これからしばらく、雪になるようです。

寒気が南下して日本全体を覆っているのですね。
予報どおり、会津でも今朝から雪になっています。

夕方からは本格的な降雪となり、今も確実に積雪が増しています。
雪が少ないのに慣れかけた頃に、そうはいかんゾとばかりに降って来るのは、ちょっと憎らしいですね。

ま、ジタバタしても始まりません。
覚悟して明日の朝を迎えるのですね。
いやはや何とも・・・。

これでいつもの会津の冬景色になります。
写真を撮る楽しみは増えるかも知れません。

ともあれ、明日もご来店をお待ちしております。
ポイント2倍は間違いなしです。

明日は、パン焼きです。

自家培養酵母

酵母種の培養中(一回目)。
明日の早朝までかけて、3回掛け継ぎします。


ザワータイク

プンパニッケル用に欠かせないザワータイクを仕込み中。

毎週、定休日明けの木曜日、パンを焼いています。
今日水曜日は、そのために酵母種の仕込みをしているところです。

全行程約18時間の間に3回、種を継いで必要な量になるよう増量して行きます。
培養を止めない限り、永久無限増殖です。

パンの出来は、風味から食感に至るまで、すべてこの酵母種の発酵如何にかかっています。
ですから食工房では、「酵母さま」とか「酵母大師」などと呼びならわして、手立てを怠ることのないよう自らを戒めています。
酵母種は、正にパンの命ですから。

今日も順調に発酵してくれています。
明日も、おいしいパンが焼けることと思います。


コーヒー焙煎、やりました。

コーヒー焙煎

コーヒー焙煎中


食工房の自家焙煎コーヒー豆

ブラジル セラード・樹上完熟 ミディアムロースト


こちらも順調に作業完了。

明日は、コーヒー焙煎を

食工房の自家焙煎コーヒー

ブラジル セラード・樹上完熟 ナチュラル
選別後の生豆です。

コーヒー焙煎も、ずいぶん長いことやっています。
かれこれ27年くらいにもなります。
ただただ、自分がおいしいコーヒーを飲みたいがために、止められないこの仕事です。

私は、コーヒーは嗜好品だという捉え方はそれでいいと思っていますが、もう一つ、コーヒーは農産物であるということを特に重要視しています。
ですから、焙煎前の生豆を見る時、農産物として果実としての健全性にまず厳しい目が行きます。

選別は、何よりまず重要だと考えています。
悪豆拾い、この何とも地味で喜びの少ない作業に、命をかけます。

画像の豆は、ブラジル産のナチュラルの豆です。
この豆は、選別によって全く別物のように素晴らしい風味になります。
欠点豆が20%を超えても、止められない魅力がこの豆にはあります。
私はもちろん、ご愛飲くださっている方もご存じです。
明日は、この豆の他数銘柄を焙煎します。

小豆、良品のご案内

ばあちゃんたちの小豆

2016年産・板橋第二圃場の小豆です。


ばあちゃんたちの小豆

表面にフロスト(曇り)がかかった材質の袋です。


モニタリング結果

残留放射能の検査結果です。
画像クリックで拡大表示します。


昨年の小豆の出来が良くないとお知らせして、その後良品が入荷したことをお知らせしたと思います。
その際、詳細な点についてお知らせしませんでしたので、改めてご案内申し上げます。

昨年は3人のおばあちゃんが小豆を出してくれましたが、その中の板橋第二圃場の小豆が一昨年並みの良い出来で、この小豆のみを袋詰めして販売することにしました。
「アクが少なくておいしい。早く煮えます。」のふれ込み通りの良品です。

あんパン用に残しておく都合もあり、数量には限りがありますので、お求めご注文はお早めに。

藤沢のばあちゃんたちの小豆 250g 1袋 350円にて販売中


食工房、明日と明後日(火・水)は定休日です。

パンが焼ける風景

本日より新年の営業を再開いたしました。
お天気もそう悪くなく、三々五々多数の方々のご来店を賜りました。
改めて、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

今日は、2017年の初釜でした。

パンを焼きながら、写真を撮って見ました。
新しいカメラの使い方を覚えるためと、おいしそうに見える撮り方の研究を兼ねて。

こんなことは、よほど余裕がないと出来ませんが、今日は出荷が始まっていなくて店売り分だけでしたから、作業にはそんな余裕もあったというわけです。
カメラマンを頼んで撮影してもらうという手もあるのですが、それもそれで余裕がないと出来ません。
ま、そういうわけで、今日のパン焼きの一日を追ってみました。

