かぼちゃあんぱん再開

かぼちゃあんぱん

かぼちゃあんぱん 1個220円


かぼちゃあんぱん

クリイミィなかぼちゃのあん(フィリング)は、シナモンとカルダモンを効かせてあります。

明日のパン焼きから、かぼちゃあんぱんの製造を再開します。
もう、敢て何も説明しなくても、皆さまご存じのかぼちゃあんぱんです。

で、今年のかぼちゃはとても出来が良く、かぼちゃあんのお味も、それはそれはおいしく出来上がりました。
これから年末までの季節限定商品です。

ぜひぜひ、お見逃しなく!
ご堪能いただければ幸いです。

明日の午後、2時くらいには焼き上がっているはずです。

皆さまのご来店をお松しております。


本日の麦畑

麦ラボ

中島第5圃場(未定)と第6圃場(ライ麦、今シーズンから新規に作付け)


麦ラボ

電気柵ユニット№2
ここでも、DIYが物を言っています。
これでも、メーカーのセット品より安く上がっています。
耐候プラボックスに全て収納し、保護は完璧です。
メーカーセット品に付いていない、チャージコントローラーも入っています。


麦ラボ

中島第4圃場 南部小麦
昨年に引き続き、ここは南部小麦の指定席になりました。


麦ラボ

中島第5圃場 未定
昨年、ライ小麦を作付けしましたが、今年は変更を考えています。


麦ラボ

中島第2圃場のライ麦
葉色がすっかり緑色になりました。


麦ラボ

遠目にもくっきりと緑色の筋が見えます。
とてもきれいです。


麦ラボ

中島第3圃場 スペルト小麦


麦ラボ

スペルト小麦近影
ライ麦と違い、最初から緑色の芽を出して来ます。
発芽3日目です。

IIDE、あと少しのがんばり

IIDEこと、「紙版・飯豊の空の下から・・・ 」の編集をしています。
テキスト原稿は、あと少しのがんばりで終わります。

並行して、先に書けたところにカミさんがイラストを描いています。
表紙の絵も出来ました。

何と言うか、やっぱり紙版はいいなと思います。
今週中には出来そうです。

毎日毎日、やる事が多くて時間がいくらあっても足りませんが、それでも今日は、日中予定していたことは全て完了しました。

この後は、デスクワークを少しやって、後は明日のために休むってことですね。
ではでは。

気持ちの良い晴天

昨日も今日も、まさに秋晴れというら相応しい気持ちの良い晴天でした。
朝からお昼過ぎまでは食工房の製造仕事をし、午後からは外に出て畑仕事をしていました。

麦の種まきがまだ残っています。
面積は大きくありませんが、種類は4種類+試験栽培数種で、そこそこ手間がかかります。

いずれの圃場も、電気柵で囲わなくてはなりませんので、種を播くだけと比較して単純に3倍の時間がかかります。
そのくらい獣害対策は手間暇がかかるということです。

まあそれも仕方が無いと割り切って、秋晴れの空の下で汗をかく気持ち良さを味わっています。
明日は、南部小麦、ライ小麦、ライ麦(追加)、試験栽培品種などを播く予定です。

それが終われば、あとはデュラム小麦で最後です。
来週には、終了出来ると思っています。

一方、先に播いたライ麦は、早や葉色が緑がかって来ていて、どんどん生育しています。
スペルト小麦は、ようやく発芽が揃ったところです。
これからグングン伸びて来るはずです。

いずれも、電気柵のおかげで荒らされずに済んでいて、今はそれが一番うれしいですね。
この実感、皆さまにも分かって欲しいと、切に思います。

さて、食工房の営業の一週間も終わり、明日と明後日はまた定休日です。
早いですね!あっという間の一週間。

コロナもずい分収まって来たようです。
感染対策の徹底、あともう少しの辛抱かと思います。
今ここで緩まないよう、ピリッと気を引き締めてまいりましょうか。

去年の今頃

一年前の今頃は、相次ぐ熊の出没に、ピリピリと緊張しっ放しの毎日でした。

9月から出没が続き、監視カメラにも映りました。
10月2日には、箱罠に熊が一頭かかっています。
それから、至近距離で柿の木に熊が上り下りする様子が、仕掛けて置いた監視カメラに映りました。

