忙中、お見舞いいただきました

今日は、いつもご利用いただいている常連のお客さまが、訪ねて来てくださいました。
ご夫婦連れで一組、そしてあとお一方。

ずっと休業が続いて、しかも外に出ることも少ないので、そもそも人の顔を見ること自体が珍しいのです。
何だか、生き返ったような気持ちがしましたね。

お出でになった時、ちょうどトラクターを出そうというところだったので、ゆっくりくつろいでいただいている間に、一仕事済ませて早々に上がって来ました。
いろいろと差し入れなどいただいて、コーヒータイムをご一緒しておしゃべりに花が咲き、営業再開したらこんな感じかなとイメージがわきました。

早くしなくちゃ!ですね。
明日も、お天気の崩れは無いようだし、過ごしやすい季節になりましたから、作業も捗ると思います。
元気を出してがんばります。
ではでは。

ライ麦の種まき

ライ麦の種まきを予定していた本日、三日続きの晴天に恵まれ、良い条件で種まきが出来ました。
以下、写真にて。

麦ラボ

中島第一圃場
種まきの前に、トラクターでもう一度耕転し、手作業で草や木の根を取り除きながら床ならしをしました。


麦ラボ

種用ライ麦粒
時間をかけて、厳しく選別しています。
専ら麦ラボ主査の上の娘が担当してくれました。


麦ラボ

手押し式種まき機「種まきごんべえ」
麦の作付けをお願いしている農家さんから借りました。
家でも、ぜひ一台欲しい!


麦ラボ

60cm間隔にガイドロープを張り、それに沿って走らせます。


麦ラボ

ごんべえさんがごんべえを押して種を播いています!?


麦ラボ

播き床の状態さえ良ければ、スイスイと快速で種まきが出来ます。


麦ラボ

状態が悪い時は、助手が三角鍬でならしながら、障害物を取り除きながら、先を進んで行きます。


麦ラボ

最終、トリは下の娘です。
見守っているのは、麦ラボ主査の上の娘。


麦ラボ

ライ麦の種まきが完了した中島第一圃場

ライ麦の種まきが終わった後、すぐ隣の元水田にトラクターを入れ、圃場整備に取りかかりました。
この秋まで近所の農家さんがお米を作っていましたが、今度から私たちの手にあずけられることになりました。

麦ラボ

第一圃場のすぐ隣に、第二圃場を整備中。
この秋まで、近所の農家さんが水田として使っていました。


麦ラボ

元水田のため土が重く、麦を播けるようにするにはちょっと大変。


麦ラボ

ターンする時も、出来るだけ土を練らないように気を付けます。


麦ラボ

今のところ、ここが一番広い圃場です。
スペルト小麦を播く予定です。

さらにその隣には、第三圃場も予定しています。

さらに遅れそうな見込みです

営業再開が、ここに来て、さらに遅れそうな見込みとなりました。

と言うのは、ステンレス張り作業が、業者さんのスケジュールが詰まっていて10日以降になること、設備の移動をお願いするはずの業者さんもこちらの工程が遅れたため、後回しになって何と来月半ばに!?
否、それでは困るというわけで、他の心当たりを当たった結果、設備の移動は15日の予定となりました。
ステンレス張りの方は、待っているより他ない状況です。

その間も、私の方はまだまだいろいろと終わらせておかなくてはならない工程が残っているので、結局今月いっぱいかかってしまうと思っています。

ジタバタしてもどうにもなりません。
物事は、一番善い時に成就するもの、というのがこれですか・・・。
うーん、辛いけどそうなのかなァ・・・、後になってやっぱりこれで良かったんだってことになるのでしょうか。

明日は半日、ライ麦の種まきをします。
これだけはやっておかないと!

麦の芽が出ました

麦ラボ

スペルト小麦
芽吹きの時からして、たくましい感じがします。


麦ラボ

発芽率を心配していましたが、何の問題もありませんでした。
ちょっと込み過ぎくらいです。


麦ラボ

昨年の試験栽培の6倍の面積です。


麦ラボ

デュラム小麦です。
昨年度は越冬に失敗してごく少量の種しか確保出来ませんでした。
今年は、仕切り直しです。


麦ラボ

デュラム小麦
何処となくイタリアンって感じがしてるかな?


麦ラボ

コスモスの花が咲く頃、麦の種まきと覚えておきましょう。

台風の後にはと予想していた、スペルト小麦とデュラム小麦が、予想どおり発芽していました。

驚いたのはスペルト小麦で、虫食いの害に遭っていたはずなのに、ほとんど完ぺきに発芽していました。
力強い生命力に感動しました。

一方デュラム小麦も、種子選別を念入りにしたおかげだと思いますが、ほぼ100%きれいに揃って発芽しました。

こうなるとライ麦の種まきも張り切らざるを得ませんね。

このところの雨続きで、土が湿り過ぎていますので、種まき作業がし辛いのです。
明後日くらいには、作業したいと予定しています。

とにかくも、播かぬ種は生えぬなので、一年一度のこのチャンスを逃すまいと、空模様と圃場を毎日見ています。

取り敢えず、台風の被害無く

24号台風は、まったく凄かったですね。
我が会津地域の真ん中を通過して行きました。

直撃というわけでしたが、わが家に関してはとりあえず被害はありませんでした。
案外拍子抜けと言うか、雨も風も恐れていたほどではありませんでした。
私の住まいのある場所は山沿いの地域なので、風も幾分遮られたかも知れません。

一方案じていた郷里の実家も、無事だったようです。
ニュースから伝わって来る様子は、ただ事ではないと感じさせましたから、大きな被害が出たらどうしようかと本気で心配していたのです。
とにかく無事で良かったと、胸を撫で下ろす私でした。

