残暑、最高潮続く

お盆を過ぎれば暑さも遠のくというのが、これまでの東北の夏の様相でした。
しかしこれがいわゆる温暖化の現れということなのでしょうか、近年は何時までも残暑が続くとい様相に変化しています。

今年はこれまでにも増してその傾向が強く現れ、少雨と言うこともあって連日地上は,熱線に焼かれるオーブンの中といった状態です。
今日は会津若松でも全国ランキング3位の最高気温になったようで、ちょうど配達に回っていましたが、走る車も少なくましてや歩く人の姿はほとんど見られませんでした。

一方食工房には、この暑さの中をご来店くださった方がありました。
私は配達に出ていましたので、お目にかかってはいませんが、改めてこの場を借りてご来店の御礼を申し上げます。

明日はまたパン焼きの日です。
作業場の暑さは最高潮ですが、何とかコントロールしてパンの出来上がりを維持しています。

明日は、ウクライナ支援の「ひばりのパン」を大量にご注文くださった方があり、張り切ってかわいい「ひばりのパン」を焼きます。

そう言えば昨日、ウクライナの独立記念の日でした。
刻々と変化して行く戦況、ロシアの国内事情、そしてウクライナの人たちの国を護る強い意志。
私たちも滞ることなく支援を続けたいと思っています。

イノシシ、民家の敷地内へ

つい先日、イノシシが住居の周りの畑を荒らしたことを報告しましたが、電気柵を回した範囲は侵入出来ないものの、それ以外の範囲は連日侵入して来ています。

昨日は、隣家の玄関先の敷地内に侵入し、あたりを物色した後さらに隣家の敷地を通って川沿いの藪に入ったようです。

対象の個体は一頭(多分オス)ですが、これでこのあたりが彼の活動エリアになったことは、ほぼ間違いありません。
何とかして追い出さないと、次は日中でも平気で出て来るようになります。

昨夜は、遅くまでイノシシ対応に起こされてしまったので、寝不足甚だしくまいりました。

しかし今夜も、間違いなくやって来ます。

無理だと分かっていても、欲しいもの必要なもの、それは武力です。

猛暑の中、営業再開です

猛暑が続いています。
ほぼ毎日35℃超え。

明日から営業再開の食工房ですが、作業場は連日の猛暑で熱気が溜まっています。
建物も地面も、つまり環境全体が温まっています。
換気扇を回して風を入れても、外の気温が35℃超では、当たり前の話ですがそれ以下にはなりません。

明日の日中も猛暑の予想です。
オーブンが稼働すれば、40℃を超えるかも知れません。
パン生地は、冷やす方向で温度管理することになりますね。
どんな状況になるのやら、ちょっと想像が付きません。
いつもと同じパンが焼けるよう、最善を尽くします。

皆さまのご来店をお待ちいたしますが、何しろ猛暑の中ですから、外出を躊躇する場面もあるかと思います。

お出でになられる際は、くれぐれも暑さ対策をしてお出かけください。

こちらでも、冷たい麦茶など用意いたします。

最後の最後で、とんでもないことに

今日が夏期休業実質の最終日でした。

ところが朝になって見ると、夜の間に家の目の前の畑にイノシシがやって来て、畑の作物を散々に喰い荒らしていました。

さつまいも、落花生、大豆、ゆり根、その他何から何まで、喰えるかどうか確かめるためにまずいじり回し掘り返すのですから、それはもうたまったものではありません。
うちもお隣さんもさらにご近所さんも、皆、被害を受けずには済みませんでした。

それでもまだ幾分残っている作物を、どうにかして護りたいと、相談の上電気柵を回すことにしました。
ちょうどうちで買って置いた本体や電線その他部材が揃っていましたので、今日のうちにとりあえずすぐ出来るところを囲いました。

全く、こんなことをする予定ではありませんでしたが、たっぷり一日それも炎天下で、電気柵設置作業となりました。
極めつけは、わが家の入り口がどうしても侵入口になるというので、門柱にも電気柵のゲートを付けたこと。
いやはや、獣除けのために人が囲いの中で暮らすなんて、冗談のような話が本当になってしまいました。

麦畑や田んぼは、先に電気柵を設置してありますから、いずれ柵の無い方へと回って来るであろうことは、一応頭の中に想定はしていましたが、これほど一気にやられるとは、やはり油断していたということですね。

