多忙にて

いやー、忙しいったらありゃしません。

定番の食工房業務は、ただ今シュトレンシーズンで120%稼働中。
この二ヶ月近い間の熊騒動で手が付けられなかった諸々のことの中で、もはや尻に火が付いているのが雪囲いの設置です。
わずかの時間でも逃さず、部材一つでも動かしています。

そこへ持って来て今日は、部落の会計監査の日でした。
このニ三日の間、帳簿の点検、通帳の記入などに時間を取られました。

気が付けば一日が終わり、早く寝ないと翌日に差し支えるという状況。
ブログはお休み以外選択肢がありませんでした。

まあ、今日も今日とて監査が終わった後は、残業でシュトレンの後始末も・・・。
こんな愚痴こぼしでお茶を濁すしかないわけで、これじゃいけませんね。

明日は、もう少し余裕を持てるでしょうか。
ではでは。

コロナ、三度

新型コロナウイルスの感染が広まり始めて以来早や9ヶ月、その間に一度は収まりかけ再び拡大、また落ち着いたかと思っているところに三度目の拡大期を迎えています。
今日は、全国で過去最高の2300人を超える新たな感染確認が発表されました。
これから後、まだまだ拡大するかも知れないと、大きな不安が渦巻いています。

私は、以前にも申し上げましたが、感染防護の基本は個々人の行動にかかっている考えています。
確かに政府や自治体の対策も重要ですが、個々人に求められる感染対策はそれとは違い、最も基本的且つ重要で、他に取って代わるものが無いものです。

その中でも一番はマスクと手指衛生です。
マスクについては、一定の効果があることが科学的に証明されていますから、付ける付けないの議論は最早無意味です。

そして手指の消毒は基本中の基本、外に出かけた時は、何かに触る度に消毒・・・、そのくらい徹底したいものです。
※消毒液の持参をお勧めします。

外から帰宅した時は、玄関先にゴミ箱を設置して置き、まずマスクを廃棄しましょう。
※布マスクなら、ポリ袋に収納して洗濯機に直行ですね。

そして手指を消毒してから家の中に入りましょう。
出来るなら、上着も脱いでポリ袋に入れて洗濯機に直行。
早めに着替えて、シャワーを浴びるくらいしてもいいと思います。
頭も必ず洗います。髪の毛は汚染されやすいですから。
家庭内での感染は、各自がそうすることで相当程度避けられるはずです。

その他細かいことを上げれば、個々人で為すべき感染対策や注意点は、実は数限りなくあって、すべて自分以外の誰にも代わってもらうことが出来ません。
そこがしっかりしていないと、政府や自治体がいくら支援策を講じても、感染拡大は止まらないということです。
感染症とは、実はそういうものだと理解すべきです。

国の政策にいろいろと不満を言う人が沢山いますが、半分以上は的が外れています。
そうは言っても・・・と仰いますか?
ならば、今後の感染拡大も止むを得ないと受け留めるしかありません。
最低自分と同居する家族だけでも感染しないよう対策する、そのくらいは何とか出来るだろうと思っている私です。

そしてこれは、今回のコロナウイルスに限ったことではなく、古今東西また未来のすべての感染症に共通の課題であることを、ここに銘記しておきたいと思います。

かぼちゃあんぱんに込める食工房の心意気

かぼちゃあんぱんと聞いて、皆さんはどんな味や香りを想像されるでしょうか。

もちろん、食工房のかぼちゃあんぱんを召し上がった方は先刻ご承知のわけですが、そうでない方はかぼちゃあんぱんと聞いてあまり喜ばしい印象を持たれないみたいです。
かぼちゃを煮て潰したものが入ってるの?くらいの感覚なのでしょうか。

以前、あるイベント会場での話ですが、かぼちゃあんぱんをお勧めしようと試食品を差し上げようとすると、「かぼちゃ・・・?」と訝られて半信半疑で手に取られるのですね。
いかにもかぼちゃのイメージが良くないことが分かります。

それがお口に入った途端、表情が変わってニッコリとされて「おいしい!」と声が上がります。
ほとんど外れはありません。
そして皆さん、一つ二つとお買い上げくださるのですね。

食工房のかぼちゃあんぱんは、奇をてらうことなく素直にあんぱんと名付けましたが、中に詰め込んだかぼちゃあんは、どちらかと言えばかぼちゃベースのクリームに仕上がっています。
かぼちゃの味わいや食感を残しつつ、且つ口解けが良いよう牛乳とバターを加え、砂糖と少量の塩で調味して適度な甘みに仕上げています。

そしてここが一番の肝は、スパイスです。
少量のスパイスを加えることで、まるで魔法のように全く別次元の味わいに変化します。
どんなスパイスをどのくらい・・・?、それは教えるわけには行きません。

