熊は、いつでも身近にいる

このところ、熊よりもむしろ猿に手を焼くことが多かったせいで、忘れていたわけではありませんが、注意を削がれていた側面があったことは確かです。

今日、中島第一圃場の直近の別な方の畑に熊の足跡が付きました。
大きさからして子熊のようです。
と言うことは、母熊も近くにいるということになります。

その前に、別の場所に熊の足跡があったという情報もあり、熊はいつでも身近にいるのだなと思ってはいたのです。

やはり油断は出来ませんね。
熊の姿こそ見てはいませんが、歩き回った痕跡はすぐに確認出来ました。

ここで重要なことは、人間の私たちの側で、熊に分かるように縄張り宣言をすることです。
私がやったことは、熊が歩き回った個所も含めて周りの藪を刈り払うことでした。

そうすることで、もう一度やって来た時に、熊は自分が気づかれていることを知るでしょう。
当然、警戒してそれ以上侵入することをためらうかも知れません。
また、そこは人間の俺が使う場所で、お前の好きにはさせないゾ!との意思表示にもなります。

そういうことを出来れば毎日少しずつでも、不断に続けることがとても重要です。
手間暇はかかりますが、こちらの安全を確保しつつ、しかも相手に危害を加えずに済ませるには、それ以外に方法はありません。
本当は、それプラス狩猟による圧力も適度にかける用意があれば理想です。

いずれにせよ、無関心が一番良くありません。
ぼんやりしていると、市街地にも熊は出て来ます。
例外はありません。
被害が出るようになった時は、もうすでに手遅れです。

その意味でも、山間のこの地において、一定の距離熊を遠ざけておくことは、とても重要だということがお分かりいただけるのではないかと思います。

まあしかし、熊がいても猿がいても、山間のこの地はいい所だと思います。
そして、そこで楽しく暮らせるような人間でいたいと思っています。

案ずるより産むが易し・ご来場御礼

本日は、予定通り「べこ乳マルシェ」に参加出店して来ました。

朝の様子では本当に微妙で、どうしたものかと悩みましたが、8時頃会津中央乳業さんに電話で問い合わせたところ、雨は降っているが開催準備を進めているとのお返事に促され、上の娘と二人で出発しました。

到着して見ると、主催者関係の顔見知りの方々のお顔と準備に走り回る姿が次々と目に入り、俄然戦闘モードに入った私、早速開店の準備に取りかかりました。

いざ始まってみると、雨にも関わらず次々とご来場のお客さまがいらして、入口付近の道路が渋滞する場面もありました。
「案ずるより産むが易し」という諺がありますが、まさにそのとおりで、出店者一同とても気分が高揚しているのがよく分かりました。

おかげさまで、持って行った商品はほとんど完売、残ったのはクッキーが1袋だけでした。

今回初めてお目見えした大麦コーヒーも、試飲の評判が大変良く、用意した商品も完売でした。
特筆すべきは、牛乳との相性が思っていたよりさらに良いと分かったことです。

ミルクを足して召し上がっていただいた方は、ほとんど口を揃えて「おいしい!」と感心しておられました。
その場でお買い上げくださった方も、複数いらっしゃいました。

今回の結果を生かして、焙煎度合いや挽きの粗さ加減、プレスの待ち時間などを見直して、一層ご満足いただける大麦コーヒーに進化出来ると思っています。

本日は、降る雨もうれしく感じられるほど気分良く終わることが出来ました。
ご来場くださった皆さまに、この場を借りて、改めて厚く御礼申し上げます。
また来年も、「べこ乳マルシェ」でお目にかかりましょう。

明日のべこ乳マルシェ

べこ乳マルシェ

画像クリックでpdfファイルが開きます。

明日は、どうもお天気が最悪になりそうな模様です。
奇跡が起こらないとも限りませんが、もし朝の時点で雨が降っていた場合は、出店を見合わせるかも知れません。
何しろ、午後は風も強くなってくるらしいので、かなり厳しい予想です。
それでも、準備だけはしています。
明日は明日の風が吹くということで、今夜は早めに休むことといたします。

週末のお天気が・・・

イベント出店の予定がある今週末、お天気が荒れそうです。
主催者の告知情報には「荒天中止」とありますが、どこで線を引けばよいのやら、まったく判断に困ります。

結局、決行の準備だけは怠りなく、当日の朝の様子次第でということになりますね。
どうなることでしょう。

今週末は、各方面でイベントの計画があるようで、それぞれ関係者は気が気じゃないことでしょう。
ま、こればっかりはどうにもなりません。

それはさておき、明日はまたパン焼きです。
おさかなも焼くと思います。

お天気が良くないようですから、外にテントは出せないと思いますが、大麦コーヒーの試飲サービスはやりたいと思います。

皆さまのご来店をお待ちしております。

焼き立てのおさかな

食工房

焼き立てのおさかなです。
焼き上がると、皆、まん丸くなってしまいます。

食工房の店頭に、時々かわいい動物の形をしたパンがあるのにお気づきの方、いらっしゃると思います。
お買い求めくださった方も、すでに多数いらっしゃいます。
通販をご利用の方の中にも、実物を手にした方がいらっしゃるはずです。

これは、娘たちの遊び心のなせる技で、いつもお客さまの目を引きます。
このところ、おさかなにはまった下の娘が、今日は3匹つくりました。

画像は、オーブンから出たばかりの焼き立てのおさかなというわけです。
尾頭付きですから、何かのお祝いの時の食卓に飾ってもいいと思います。
あとで皆でいただくということで。

この次は、マンボウとかフグとかカレイなどを、やってみようと言っておりました。

本日は、この時期にはめずらしい快晴の空の下、平日にもかかわらずご来店のお客さまが相次ぎました。
おかげさまで3匹のおさかなは、めでたく全部売れました。
また土曜日のパン焼きで、何が出来るかはその時のお楽しみに・・・ということで。