以来ずっと冬眠の季節まで、安心することが出来ずに一年が終わりました。
さらにおまけがあり、真冬の雪の中で熊の出没騒ぎも。
全く熊に関しては大当たりでした。

で、今年も春先、初夏の頃と、何度か熊の痕跡を確認していますが、去年あんなに騒いだこの季節になって、何だかピッタリ静かです。
栗もいっぱい成っているのに、食べに来た形跡がありません。

尤も、この後まだまだ熊の出没の可能性は濃厚ですから、いつ何時現れるか、それは分かりません。

イノシシも、ひと頃に比べて出没頻度が下がりました。
以前はほとんど間を開けずに毎日のように出て来ていましたが、ここ4~5日現れていません。

しかしこれも分かりません。
決していなくなったわけではありませんので。

そのような状況の下、この中島地区の耕作者6人で団体を作り、獣害対策の補助金をいただくための準備をしています。

圃場と周囲を含めた一帯を、ぐるっと一まとめに電気柵で囲って、獣を寄せ付けない環境づくりを目指します。
作物を守るためにも、日々の生活の安全を守るためにも、必要不可欠な対策です。
幸い全員の方の協力をいただけることになり、まずは順調なスタートです。

そうやって対策をすれば、獣たちは出て来なくなり、対策が手薄なところへと移動して行きます。
直接数を減らすことは出来ませんが、今のところそれより他に出来る方法がありません。

それでも、何もしないよりはずっといいので、がんばっているところです。
獣害は、やがて全国的に大きな社会問題となることは間違いないだろうと思っている私です。

わずか一日で

麦ラボ

中島第2圃場 ライ麦
遠目にもはっきり見えます。


麦ラボ

電気柵に囲われているので、獣の侵入はありません。


麦ラボ

小雨が降る中、先端に小さな水滴が乗っている様子がとてもかわいらしく見えます。

昨日は、つま楊枝の先端ほどの大きさの棒状だった新芽は、今朝にはもうご覧の画像のような姿になっていました。

その動きの速さと力強さに、目を見張らずにはいられません。
あと2週間も経てば、麦踏みをすることになります。

私たち人間がやったのは、種まきというきっかけを作ったこと、必要な計らいをセットしたら、後は見守るだけです。
そして次の段階に来たら次の手立てをして、また見守るのですね。

働いているのは、お日さまと大地とそして麦自体ですね。
でも、私たち人間も、いろいろと手を貸して役に立つことは出来ます。

そうすることで、私たちは食べさせてもらえるのでもあるわけです。
否、何とありがたい!

今日もおいしいパンが焼けました。
それは、麦の力ですね。

そして、食べた私たちの命に変わります。

私が、麦作りに命を懸ける理由を、お分かりいただけると思います。

ライ麦の発芽

昨夜遅く、雨が降り始め、今朝までそして今も降り続いています。
大雨にはなりませんが、そこそこまとまった雨量になりました。

今朝、合間に圃場の見回りに行ったところ、ライ麦の発芽を確認出来ました。
赤紫色の爪楊枝の先ほどの芽が、土の上に一斉に顔を出していました。

雨の中で、カメラも持って行きませんでしたから、画像をお見せすることは出来ませんが、もう何度もご紹介したことのあるあの情景に、また改めて感激を味わいました。

新しい命の芽吹き、そのか細くデリケートな一方で力強くたくましく見える姿は、何度見てもその感動が薄れることはありません。

そんな情景に、とても大きな力をもらっている私です。
明日のパン焼きも、自然と気合が入ります。

ちなみに、となりの圃場のスペルト小麦は、かたい殻に包まれているからでしょう、まだ土の中で準備をしているようです。

スペルト小麦の香り

スペルト小麦は、現在広く生産されている普通小麦の先祖に当たる麦で、古代小麦とも呼ばれます。

収穫後脱穀した時点で硬い殻に包まった状態のため、これを剥いて中身を取り出すのは物凄く大変な作業です。

今は、米用の籾摺り機で簡単に剥くことが出来ますが、昔の人はこの苦労を何とかしようと脱穀と同時に殻が飛ぶはだか麦にするために、ありとあらゆる品種改良の努力を重ねて、今の小麦を作り出したのです。

