休日返上に

毎度申し上げて恐縮ですが、明日と明後日は定休日です。
店は営業しておりませんので、お間違えのございませんようよろしくお願いいたします。

一方私たちは、休日返上で仕事となりました。
この時期、どうしても一度か二度、休日返上で仕事をすることになります。

否、忙しいのは結構!結構!
12月に暇なようでは、ご飯が食べられません。
がんばります。

しかしそれにしても、獣害対策に割く手間暇とそのエネルギーは、最早食工房の本業を侵食しています。
しかも、今後もずっとこの対応は続くのですから、はじめから食工房の業務に組み込んで置かなければならなくなりました。

明日は半日食工房の製造業務、あとの半日は獣害対策業務(周辺の藪の刈り払いや立木の伐採、そして後始末)です。

今度は猪!

とりあえずも熊とは暫し休戦のようで少しだけホッとしたのも束の間、今日、畑や周辺の見回りをしていたら猪の侵入の跡を発見、今のところ一頭だけでやって来たようですが、今後のことを思うとにわかに暗雲漂ういやーな気分です。

何らかの対策をしなければ、麦畑の安全は守れません。
ほとんど確実に被害に遭いますから。

我が集落の領域内には、数十頭の猪の群れがいることを確認済みです。
うーん・・・何としょう。

獣害対策

画像クリックで拡大します。
中島圃場とは川を隔てた対岸です。
水田一枚が壊滅状態になりました。

近所の農家さんにもその事を報告しようと話を始めたところ、自分も近くの別な場所で猪一頭を目撃したとのこと。

やっぱり、とうとう来たか!

その農家さんも米やそばを作付けしていますから、被害が及ぶ可能性大ということで、すでに対策を考えているようです。
彼は、今年すでに狩猟免許を再取得しています。

以前猟銃も所持していた免許所持者だったのですが、数年前に返上していたのでした。
それが昨今の状況に鑑み、再取得を思い立ったという次第。
猟銃所持も視野に入れているそうです。

そんな動きが起こりつつあるのが、今の山間地の集落の実情です。


熊は冬眠・・・?

ここ二週間くらい前から、熊の出没の痕跡が見つかりません。

ひょっとすると冬眠・・・?かと思ったりしますが、まだちょっと早いような気もします。
冬眠がまだだとしても、冬眠のための穴の周辺から離れないように行動にしていることは確かです。

冬眠のための穴は、熊にとっては命の次に大切なものですから、自分のテリトリーの中にしっかりと確保して守ります。
良い場所は他の熊にも狙われますから、冬眠穴も含めて縄張りの維持には命を懸けています。

と言うことは、最近出没の気配がないと言うことは、少なくともこの近くに冬眠場所は無いだろうとの推測に至ります。
少しだけですが、胸を撫で下ろせる状況です。

これでとりあえず休戦ではありますが、来年は今年以上に深刻な状況が待ち構えていることは、ほぼ間違いありませんので、今から頭を捻り手を尽くして対策を練っておく必要があります。

一方、熊はもちろんですが、その他の野生動物たちとの付き合いについて、多くの人の理解が全く見当違いな方向に向かっているのを、いささか苛立ちを覚えつつ嘆く私です。

冬の間に、少し考えをまとめて、文章に起こして行こうと思っています。

そして来年は、私も狩猟免許(罠猟)の取得に挑戦しようかと考えています。
さらにその先には、可能なら猟銃所持の免許も取得したいと考えています。
まさか今からマタギになることは到底無理だとしても、銃が役に立つ瞬間が無いとは限らない・・・、そのくらい切迫した危機感があると言うことを申し上げておきます。

シュトレンの出荷続々と

12月に入り早や4日、どんどん時間は過ぎて行きます。
皆さまからご予約いただいていたシュトレンの出荷が始まりました。

ご本人宛の他、ご依頼先への直送など、毎日10個以上の荷物が出て行きます。
行先、中身、仕様など、くれぐれもミスの無いよう、緊張感は最高レベルです。

箱に詰められて行くシュトレンを見ながら、この一つ一つが全部違う方々のお口に入るのかと思うと、感無量・・・そして責任の重さを感じないではいられません。
皆さまに喜んでいただいて、満足していただいて何ぼの仕事ですから。

思い返せば2005年の年末から始まった食工房のシュトレンづくりですから、今年は通算16回目となりました。
この間ずっと、基本的なレシピは変更せず、かと言ってそこに僅かずつでも品質の向上を課しつつ、皆さまのご期待を裏切ることの無いよう努めて来ました。

おかげさまで、今シーズンも順調に製造が進んでいます。
予定数まで、まだ少し余裕もあります。
なお引き続き、みなさまからのご注文、ご用命をお待ちしております。

小さいお子さまも安心して召し上がれる食工房のシュトレンです。

どうぞよろしくお願いいたします。

忙しさも佳境に

これから20日過ぎまで、年末の忙しさの山場です。
休日返上は、今のところしなくて済むよう予定を立てていますが、間に合わなくなるかも知れません。

忙しければ、それはそれで結構。
このコロナ禍の下で、仕事があるだけでもありがたいことです。

シュトレンの製造も順調に進んでいますので、予定数を超えても大丈夫です。
皆さまからのご注文を、引き続きお待ちしております。

一方、クッキー類はあいにくの在庫切れが続いております。
実は、全く製造していないわけではありませんが、年末ギフト用にお菓子の詰め合わせの需要がありますので、その用途に全て消えているというのが実情です。