捕獲のための罠も設置してもらいましたが、かかるかどうかは運次第、こんな方法ではイノシシは増える一方です。

お休みも実質あと一日

長かった夏期休業もあと少しで終わります。
私たちは、営業再開一日前から仕込み仕事に入りますので、実質お休みは明日までです。

圃場整備は、やはり終わりません。

今日も、炎天下を避けて早朝と夕方に作業を行いました。
夕方早い時間から曇り空になって気温が下がりましたので、これは幸運でした。
騒音と埃と暑さの三重苦の藁刻みも、おかげでそこそこ捗りました。

種まきまではまだ時間がありますので、営業再開後も合い間に作業を続けます。

早く涼しくなってくれないかなと待っていますが、まだ当分猛暑が続くとのこと、雨が降らないのはいいのですが。

明日も早起きして、朝の涼しい空気を吸いながら、作業したいと思っています。

麦作、今後の課題

食工房の夏期休業も早や半ばを過ぎ、残りが少なくなって来ました。
とは言うものの、今年は今までになく長い休暇をいただいています。

麦畑の圃場整備をするためというのがその一番の大きな理由ですが、まだまだ完ぺきに終わらせることは出来そうもありません。
連日の猛暑と年齢による体力的限界に阻まれて、予定の半分くらいしか進めることが出来ていません。
あと数日で完了は、どう考えても無理があります。

尤もその遅れている原因は別にもう一つあって、適切に機械力を使えていないという現実もあるのです。

先ず一つは、収穫の際コンバインという機械を使います。
食工房で使っているのは、稲作用のもので中でも一番小型のものです。
それでも、これは刈り取りと同時に脱穀までこなしてくれる優れものです。

それだけでもすごい能力ですが、あと一つ残った藁を細かく刻んで排出するという仕事もこなします。
実は、この機能に大いに期待していたのですが、麦わらはとても硬く強靭でしかも丈が長いので、稲作用のコンバインでは全く受け付けませんでした。

そのおかげで、長いまま出て来た麦わらを事後処理しなければなりません。
トラクターで鋤き込むためには、藁切りカッターという機械にかけて細かく刻むか、焼き払って灰にしてしまうかのどちらかということになります。
長いままでは、ロータリーに巻き込まれて絡まり、最後には動かなくなります。

まずここで躓いています。
何しろ暑いのと、火を焚くのは危険も伴いますから、風の強い日などは作業出来ません。
また、どうしても鋤き込みたい圃場もあるわけです。

藁切りカッターで刻む作業は、本来ならコンバインが同時にやってくれるはずの仕事ですから、その分全く余計な時間を取られることになります。
時間がかかっている間に、圃場には雑草が繁茂して来ますから、仕方なく刈り払い作業もすることになります。
ま、その草も一緒に刻まれて緑肥にはなりますが。

そして有機肥料を入れるのも、また大変な労力を要します。
馬糞堆肥などを投入するためには、専用の機械も必要です。
それを今までは、スコップで広げていたわけですが、面積の拡大とともに追い付かなくなりました。

昨年は豪雨災害の後始末もありましたから、有機肥料の投入は果たせませんでした。
今年は・・・と意気込んでいたのですが、このペースでは出来るかどうか分かりません。

さて、今後も麦作を続けて行くために課題は何かと考えてみました。

まず一番は、コンバインを汎用のものに交換することです。
汎用コンバインは、米麦はもちろんのこと、大豆やトウモロコシまで、専用のアタッチメントを交換することで何でもこなします。
ライ麦のような特別丈の長い作物でも大丈夫です。
中古で良いので、これを手に入れることが先ず一つです。

あと一つは、有機肥料を投入するためのマニアスプレッダーという機械を手に入れることです。

これらが実現すれば、圃場整備もずっと楽になり、体力的限界も大きな問題ではなくなります。
あとは、そのための経済的負担が追い付くかどうかだけです。

麦はとても魅力的な作物ですから、何とかしてその基礎を固めて、娘たちに引き渡したいと思っている私です。

カビ毒検査結果

麦ラボ

DON(デ オキシ ニバレノール) 残留値検査結果 令和5年産ライ麦原穀


麦ラボ

DON(デ オキシ ニバレノール) 残留値検査結果 令和5年産ライ麦原穀(精麦処理済)

近年、穀物に発生するカビによって生成される毒物の健康への懸念が注目されており、数種類のカビ毒について安全基準が制定され、検査が推奨されています。
麦に関しては、デオキシニバレノール、ニバレノールについてカビ毒検査が推奨されています。

食工房では、今までこのことについて認識が不足していました。
ここ一年くらいの間に、麦を作付けしている方が公開しているブログ記事などから、いろいろな情報を得、ライ麦が特にリスクが高いことが分かりました。

