先日のクマの仕業!

9/2(土)の深夜に至近距離内にクマが出没したことはすでに報告しています。
<参照>

多分その時のクマの仕業だと思われますが、隣家の家の裏に置いてあった蜜蜂の巣箱が荒らされていたことに、今日になって気が付いたと家の方から報告がありました。

巣箱と言っても、大きな丸太の中が腐って抜けて洞になったもので、一抱えくらいもある大きさのものです。
このあたりの農家さんは、こうした巣箱を用意して天然の蜜蜂を呼び込み、蜂蜜を集めることをよくやります。

当然、クマを誘うことになりますし、実際に荒らされる被害も少なくありません。
それでも、蜂蜜は魅力なのですね。

このお家では、数年前にも一度クマの被害に遭っています。
家の敷地内で蜂蜜の採集をするのは危険なのですが、昔の方の認識は違うようです。

これからは認識を改めていただいて、巣箱の移動をお願いしなくてはなりません。

さて、あれから一週間ずっと静かでしたが、今夜あたりが出没のタイミングです。
監視カメラがスタンバイしています。
上手くヒットするかどうか分かりませんが、監視を続けます。

それはそれとして、明日はパン焼きの土曜日、食工房はいつものように営業中です。

なお、ご来店時にクマに遭遇する心配はまずありませんので、どうぞ安心してご来店ください。

ご来店、お待ちしております。

汗をかかない一日

昨日の雨から一日過ぎて、今日はスッキリ晴れはしなかったもののお天気は回復しました。

蒸し暑くなるのかなと思っていましたが、それほどのこともなく、汗をほとんどかくこともなく一日が過ぎました。

夕方にはすっかり涼しくなりましたので、パン焼き仕事が終わって配達も終わった後、さらに外で農作業をする余裕がありました。
ただ、日没が早くなって来ていますから、時間にすれば1時間くらいしかありません。

過ごしやすくなるのと同時に日が短くなっていますので、一日を長く使えるというわけには行きません。
まあ、仕方がありませんね。

涼しくなったせいでしょうか、パンを買い求めにいらっしゃるお客さまも少しずつ戻って来ています。

動きやすくなれば、私たちも忙しくなるというわけで、ありがたい時間を過ごしています。

久しぶりの雨

私の記憶では、多分、7月の下旬から8月いっぱいそして昨日まで、大方晴れまたは曇りで猛暑続き、たまに通り雨が降っても地面は乾いたままでした。

そして今日、本当に久しぶりに雨らしい雨が降りました。
畑の土も水分を含んで黒々として見えます。

しかしこれも今日一日だけのことのようで、明日から先はまた晴れや曇りで高温の日が続くようです。

ちなみに昨年の今頃はと言えば、雨が多くて畑が耕せないとボヤいていました。
年によってこれほどまでに様子が違うのですから、臨機応変の範囲も半端ではありません。

今年の麦播きの時期は何時になるだろうかと、長期予報を見たりしながら思案しているところです。
これも多分ですが、遅めのタイミングで良いのではないかと思っています。
何でも、11月頃までずっと気温は高めで推移するとの予報が出ています。

一方、明日はパン焼きですが、水道水の温度が僅かですが低くなりましたね。
季節は確実に進んでいることを実感させます。

酵母やパン生地の温度管理も室温に近い温度設定になります。
ただし室温放置は安定感がないので、やはりドゥコンディショナーで管理します。

明日もおいしいパンを焼いて、皆さまのご来店をお待ちしております。

役場の対応

昨日、午前中に役場の獣害対策担当に電話をかけました。
詳細を報告し、現場を見に来て欲しいとお願いしました。

すぐに担当の方が駆けつけてくださり、私は現場を案内しました。
そして、画像と映像のデータを差し上げました。

以前だと、トレイルカメラに映っただけでは、捕獲許可の対象にすらなりませんでしたが、今回はもっと本気で対応してくださるようです。
※直接人が目撃した情報でないと、取り上げてもらえませんでした。

