明日もパン焼きですよ

明治神宮

明治神宮の欅
見事と言う他ない!
遮る物がなければ、樹木はこのように育つ。ある意味自然形。
しかし、この環境が自然かと言われれば、それは違うと言わざるを得ない。

土曜日の明日は、またいつもどおりにパンを焼きます。

暖かくなって、酵母の発酵も行き過ぎに注意しなくてはならないほど活発です。
発酵時間の長い堅焼き黒パンや小麦丸などは、保温しないで室温に置いています。
その方が、風味が増して良い仕上がりになります。
季節の動きも生かすってことですね。

話しは変わりますが、郷里の母の容態も安定していると言うか、ゆるい坂道を淡々と下って行くように終わりに近づいているようです。
ある意味、先が見えてかえって雑念が無くなりました。
その時が近づくまで、こちらで仕事に専念出来ると思っています。

私自身の心身の健康も、不安はありません。
何とありがたいことでしょう!
がんばります。

麦の育ちに元気づけられ

麦ラボ

わずか50gの麦(種)が、これだけになりました。
畑の力、植物の力、皆、奇跡に思えます。


麦ラボ

穂が出るタイミングも、揃いました。


麦ラボ

今までで一番大きく立派な穂が出ました。

今日も忙しい一日でした。
お天気は良くて気温も上がり、暑さを感じました。

このところの陽気で、麦がグングン伸びています。
うちの畑のライ麦が穂を出しました。

今年は、茎が太くしっかりとしていて、大きな穂をつけても倒れることはないと思えます。
昨年9月、片手の平に乗るくらいのわずかな量(50g)をパラパラと5m×3列蒔いて、こんなに旺盛に育ってくるのですから、全く驚きです。
一粒万倍の例え通りの結果になっています。

これをそのまま広げると、10a(1反)当たり900kgにも達します。
種子の選別、蒔き方、肥料の与え方、追肥と中耕、そして刈り取り適期の見極め、刈り取りと乾燥、これら全てにノウハウがあるってことなのですね。
この数年の取り組みで、確かな手応えを掴みつつあります。

麦の育ちに、元気をもらっています。

ライ麦、小麦、スペルト小麦、デュラム小麦、大麦、その他品種未確認の麦各種、麦ラボの中身は年ごとに濃くなっています。

全ては、おいしいパンのために。
そして健康と幸福のために。

余念なく作業

飛びっきりの忙しさが始まりました。

今朝は、早いうちから新居の片付けや掃除に余念がありませんでした。
やっと新しい作業場になる場所を空ける作業にも手を付け始めました。
先ず空にして、それから改装工事をします。

二ヶ月間でやり遂げられるか、これはもう賭けですね。
命かけてやるしかありません。
金を節約するか、時間を節約するか、際どいバランスで走り抜けるんですね。

それでも、六十代も半ばを過ぎて、やっと自分の家と土地を手に入れたのですから、喜びは大きいのです。
だから、ここで頑張らなくてどうする!って気にもなるのですよ。

それにしても、このタイミングで母の命も終わりそう・・・とは、何という計らいなんでしょう。
もう、何から何まで状況に翻弄されているって感じです。
まあ、こうなったら、成り行きを信じて見ましょう。

明日は、コーヒー焙煎とパンの仕込み、時間があれば環境センターにゴミを運ぶのもやりたいですね。

明日は明日の風が吹くでしたっけ・・・。
ではでは。

とりあえず、帰って来ました

太平洋

引き波と寄せ波がぶつかる

本日、郷里の高知より帰って来ました。
母の容態は、とりあえず落ち着いています。
もちろん元気になったとか、決してそういう状態ではありませんが、急を要することはないとの判断です。

実のところ仕事もしなくてはなりません。
小規模個人事業は、自分が休んだらそれだけで直ちに収入が無くなりますので・・・。
ここしばらくの間、急な知らせが舞い込んだ時を別にして、パン焼きに専念です。

そうそう!皆さまに何かお土産を・・・と思い立ち、馬路村の「ごっくん馬路村」を購入しました。
先着30名さま、1000円以上お買い上げのお客さまに、1本ずつ差し上げます。
ご来店のお客さま、通販ご利用のお客さま、両方とも対象です。
無くなり次第終了となりますので、予めご了承願います。

さて、先ずは明日、寝かせておいた酵母を起こす作業から始めます。

おーい、太平洋!

太平洋

高知市南嶺、鷲尾山より浦戸湾方向を望む


太平洋

霞んでいてよく見えませんが、室戸岬と足摺岬の両方が視界に入ります。

高知に来ています。

今日は、少し時間をもらって、家から歩いて行ける高知市南嶺の一つ鷲尾山に登って来ました。
片道一時間ほどで行ける山ですが、太平洋を一望出来ます。

何故と言って自分でもよく分かりませんが、太平洋の海と空に「お母ちゃんをよろしく!」とお願いしたかったのです。
今日は、本当に気持ちの良い快晴の空でした。
明日もこのお天気が続くようなので、明日は先に亡くなった父のお墓にお参りして来ます。

母には、とりあえずもう少し時間が与えられているようなので、あと数日で一旦福島に帰ります。
おいしいパンを焼いて、一生懸命仕事をするのも親孝行になるようなので・・・。

