや、身辺、近辺での感染例は、珍しくないという感があります。

感染対策、さらに念を入れたいと思います。

明日のご来店、お待ちしております。