最後に今一度、本日のご来店、まことにありがとうございました。

堅焼き黒パン・特大2本

このところ、堅焼き黒パン・特大が手堅く売れています。
店頭で、毎週2本は売れます。

そして時々は、別注で1本あるいは2本追加になることもあります。
特大は、やはり何か特別な存在感がありますね。

明日のパン焼きは、いつもの1本に加えて別に注文が入りましたので、2本焼くことになりました。

それで皆さま、すでにご承知のように、地元産のライ麦が在庫切れのため仕入れ品のライ麦全粒粉を使用しています。

今回、幸運にも北海道産江別製粉製のライ麦全粒粉を10kg入手しました。
このライ麦全粒粉の元の原穀を、食工房で以前使用していた経緯があって、品質は食工房としても十分満足の行くものです。

この後も継続的に入手出来るかどうか分かりませんが、明日のパン焼きで早速使用します。
ライ麦入り角食パンもプンパニッケルもこの粉になります。
以前のいつもの食工房のライ麦パンになっていると思います。

野菜の直売をやります

近いうちに、早ければ今週から、近所の農家の方が作った野菜などを、食工房の店頭にて直売します。
品目は、その時その時に採れたものになりますので、沢山の種類が揃うかどうかは分かりません。
前もって分かる時は、このブログで告知します。

とにかく新鮮さが売り!です。
場合によっては、目の前の畑からその場で採って来ます。

おばあちゃんたちが自家用に楽しみながらコツコツと丹精したものもあれば、農家さんが出荷用に気合を入れて作付けしたものもあります。

季節が進むに連れ、いろいろ出て来ると思います。
食工房の畑からも、一品、二品と登場するかも知れません。

お天気が良い時は外のテントに、雨の時は店舗内に、野菜が並びます。
パンを買いに来たついでに、新鮮な野菜も手に入ります。
どうぞお楽しみに。

明日、明後日は、また定休日です。

あっという間の一週間だったような、でも充実の長い一週間だったような、ちょっと疲れもたまって来ましたので、明日は寝不足解消の朝寝をするか、逆に早起きしてしっかり体操メンテするか、目覚めの気分次第で決めたいと思います。

明日と明後日は、食工房は定休日です。

お天気は、概ね曇りで経過するようですが、雨が降るかも知れませんし晴れ間が覗くかも知れません。
降ればデスクワーク、晴れれば外作業、退屈することはありません。
でも、ちょっとボーっとしたい気分もありますね。
どのようにでも過ごせる自由な一日があるのがありがたいです。

とにかくも、この一週間のご来店、ご愛顧に、厚く御礼申し上げます。


この曲が入っているアルバム、良く聴いていました。
ギターも一生懸命コピーしようとしていました。
いい歌ですね。

梅雨らしい梅雨に

ここ数年来、私が覚えている限り、梅雨のこの時期に雨が少なくて、野菜の苗に水やりを欠かせない毎日が続き、その事を何度もブログの記事にしています。

今年はここに来てちょっと様子が違っていて、いわゆる梅雨らしい湿っぽいお天気で、雨もよく降ります。
気温も低く、少し前の猛暑がウソのようです。

でも、そのおかげで植物たちは、息を吹き返して元気はつらつのようです。
ちょっと油断していると、あたりはいつの間にか草藪になっています。

去年まで住んでいた高野の旧宅が、見る見る草藪に囲まれて埋もれて行くのを、まさに今目の当たりにしています。
所詮借り物で他人の家だとは言え、何だかとてもいたたまれない気持ちです。

一方、野菜は良く育っています。
麦も、穂が充実して来たせいでしょうか、穂先が下がり始めました。

今のところ、豪雨にならず強い風も吹かず、お天気が味方してくれているようです。
湿っぽいお天気を恨む気持ちは全然ありません。
いい時にいい雨が降っていると、喜んでいます。

願わくは、このまま順当に夏を迎えられんことを。

麦ラボだより190605

麦ラボ

只今、作付け面積急増中です。
来年は、これまでの3倍になるそうです。


麦ラボ

新緑の初夏の空の下、麦秋の枯れ色がひときわ存在感を放っています。


麦ラボ

大麦は、小麦よりずっと(約1ヶ月)早生です。


麦ラボ

大麦は、ノゲが長いのが特徴のようです。


麦ラボ

六条大麦と呼ばれる所以が良くお分かりになると思います。
大麦には、この他二条大麦があります。

先日6月5日に、市内高郷町の夏井地区で大麦を作付けしてくださっている農家さんの圃場を見に行った時の報告です。

「大麦がいい具合に色づいて来ましたよ。」とお知らせいただいていましたので、刈り取りになる前にぜひ写真を撮っておきたかったのです。

全く期待に違わず、すばらしい麦秋の風景に立ち会うことが出来ました。

秋の稲穂の海ももちろん素晴らしいですが、麦は初夏の新緑と枯れ色のコントラストが感動的です。
長いノゲを持つ大麦は、初夏の日差しを受けて金色に輝きます。

それが一面海原のように広がっている様を想像してください。
誰だって感激しないわけには行きません。

麦ラボ

高野圃場試験栽培区に出現した珍種?
赤米のように実に色素が入っているかも知れません。
赤麦・・・? 楽しみです。


麦ラボ

成長の早さと姿形からして大麦だと思われます。
穂は二条です。

そしてこちら手元の高野圃場試験栽培区では、赤紫色の縞が入った実を付けた珍種が出現しました。
これが、いわゆる赤米のような色素の入った実が入るようなら、希少種として価値があります。
赤麦、紫麦・・・?
何にしても楽しみです。