明日から、臨時休業です。

明日5月7日から16日まで、定休日を含めて計10日間休業いたします。

他でもありません。
郷里の母が、最期の時を過ごすために退院して来ます。
それに合わせて、私と連れ合いと娘二人で高知まで出かけます。

息子と連れ合い、孫たちも、別便でそれぞれ入院中の母に会いに行ってくれました。

この後、いつまでの命になるか分かりませんが、気持ちの良い時間が少しでも長いことを願いつつ、介抱してあげたいと思います。

私たちにとっても、暫しの休養を兼ねています。
この後は、もう待ったなしの忙しさになるはずですから。
まあこんなことは、長い人生の中、そう滅多にあることじゃありませんから、心身の健康だけは損なわないよう心がけながら、がんばりたいと思います。

麦ラボ通信180505

麦ラボ

山都町、宮月圃場のゆきちから(小麦)
こちらで、スペルト小麦とデュラム小麦も作付けしてもらっています。


麦ラボ

高郷町、川前圃場の大麦
早くも穂が出ていました。


麦ラボ

高郷町、上中野圃場の南部小麦

落ち着かない時間が過ぎています。
来週月曜日から一週間ほど、郷里の高知にまた出かけて参ります。

店は、臨時休業となります。
通販出荷対応も止まります。

どうかご了承くださいませ。

そんな合い間に、今日は、作付けをお願いしている農家さんの圃場に、麦の様子を見に行って来ました。
この冬の雪が特別多かったので、うまく越冬出来たかどうか若干不安がありましたが、そんな心配は無用でした。

どの圃場も大変旺盛に育っており、先行きは明るいようです。
一番心配だったデュラム小麦も、雪国会津での越冬に問題が無いことが分かりました。

今シーズンは、何と言っても手探りの一歩の部分が多くありましたので、スペルト小麦、デュラム小麦に関しては、十分な収穫と言うよりは確実な種取りプラスアルファで終わりそうですが、来年以降とても楽しみです。

パン屋を始めて、次に麦の栽培に開眼させられて、これから先、何かと麦に助けてもらう流れになりそうな気がします。
麦が好きです。

明日と明後日は、定休日です

連休中で、普段お出でにならない(なれない)方のお顔を拝見出来る良い機会なのですが、明日と明後日は通常通り定休日休業とさせていただきます。
そして、3(木)・4(金)・5(土)・6(日)まで営業した後、7日から16日まで臨時休業いたします。
いろいろ変則的な動きになりますが、どうぞご了承ください。

また、IIDEの発行が結局出来ないまま時間が過ぎてしまい、ブログをご覧になっていない方は、何もご存じないままどうしたか・・・?と訝っておられるかも知れません。
まあ、そう言っても仕方がありません。

そんな間にも、会津中央乳業さんからスコーンの追加注文が飛び込んで来ました。
ありがたいことです。
明日にも早速、納品してまいります。

この嵐のような時間が過ぎたら、もう少し落ち着いて仕事が出来ると思っています。

スコーン、道の駅デビュー

食工房の売れ筋一番人気のスコーン、明日から、湯川村にある「道の駅あいづ」で販売が始まります。

先ずはスポット販売で、ゴールデンウィーク限定ですが、その後定番商品となる可能性濃厚です。
今回の売れ行き次第というところでしょうか。
本日は初回、30袋納品して来ました。

一方、会津中央乳業からは50袋のご注文をいただき、納品いたしました。
こちら、アイス牧場でお求めいただけます。

今、連休前半ですから、売れ行き次第で後半分として追加があるかも知れません。

さらにビックメイツから50袋、今週末の出荷です。

どうぞ皆さま、各店にお出かけのことがありましたら、ぜひお目に留めてお買い求めくださいますよう、よろしくお願いいたします。

あと明日ですが、地元沼ノ平地区にて「棚田の桜ウォーク」というイベントが開催されます。

ウォークの出発地が、当藤沢集落の「ハッピーランドあいかわ」(元、山都第二小学校)ということもあり、食工房も出店することになりました。

出店は、到着地の沼ノ平にある福寿草会館(集会所)前広場です。
自家焙煎コーヒーとスコーンの販売をやります。

「棚田の桜ウォーク」の参加者でなくても、どうぞご自由にお出でになってください。

皆さまのご来場、ご来店をお待ちしております。

高知は遠い

せまい日本と言いますが、やっぱり日本は広い、高知は遠いと感じます。

近ければ、朝晩に見舞いに行きながら仕事も休むことはありませんし、余計な気を揉むことも無いでしょう。

尤も、自ら望んで遠い異郷の地に住まいを定めたのですから、文句は言いません。

連休明けに高知に出かけます。
それに合わせて、母も退院して来ます。

そこから先は、どのくらいの時間が残されているのか、まだ誰にも分かりません。
案外長いかも知れないし、あっという間に終わりが来るかも知れません。

何しろ98歳の老衰した体ですから、何があっても不思議はありません。
いずれにしても、これが最後の別れになるはずです。

まずは連休中、しっかりと気合を入れて仕事をして、それから行ってまいります。

明日も絶好の行楽日和のようです。
皆さまのご来店、お待ちしております。