今日も、酵母がよく働いてくれました。
パンの出来は、今日も上々です。
いつもおいしいパンが焼けますように・・・との願いが通じたかのようです。
酵母種の仕込みサイクルに合わせて、パン焼きは週二回、中一日空けて木曜日と土曜日です。
明日は二回目のパン焼きです。
件のフォカッチャも予定しています。
少し前に酵母種の最終工程をセットして来ました。
明日は午前3時に起きて、酵母種の調整をしてその後約2時間ほど発酵を進めてからパン生地を捏ねます。
酵母が熟して来る間に、湯を沸かしたり、砂糖や塩を計量したり、細かい準備作業があります。
そして5時頃から、やっと生地を捏ねる作業です。
自家培養酵母はとてもデリケートなので、こうした工程をドゥコンディショナーを使って自動化することが出来ません。
ぴったりとリアルタイムで寄り添っていてやらないと、何が起こるか分からないようなところがありますから。
やる以上はパーフェクトを目指したい!機械任せで70%の出来では我慢が出来ない、上手に手を抜かなくちゃ・・・と言われてもそれが出来ない性分なので仕方がありません。
食工房の真面目においしいパン、どうかよろしくお付き合いのほど・・・。
今日のパンの出来も上々でした。
そして平日にも関わらず、沢山のお客さまにご来店いただきました。
それで今日あらためて気がついたのですが、食工房は本当にいろいろな種類の麦を使ってパンを焼いているのですね。
普通なら、小麦粉だけあればパン屋はやって行けます。
食工房は、現在、小麦粉の他に、ライ麦、スペルト小麦、オーツ(燕麦)、大麦、デュラム小麦を使っています。
まだこの先、ライ小麦、ペルシャの小麦などいろいろ試してみたいと思っています。
で、ごく最近のヒット作と言えば、フォカッチャです。
デュラム小麦60%・小麦粉40%配合の粉に、オリーブ油を加えて捏ねたパン生地(もちろん酵母種は入っています)を、薄く丸く成形して焼きます。
生地を捏ねていると、茹で上がったパスタにオリーブ油を絡めている時のようなにおいがして、気分はすっかりイタリアン。
フオカッチャは、そのまま食べてもおいしいのですが、ピザのご先祖というだけあって、いろいろな具材とチーズを乗せて強火で焼くと、とてもおいしく召し上がれる食事パンです。
このデュラム小麦も、食工房自家産自家製粉ですから、やる事が凝っているなと、実は自分自身面白がっています。
興に乗ればどこまでも・・・というのもまた、食工房病たる所以です。
皆さまには、喜んでいただければ、それだけで100%報われる私たちですから。
麦畑の雪が消えて17日が経ち、麦たちも少しずつ再生して来ています。
ライ麦とスペルト小麦、そして南部小麦は、早くから越冬態勢を取って成長を止めていたので、順調に再生して来ています。
一方、デュラム小麦やライ小麦、そして試験栽培品種の幾つかは、昨年秋の暖かさに促されて成長し過ぎて一部茎立ちし始めていたものもあり、モシャモシャの状態で雪に潰されましたので、これからどんな具合に再生して行くものか、ちょっと掴みかねているところです。
今日は、とりあえず急を要すると判断してデュラム小麦に追肥を施しました。
グルテン(タンパク質)の含有量を上げるためには十分な栄養が必要で、特にタンパク質の素になる窒素が欠かせません。
昨年秋の過成長で、かなり地力を消耗しているようなので、即効性を重視して化成肥料を使いました。
化成肥料も、サプリメントみたいなものと理解していますので、時と場合によって躊躇なく用います。
もちろん基本は有機肥料です。
要は、おいしいパンが出来るところへ繋がればいいという話なので。
さてさて、明日はまた定休日明けのパン焼きの日です。
畑仕事も入れたので、今日一日の忙しかったことと言ったらありません。
おっと、もう寝る時間です。
ではでは。
朝から晴天と思っていたお天気が、全く違っていました。
お昼過ぎまで、グズグズ雨模様でした。
腐っていてもしょうがないので、屋内で出来る仕事に切り替えました。
まず、注文の入っていた大麦コーヒーを焙煎して、次に食工房の建物の裏手にセンサーライトを設置する工事をやりました。
昨年、熊が至近距離に出没して、この時センサーライトのおかげで追い払うことが出来ています。
そのセンサーライトが、屋根から落ちた雪のせいで壊れてしまいましたので、取り付け位置を再考して再設置したというわけ。
午後になってやっと雨が上がりましたので、周辺の藪の刈り払い作業に手を出すことが出来ました。
こちらは、まだまだこの先何年もかけてやる仕事です。
今日も一日、出来たのは思っていることの半分どころか十分の一ですが、歳のせいと言うか歳の功と言うか分かりませんが、焦る気持ちが無くなりましたね。
でも、日々の生活のどんな小さな一歩も、辿り着くところ、すべておいしいパンが出来ることに繋がっているということが分かっています。
ありがたい、ありがたい一日でした。
明日は、コーヒー焙煎と酵母種の仕込み、時間が余れば?藪の刈り払いもやりたいと思っています。
本日は、曇り時々雨、また時々日も差し風も強く、目まぐるしく不安定な空模様でした。
そんなお天気の中、週明け月曜日にしては沢山のお客さまにご来店いただきました。
