麦の力

今日ご来店くださったお客さまが仰るには、いつもご購入いただいているプンパニッケルが、食工房自家産の麦に変わってから断然おいしくなったと。

また、東京のある有名なドイツパンのお店から取り寄せたこだわりのプンパニッケルも召し上がったそうですが、食工房のプンパニッケルが断然おいしいと思ったと、お褒めのお言葉です。

うーん・・・、私が自分で言うのも何ですが、そうかも知れない・・・。
「でもそれは、麦の力です。」と申し上げました。

食工房でも、自家産のライ麦が在庫切れとなって購入品のライ麦全粒粉を使用することはこれまでに何度もありましたが、その度にどうしても出来上がったパンの風味に納得が行きませんでした。
「どうしてこんなに味が違うんだ!」と。

そして違いがあるとしたら、原材料の麦以外に思い当たるところはありません。
まだまだやっと百姓4年生の私のつくる麦が、最高だとは思いませんが、出来上がるパンの風味がこうも違う以上、またお客さまの評価も合わせれば、これが食工房の麦の力なんだというしかありませんね。

プンパニッケルだけじゃありません、堅焼き黒パンも小麦丸もそれぞれ同様な評価をいただいています。

ここまで来たら、もうあとには引けません。
麦がつくれなくなったら、パン屋も止めるしかないと。

明日も栗パイをご用意

今日あたり、まさに雪国の冬の空模様でした。
雲に覆われた空、冷たい雨風、否、どうしたって気分は憂鬱になります。

でもこんな時でも、仕事柄作業場は暖かいので、好きな音楽を聴きながらパン焼き仕事に精を出していました。

この寒空の下、幾人かのお客さまにご来店を賜りました。

ただただもう、感謝しかありません。
本当にありがとうございました。

明日は、今日よりは少しましかも知れませんが、似たようなお天気模様だろうと予想しています。
それでも気持ちだけはしっかり明るく、栗パイもご用意してご来店をお待ちいたします。

オミクロン株、心配ですが、店内の感染対策は万全を期しております。


https://www.youtube.com/watch?v=NyVLcB_tD6o

今日は、娘たちのお気に入り、初めてこれを聴いてしびれてしまった私。
作業場では、レーズンまで踊り出していました。

娘たちは、こちらが本命・・・?
しかし、いいです!

シュトレンの出荷忙しく

12月上旬、年末のご贈答品が行き交う時節、食工房もご依頼先へのシュトレンギフトの出荷、またご自宅への出荷に追われています。

この忙しさがあるからこそ年を越せるわけで、皆さまのご愛顧に感謝しつつ心を込めて荷造りし送り出しています。

自惚れをかえりみず申せば、食工房のシュトレンは、どこに出しても恥ずかしくない秀逸な製品だと自負しています。

少なからぬ方々から、他では味わったことの無いおいしさだと感激と喜びのお声もいただいています。

今後ますます精進して、製品の出来に磨きをかけたいと思います。

まだご予約いただいていない方、15日まで受け付けております。

どうぞよろしくお願いいたします。

次亜塩素酸水の空間噴霧に対する否定的見解が撤回されました

少し前のニュースになりますが、去る10月21日付で、次亜塩素酸水の空間噴霧に対する厚生省の見解が変更となり、全国都道府県衛生主幹局に向けて通達文が出されました。

これにより、これまで推奨されないとしていた次亜塩素酸水の空間噴霧は、公式に認められたことになります。

また、次亜塩素酸水を消毒剤として使用する際の「ヒタヒタにしないと効かない」「アルコールのようには効かない」「吸い込む恐れがある」などの間違った情報も訂正されました。

昨年5月の経産省・NITEの中間発表以来、本来の評価を失い封殺されて来た次亜塩素酸水ですが、今後は本来の評価に基づいて役割を果たしてくれることを期待しています。

食工房では、昨年11月末から、それまで一旦中止していた次亜塩素酸水の店内空間噴霧を再開して今に至っています。

もちろん科学的に信頼に足る根拠があると判断したから再開したわけですが、この間これについてお客さまから疑問を呈されたことはありませんでした。
また自分たち自身、何らかの健康面に関する不安も全くありませんでした。

