めでたく、種まき完了

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中島第8圃場 播種開始


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中島第8圃場 こんな地形でも水はけが悪いということがあります。


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2週間前に播種した第2圃場のライ麦


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第8圃場 ライ麦播種完了

本日午後、予定通り晴天の空の下、麦の種まき最終作業を終えました。
作業自体は、一時間半ほどで余裕をもって終わることが出来ました。

これであとは、まだ片付いていないその他の圃場の片づけに取りかかります。
カボチャやさつまいもを収穫した圃場は、雑草だらけでジャングルになっていますから、それをきれいにして一回耕耘するところまでやりたいですね。

その他、上げればキリの無いほど、あっちもこっちも作業を待っている圃場や耕作放棄地などがあります。
特に何を植えるわけでなくても、草やぶになってしまうことだけは避けなくてはなりません。
言わずもがな、獣害対策です。

今年は、実は大きな変化がありました。

昨年の秋9月と10月、連日のようにクマの出没がありましたが、今年はどの箇所でも出没を確認していません。
要所を狙って徹底的に刈り払いしたことが良かったのではないかと思っています。

クマだけでなく、イノシシも防ぐことが出来ているようですから、これは実際に効果的な対応だったと言えるでしょう。

電気柵の設置と周辺の刈り払い作業は、獣害対策上不可欠の要素であることを確認出来たと思っています。

来年さらに再来年とその効果が続くようであれば、もう間違いなく獣害対策の一つの手法として定着すると思います。

今、美しい緑色の麦の幼苗が成長を始めています。
その風景があるのは、徹底した獣害対策のおかげです。

そして、そのために外で体を使って、時に重作業もすることが、健康維持のために大いにプラスになっていると感じます。

すべては、おいしいパンのために。
そして、楽しい毎日のために。

明日、明後日は、定休日です

明日10/15(火)と明後日10/16(水)の2日間、食工房は定休日休業となっております。
お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。

そして明日のお休みは、今シーズン最後の麦の種まきをする予定です。
最後まで残っていたのは、中島第8圃場です。

ここは、粘土質が強くて水はけが悪く、雨が降るとその後しばらくは耕耘作業が出来ません。
さらに、石が多く中には大きなものもあって、注意して作業しないとトラクターが壊れてしまう危険もあるのです。

ここは、3年前までは水田で、別な方が稲作を続けて来ていました。
そこが返還されて食工房の耕作地になり、麦を作付けするために水はけを良くしようと、もみ殻を投入したり、重機を使って地下の硬い粘土の層を壊したり、いろんなことをやりましたが、まだ不完全であるらしく、相変わらず水はけが良くありません。
麦を作り続けることで、年々水はけが良くなるとも言われていますが、地理的な理由によるものかどうか分かりませんが、地下水位が高いみたいです。

そこを何とかどうにか今日までに、麦が播ける程度まで整地することが出来ましたので、明日の日中、ライ麦を追加播種します。
先に播いた分はすでに2週間が経過していて、間もなく麦踏みのタイミングです。

スタートがこんなにずれて大丈夫か?とも思いますが、冬を越して来春新たな成長がスタートする時点で揃うはずなので心配はしていません。
まだまだ気温も高めなので、発芽も確実でしょう。

