霧来沢まで一っ走り、行って来ました。

今日はパン焼き仕事を3時までに片付けて、そのあと時間をもらって、先日皆さまにもご紹介した「霧来沢手づくり展」の会場にお邪魔して来ました。

実は昨日、友人で人形作家の阿部さんが、お泊りの方々の朝食用にとわざわざパンを買いに来てくださったのです。
その時、こちらからも差し入れをと思いつつ、配達に出かけていた私はすれ違ってしまいましたので、そのこともあってお顔を見に行くことにしました。
今回のイベントには、他にもお顔を知っている工人さんが2人来ていることも分かっていましたから、その方々のお顔も拝見したかったのです。

私が着いた時には、もう時間切れで片づけが始まっていたのですが、ごあいさつを交わした後、ちょっと写真も撮らせてもらったり、お話しを聞かせてもらったり、それからやっぱりパン屋も同じですが、モノづくりに携わる者同士の熱い語らいにしばし時間を忘れました。

知り合いの一人の皮工芸作家の五十嵐さんから、突然二万円もするバッグを、「これ、やるから、持って帰って。」と言われて、仰天した私。
「バゲット(フランスパンですね。)を入れるのをイメージして作ったんだ!」とのこと。
「じゃあ、本物のパンを入れて、店に展示させてもらうよ。お客さんに、このバッグのこと紹介するから。」
「ありがとうございます!お願いします。」
・・・で、双方納得。

どなたも、いい仕事する方ばかり。
損得抜きで、何と!長野や埼玉から参加の工人さんもいらっしゃいました。

楽器を作る方もいらして、ギターと同じように弾けると言われて、ちょっと触らせてもらいました。

あっという間に日が暮れかかって、これから宴会の準備が始まるというところで、私はお暇して来ました。

キリキザワ

このバッグをいただきました。
作家の五十嵐喜久男さんです。


キリキザワ

その他の作家さんのは、撮影許可をいただく暇もなかったし、すぐに暗くなって来ましたので、遠景で一枚のみ。
屋外に、この何倍かのスペースを取って、たくさんの作品が展示されています。


キリキザワ

金山町の友人阿部伸江さんの「手づくり工房・あるぼる」のブース


キリキザワ

阿部さんの新作
今までになかった作風。


キリキザワ

妖精の人形。
「工房あるぼる」阿部さんの本領ですね。


キリキザワ

南会津町の星さんのフェルトの人形たち
すごく小さいものも、すごく手が込んでいて、感心します。
食工房の店頭にも、いくつか飾ってあります。

このイベント、明日も、もう一日開催中です。
お時間のある方、ぜひお出かけください。

直ぐ近くの霧来沢にかかる吊り橋がなかなか面白いです。
車も通れるくらいの橋なのですが、踏面が格子になっていて、真下が透けて見えるというスリル満点の橋です。

麦拾い

麦

この粒の小ささに参ります。
この一皿分に3~5分かかります。


麦

赤矢印の粒が選別対象
黒くて大粒のものは、麦角菌感染の疑いが濃厚です。

ああ!とうとうこんなことに・・・。

今年の2月に沼ノ平産のライ麦が在庫切れになって、カナダ産オーガニックに切り替えて以来、作柄が悪かったのか選別が不十分だったのか分かりませんが、とにかく状態が悪くて話になりません。
出荷元にクレームを申し入れましたが、どうも今一つ認識が不足しているようで、明快な返答がありませんでした。

他に入手の当ても無いし、夏までの辛抱と思って手選別しています。
しかし、これがとてもとても大変な作業です。

何しろ粒が小さくて、指先でつまみ出すのももどかしく、スピードが上がりません。
眼はじっと凝視したまま、次第に首も固まって来ます。
一時間やっても大して捗らないし、おかげでライ麦全粒粉は、特別貴重品になりました。

しかしです。
この粗悪さは一体何なのでしょう。
明らかに麦角菌に感染していると思われる粒が混ざっているのには、全く恐れ入ります。
その他、未熟粒、青カビ、赤カビが発生しているもの、ライ麦以外の粒。
厳密に拾い出しているといつまでも終わりませんので、麦角菌感染とカビ発生が見られる粒を拾い出したら、あとは精米機に二回通して表皮を少し削ります。
その時同時に未熟で小さい粒は、割れて篩の目から落ちますから、それでずい分状態は良くなります。
こんなことをやっているおかげで、時間がいくらあっても足りません。

そしてその後、コーヒー豆の選別をやって見ると、いやはや!あれほど閉口モノだったのに・・・、比較にならないほど楽に感じるのはとても皮肉。

こんなこと、酔狂にだって出来ないですよ。
それをやるのが〇〇〇病。
もう半年近くもやっています。

仕事仲間

仕事仲間と言っても、同業者ではありません。
クリーニング屋さんです。
どうして仕事仲間と呼びたいのかと言うと、それは仕事にかける心意気にお互い相通じるものがあるからです。
ごく最近、念願のホームページを公開したと報告がありましたので、早速皆さまにもご紹介いたします。