それから、店頭ではお客さま用の手指消毒剤としてアルコールを備えていますが、中の私たちはずっと次亜塩素酸水を使用しています。

食品を扱う者として、例えばノロウイルスのようにアルコールが効かないものに対しても高い有効性を示す次亜塩素酸水は、必須の消毒剤だと考えるからです。

今後、もっともっとこの次亜塩素酸水が高く評価され普及して行けば良いと思っています。

さて明日は、また営業再開の木曜日、パン焼きの日です。
お天気は雪になると言っていますが、現在はまだ雨です。
夜半から雪になるかも知れません。
そうなった時はそうなった時のこと、ポイント2倍を適用させていただきます。

皆さまのご来店をお待ちしております。

昨日は、PCトラブルにて

昨日は、業務で使用している2台のPCのうちの一つがトラブルを起こし、夕方から対応し始めて深夜までかかってやっと仮復旧しました。

その原因というのが、ついこの前に触れましたがハードディスク(今回の場合はSSDというタイプ)の故障で、それも全く何の前触れもなく死にました。
全く突然にアクセス不能となり、OSを起動することが出来なくなりました。

BIOS画面でも、当該SSDが認識されていないという最悪の事態です。
会計ソフトのデータや受注ファックスのデータにアクセス出来ない状況となりました。
パソコンを使っていて一番怖い故障がこれだという、典型的なトラブルです。

さてどうしたものかと頭を抱えましたが、一つだけ手がありました。
実は、今年の1月に、当該ハードディスクを更新しているのですが、クローンを作った際の元ディスクをそのまま取ってありました。<参照>

それを取り付ければ、11ヶ月前の状態に戻ることにはなりますが、動く可能性はありました。
一体どんなことになるのか不安もありましたが、それしか他に方法も無いと判断し、挑戦することに。

結果から申し上げれば、いろいろな設定を手動で修正しなければなりませんでしたが、また一部消失したデータもありましたが、まあ何とか復旧と言える状態になりました。

しかしこのままでは、いつまたトラブルに見舞われるかも知れませんので、この仮に使用している古いディスクをもう一度更新しなければなりません。

そして、システムのバックアップを完全にする方法も考えなくてはなりません。

いや、今回はちょっと大変でした。

寒さが増して来るようです

画像クリックで、シュトレンのページへ。

今日は、シュトレン60本を焼き上げ、少し時間をおいて夜にさしかかる時間からバターとグラニュー糖で表面を固める作業をしました。

間を空けるのは、焼き上げたシュトレンが十分に冷めるのを待つためです。
そうしないと、バターが固まってくれませんので。

11月も初めの頃は気温が下がり切らず、この待ち時間が長引きました。
しかし今日あたりは、数時間で十分過ぎるほど冷たくなりました。
おかげさまで、とてもきれいに仕上がりました。

さてこのシュトレン、私たちももう何度も口に入れています。
で、今年のシュトレンは、文句なく昨年までよりもおいしくなったと感じます。
生地の発酵温度を、最後までバターが溶けださない温度で管理することで、断然風味が良くなりました。

ただ今、店頭にて試食品を差し上げております。
どうぞ今のうちに試食をお召し上がりください。
小さなお子さまも、安心して召し上がっていただけます。

食工房のシュトレンにかける心意気を感じ取っていただけるものと確信しております。

ご予約の受け付けは、12月15日までとなっております。
どうぞよろしくお願いいたします。

雪空の下、ご来店御礼

本日は、概ね予報通りみぞれ混じりの冷たい雨が降る一日となりました。

時折雲が切れて明るい日差しが覗く時もあったとは言うものの、このいかにも薄暗くてものさみしい雪空の下、意外にもご来店のお客さまがポツリポツリとお出でになりました。

本当にありがたく、感謝の気持ちを込めて、「雪の日ご来店ポイント2倍」を適用させていただきました。
本日のご来店、心より厚く御礼申し上げます。

さて、日本ではほとんど落ち着いたかに見える新型コロナの感染状況ですが、世界では感染拡大している国々が少なくありません。

そしてまたここに来て、南アで新たな変異株が発見されたと大きく報道されています。
関係機関も最大限の懸念を示していて、もしそれが本当なら、世界はさらに大きな危機に見舞われることになります。

わが日本は、早速水際対策を強化するとしましたが、それでも侵入を完全阻止することは出来ないと思っていなくてはならないでしょう。

しかし、感染症防護の基本はいつも同じなのですから、結局は私たち一人一人の意識と行動にかかっています。
せっかく経済回復への一歩を踏み出せそうな今、ここでまた新たな波にのまれるようなことがあっては、元も子もなくしてしまいます。

行政はワクチン接種と検査医療体制に万全を期すこと約束し、一方私たち一人一人は基本的感染対策を緩めないことを自らに課して、慎重に前に進んで行くしかないと思います。

サバイバルです!