家族だけでやっていますので、労働力に限りがあります。
かと言って、従業員を雇うには仕事量も売り上げも足りません。
ここは、出来るだけの範囲で無理をせず、仕事の質を落とさないようにするのが得策と心得ています。

それにしても、こうして健康で体が動くことに、いつもいつも特別な感謝の念が絶えることはありません。

明日からまた営業の一週間、先ずはパン焼きから、明日は早朝午前3時起床です。

ではでは。

明日と明後日は定休日

否、早いですね。
食工房の営業の一週間の終わりです。
明日と明後日は定休日にて休業です。

毎度申し上げて恐縮です。
お間違えのございませんように。

世の中は、コロナの感染拡大で戦々恐々の様子ですが、食工房としては何ら今までと変わることはありません。
これまで通りの対策をより徹底するだけです。

この度のコロナウイルスに対する対応のおかげでしょうか、風邪を引かなくなりました。
コロナとインフルエンザは、同じ対策で両方防げるはずですから、当然の結果かも知れません。

逆を言えば、不用意にインフルエンザに感染するような健康管理では、コロナに対しても危ないと言えるのかも知れません。

健康管理には、なお一層念を入れたいと思います。
皆さまのご愛顧のおかげで、年内はずっと忙しいままで終わりそうです。

次亜塩素酸水の噴霧再開します

コロナウイルスの感染拡大の第三波が大変なことになりそうです。

食工房では、店頭での感染対策をより強力なものとするため、次亜塩素酸水の店内空間噴霧を再開いたします。

次亜塩素酸水の空間噴霧に関する科学的根拠や安全性については、以下の資料をご参照ください。
「次亜塩素再水溶液、空中噴霧に関するエビデンス」 

使用する次亜塩素酸水は、次亜塩素酸濃度40mg/ℓ、噴霧量は最大で0.3ℓ/hです。
店内は、常時換気扇も回っています。
なお、入店時にお客さまの要請があれば、一時停止等の対応をいたします。

ご来店のお客さまは、ご入店の際必ずマスクを着用してください。
また、店内に備え付けのアルコール消毒液で、手指の消毒をしてください。
これらをお守りいただけない場合、ご入店をお断りする場合がございます。
ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

収穫の恵みパンセット、完売御礼

百姓3年生進級祝いのサプライズとして発売した「食工房の麦畑・収穫の恵みパンセット」は、めでたく予定数の50セットを完売いたしました。

多くの方にご利用いただき、私たちとしても大きな喜びの内にこの企画を終了することが出来ます。
皆さまからのご愛顧に改めて厚く感謝申し上げます。

また来年も、同様な企画が実現しますよう、畑の面倒を見て行こうと思っています。
なお引き続き、食工房をお引き立てくださいますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

子どももOK、食工房のシュトレン

ここ一ヶ月余りの間、3年前2017年に書いた記事「シュトレンを子どもに食べさせても大丈夫か、との疑問」への、アクセスが異常に多い現象が続いています。

この季節、クリスマスのお菓子にシュトレンをオーダーしようとして、ふと気になるのがシュトレンの中にラム酒漬けのドライフルーツをたっぷり使っていることです。
例えば、一年間ラム酒に漬け込んだドライフルーツを売りにしている店も多いので、シュトレンには微妙にアルコールが含まれているのではないか、それだと子どもは食べられないな・・・と考える親御さんたちが沢山いらっしゃるのでしょうね。
ネット上には、シュトレンは子どもにはNGと呼びかける記事も見られます。

しかし、私が参考にしたドイツのレシピでは、ラム酒は香りづけのために前日に振りかけて一晩馴染ませる程度で良いとされていました。
本場ドイツでは、むしろそれが普通だとも。

それであれば、焼き上がった後にアルコール分が残っているということもありませんし、子どもが食べてはいけない?などという心配が生じるはずもありません。
第一、子どもたちが楽しみにしているクリスマスのお菓子が、子どもに食べられないものでは残念じゃないですか。

食工房のシュトレンは、参考にしたレシピ通りラム酒は香りづけのために前日に振りかけて一晩馴染ませる方法をそのまま踏襲しています。
ですから、子どもたちが食べても、もちろん大丈夫です。

どうぞ、お子さまと一緒に素晴らしい味と香りをお楽しみください。
ちなみに、食工房のシュトレンは、小さい子どもたちにとても人気です。

コロナ、やっぱり深刻だ!

こんな展開になるのじゃないかとは思っていましたが、それにしても急激ですね。
そしてこの傾向は、まだ当分続きそうです。

他でもありません、新型コロナウイルス感染症の感染拡大のことです。
この調子では、めでたく新年を迎えられるかどうか、分かったものではありません。

今後食工房の営業も、これまで以上に細心の注意を払わなくてはなりません。
商売である以上、出来るだけ沢山のお客さまには来ていただかなくてはなりませんが、一方で感染は確実に防がなくてはなりません。

まず一番は、私たちが感染しないこと、そして店を感染の中継地にしないこと、この二点に特別留意したいと思います。

商品やお金の受け渡しにも、さらに工夫が必要かも知れません。
次亜塩素酸水の噴霧も、再検討中です。
原材料や資材の受け入れ時にも、今まで以上に注意を払います。

世の中がどうでも、とにかく食工房は安心だと思っていただける営業をすべく、腹をくくって臨む所存です。