オーブン

1980年製の古いオーブン コントロールは、全手動


ピストーラ

ピストーラ


余り生地のバタール

余り生地のバタール


ライ麦入り角食パン

ライ麦入り角食パンと飯豊山食パン


チーズパン

チーズパン


ロールパン

十年ロール・レーズンロール


たまねぎパン

たまねぎパンの成形


堅焼き黒パン・大

堅焼き黒パン・大


たまねぎパン

たまねぎパン


カネリプッラ

カネリプッラの焼き上がり


カネリプッラ

大きさがお分かりになりますでしょうか。


カネリプッラ

カネリプッラ

明日から営業再開です

明日1月8日(日)から、新年の営業を始めます。
明日は、いつもに変えてパンを焼きます。
今日からすでに酵母種の仕込みをしています。

明日は、お昼頃には大方のメニューが焼けていると思います。
堅焼き黒パンとカネリプッラと柚子きんとん丸は、焼き上がりが午後になります。

ところで明日は、開店13周年の記念日です。

ポイントカードの点数を2倍にいたします。
さらに雪が降ったら、3倍です。

ご来店を、お待ちしております。

「柚子きんとん丸」が始まります

柚子きんとん丸

柚子風味クリミィスィートポテトのあんぱんですよ!


柚子きんとん丸

1個220円

かぼちゃあんぱんが終了し、今度は柚子きんとん丸の出番です。
さつまいもが少ししかありませんので、2月までの限定販売です。

さつまいものあんパンというと、何となくアカ抜けないイメージで受け取られてしまいがちですが、そうじゃないことは、一度でも召し上がった方はすでにご存じです。

まず、皮をむいたさつまいもを蒸して、フードプロセサーにかけて滑らかなペーストにします。
砂糖とバターと牛乳を加えてクリーミィな口当たりに仕上げ、そこに柚子の果汁を入れて香りを付けます。
これがどれほどおいしいか、まずはお試しください。

パン生地は、かぼちゃあんぱんなどと同じ生地です。
牛乳とバターで練っています。

クリーミィ・スィートポテトパンそれが「柚子きんとん丸」です。
新年営業再開に合わせて、今年も売り出しです。


さつまいもの検査結果

モニタリング

柚子きんとん丸に使用するさつまいもの検査結果です。
昨年、家の畑で収穫したものです。
画像クリックで拡大表示します。

言うまでもありません。
福島県では必須の、残留放射能検査です。
農産物に関しては、もはや県内のほとんどの地域で何を検査しても、不検出は疑いなしの状況なのですが、相変わらず風評被害から逃れられない以上、検査を続けていくしかありません。
逆に数値があれば、安心安全の動かぬ証拠として提示出来ますから、今後も毎年収穫の度に検査を受けるつもりです。
牛乳や小麦粉なども、それぞそれ不検出と検査結果が出ていますので、ご安心ください。

送料割引きキャンペーン実施中

送料割引きキャンペーン

実施中です。
この機会をお見逃しなく!

お知らせするのも対応も遅れてしまいましたが、ただ今、通販の送料割引きキャンペーンを実施しています。
これから2月の末日まで、送料が割り引きになりますので、この機会をお見逃しなくご利用いただきますよう、ご案内申し上げます。

通常5000円以上のお買い上げで送料無料となるところ、期間中は3000円以上で無料になります。
また3000以下のお買い上げも、金額にかかわりなく送料が半額になります。
オンラインストア 、”Creema” ともに割引き設定していますのでご確認ください。

なお、定期便をご利用の方は、初めから送料をいただいておりませんので、期間中特別な対応はありません。ご了承ください。
皆さまのご注文をお待ちしております。


新年の営業は、1月8日(日)からです。

ただ今食工房は年始休業中ですが、1月8日(日)から営業を再開いたします。
実はこの日、食工房の開店記念日です。
この地でパン屋を開業して、丸13年の月日が流れました。

初めの頃、今思い出せば全く恥ずかしくなるようなレベルの技能でした。
お付き合いくださった多くの皆さまには、本当に心から感謝の念が沸き起こります。
おかげさまで少しは勉強が足りて来たのか、最近は思うようなパンが焼けるようになり、おいしいと言っていただけるようにもなりました。