この場を借りまして、改めて御礼を申し上げます。
そして明日と明後日は、定休日です。
お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。
明日は、お天気も安定して晴れるようですので、丸一日を農作業その他外仕事に充てる予定です。
まだ残っている一部の雪囲いも撤去したいと思っています。
麦畑も、追肥のタイミングになりますので、忙しくなりそうです。
獣害対策の一環で、周辺の刈り払いもやりたいし・・・。
ま、出来るところまで。
この前は、気象庁のホームページのリニューアルに際し、さんざん不満を申し上げましたが、今日再確認してみました。
以前のようにトップページから直接リンクしてはいませんが、天気図も雨雲レーダー画像も表示されます。
中でも出来が良くなったのが雨雲レーダー画像で、ページいっぱいに大きく表示される画像は、グレー表示の詳細な地図の上に雨雲の動きがカラー表示され、しかもマウスのホイール操作で縮尺を自在に変えられます。
狭い地域から日本全体まで、スムーズに動きます。
天気図は以前と同じです。
トップページから辿り着くのにちよっと手間がかかりますが、ブックマークしておけば良い話なので問題ありません。
自分の居住地を登録しておけば、その地域の情報が表示される機能もあるので、まあいいのじゃないかと再評価しているところです。<参照>
今日は一日雨模様でグズグズしましたが、明日は曇りで経過するようです。
昨日お知らせしたフォカッチャですが、1個200円にて新発売といたします。
大きさは、直径にして12cmくらい、CDと同じくらいでしょうか。
厚みは、3cmくらいです。
昨年試作した時の記事がありますので、<ご参照>ください。
なお、オンラインストアでの販売は、まだ準備が出来ておりませんので、もう少しお待ちください。
ところで、今日は納品のために会津若松市方面に出かけましたが、どこも人出は少なく道路もガラ空き状態、みんなどこに行ったのかな?家に居るのかな?何だか不思議な静かさがかえって不気味でした。
明後日には首都圏の緊急事態宣言が解除されますから、この週末の人の動きはどんな様子になるでしょうか。
お彼岸に帰省して来る人が増えたりするのでしょうか。
私たちにしても、つい1ヶ月ほど前に首都圏方面に都合2往復しましたから、それなりの理由があれば人は動きますし、それを止め立てする理由もありません。
ただ、感染対策だけは留意していただきたいと願うのみです。
コロナとの付き合いは、まだまだ続きそうです。
明後日3月20日は春分の日、お彼岸の中日です。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言われますが、近年、お天気の移り変わりが激しくて、お彼岸の前でも5月の陽気になったり、逆に4月になってからドカ雪が降ったりすることも、そう珍しいことではありません。
しかし、そのような大きな振れ幅でも、平均すれば季節は確実に進んでいて、植物や動物たち特に渡り鳥たちを見ていると、種まきや苗の定植のタイミングを間違えることはありません。
昨日は暖かかったのに、今日は冷たい風が吹きました。
一日の内に2ヶ月くらいの幅で季節が動いています。
でも、雪融けはどんどん進んでいて、川は物凄い水量になっています。
お日さまの力が強くなっていて、地温が上がってきているのですね。
私たちも、藪の刈り払い作業を始めましたし、越冬のために屋内に退避させていた鉢植えなどを外に出し、庭の手入れも始めています。
先日は、娘たちが種じゃがいもを買って来ました。
畑の作付け計画を立てているようです。
私も、機械物の点検整備開始です。
冬の間、除雪で活躍してもらったトラクターもオイルメンテして、今度は畑で活躍してもらわなければなりません。
もちろん食工房の仕事も、いっそう気合いが入ろうというものです。
今度の土曜日からしばらくの間、デュラムセモリナ粉を使って、フオカッチャというイタリアのパンを焼きます。
一昨年、昨年にわたって収穫したデュラム小麦が20kgくらいありましたので、それを精麦して粉に挽きました。
粉にして大体12kgくらいありますので、多分4月か5月の頃まで提供出来ると思います。
詳細は、まだ詰めていないので、明日改めて発表いたします。
否、コロナの状況が、どうにもよろしくありません。
私たちにしたところで、出来る限り外出は控えております。
それでいて、「ご来店よろしく」とお願い申し上げるのは、甚だ自分勝手な物言いかとは存じます。
しかしながら、商売している以上そう申し上げるしかないわけで、その分、感染対策には意を注いでおります。
皆さまが、食工房なら安心して訪ねられると思っていただけるような、対策対応を心がけております。
昨年夏に、一ヶ月間も休業して店舗改装したのも、その一環であります。
私たちの側からも、お客さまの側からも、感染を心配することなく対面出来るよう工夫したつもりです。
明日はまたパン焼きの木曜日、お昼頃には次々と焼き立てのパンが店頭に並んで、皆さまのお越しをお待ちしております。
お彼岸も近くなり、寒さも緩んで来ております。
なお、お出かけの際は、道中お気をつけていらしてください。