そのおかげで、どこか野暮ったい雰囲気のかぼちゃの味が、とてもとてもお洒落なあか抜けた風味になります。

自慢になりますが、少なくとも日本では、匹敵するほどのアレンジに出会ったことはありません。
こうして完成度の向上に血道を上げるのが、いつかも申し上げましたが「食工房病」つまり食工房の心意気です。

かぼちゃあんぱん、まだの方がおられましたら、是非是非一度お召し上がりください。

雪囲い、ボチボチと

この季節、いずれやって来る雪の季節を見越して、雪囲いの設置を始めます。
お天気が良い日には、あちらこちらでトントンカンカン、トタン板を打ち付ける音が聞こえます。

我が家も、昨日からボチボチとやっているところです。
何しろ他にもやる事が沢山ありますので、雪囲いだけに集中して一気に終わらせるというやり方が出来ません。
ま、本格的な降雪までに出来上がっていればいいという話しですから、まだまだ時間的な余裕はあるのです。

それに、以前の高野の住まいに比べたら、雪に対する対策が良く出来ていて、雪囲いも簡単なもので間に合います。
また、屋根に上って雪下ろしをすることもありません。
除雪機械も揃っているので、雪かたし(除雪・雪かたづけの意)もずい分楽です。

私ももはや70歳を目前にする年齢となり体力も落ちて来ましたから、以前のような体力任せの除雪は適いません。
うまい計らいになっていると、この現実に感謝しています。

久しぶりに猿の群れ

相変わらず熊の出没は続いていますが、今朝は久しぶりにサルの群れがやって来ました。

私は仕事中で直接目撃してはいませんが、高野圃場のある場所、旧食工房のあたりから侵入し、柿の木に上って熊が喰い残した柿を喰い、あとは好き放題に歩き回って中島側に下ったようです。

そして一ノ戸川を辰ヶ原橋の上を柿を食い散らかしながら歩いて渡り、辰ヶ原に侵入したところで住人の目に留まり、花火と爆竹で追い払われました。
50~60頭はいたようで、子猿も沢山いたそうです。

何と言うか、皆元気だったんですね。ちくしょう!

夏と違って畑にはほとんど作物はありませんから、これと言って被害はなかったわけですが、そこいらを好き放題に歩き回られたことはちょっとショックです。

高野方面は、私たちがいなくなってから後は、積極的に防御する人がいないのです。
構わないで放置すればこうなることはとっくに分かっていました。

猿だけじゃありません。
熊もすでに侵入しています。

ところで、猿と熊の関係がどんなものか、とても興味があります。
彼らは大体似たようなものを喰いますし、両者とも木に上ります。

餌をめぐっては奪い合い敵対する関係だろうと思います。
争えば熊が強いに決まっていますから、猿にとって熊は嫌な相手だろうと思います。

それに猿は夜は目が利かないのでどこか安全なところに隠れて過ごすしかありませんが、熊は真っ暗闇でも自在に動き回ります。

そして多分、熊が猿を襲って餌食にすることもあるのだろう思います。
否、確かに。
子猿などは、特に危ないかも知れません。

熊相手では、木の上ですら安全ではありませんから。
猿の身になって想像してみると、夜間に熊に近寄られたらどれほど恐ろしいことかと思います。
ですから、猿は極力熊を避けて行動しているように思われます。

と言うのは。このあたりに熊が出没し始めてからは、猿はピッタリと姿を消しました。
喜多方市が調査している発信機をつけた猿の位置情報をずっと見ていましたが、この付近には近づきませんでした。

それはそれとして今日の猿ども、喰えると思っていた柿は熊に枝ごとむしり取られてほとんど残っておらず、さぞかしショックだったろうと・・・。

それにしても、猿が何故やって来たのでしょう。
熊の行動に変化が・・・?
まだまだ分かりません。

シュトレンのご予約、次々と

ありがとうございます。

シュトレンのご予約を次々といただいております。
予定数にはまだまだ余裕がありますので、さらに多くの方々にご注文いただきたく、ご案内申し上げます。

食工房のシュトレンは、食工房開店間もなくから製造を始めて、今シーズンは15回目の製造となります。
当初から同じレシピを用いつつ、年々工夫と改良を加えながら現在に至っております。

食工房のシュトレンの一番の自慢は、香りです。
何か一つ際立つものがあるというのでなく、いくつもの要素が重なり合わさってハーモニーのように、召し上がる方の嗅覚を楽しませてくれます。

それから味わいの深さです。
これも、いくつもの材料の持ち味が合わさって醸し出される、豊かで奥深い味わいです。

今年のシュトレンのポイントは、スペルト小麦を使った生地の味わい深さです。
きっと今まで以上にご満足いただけるものと確信しております。

食工房の仕事は、レシピを楽譜にオーケストラの指揮をするような趣があります。
そこに求められるのは、一つは確かな技能、もう一つは洗練された感覚です。
それらを磨くために、ずっと努力して来たましたし、今もなお努力し続けていると自負しています。

