動物たちも動いた!

今日は、辛うじて晴れました。
このところお日さまの顔を見ていなかったので、何だか居ても立っても居られないようなワクワクソワソワの気分でした。

パン焼きを終えて午後から、屋根に上って雪下ろしをしていました。
ちょうど四男が手伝うと言って訪ねて来てくれましたので、落とした雪を邪魔にならない所へ片づけてもらいました。

屋根の上から四方八方、どちらを向いても雪の原、その上を何やら人間のものではない足跡が沢山、それこそあっちにもこっちにも、点々と見えました。
「おぉ、あれはウサギか?こっちはキツネか?・・・」

昨日から今朝にかけて、夜中は特別寒かったはずですが、動物たちはじっとしてといられなかったようです。
やっぱり春が兆しているのが分かるのでしょうか。

これからまた大雪だと言っているのですが・・・。
それでも季節は、確実に進んでいるようです。

白鳥が飛んだ

今日、会津若松市方面に配達に行った帰り道、夕方の空を白鳥が飛んでいるのを目撃しました。
3羽でした。
うれしかったですね。

まだまだ雪深い会津ですが、どこかに春が兆しているのが、彼らには分かるのでしょうね。
そう言えばうちの娘が、鉢植えしているミントやクレマチスなどが、ここ数日の間に急に動き出したと言っていました。
カケスの番が春の囀りをしているのも聞こえたそうです。

こんなに寒くて、この先雪の予報も出ているのに、それでも春が近づいているのは間違いないようですね。
否、本当にそうだといいですね。

とりあえず明日は、雪も降らず暖かい一日になるようです。
皆さまのご来店をお待ちしております。

紙版・飯豊の空の下から・・・ 2018如月号

通信の編集が終わりました。
pdfファイルを公開していますので、ご覧いただければありがたく幸いに存じます。
例によって、最新記事の一番下の部分に「紙版・飯豊の空の下から・・・ 」のリンクバナーが貼ってありますので、そこをクリックしてください。
本日は、本件ご案内のみにて。

果たして、明日の営業は

ずっと雪が降り続いています。
今日は朝と夕方と、2回除雪車が出動しました。

明日の朝まで、さらにまた積もるようです。
明日の営業は、どうなるでしょうか。

いつも通り仕込みはしています。
パンを焼いて、出荷もあります。
宅配便は、支障なく動くでしょうか。

それより怖いのは、停電です。
オーブンが使えなくなります。

いやいや・・・、心配していたらキリがありません。
早いところ布団に潜り込んで寝なくては。
明日は、3時起きです。

寒い、寒い、寒い

雪が降っています。
寒いです。

それもそのはずです。
家のまわりをグルっと軒の高さまで雪の壁が取り巻いています。
屋根の上にも雪、つまり氷蔵の中にいるようなものだからです。

もちろん暖房はしています。
しかし、天井が高く広々とした古民家の部屋は、暖房効果が極端に低いのです。
ファンヒーターの温度計は、6℃を指しています。
いくら焚いてもそれ以上上がりません。

仕方がないので、コタツに入ります。
まあ何とか凌げますが、これでは何も出来ません。

デスクワークがとくに冷えます。
ほとんど体を動かさないので、気が付くと体の芯までゾクゾクして来ます。

外に出て除雪作業をしている方が、体も温まっていいので、冷えて来たら思い切って外で除雪作業していました。
とりあえずIIDEの編集作業は一段落しましたので、あとはお風呂でお湯に浸かって冷えないうちに布団に潜り込みます。

ところでこの際何がありがたいかって、停電しないでいてくれるのが今一番ありがたく思えます。

それにしても思い出します。
山暮らしの時、大雪で5日間孤立した経験がありますが、食べる物と薪がたっぷりあったので、どうということもなく楽しいイベントのように元気に過ごしていました。

今は、電気が止まったらおしまいです。
ひょっとしたら命に関わります。
何がいいんだか・・・。

明日にかけてもさらに大雪だとか。
冬将軍よ、そろそろ勘弁してくださいよ~。
思わず泣きが入りそうです。

そして雪は降り続く

今日も、雪模様の一日でした。
おかげさまで忙しいと言うか仕事はいくらでもあって、外の雪が気になりますが、除雪に時間を割くことが出来ません。

裏手の軒下は、積み上がった雪が軒に届く高さに達しました。
最早、手が出せません。

明日もまた・・・、そして雪は降り続きます。
出入り口だけ確保して凌ぐしかありません。

それならと、今日は通信の編集が少し進みました。
明日と明後日は定休日。
これでカタが付くでしょう。
うまいコーヒーを飲んで、がんばります。
と言うか、これが楽しみなので。

本日、立春

昨日が節分、一日経った本日は立春ですね。

しかし今日は、立春というには余りにも寒い、雪も舞い散る一日でした。
ただ日差しだけは確実に伸びて来ています。

とは言え、この後数日間、寒さと大雪の予報も出ています。
春はまだまだ遠いのかも知れません。

本日は、こんなお天気模様のせいもあったのでしょうか、ご来店のお客さまは見えませんでした。
山都町の雪は手ごわいと思われているのかも・・・。

やはりこの時期、通販が無かったらやって行けません。

と言うわけで、通信の編集を急がなくてはなりません。
除雪に時間を取られ、疲れもあって、編集作業は遅々として進みません。
これからがんばります。

東京は雪、会津は曇り時々晴れ

今夜から明日にかけて東京で雪が降ると、ニュースがにぎやかです。
都会では、少しの雪でも支障が出ることがいろいろあって、本当に大変です。

一方こちら会津は曇り空、時々晴れ間も見えるお天気です。
今夜は、星が見えています。
まだまだ寒いですが、こんなお天気模様になると、春が近づいたことを感じます。

今日の日中、ほんの少し日が差しただけでも、ズンズン雪が融けて緩んで、今日までここ数日間落ちずに溜まっていた屋根の雪が、次々音を立ててなだれ落ちました。
数日後には、また冷え込んで雪も降るようですが、こうやって合い間に融けてくれれば、除雪もずい分楽になります。

