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左側ライ麦、右側スペルト小麦です。
近影撮ってませんけど、スペルト小麦も穂が出始めました。
ご覧になられた方は、どなたも一様に感激されるようです。
特に今日みたいな、強い風に揺られて波打つライ麦畑の様子は、あっという間にどこか別世界に連れていかれそうな気にさえなりますから。
収穫まで約一ヶ月、これからどんどん様子が変わります。
夏至が近づくこの頃、たっぷりと日差しを浴びて、またある時は雨に打たれ、風に揉まれながらも、穂先は次第に重みを増しています。
収穫まで、あと一ヶ月くらいでしょうか。
あるいはもっと早いかも知れません。
毎年のことになりましたが、麦刈りする時のお天気がいつも気がかりです。
初めの頃は、夜も眠れない程のこともありました。
でも、大抵何とか無事に収穫を終えてはいるのですが。
今年は、どんな様子でしょうか。
今回で4度目の収穫です。
それもあって、その日が来るまでは気を揉まないでいられるようになりました。
その代わり、「よし、明日だ!」となれば、即断即決で動きます。
麦は、収穫のタイミングが一番重要なのです。
そういうことも、麦を見て判断出来るようになりしたから、百姓4年生も伊達ではないぞ!と少しは自信もついて来ました。
電柵のおかげで、イノシシの被害にも遭わなくて済みそうですし、近所の農家さんが「年々、良くなってるナ!(麦のことです)」と言う通り、品質も上がって来ていると思っています。
8月には、新麦のパンを召し上がっていただけるでしょう。
どうぞお楽しみに。
3月から始めた「ウクライナのひばりのパン」、その売り上げをウクライナへの支援として寄付して来ました。
毎週毎週、多い時もあれば少ない時もありましたが、先月まででその額は7万円に近づいています。
これまで、寄付先をユニセフのウクライナ緊急募金窓口にしていました。
皆さまご存じの通り、ユニセフの活動は子どもが対象です。
寄付金の使途も、ウクライナの戦争で被害に遭った子どもたちの支援のために使われます。
もちろんそれはそれで必要であり善い事であるのは間違いありません。
しかし私としては、もう少し直接にウクライナの支援の役に立つ寄付先はないだろうかと思案していました。
ある人は、ウクライナ大使館の預金口座に振り込む方法があると教えてくれました。
それも考えました。
そして先月5月5日のことですが、ゼレンスキー大統領が、新しいオンライン募金サイト「ユナイティド24」を発表し、運用を開始しました。<関連記事>
こちらのサイトでは、用途を選択出来るオプションが用意されていて、自分が支援したい事業に役立ててもらうことが可能です。
①防衛と地雷撤去
②医療支援
③ウクライナ復興
の3つの項目から選ぶことが出来ます。
送金方法も、クレジットカードの利用が可能で、あとウクライナ国立銀行の口座に送金、ペイパル、クリプト(仮想通過)などの方法も選ぶことが出来ます。
今回から、このサイトを通じてウクライナへの寄付を続けることにしました。
今日、ここ数週間分として、100US$を送金しました。
皆さまも、もしウクライナへの寄付をお考えでしたら、このサイトを通じて寄付されることをお勧めします。
それにしても、心が痛むロシアによるウクライナへの侵略戦争ですが、ウクライナは最後まで戦うと言っていますし、少なくとも私は、ロシアの側が撤兵して停戦となる以外はあり得ないと思っていますから、最後まで支援を続けるつもりです。
何のためにそうするのか、そうすべきなのか、分かっているつもりです。
このところ周期的にお天気が変わります。
梅雨が近いのでしょうか、雨もよく降ります。
電気柵の設置がその前に終わっていて良かったと、胸を撫で下ろしています。
明日はまた営業モードです。
パン焼きから始まります。
おいしてパンを焼いて、みなさまのお越しをお待ちしております。
今日は一日雨模様、外で何かすることは全く出来ませんでした。
事務仕事などに時間を費やし、また電気柵事業のための団体名義の貯金口座開設の手続きに時間を取られたりしているうちに大方一日が終わりました。
メリハリのない一日にかえって疲れを感じ、夕方の一時ソファーに横になってまどろみました。
この後は、もう何もしないで早めに寝ることとしましょう。
話は全く変わりますが、ウクライナのこと、忘れていません!