皆さまからのご注文、ご用命をお待ちしております。
ご依頼先へのギフト発送も承ります。
お近くの方へは直接配達も可能です。
オンラインストアもご利用いただけます。

また、ご不明の点は、お問い合わせ等、いつでもお気軽にお寄せください。
お電話、ファックス、メールなど、何でも結構です。

よろしくお願いいたします。

明日もパン焼きを

おかげさまで、パンの売れ行きが好調です。

自分で言うのも何ですが、最近の食工房のパンは以前よりもおいしくなっていると思います。
風味に無理がないと言うか、スムーズにお口に入ります。
酸味も、パンの種類によってほど良くコントロール出来ていると思います。

そして、それもこれも全ては酵母の働きで決まりますので、最も注力するのは酵母種の仕込み作業です。
計量は正確に、温度も計測してきっちり合わせます。
醗酵時間、攪拌の頻度、仕込み量に対する配慮など注意点は沢山あります。

今回また新しい試みをしています。
良い結果が出るかどうかを見て、進めるか元に戻すか判断します。
明日のパンの出来が楽しみです。

景色の見え方が変わってしまった

寒くなりました。
今朝の冷え込みで霜が降りました。

紅葉も進んで、落葉へと移り変わっています。
山は、色とりどりでとてもきれいです。

しかし、最近そんな景色の見え方にある変化が起こりました。
あくまでも私の・・・と言うことですが。

それは、何気ない風景の中に、いつも熊の痕跡を捜しているということです。
広葉樹の林を見ればどこかに熊棚がありはしないか、草藪を見ればどこかに漕ぎ跡やけもの道がありはしないか、柿の木を見れば熊の食べ跡がないか、そんな事をいつも気にしているのですね。

散歩のつもりで出かけても気が付けば熊の足跡を追っていたり・・・。
ひょっとして狩猟者の目線って、こんなかしら・・・と思ったりして。

美しい景色を眺めて、一句浮かぶなんてことは、とてもとても平穏無事な証拠なのですね。
でも私、満天の星空を見上げて、熊もきっと感動しているだろうなと、それは本気でそう思っているのですよ。

寒さ厳しく

今日は、一気に寒くなりました。
12月の気温だそうです。

夜になってさらに冷え込んで来ています。
明日は氷点下になるとの予報も出ています。

しかしまあ、寒くなるのは歓迎です。
麦畑はもうしっかり分けつが進んで畝間が隠れる勢いですから、そろそろ雪でも降って抑え込んでもらった方がいいのです。

全く、熊のことを除けばそれ以外、何も悪いことは起こっていません。
全て順調。
仕事ももっともっと頑張れるところですが、今は3割引きくらいの力しか出せていません。

さて明日からまた営業の一週間です。
このところ酵母の発酵の具合がとても良くて、堅焼き黒パンなどハード系のパンの美味さが格別です。
プンパニッケルも、以前とは次元の違う美味さになったかと思います。

醗酵のノウハウをまた一つ積み上げました。

しかし、美味いパン=熊を惹きつける危険、命かけてやってます。

明日と明後日は定休日です

毎度申し上げて恐縮です。
明日(11/10)と明後日(11/11)は、食工房は定休日となっております、
お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。

ここ数日来お天気がスッキリせず、どんよりとした雪空です。
皆さまのお出かけの気分にも、多少の影響があるのではと思います。
本日は、ちょっとさみしい一日となりました。

そしていよいよ明日の朝あたりは雪を見ることになるのではないかと思っています。
どんな一日になるでしょうか。

そう言えば昨日、この付近に仕掛けてあった箱罠が撤去されました。
もちろん、獲物はかかりませんでした。
設置の期限が一週間が目安だそうで、獲物がかかろうがかかるまいが期限が来れば撤去です。
と言うより、余りに多い熊の出没に対応しきれず、次々順番待ちしている状況だそうです。

熊の習性とすれば、だいたい一週間から十日間くらいでテリトリー内を周回しますから、設置が一週間では短過ぎます。
これでは捕獲実績はなかなか上がらないでしょう。
罠の設置場所も外れていたかも知れません。

結局何の解決もないまま、ここ当分先まで対策は無しです。
この間も、ずっと毎日熊の痕跡が見つかっていて、複数の個体が関わっていることも、もう間違いありません。

否、また熊の話になってしまいましたが、こうした日常が、どこと言わず珍しくなくなりつつあるということを知っていただきたいのです。

明日も、一手打っておかなくてはならないと思っています。