それでも明日は、何があっても種まきだけは確実に終わらせなくてはなりません。
明日を逃すと、さすがに後がありません。

紙版・飯豊の空の下から・・・ 79号

IIDEの編集が終わり、pdfファイルを公開いたしました。

いつものように、記事末尾のリンクバナーをクリックしてご覧いただけます。
多くの方にご覧いただければ、大変ありがたく幸いです。

印刷の方も発注いたしましたので、近日中に店頭あるいは取引先店舗にて配布の予定です。

またインターネットをご覧らならない方へ、あるいは紙版を是非ともご覧いただきたい方へ、郵送にてお送りしています。

いつもながら、この次は間を空けないように出そうと決意だけは固くしております。

来月号をお楽しみに!と申し上げて、自らにプレッシャーをかけて置くことにいたします。
ではでは。


「紙版・飯豊の空の下から・・・」No.79 2024年10月号をご覧いただけます。

IIDE


★馬路村の柚子ジャムと柚子マーマレードが買えるようになりました。

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明日のパン焼き

一週間前に比べても、格段に気温が下がっています。

水道水の水温も真夏の頃に比べて10℃近く下がりました。

室温は暖房と言うか、オーブンの余熱などで暖かくなるよう計らっていますが、それでも朝になると20℃を少し超えるくらいまで下がります。

酵母種やパン生地への対応も、当然のことながら変わります。

まあでも、冷やすよりは暖める方が容易ですし、コントロールも楽ですから、この季節のパン焼きは特別な気を使わなくてもうまく行くことが多いです。

もちろん油断はしませんが、明日もうまく行くはずです。

どちらかというと寒い季節の方が、風味良く仕上がります。

明日もおいしいパンを焼いて、皆さまのご来店をお待ちしています。

どうぞよろしくお願いいたします。

秋晴れが続く予報に期待

喜多方市方面の週刊天気予報10/11~10/16

この2日間降り続いた雨も上がり、明日はくもりから晴れへと回復して行くようです。
そして明後日から先一週間は雨の予報が無く、概ね晴れで経過する予報になっています。

いやー、ぜひともこの予報通りになって欲しいですね。

麦の種まきや発芽した後の成長のこともありますが、何と言っても秋晴れはお出かけの気分を上げますからね。
食工房も、ご来店のお客さまが多くなることを期待しています。

昨日、今日の2日間の定休日が明け、明日からまた営業に戻ります。

涼しくなって来て、パンのご注文も少し増えて来ました。

明日は、いっそう張り切ってパンを焼きます。

皆さまのご来店を、心よりお待ちしております。

IIDEの編集に取りかかっています

紙版・飯豊の空の下から・・・79号の編集に取りかかっています。

7月に出して以来、また間が空いてしまいました。

取りかかれば、案外短い時間内に出来上がるのは分かっているのですが、それをさせない要因がいつもいくつもあって、今回やっときっかけを掴みました。
麦の種まきがほぼ終わっていること、今日が定休日だったこと、雨が降って他に何も出来なかったこと、これらの条件が重なったことがきっかけを掴めた理由です。

ここでまたブログに時間を割いていると終わらなくなりますので、今日はこれにて失礼いたします。

あと一枚までたどりつきました

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道路に面している第5圃場は、奥の第6、第7圃場へのアクセス通路になっているため、いつも最後に耕耘播種することになります。
そして、収穫は一番先になる品種を選ばなくてはなりません。


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右側8列がライ小麦Ⅱ、残りはライ小麦Ⅰを播いています。
小鳥たちがこればかり狙って集まって来るのがライ小麦Ⅰ、越冬耐性に優れ驚異的な多収を誇るのがライ小麦Ⅱです。
しかし、食味はライ小麦Ⅰの方が勝っています。

今日のお天気は微妙でしたが、食工房の製造仕事をしながらチャンスを窺い、午後の一時、整地済みの第5圃場に、ライ小麦2種類を播きました。
これで、残るは第8圃場のライ麦一ヶ所となりました。

これから2日くらいお天気が崩れて雨が降るようです。
昨日と今日播いた分が発芽するでしょうから、それはそれでよし。

そして今週末から来週にかけて晴天が続くようですから、その機会に最後の一枚も播種完了は間違いありません。
やれやれです。

今、先に播いた圃場の麦たちが発芽し成長を開始しています。
次は麦踏みのタイミングまで、毎日圃場を観察しに行くことが日課になります。

一方、幸いなことに獣たちの出没は、今のところ気配がありません。
イノシシもクマも出て来ないということは、それだけ山の実りが豊かで、皆、餌にありついているということなのでしょうね。

食うものがあれば、その分だけ繁殖して数が増えるのが動物界の法則ですから、来年から先はきっと大変なことになるかも知れません。

今のうちから、積極的に捕獲駆除に乗り出して行かないと、この先爆発的に被害が増えることになるでしょう。

獣害対策に終わりは無いと、以前から申し上げていますが、来年はそれを一層実感することになると思っています。

晴れ間を逃すな!