そこで手始めに、今年産のライ麦について検査を受けました。
検体は、原穀そのものと全粒粉に製粉する際の前処理として行う精麦処理をしたものの2つを用意しました。

そして一昨日でしたが、検査結果の速報をファックスで受け取りました。
正式な書類は、後日郵送で届くことになっています。

結果から申し上げると、安全基準1mg/1kg に対し、原穀で0.38mg/kg、精麦処理済みで0.23mg/kg でした。
まあ一応セーフという所ではないかと思っています。

今年のように、開花登熟期に雨が多いと、赤カビの発生を防ぎ切れず、デオキシニバレノールの発生も抑制出来にくい状況となります。

来年以降、農薬の使用も止むを得ない場合も生じると思っています。

先ずは取り敢えずも、廃棄処分は免れました。

イノシシの群れがやって来た

高野圃場がある高野地区にイノシシの群れが現れました。
昨夜19時前半から21時後半にかけて、地内を荒らし回っていたようです。
ブログに上げた動画を含めて、4回カメラの前に現れています。
それらの画像と映像を総合すると、親(母)が3頭、子が10頭以上の群れだということが分かりました。
この春に、お腹の大きいメスが3頭いたのをトレイルカメラで捉えていましたが、その後子を成して親子で行動する様子も捉えています。
そして、今回の様子から、3頭とも元気で子も1頭も欠けることなく成長しているようです。
来年にはこれが数倍の規模になるということですね。
イノシシは、8割以上淘汰して行かないとどんどん数が増えることが分かっていますから、早く捕まえて駆除するしかありませんが、間に合うでしょうか。
このままでは電気柵で囲った場所以外は、すべてイノシシが歩き回ることになるはずです。
厄介なことになります。

台風通過でやはりお天気は不安定

台風7号が、近畿地方を直撃するコース歩進んでいます。
多少の被害は免れないと思いますが、せめて少しでも被害の少ないことをお祈りいたします。

一方、遠く離れた福島県でも、大きな崩れではないものの不安定な空模様となっており、今日も予報には無い突然の雨が降りました。
明日明後日とこの傾向が続き、明後日は曇りまたは雨の予報となっています。

遠巻きな通過ながら、風は強まると思われますので、油断しないようにしていましょう。
風で折れた木の枝が、電気柵の上に落ちて障害が発生することが少なくないので、強風の後は見回りが欠かせません。

話は変わって、今日の日中、はぐれサルが一頭川沿いに住居エリアにまで侵入する騒ぎがありました。

また、高野圃場周りは、今急速にイノシシエリアになりつつあり、危機感を覚えているところです。

この危機感をどうやって周りの方々と共有出来るか、また人の手も欲しいと、切実な願いです。

人の手が遠ざかれば、獣たちがやって来る

高野圃場にトレイルカメラを設置してあります。
しばらく前からですが、折々にいろいろな獣たちが姿を現しています。

タヌキ、キツネ、イノシシ、そして野良猫も。
クマは、まだ姿を見せていませんが、たまたまカメラの前に来なかったというだけで、いることは間違いありません。

当集落では、山間地の例に漏れず高齢化が進んでいて、田畑も少しずつ耕作放棄地が増えています。
そうして人の手が遠ざかった場所には、必ず獣たちが進出して来ます。

耕作放棄まで行かなくても、管理が手薄になった圃場は獣害に遭い易く、高野圃場の周辺では、現在積極的に耕作を続けている人が3~5人で、如何にも手が回っていない圃場が幾つもあって、あたり一面草藪に見える状況です。

掘り残したじゃがいもを食べにイノシシが毎夜通って来ています。
他にもいろいろ作付けされているのですが、電気柵を設置しているのは我が食工房の圃場だけです。
皆さん無防備なので、やられ放題になっています。
良くない・・・と思いますが、私一人力んでみてもどうにもなりません。

一段下がった場所の中島圃場は、一帯を電気柵で囲い管理もしっかりしているためでしょうか、獣の害は一切発生していません。
トレイルカメラも設置して監視していますが、ほとんど獣たちの姿を見ることは稀です。
どの道、電気柵に阻まれて中に侵入出ませんから、やって来ても何もありつくことは出来ません。

こうして分かることは、やはり人の手が尽くされていることが一番重要だということです。
構わないで置くことは、即ちその場所を獣たちに明け渡すとメッセージを送っていることになります。
そして、実際その通りになるのを、もう何度となく目の当たりにして来ました。

人は人として獣たちに対して何を為すべきか、もう少し賢明にならなければ、長い年月をかけて築いて来た生物界における人類の地位も、そう遠くない将来失われてしまうことになるだろうと、心の底から案じ続けている私です。