それにもかかわらず、スペルト小麦は忘れ去られることはありませんでした。
それどころか、新しい技術で簡単に殻を除去することが出来るようになると、俄然注目度が上がりました。

というのも、スペルト小麦は特別風味が良いのです。
特筆すべきはその香りで、それを言葉で表現するのはとても難しいのですが、麦芽の香りに最も特徴があることは間違いないようです。

食工房のパンだと、スペルト小麦丸がスペルト小麦全粒粉50%ですから、ほとんどストレートにその香りを感じることが出来ます。

今年産のスペルト小麦は、今まで以上にその香りが強いように感じます。
出来が良かったということでしょうか。
麦の品質が、ストレートにパンの品質に響いて来ることを、今まさに実感しています。

ところで、麦にもいろいろ種類があって、それぞれ性格の違いがありますし育て方も違います。
3年やって見て、おぼろげながらそれが分かって来ました。
来年に向けての課題として、それぞれの麦に合わせた育成法を考えて世話をして行きたいと思っています。

麦の品質が上がれば、もちろんそれを活かすために、パンの技術も向上しなくてはなりません。
ま、いつまでも終わりのない物語のように。

覚え書き

実は昨日、私の誕生日でした。
70歳の大台に乗りました。
ここから先は、いよいよ人生の最終ステージです。

ふり返って、70年という長い時間を無事に過ごして来られたことに、ただただ感謝の気持ちあるのみです。
おかげさまで体は特に不具合も無く、これと言って不満は無く心は静か、まだまだ好奇心を失ってもいません。
この後も、パン屋の仕事に、麦作りの仕事に、その他何でも、身を粉にして働きたいと思います。

そして、誕生日を祝ってくれた息子や娘たちに、友人知人の方々に、特別の感謝を。
昨日は、良い一日でした。

皆さん、ありがとう。
この気持ちを胸に、明日もパンを焼きます。

ライ麦とスペルト小麦の種まき完了

麦ラボ

中島第3圃場にて
スペルト小麦を播く上の娘


麦ラボ

中島第3圃場にて
スペルト小麦を播く下の娘


麦ラボ

中島第2圃場にて
ライ麦を播く私


麦ラボ

午前中から始めて、終わったのは午後4時半頃、早や日は傾き赤みを帯びた光線に照らされた圃場には、
作業の跡がくっきりと浮かび上がっています。

麦ラボの主力作物である、ライ麦とスペルト小麦の種まきが終わりました。

朝から一日かけての作業で、食工房の製造仕事は休みました。

しかし、この2種類の麦の種まきが終わったことで、先ずは百姓4年生に向けて大きく一段進んだことになります。

心地良い疲労感に、体中がしびれています。
デスクワークと違って、肉体労働には一種快感がありますね。

こうして動くことの出来る体の健康に、言葉では言い表せないありがたさを感じます。
疲れているのに、逆にいろいろな事への意欲が湧いて来るのですね。
不思議です。

今夜から、またIIDEの編集にとりかかります。
やる気です。

後先になりましたが、食工房は明日と明後日は定休日となっております。
お間違えのございませんように。

明日は種まきを

ライ麦とスペルト小麦の圃場の整備が終わりましたので、明日、種まきをすることにしました。

この先数日のお天気を睨んでいます。
台風が近づいて来るそうなので、そのタイミングで雨が降るでしょうから、その前に・・・という計画です。

多分ですが、台風は、こちら福島県会津地域には大きな影響はないものと思っています。
まとまった雨が一回降ってくれればちょうどいいのですが、もし大荒れでも、播いた種にはそれほどダメージはありません。

ライ麦15aスペルト小麦10aを、明日一日で播けるだろうと思っています。
そんなわけで、食工房の製造仕事は一時停止です。

クッキーなど焼き菓子の製造が思うに任せません。
品切れ続出で、ちょっと申し訳ない状況です。

否、何でそこまでして麦作りなんだ?と言われそうですが、それはもうすでに申し上げた通りです。
ある種、病気なんてすね。
自覚しております。はい。