娘たちも、すっかり仕事を覚えて、今では私以上に食工房の担い手です。
おいしいパンが焼けるよう、休業中も酵母の手入れだけは休みませんでした。

8日は、今年の初釜になります。
記念すべきこの日は、店頭コーヒーサービスで皆さまをお迎えしたいと思います。

シュトレンの残りもありますので、召し上がっていただけます。
どうぞよろしくお願いいたします。


食工房オリジナルカレンダーを差し上げます

ご希望の方に、無料で差し上げております。
ご来店いただければ、直接お渡しいたします。
遠くの方は、ご注文などいただければ同封出来ます。
あるいは、送料分160円ご負担いただければお送りいたします。

食工房オリジナルカレンダー

おかげさまで、ご好評いただいています。

コーヒー豆、新ラベルと新パッケージ

食工房の自家焙煎コーヒー

窓付きクラフト袋は中身を確認するのに便利。
内面は、ナイロンコーティングされていて、湿気を防ぎます。


食工房の自家焙煎コーヒー

封を切って袋を開けたところです。
メジャースプーンが楽々入ります。
200g用の他500g用もあります。


食工房の自家焙煎コーヒー

使い残りの保存は、袋の口を2回くらい折り返して、ワイヤーを曲げて閉じます。

自家焙煎コーヒー豆の包装形態を新しくしました。
ワイヤー付のクラフト袋を新たに用意し、店頭売りや通販用に使用します。

ラベルもそれに合わせて、封函紙を兼ねたデザインのラベルにしました。
銘柄名等は、裏側の折り返し部分に表示しています。

この袋は、使い残りの保存用に大変機能的に出来ています。
袋の口を2回くらい折り返してから、ワイヤーを曲げて袋の口を閉じることが出来ます。
内面は、ナイロンコーティングが施されていますので、湿気と同時に香りが逃げるのを防ぎます。

袋の大きさも2種類用意しました。
100~200g用と300~500g用です。

透明フィルムの窓付きですので、中身も一目で確認出来ます。
通販で、コーヒー豆以外のものと合わせてご注文いただく場合は、今度からこのパッケージになります。


食工房の自家焙煎コーヒー

ゆうパケット用は、厚みに制限があるため、これまで通りのパッケージになります。
画像は、200g用 他に、100g用の袋もあります。


食工房の自家焙煎コーヒー

銘柄名等は、裏面に別ラベルで表示

なお、コーヒー豆のみを、ゆうパケットにて全国同一運賃で出荷する時は、これまで通りシールで閉じるスリムな形のクラフト袋を使用します。
こちらは、100g用と200g用の2種類です。

どうぞよろしくお願いいたします。

温暖化も、新たな段階

飯豊の空の下から・・・

これが3月の風景なら、春が近いと素直に喜べるのですが、まだ1月の寒の時期ですからねぇ・・・。


飯豊の空の下から・・・

畑にも雪はなく、大根が青々しています。


飯豊の空の下から・・・

家のまわりも雪はなく、早や一面に緑が差しています。

昨年は、これまでにないような小雪で、会津の人々は誰もが「楽でいい!」と口をそろえて言いました。
そして、この冬はその反動で二年分降るゾ!と恐れていました。
昨年9月頃の予想でも、12月から一気に寒くなって雪も多いと言っていました。

それがどうでしょう。
12月に2度、そこそこの量の降雪がありましたが、根雪にはならず融けて消えてしまいました。
明けて1月の今日3日、クリスマスの頃に降った雪がほぼ完全に消えてしまいました。
野山や田畑には、この前にも増して緑が増えたような感じがします。

この先、まだまだ寒い日もやって来るとは思いますが、全体的には昨年と似たような状況になるのではないかと思います。
何と言ったって、暖かいのです。

毎年冬の間、業務用の大型ファンヒーターを焚いて過ごしていますが、この冬は小さいファンヒーターで何とか過ごせています。
おかげさまで、灯油代が半分で済みます。

やはり、地球温暖化は新たな段階に突入したと、身を以て実感するほどになったのだと思います。
人間活動の影響による地球温暖化は、学者たちの語るところでは、もはや後戻りできない段階に達したと言われていますが、本当にそうなんですね。

この会津で、雪のない冬が定着したら、自然界の様子は一変してしまうでしょうね。
すでに後戻り出来ない・・・ということを、しっかりと胸に刻んでおきたいと思います。

尤もこれから50年か100年後、人口減少により徐々に人間活動の影響も減じて、この急激で極端な温暖化もいつの間にか自然の営みの中に吸収されて、元に戻って行くのかも知れません。
肝心なことは、長い時間で考えること、いつでも自然の営みに添って生きることかなと思っています。