こういうことは、地道に繰り返し押して行かないと前に進まないのですね。
今回は、トレイルカメラの画像を県への捕獲許可申請書類に添付すると言っていました。

ただ、今回は場所が人家に近過ぎるため、捕獲しても銃による駆除が出来ないため、別な場所で捕獲が出来ないか、クマの動きをもう少し観察しようということになりました。

今回のクマがどこから来てどこへ行ったか、行動を把握するためには、トレイルカメラの設置場所がとても重要です。

今、合計3台のトレイルカメラが稼働していますが、さらに1台、また1台と数を増やしたいと思っています。

明日の朝の点検で何がヒットしているか、不安のような楽しみのようなとても微妙な心境です。

一週間の疲れ

食工房の営業の一週間が終わりました。
明日と明後日は定休日です。

それにしても、いろいろあるものです。
イノシシの出没があり、それが止まったと思ったら次はクマです。

食工房の本業に打ち込みたいところなのに、そうやって脇へ手を取られるものですから、何だかこの一週間、どっと疲れを感じてしまいました。

やっぱり、クマが近くをウロウロするなんてことは、とても安心していられるものではありません。

一方対応に奔走していると、緊張感に対応してアドレナリンが分泌されるのでしょうか、妙な高揚感を味わうのですね。
どうしたってクマに勝たなくてはならないので、この高揚感は大切かも知れないと思っています。

トレイルカメラのチェックに行く時も、こうした緊張感と高揚感を同時に味わいます。
それが自分たちの生活と生命の安全に直結しているからですね。

この頃ですが、田舎暮らしの醍醐味とは、むしろこのような出来事を通して生きていることを強く感じることにあるのではないかと思うようになりました。

ちなみに、昨夜はクマはやって来ませんでした。
クマは、普通だと一度訪れた場所は、その後1週間くらい間を空けてまたやって来ることが多いので、この次の出没を予想しながらクマにメッセージを送る手段を考えています。

やっぱり来た!

クマ出没

広角レンズのため小さく見えていますが、そこそこの大きさのある個体です。



クマ出没

体形、体格、歩き方などから見て、6月4日に出没した個体と同一だと思われます。



カメラの配置と現れた熊の位置と向き、時刻を表示しています。

やっぱり来ました、クマです。
体調1m超の若い成獣(多分オス)です。

中島地区の住居エリアに入っています。
一番近い家は、5m以内に侵入されています。

半ば予想通り、一方半ば予想外、いきなりこの距離に現れるとは・・・。

私は寝ていて気が付きませんでしたが、娘たちが言うには、昨夜遅い時間にカラスが騒いだとのこと。

カメラの記録によれば、昨夜22:00に地域内に侵入し、日付を跨いで3:00頃まで滞在していた模様です。
その間の動向の詳細は、カメラの視野から外れていたため不明です。

早速、近所の方々にも報告を入れ、危機感を共有しました。
先日、わが家の敷地を囲った電気柵も、高さを2段から3段にしました。

今日は日曜日で役所は休みですから、明日の朝、獣害対策担当に一報を入れます。

捕獲して駆除しなければなりませんが、人家が近いのでやりにくい側面もあります。
この熊の動向を把握して、人家から離れた場所で捕獲出来るよう、手を尽くして見ます。

もしトレイルカメラを設置していなかったら、昨夜の出来事は誰も知らないうちに過ぎてしまい、しばらく先になってから日中に人に目撃されるまたは遭遇して人が危害に遭うなどの事故につながることになります。

クマには、「キミのことは、こちらはすでに気が付いているよ!」と、クマに分かる方法で知らせる必要があります。

メッセージを送る方法はいろいろあると思いますが、先ずはクマが通った場所を刈り払いすること、糞を見つけたときはきれいに攫って撤去すること、この二つでも十分伝わります。

こうした対応は、クマに対して大きな圧力になります。
そのタイミングとして、クマに主導権を取られてからでは手遅れです。
今のうちです。急がなくては。

日が短くなって来ました

9月になって、ふり返れば夏至から2ヶ月半、このところ日に日に日没が早まっている印象があります。

実際そういう時期に差しかかっているのですが、今日のことで言えば、午後6時30分には薄暗くなって街路灯が点燈していました。

このあたりでは、夜間は獣の時間です。
不用意に歩き回っていると、キツネやタヌキならまだいいのですが、イノシシかクマに出会ってしまったら大変です。

涼しくなって月もきれいな晩に散歩などしたいものですが、出るのは庭先までです。
この時間、すでにあたりを獣たちが闊歩しているはずです。

そう言えば件のイノシシ、ここ数日また出没が止まっています。
どこへいったのでしょうか?
こんな時よくあるのが、クマの出没です。
監視カメラのポイントをクマ対応の場所に移動しなくては・・・。

これでも残暑?!