画像クリツクで、ホームページが開きます。

まずは、ご覧いただければ幸甚。
そしてよろしかったらご利用を。
絶対、ガッカリなんかさせませんから。

霧来沢手づくり展

霧来沢手づくり展

画像クリックで拡大します。


霧来沢手づくり展

画像クリックで拡大します。

会津三島町の「工人まつり」はあまりにも有名ですが、こちら「霧来沢手づくり展」は、おとなりの会津金山町にて、小さいながらも心意気盛んな工人たちの展示会です。

食工房開業前からの古い友人で、妖精人形作家の阿部伸江さんも関わっておられ、先日チラシを持って来られました。
もっと早くにご紹介しようと思いながらつい遅れてしまったのですが、今度の週末、よろしかったら金山町へ。
奥会津の緑の中で、工人たちの素晴らしい作品をご覧になれます。

ご覧のチラシの絵は、今回参加の工人のお一人が描かれたものだそうですよ。
これを見ただけでも、イベントの中身が楽しみに想われます。

ところで「霧来沢」、これを何と読むと思われますか。
正解は、キリキザワです。

すぐ近くには、「風来沢」という沢もあるそうで、これを何と読むのか、阿部さんはご存じないそうです。
カゼキザワ?フウライサワ?・・・

何か愉快な響きですね。
ドコノモリの中にありそうな・・・。

時間が許せば、私も行ってみたい・・・。

IIDE編集完了

食工房の広告塔でもある「紙版・飯豊の空の下から・・・」、本日編集完了しPDFファイルを公開しました。
多くの方にご覧いただければ、ありがたき幸せ。
<こちら>からご覧いただけます。
どうぞよろしくお願いいたします。

風車

ちょっと赤い色を差してみましたが、なかなかいいですね。
回るところを、早く見たいものです。


風車

架台に取り付けるためのボルト穴。
重心を出すために、一度ローターを取り付けましたが、写真はありません。


風車

架台の部分です。
流用出来る、素晴らしいパーツを見つけました。
種明かしは後で。

今日は上手い具合に晴れてくれましたので、IIDE編集の合間に、例の風車作りも少し進みました。
塗装も大体終わって、あとは模様というかイラストを入れようと思っていて、尾羽の部分に不思議な鳥の図案を描く予定です。

それでちょっと皆さまにお尋ねと言うかお願いです。
実はその鳥の図案ですが、元絵は紛失していて残っているのは私の記憶だけです。

頭部の大きな目玉の他に、胴体の部分に大きな目玉が付いている不思議な鳥です。
色は、全体が青で目玉がオレンジと黄色だったか・・・。
両羽根を広げたかっこうで、足は無かったような・・・。

こんな鳥の図案、ご存じの方がいらっしゃいましたら、ご一報ください。

さて明日は、コーヒー焙煎です。
少しずつですが、ご注文にもお応えしています。
どうぞよろしく。

ヒグラシ、鳴く

二三日前から、夕暮れ時にヒグラシの鳴き声が聞こえています。
今日も夕方、雨なのですが、裏の林の中でヒグラシが鳴いていました。

夏が始まったのですね。
毎日、相変わらず忙しいですが、この夏は「夏」をたっぷり味わおう・・・と思っています。
昼間は思いっ切り汗をかいて、夜はたまには冷たいビールなんか飲んで、星を眺めたりしたいですね。

夏休みもいただくことになると思いますが、まだ予定は立てていません。
でも、孫たちが訪ねて来る頃に合わせて、とうもろこしとスイカが食べ頃になるよう、じゃがいも掘りが楽しめるよう、畑の段取りはバッチリです。

さて先のことはとりあえず置いて・・・。
食工房、明日と明後日は定休日です。
お店はお休みとなっております。
この一週間も、ご来店ご愛顧ありがとうございました。

明日、私の休日は、お天気次第ですが、いろいろとやることいっぱいです。
先週と似たようなことになるかも知れません。

風車が回るのは、もう一週間先の話しになりそうです。
IIDEの編集が遅れていますので・・・。

今夜はこれから、IIDEのイラスト画像編集です。
お茶飲みながらやります。

ではでは。

去年より体力が上がっているかも知れない

何しろ還暦を過ぎた身ですから、何事につけ無理はしないと肝に銘じています。
しかしながら人間の体というものは、疲れたからと言って休んでばかりいては次第に弱って行くだけです。

ある時は休みつつ、またある時は少々無理をして運動に努めることも大切です。
要はバランスと言うことなのですね。

それが上手く行ったかどうか分かりませんが、今年は確かに体力が上がったと実感しています。
今朝方、河川の草刈り作業で約一時間余り、人の背丈ほどに伸びた草と格闘しましたが、去年のことを思い出して比べると、断然体が楽に動いているのですね。
去年は、最後の方は息が上がって、早く終わらないかな・・・と情けない状態でしたから。