明日はもう一日お天気が持ちそうです。
もっともっと雪のカサが減ってくれればいいな・・・。

皆さまのご来店を、心よりお待ちしております。

なお、除雪が追い付かないため、店前と店横の駐車スペースが無くなっています。
短時間でしたら路上駐車も可能ですが、すぐ近くに道路が大きく広くなっている場所がありますので、出来ればそこに止めてください。
数十メートル歩くことになりますが、どうかご了承ください。

確定申告に向けて

どなたも頭を悩ます、確定申告の季節がやって来ました。
私、金勘定は苦手と言うか、好きじゃないのです。
しかし自営業を始めた以上、そうも言っていられません。

今まで、最低限と言うか渋々やって来た経理でしたが、昨年から会計ソフトを導入して複式簿記に切り替えました。
それまでは、棚卸しも無しでその年度の収支のみから所得を計算して申告していました。
しかしそれでは、経営の商況が正確には分かりません。

現金で店売りだけならまだしも、込み入ったお金の動きがある通販サイト上の取り引きや業者相手の取り引きも増えて来ましたから、当然のこととして正確な帳簿を付けることが求められるのですね。

昨年一年間は、仕訳について勉強しながら、相当な時間を帳簿付けに費やしました。
そして決算と申告の時を迎えました。

ここでも、経理に対する理解不足からいろいろと問題が生じ、昨年の初期にさかのぼって修正をしたり、また記帳漏れも多数あって追記したり、この一ヶ月間頭が禿げる思いでPCに向かっていました。(てっぺんは、もう禿げてますけど・・・)

しかしこの会計ソフトと言うのが実に素晴らしくて、訂正や追記は何の問題も無く出来てしまうのですね。
紙の帳簿でこれをやっていたら、気が狂ってしまうかも・・・。
どこか一つでも金額が変わると、決算書まですべて瞬時に書き変わります。

商工会の指導員さんに何度も見ていただきながら、不備の無いように点検と修正を繰り返して、昨日やっとすべて完了しました。
最後に、会計ソフトの次年度への繰り越し作業をして、無事今年の帳簿に切り替わりました。

今年は、もう戸惑うことはないでしょう。
スムーズに行けそうです。

そして、食工房の経営状況も、しっかり結果が出ました。
もっともっと頑張りなさい!・・・ですね。
諸経費の節約と売れ残りを少なくすることが課題です。

野生の鬼クルミ、再び

野生の鬼クルミ

スクリーニングデータです。画像クリックで拡大します。

覚えていらっしゃるでしょうか、食工房では震災前の2010年に野生の鬼クルミを使って、くるみびすけっとを新発売いたしました。
この時の鬼クルミは、近所の農家の方が拾い集めて殻を割って用意してくださったのでした。
ご好評のうちに定番商品になったと思ったら、翌年、あの東日本大震災に見舞われ、原発事故による放射能汚染の懸念に配慮して、野生の鬼クルミの使用を取り止めざるを得ませんでした。
以来今日まで、輸入物のクルミを使ってくるみびすけっとを焼いて来ました。

それにしても、このあたりではクルミは沢山自生しており、まめに拾い集めれば決して無視出来ない貴重な地域資源なのです。
以来ずっと、もったいない・・・と思い続けていました。

この数年来ですが、上の娘が自家用にとクルミを集めていました。
大した量ではなく、製品の材料にするつもりもありませんでした。

しかし昨年、ちょっと本気を出して拾い集めたところ、なかなかどうして結構な量になりました。
そこで、この際参考までに残留放射能の検査を受けて見ようということになりました。
結果は、余裕のレベルで不検出でした。
多分そうだろうな・・・とは思っていたのでした。

そこで、くるみびすけっとを以前のように、野生の鬼クルミを使って焼いてみました。
懐かしくも味わい深い、あのくるみびすけっとでした。

これからしばらくの間、拾い集めた野生の鬼クルミを使って、くるみびすけっとと森のパン屋のビスケットを焼きます。
いつまであるか分かりませんが、無くなるまで。

殻を割って中身を出すのは大変な手間のかかる仕事ですが、実はその前に拾い集めた実の外皮と果肉を取り除いて内殻を取り出すのも、なかなか手間のかかる仕事です。
そのお話しは、またいずれ。
こんなことをするのが、いつか申し上げましたね、「食工房病」だと。

野生の鬼クルミ

一晩水に漬けて置きます。


野生の鬼クルミ

水切りしているところ。
まだ少し濡れているうちに、予熱したオーブンに入れて急熱します。


野生の鬼クルミ

予熱したオーブンに入れて急熱すると、閉じていた合わせ目がパチッと開きます。


野生の鬼クルミ

二つに割るとこんな具合になっています。


野生の鬼クルミ

砕けずにきれいに取り出せるものもあります。


野生の鬼クルミ

ほとんどは、こんな具合に砕けてしまいます。


野生の鬼クルミ

こちらは、フードプロセサーで粗目に砕いたものです。
この状態で、くるみびすけっとや森のパン屋のビスケットに使います。


くるみびすけっと

粉チーズとクルミがたっぷり、黒胡椒とガーリックが利いています。
軽い塩味、濃厚なうまみ


くるみびすけっと

11本100g以上 1袋 370円