今日の会津若松市の最高気温は37℃超、全国でもトップクラスでした。
残暑というにはあまりにも暑かった!

今日はその会津若松市方面を納品に回っていました。
車の中はエアコンが効いていて涼しいはずですが、秋になって角度が付いた日差しが車の中を直射するので、日が当たっている面は焼かれて熱さを感じるほど。
これではかつおのたたき状態だよ~というわけで、家に帰って来てからぐったりしてしまいました。

尤も、夕方は早い時間から日が陰って涼しい風も吹いて来ますから、それはそれでとても気持ちがいいのです。
涼んでいるうちに回復して元気になりました。

この晴れが続いているうちに圃場整備を・・・と思うのですが、暑さがあまりにも厳していので、食工房の仕事が終わった後にもう一仕事は、とても堪えられません。

来週は、前半から雨模様の日がしばらく続く予想になっていて、涼しくなるのはいいのですが、外作業出来るようなチャンスがあるでしょうか。

ま、植物たちには、いいかげんここらで雨が降らないと、大変なことになるのかも知れません。
自然の計らいには、どの道逆らえませんので、成り行きに任せるとしましょう。

さて明日はまたパン焼きです。
作業場の温度が、何もしなくても30℃を超えてしまうので、水は氷で冷やしホイロの温度管理は冷却モードです。
成形後の発酵過程で、やっと加温モードになります。

ま、これも今までの経験で把握して来ていますから、しくじることは無いと思っています。

相変わらず、残暑が厳しいと思いますが、皆さまのご来店をお待ちしております。

明日から9月

早いものです。
猛暑続きで早く終わって欲しいと願ったほどの8月も、過ぎてしまえばあっという間の1ヶ月でした。

相変わらず厳しい残暑が続いていますが、体の状態は秋モードになって来ているようなのですね。
実際のところ少しは涼しくもなって来ましたから、まあそんなに不思議な事ではありませんが、食べるものがおいしく食欲も戻って来ました。
夏の間は、喉を通り難かった黒パンもモリモリ食べられます。

さて、明日の9月1日は、私たちがここ会津山都町に引っ越して来てから、ちょうど丸20年の記念日です。

前に住んでいた場所との絆を断ち切られた痛みはとても辛いものでしたが、今は会津の気候風土と人の温かさまた律義さに癒され励まされ、私たちも会津人の端くれくらいにはなったかも知れないと思っています。

今日は、地区の熊野神社の例大祭で、私は事情があって参加出来ない区長の代行として、参列して来ました。
こうやって地域の役に立てることも、私にとってはうれしくなお一層の励みとなります。

家も土地も自分のものになりましたし、ここに骨を埋める覚悟はとっくに決まっています。

イノシシ、来ない?

昨日、4日ぶりにイノシシがやって来たと報告しましたが、昨夜はまた現れませんでした。
この後、どのような行動を見せるのか、引き続き監視を続けて行きます。
熊も里に近づいて来ますので、そちらも気を付けていなければなりません。

そして今日も厳しい残暑の下、圃場整備の仕事をやりました。
焼き払いが未完了だった第2圃場の残渣を焼き払い、その後トラクターで荒起こししました。
トラクターの耕耘作業は本当に素早くて、この段階に来ればどんどん進みます。
種まきまであと約一ヶ月、何とか間に合うのではないでしょうか。

さて、2日間の定休日の後はパン焼きの木曜日です。
残暑が厳しいと思いますが、胃袋は食欲の秋モードに入った感覚もあります。

明日も、おいしいパンを焼いて、皆さまのご来店をお待ちしております。