一方で、被害に遭われた方には、心よりお見舞い申し上げます。

さて、今日の会津は、台風が過ぎ去った後もしばらくの間、風が強く時折雨も降りました。

明日はやっと晴れるようです。
やることいっぱいで忙しくなりそうです。
店の工事も、着々実々、進んでいます。

体力の限界

日が短くなりました。

午後6時にはもう暗くなります。
夜明けもずいぶん遅くなって、午前5時ではまだ薄暗いです。

一方私も、夜は早々に眠くなりますし、明け方はいつまでも寝ていられそうに眠いのですね。
一旦起き出せば体は動きますが、やはりこれは体力の限界なのかなと。

よくわきまえて自重していないと、ケガや大きな病気の元になるかも知れないと気が付きました。

尤も、飽きるとか嫌になるとか意欲を失うとか、そういう気配は全くありません。
一歩ずつ着実に進めています。

あるお客さまは、「やってれば、必ずいつかは終わるんだから。」と元気づけてくださいました。
いや、まったくその通りです。

毎日毎日、早く営業再開しなくてはと逸る気持ちを抑え抑え、焦る心をなだめなだめ、これは一種精神修行でもありますね。

しかし、いい工房と店が出来上がりそうです。

まだもうちょっとかかるんです

昨日も今日も、最近はお問い合わせのお電話をいただくことが多くなりました。
まあ当然と言えば当然、いくら何でももうそろそろ営業再開したんじゃないか・・・というわけです。

しかしありがたいことだと思っています。
食工房の営業再開を待っていてくださったということですから。
ですから、一日も早くご期待に応えたいと、がんばってはいるのです。

それでも何と言ったら良いのでしょう、何もかも自分でやることの大変さを思い知りつつも、自分が作り上げたいものが実は何であるかが分かって来たのですね。
長い人生の中で、こんなに中身の濃い時間を過ごさせてもらえるのは、多分これが最初でそして最後かも知れないと思っています。

店が出来たら、本当においしいパンを焼きたいと思います。
畑では、心を込めて麦を育てたいと思います。
そうやって命の糧を生み出す喜びを、一切れのパンを通して皆さまと分かち合いたいと思います。

待っていてくださいね。
必ずやり遂げますから。

ちなみに、今日は私の誕生日でした。
67歳になりました。
誕生日のお祝いにと、連れ合いと娘たちから、麦ラボの刺しゅうを施したオーバーオールを一着もらいました。

麦ラボ

娘の勧めに従って記念写真を撮った私、ちょっと緊張しているかも・・・。

また台風がやって来る

この前台風21号が猛威を振るって全国各地に被害を及ぼしたばかりですが、また大きい台風が近づいて来るのですね。
それも、日本列島縦断コースで。
郷里の高知も心配ですし、こちら東北でも油断は出来ません。

私の方は、家が無事なら他にこれと言って被害に遭いそうなものは無いのですが、まわりは皆さん農家ですから、いろいろ心配の種が尽きません。

まだ稲刈りの終わってない田んぼは、雨と風でひどいことになるかも知れません。
園芸農家では、ビニールハウスが風の被害に遭うことも避けられません。

いや、本当に大変です。
とにかくも、被害が少なくて済むことを願うのみです。

話しは変わりますが、この台風が過ぎ去った後、昨日播いたスペルト小麦が芽を出すでしょうか。
とても楽しみです。

スペルト小麦を播きました

麦ラボ

高野の圃場は、長年の努力の甲斐あって、地力のある素晴らしい土になりました。
ここにスペルト小麦を播きます。


麦ラボ

夏の間に虫食いの被害に遭い、幾分損なわれてしまったかも知れない種です。
籾に包まったまま播きますので、状態が分かりません。
取り敢えず、厚播きすることで何とかなると思います。


麦ラボ

今回は発芽率が悪いかも知れませんので、厚播きしています。
それにしても多いか・・・?
この次の列から少し減らしました。

今日はうまい具合に晴れ間が見えましたので、整備してあった高野の圃場に、スペルト小麦を播きました。

建築作業を早めに切り上げ、麦ラボ主査の上の娘と一緒に手作業でやりました。

手押しの種まき機があるのは知っていましたが、とりあえず手に入れていませんし、殻に包まったままのスペルト小麦の種はこの機械が使えません。
時間と手間はちょっと大変ですが、年に一度の作業なので、これも仕方ないか・・・と。

尤も、こういう地道な作業を黙々と熟すのは、実は私、好きなんですね。
ただ、稼ぎにならないから困るのであって、本当は一日中でもやっていたい・・・。

と言うわけで、日も暮れかかる頃になってやっと終わりました。
土にまみれる快感って、ありますね。
世の中に嫌がる人は多いけど、私は好きですね。

Going Muddy Feet !
泥足のまま行けよ!
そんな唄があったのを思い出しました。

そう言えば今日は、排水管の工事で土堀りとコンクリート練りでしたから、こちらも土にまみれました。

IIDE編集終わる

昨日は、IIDEの編集に打ち込んでいるうちに、ブログを書くのを忘れてしまったというお粗末。
そして今日ただ今、編集作業が終わりました。

これから、校正して不備が無ければ印刷発注します。
同時に、pdfファイルを公開します。
今夜中には、見ていただけると思います。

一方建築現場は、昨日から排水工事にかかっています。
今までの大工仕事と違って、今度はコンクリートと格闘です。

いや、固いの何の!
それでも何とか配管を通す穴を3つ貫通させました。
そこにパイプを配置して、外に出すところまでやって今日の作業はおしまい。

お天気次第で、明日は外回りもやりたいし、あけた穴をきれいに塞がなくてはなりません。
コンクリート練りもしなくては・・・。

麦の種まきも、お天気を睨みながらタイミングを計っています。