麦ラボ

ここから見える範囲の畑は、全部食工房の麦畑です。
いい眺めになりました。

今週は、パン焼きのスケジュールが変更になったり、麦の種まきの作業が割り込んだりして、何もかもが臨機応変に動いています。

今日は晴れ間が見えそうな予報になっていましたので、昨日のうちから麦の種まきをすると決めていました。

予想通りお天気が良くなりましたので、この機会を逃してはならぬと、圃場3ヶ所に南部小麦、スペルト小麦を播きました。
プラス圃場一箇所の整地も完了しました。

明日からまた雨が降るようですから、また一息ついてその後の晴れ間に最後の2ヶ所を作業すれば、今シーズンの種まきはすべて完了となります。

思い返せばこの2週間ほど、毎日お天気を睨みながら気が揉めてしょうがありませんでした。
やっと先が見えて来て、やれやれ・・・というところです。

しかしまあ、よくやったものだと思います。
おかげさまで、百姓7年生進級は確実となりました。

胸を張って、収穫の恵みパンセットを皆さまにお届けすることが出来ます。

パンセットの内容、決まりました

2024年収穫の恵みパンセットの内容と価格が決まりました。

まずその前に・・・、シュトレンのご予約受け付けを開始しましたので、そちらから先にお知らせいたします。

今年も、いつもと同じく、食工房オンラインストア、ハンドメイドマーケット”Creema”でのご購入の他、食工房に直接お電話などでお問い合わせやご予約をいただくことも可能です。

また、店頭でのご予約、お受け取りももちろん可能です。
店頭扱いの場合のみ、1/2カットも対応いたします。

さて、今年はシュトレンの価格を上げざるを得ませんでした。
原材料、包装材料、光熱費など、すべての方面で物価上昇の影響を受けています。
それらをそのまま商品価格に反映させると、全くとんでもないことになりますので、ここは我慢出るところは最大限我慢して、最低限度の値上げに止めました。

シュトレン一個(ホウル・丸ごと)4,000円
  1/2カット(店頭扱いのみ)2,200円
ギフト用箱入(シュトレンカード付)+150円
ご依頼先発送用梱包費 +150円

となっております。

2024年収穫の恵みパンセット

2024年収穫の恵みパンセット

南部地粉角食パン 1斤 550円
堅焼き黒パン・大 1本 695円
スペルト小麦丸  1個 660円
プンパニッケル  1本 550円
かぼちゃあんぱん 2個 480円
古代小麦ビスケット1袋 550円
 合 計        3,485円 のところ
食工房開業20周年記念サプライズ、百姓7年生進級祝いを兼ねて
特別価格 2,000円(限定50セット)にて提供いたします。
ただし、お一人さま1セットのみお求めいただけます。

この商品は予約品です。
オンラインストアでは、予約商品として購入いただけます。
ご購入後、出荷の用意が出来ましたら連絡を差し上げ、お届け日時などを打ち合わせた上で発送いたします。

店頭でお受け取りになる方は、ご来店予定日の一週間以上前にご連絡ください。
その場ではご用意出来ません。

多くの方のご注文をお待ちしています。

次々発芽

今日はパン焼きで忙しかったので、圃場はただ見に行くだけに止まりました。
写真も撮っている余裕はありませんでした。

備忘録として発芽状況を書き留めておきます。

9/30までに播種した南部小麦とライ麦は、すべて発芽しているのを確認しました。
面白かったのは中島第12圃場のライ麦で、9/30に播いた分は発芽していましたが、時間切れで翌日10/1に播いた分はまだ発芽していませんでした。

昨夜から今日にかけて雨が降ったのですが、雨が降っても降らなくても、一定日数が経過すると発芽のスイッチが入るみたいですね。
多分、明日になれば、10/1に播いた分が発芽するのではないかと思っています。
デュラム小麦やゆめちからの発芽が楽しみです。

そしてまだ播種が完了していないスペルト小麦と一部の南部小麦とライ麦、そして種子更新のためにライ小麦を2種類、それらをこの後順調に播種出来るかどうか、お天気次第ということになります。

明日はまだ圃場が乾かないと思われますので、食工房でクッキー焼きなどに時間を費やす予定ですが、それもまたお天気と圃場の様子次第で臨機応変になります。

その間も、店はずっと営業しております。
皆さまのご来店をお待ちしております。