雪囲いの設置終わる

11/27(土)の天気予報

これから明日にかけて、また降雪の予報が出されています。
場所によってみぞれになるようですが、麦畑にはよろしくない天候です。

また、薄暗く、寒く、そして冷たいものが空から落ちて来るその下を、外に出るのはいかにも気分が乗りません。

果たして、ご来店くださる方がいらっしゃるだろうかと、ちょっと不安も感じつつ、明日のパン焼きに備えて仕込みをしています。

シュトレンの試食品の用意、そしてこのことろ週末恒例となった栗パイも仕込んでいます。
あとはコーヒーサービスが出来ないことだけが残念ですが、仕方ありません。

さて明日の朝は、どんな様子でしょうか?
家の周りの雪囲いは、今日で全部設置し終わりました。
一方、駐車スペースは、積雪の程度によっては除雪作業も必要となります。

そして、雪が降ればポイント2倍プレゼントを、前倒しして明日から適用といたします。

何はともあれ、皆さまのご来店をお待ちしております。

Pay Pay 使えます

キャッシュレス決済の導入は、いずれ必須となるはずと思ってはいました。

今のところ、ご来店のお客さまからキャッシュレスは使えないのかとご要望いただいたことはありませんが、この度、喜多方市で Pay Pay(ペイペイ) の導入を前提にした消費喚起事業をするというので、ちょうど良い機会ではないかと思い、食工房でも PayPay(ペイペイ) を導入しました。

早速本日から使用可能となっています。

導入を決めた理由は至って明確です。
店として何もインフラを整備する必要が無いこと(QRコードを掲示するだけでよい)、これだけです。
ご利用されるお客さまは、スマホを持っていること、PayPay 決済アプリをインストールしていることが必要となりますが。

お客さまの方では、この PayPay(ペイペイ) を使ってお買物をされると、最大20%相当の残高が付与される特典があります。(実施期間は、令和4年1月5日~1月31日)

私は、スマホは持っていませんので、PayPay(ペイペイ) を使うことも出来ませんが、20%分チャージバックというのはかなりお得なのではないかと思います。

余談になりますが実は私、全く別件でスマホが無いと困ることが必至となったため、来年早々これまでたまにしか使わなかったケータイをスマホに持ち替えることになりそうです。
否応なく時代は進むのですね。

初雪、そして冬の嵐

今日の早朝未明の頃、それまで降っていた雨が雪に変わったようです。
朝起きて見ると、あたりは一面白くなっていました。

「あぁ、とうとう来たか!」と、がっかりするのが半分、よしっ!と気合が入るのが半分でした。
その後、雨になりましたが風は冷たく、もうここから先は情け容赦のない寒さの季節なんだと、空を見上げる私でした。

これから先の季節は、獣害対策も今までとは違う局面を迎えます。
雪の中では、くくり罠や箱罠は使えません。
電気柵も、役に立ちません。

一方、雪の上には足跡が付き、冬枯れで見通しも良いので、獣を追うのは容易になります。
狩猟も解禁されますから、積極的に狩って数を減らす良い機会です。

しかし、狩猟をする人は年々少なくなっていますし、経験豊富なマタギと呼ばれる狩猟者はさらに少ないのです。

つい先日、道路沿いに設置してあった電気柵を、除雪車の通行のために撤去しましたが、早くもその翌日には麦畑の中にイノシシが侵入した跡を発見しています。

全く先が思いやられます。
と言っても、差し当たり私に出来ることは、被害の旨を届け出ることくらいです。

それはそれとして、明日のパン焼きに備えて仕込みをしなくてはなりません。
この季節は、パン屋にとって稼ぎ時なのです。
安心してお正月を迎えるために、がんばらなくてはなりません。

さぁぁぁ!、やるぞぉぉぉ!

明日の皆さまのご来店、心よりお待ちしております。
なお、シュトレンの試食品を提供いたします。
皆さまそれぞれにお持ち帰りいただけるよう、小さく切り分けて個包装したものをご用意しております。