寄付も続けていますし、ニュースも注視しています。
世界が無関心に傾けば、プーチンを利するだけです。
この戦争が長引くにつれ、世界各国の本音が見え隠れするようになったと思っています。
トルコやインドは、油断が出来ない国のようですし、ハンガリーもちよっといただけません。
そして最も危険なのは中国です。
以前、世界の不幸はみんなアメリカのせいだと思った時もありましたが、そんな単純な話ではないことは、もっと理解しておくべきでした。
いずれ誰の目にも明らかになります。
今後のウクライナの趨勢が、日本も含めた世界の平和と安全保障に直結していることは間違いありません。

一昨年の秋、この栗の木に巨大熊がやって来た。<参照>
本日は朝から、当地区の耕作者の方々と一緒に電気柵設置作業の最終工程を実施し、午前中の早いうちに終えることが出来ました。
その後は私一人で、細かい調整や出入口ゲートの仕上げなどに時間を費やして、午後にはすべて完成、稼働テストも終えることが出来ました。
早速今夜から稼働開始しています。
これで予定していた全領域が電気柵の内側になりました。
獣たちがどのような動きをするのか、興味津々というところです。
これまでの経験からすれば、対策対応の手薄なところへと移動して行くはずですので、どこか別の場所で深刻な被害が発生したりするかも知れません。
特に、家の周りは警戒する必要があります。
それをやり過ごせば、一応当地区から獣たちの影響を排除で来たことになります。
尤も、それでおしまいになるわけではなく、いつまでも油断は出来ませんが・・・。
そこで、今回の取り組みが順調に進みましたので、さらに刈り払いの範囲を広げることにしました。
見通しを良くして、獣たちに警戒させると同時に、私たちにとっては眺めが良くなるというご利益もあるわけです。
里山景観の復活ですね。
獣害対策という思いがけないところから、そこへつながって行くということになりました。
そして、圃場から住居周りへと電気柵を延ばすことも考えています。
自分たちの暮らす環境を自分たちで良くして行く、大切な事だと気づかせてもらいました。
何故、これほど獣害対策に一生懸命になるのか、それは昨年すでに一本の記事にして申し上げています。<参照>
今年は、喜多方市の補助金を獲得して、当中島地区の圃場全体を電気柵で囲う事業を実施中です。
明日で、設置作業は終わります。
あとは、降雪期までの間、保守管理が仕事になります。
今年、一気に圃場全体を囲いましたから、獣たちの動きが変わるだろうと予想しています。
他所の地区では、電気柵を設置していない家の周りに出没するようになったとの話も聞いています。
この次は、家の周りも電気柵か・・・!と、ご近所さんたちと喋っています。
そりはまあ半ば冗談だとしても、本当に必要となるかも知れません。
何にせよ結果的には、この地域から獣たちを追い出すことに成功すればいいと言う話です。
こういう場所に住んでいると、獣害対策はこれで終わりという時が来ることはなくずっと続くわけですが、それでもストレスを感じずに効果も上げられるようになるはずと、それは確信しています。
明日は、半ば楽しみながら作業していると思います。
昨夜から今朝にかけて、何か誰かやって来るかと思いましたが、ずっと雨模様だったせいでしょうか、何者も現れませんでした。
獣たちも、わざわざ好き好んで雨には濡れたくないということなのでしょうか。
あるいは、増水した川を渡れなかったか・・・。(川の向こうから来るのだとしたら・・・ですが)
いずれにせよ、昨日被害の出た圃場は電気柵で囲いましたから、もう中に侵入することは出来ません。
ま、めでたし、めでたし!というわけで、あとは明後日日曜日の完成を待つこととなりました。
取りかかるのが遅れた割には、首尾よく進めることが出来たと、胸を撫で下ろしているところです。
さてさて、明日もまたパン焼きの日です。
ご来店の折には、ぜひ麦畑を見ていらしてください。
店のすぐ近くですので、ご案内いたします。
皆さまのご来店を、心よりお待ちいたしております。
獣害対策のための電気柵設置事業も、この次の日曜日には完成する予定です。
必要な下準備はすでに終わり、残った区間の支柱立てと電線張りが約300mほどです。
ただ、そこが繋がっていないために、無防備なエリアがかなりな面積あるのです。
昨夜から今朝にかけて、その中の小さな圃場に植えてあるじゃがいもが荒らされました。
犯人は、疑うことなくイノシシと断定出来ました。
一昨日の記事で、このあたりには定住していないようだと申し上げましたが、それに違いは無いとしても、もう一つ言い忘れていましたが、オスは単独で広範囲を移動するのですね。
ですから、早い時期に先ずやって来るのはオスが一頭で、ということが多いのです。
今朝の被害は、まさにそれでした。
大きな足跡は、遠目には熊かと思うほど大きく見えましたが、近寄って見れば二本蹄の後がくっきりと残っており、立派な体格のイノシシに間違いありません。
今日は、仕事が一区切りついた夕方から、その小さな圃場を囲うように電気柵を回しました。
臨時の追加作業になりましたが、これ以上被害を出すわけには行きません。
中には、まだじゃがいもが残っていますし、他にも里芋、さつまいもなど、沢山植えてあるのです。
多分今夜もやって来るに違いありませんので、監視カメラも仕掛けて置きました。
明日の朝、何が捉えられているか、楽しみです。