その作業の後、すぐに食工房の製造仕事にかかりましたが、これも最後まで淡々とこなすことが出来ました。
さらに夕方からは、工具を出して来て、風車作りの続きを暗くなるまでやっていました。

あと一つ気が付いていることですが、食べられるようになったことです。
近年、食が細って行く一方で、ちょっと冷えるとすぐに腹具合がおかしくなって油断が出来ませんでしたが、この頃はしっかり食べてしかもお腹の調子もいいのです。

体重も少しですが増えました。
見た目もほんの少しですが、ガリ痩せでなくなったような・・・。

何はともあれ、日々爽快感があるということが、健康の証拠だと思っています。
こんな年齢から、体力が上がるってこともあるのですね。
ありがたい、ありがたい、ありがたい・・・。
生きている間は、とにかく健康でいたいものです。

畑の記録・2014.07.05

畑

かぼちゃのツルの勢いがものすごくて、ちょっと恐ろしいほどです。


畑

じゃがいもがまだまだ旺盛です。
今年は、かなり取れるかも・・・。


畑

人参もずいぶん育ちましたが、収穫はまだまだ先の話。
根菜類の中でも、人参は特別難しい。


畑

キュウリも実を付け始めました。


畑

トマトもきれいな実をつけています。


畑

ズッキーニです。
ツルを伸ばさずにその場でどんどん大きくなるので、ジャングルのような状態です。


畑

かぼちゃも続々実をつけています。
もう十数個は確認。


畑

ピーターコーン
今年は、娘が追肥と土寄せを丁寧にやりました。
ここ数日、一雨ごとにはっきりと目に見えて丈を伸ばしました。


畑

ペルーのとうもろこしです。
今年も早々から背が伸びています。
肥料は施していません。


畑

スイカ2種類
すでに子どもの頭くらいの大きさになりました。

今日は、自分用の畑の写真です。
最近は、記録として意味があることを意識して撮るようにしています。
つまり、作物の育ちがよく分かるように。

前回の畑の記録が6月25日でしたから、この10日間でどれほど様子が変わったか、写真で見比べると改めて驚きますね。
夏野菜は、夏至をはさむこの時期に、爆発的に成長するのですね。
この後の収穫が楽しみです。

そして忘れてならないのが、鳥獣害ですね。
網を張り巡らしたり、今年は風車も試します。


明日は人足

明日は早朝5時から河川の草刈り作業があります。
その後、国道沿いの花植え作業。
食工房の製造仕事もおろそかに出来ませんので、やはり百姓市に出店は出来そうにありません。
百姓市にお出でのお客さま、食工房へもお回りいただければ幸いです。

ネットがない時は、どうしてたんだろう・・・?

世の中にインターネットが普及し始めて20年経ったというところでしょうか。
初めの頃は、この私も全くの門外漢でした。
何しろ、山暮らしの真っ最中でしたから。

それが現在では、パソコンとインターネットが無かったら成り立たない生活や仕事の状況です。
ネットがない時は、一体どうしてたんだろう・・・?って、あの山暮らしの頃を思い出せばいいだけの話しなのですが。

でも、一旦取り入れて使いこなすようになると、少々のことでは後戻りは出来ないのですね。
そしてこれから先、油断していると、ますます何でもパソコンとインターネット頼みになって行くような気がします。
これはもう何と言ったら良いのか分かりませんが、ほど良いところで止まるということはない流れなのではないかと思います。
あとは自分で線を引けるかどうかですね。

そこで思うのですね。
私の世代の者は、インターネットはおろか自宅に電話さえない子ども時代でしたから、それを思い出すと、インターネットのネット(網)は、皮肉にも自分たちを拘束する網でもあると気が付くのですね。
もしネットが無くなったら、オフラインの解放感が味わえる。
ただそれだけのことなのかも知れません。

たまねぎパン

たまねぎパン

たまねぎパン
今日も、いい焼け具合です。


たまねぎパン

丸いラベルは、実は二種類あります。
その時々によって変わります。


りすパン

こちらは、タマネギは入ってません。
ご愛嬌で焼いた、りすパンです。

今日は木曜日、パン焼きの日でした。
定休日明けなので、一通りのパンを焼きます。
最近は種類が増えましたので、少しずつでも結構な作業量になります。

今日は、否今日も、お昼ご飯は午後2時近くになってからでした。
夕方配達に回って帰って来てから、つい今しがたまで残業。

明日は、マフィンとスコーンを沢山焼きます。
何と言っても体が持つので、それが一番ありがたい。

パン食、いいですよ!
手前味噌ですが、言っちゃいます。
私を見てください。
一日2食、パン食べてますから。

で、このところの人気者なのが、たまねぎパンです。

生の玉ねぎをザクザクッと切って、ドバドバッ!と入れて焼くと、あら不思議!パン生地の中に馴染んで溶けて甘くなっています。
何たって、新玉ねぎですもんね。

ちょっぴり効かせたホワイトペパーもいい仕事してます。
カレーソースで食べるとイケるかもですよ。

1個 320円 好評発売中!