今度は、集落の中に出て来ました。
もはや定番ポイントとなった感のある、屯所向かいの墓地への上り口です。
周辺に空き家が2軒ありますが、一方居住宅も3軒あります。
ゴミステーションも直近です。
このクマは、先日私が直に目撃したジュニアクマに、ほぼ間違いないと思われます。
この集落内エリアに住み着いている可能性大です。
いずれ駆除要請を出すつもりですが、もう少しの間動向を追います。
近所の方々とも情報共有しています。
パンを焼くこと、それは少なからぬ人に喜んでいただくための、今私に出来る私の大切な仕事です。
そうして皆さまに喜んでいただくのが、私の喜びです。
楽しい・・・と言うのとはちょっとだけ違います。
私にとって、仕事は楽しみになっています。
でもそれだけかと言われたら、返事はNo!です。
少しですが、苦しみも伴っていると言った方が当たっています。
全部ひっくるめて、私の生きる喜びなのですね。
今日また何故こんなことを申し上げたのかと言えば、わがふるさと高知の偉人(そう呼ぶのを本人が是とするかどうかは別にして)であるやなせたかしの伝記「やなせたかしの生涯・アンパンマンとぼく」を読み終えたからです。
折しも今、NHKの朝ドラで「あんぱん」を放映中ですね。
私も毎回見ています。
パン焼きの日は見れないので、NHKプラスで見逃し配信ですが。
そこで思っていることは、私のパンがアンパンマンのような力を秘めたパンだったらいいな、そうだ!そうなるようにがんばろう・・・です。
今、少しだけですが小豆があるので、あんパンも焼いています。
そして明日も、皆さまのご来店をお待ちしています。
いやいや、今日は晴れて欲しかった。
せめて曇りでもいいから、降らないで欲しかった。
それがザーザー降りの雨じゃありませんか。
外にはやること一杯あるのに、家の中に居たって落ち着かなくて何も手に付きません。
否、それにしても雨が多過ぎます。
もう早や梅雨入りの様相です。
ライ麦が倒れた箇所が発生しています。
まだ穂が軽い段階なのに、この前の大風でごっそりやられました。
これも、雨が多くて茎が軟らかかったのが一つの原因です。
こんな年もあるのだな・・・と、気落ちしています。
ま、でもこの後どうやって立ち直るか、マインドリセットしなくてはなりません。
踏まれてかえって強く育つ麦のように、立ち直りたいと思います。
とりあえず、今日はおしまいです。
まわりの水田は続々と田植えが終わり、風景が変わりました。
瑞々しいとはまさにこの事かと思わせる、しっとりとした景色に心が和みます。
一方麦畑は、一足早く実りの季節へと進んでいます。
あと一ヶ月もする頃には、水田には新緑の苗が育ちそのとなりで麦が黄金色に実ります。
麦秋ですね。
我が集落では、私が麦を作るようになって以来、新緑と麦秋のコントラストが見られるようになりました。
他の地域では、あまり見かけない我が藤沢の自慢の風景です。
そしてこれが最後にパンになるところまで実現しているのですから、実に目出度いことだと自画自賛している私です。
ところで、ここに写真の一枚でもあればと思うのですが、カメラも持っているのに、無いのは時間なのですね。
今日も半日外にいて作業していたのに、写真を撮影するということに気が回りませんでした。
畑の様子や作業の様子を事細かに報告するブロガーやユーチューバーも沢山いて、私もよく見せてもらっていますが、皆さんどうやってカメラを回す時間を生み出しているのか、それが知りたいですね。
明日と明後日は、食工房が定休日ですから、畑の写真の一枚でも撮れればいいなと思っています。
ではでは。
今シーズン、トレイルカメラを仕掛けて3週間余りが経ちました。
この間、イノシシの姿は早くから捉えていましたが、クマの姿はずっとありませんでした。
そして昨日あんなことを書いたばかりの今日、早速カメラはクマの姿を捉えていました。
場所は、国道を渡った後ろの山の中の農道です。
私が付けた地点タグでp4と呼んでいるところです。
とうとう来ましたね。
昨夜21時、一回通り過ぎて行っただけの映像、どこから来てどこへ行ったのか、これだけでは分かりませんが、今後度々姿を現すと思っています。
これからクワの実が熟すと、それを食べにクマがやって来るのです。
このエリアに何頭のクマがいるのか?それぞれのプロファイルは?さあ、調査開始です。
出来れば、カメラの数をもっと増やしたいですね。
ま、少しずつ進んで行きます。
獣害対策のこと、備忘録を兼ねて出来るだけ詳しく報告しますので、皆さまも関心を持ってご覧ください。
これから、獣害に関してどんなことが起こるか、一緒に見て行きましょう。
ネット上でニュースを拾っていると、クマ出没のニュースがいつも複数上がっています。全部が全部新着ニュースではないにしても、ほぼ毎日1件以上は報告されています。
そこで思うわけですが、こうしてニュースに上がって来るのは一部にすぎないだろうということです。
というのは、実際私やまわりの人たちの日常を振り返ると、クマを目撃するということは度々あるわけで、ではその度に警察やメディアに通報するかと言えば、まず100%しないですね。
その代わり、部落の中に限っては、しっかりと情報共有しています。
他所の部落の事情は分かりませんが、似たようなところもあるとするなら、クマ出没の現実はニュースが報じる数をはるかに超えて存在しているということです。
人的被害が出た時などを除けば、ほとんど表に出ることが無いというのがクマ出没に関わる現状ではないかと思います。
状況はどんどん悪くなりつつあります。
今、私がこんな記事を書くのは、はっきりとそれが分かるから、何より自分が被害に遭いたくないからだと申し上げておきます。
そして、誤った動物愛護の考え方が、この状況を生み出して来たのであることも・・・。
毎日毎日、余暇はすべて獣害対策に・・・。
何ともやり切れません。
このあたりでも、続々田植えが始まっています。
家は麦作ですから、穂が出た麦の成長を見守っているところなので特に大変ということもありませんが、まわりの農家さんは代掻きから田植えまで、一年のうちでも一番大変な季節です。
そして、この田植えが終わっ頃から、夜になると蛙の鳴き声がにぎやかに聴こえてきます。
もうほとんど切れ目なく環境音になっていますから気にもなりませんが、実はものすごい音量です。
これが一匹か二匹だと間を置いてカリカリコリコリと大きな音を立てるので、夜の間ずっと寝ていられません。
以前、蛙の鳴き声で眠れないという話を、このブログに書いた記憶があります。
それが無数のカエルたちの声が重なって連続音になると、ほとんど気にならないというのも不思議な話です。
そしてまた不思議なのが、時々風の息のように一斉にピタッと静かになる瞬間があるのですね。
ほんの数十秒くらいのことですが完全に無音になった後、また一匹二匹と鳴き始めすぐに大合唱になります。
こうして、山里の夜は更けて行きます。
さてさて、明日は夜も明けやらぬ午前3時に起き出して、パン焼き仕事です。
いつものようにおいしいパンを焼いて、皆さまのご来店をお待ちしております。
田植えの終わった水田と麦の穂、山里の初夏の風景を見にいらしてください。
酵母種やパン生地の発酵に関し、温度と時間を正確に数値管理するようになってから、ほぼ狙った通りの結果が得られるようになりました。
と言うわけで、本日のパンも上出来でした。
お金を出してパンを買っていただくのですから、いつでも上出来が当然でなくてはなりませんが、自家製酵母の発酵はとても難しいということを以前にも申し上げています。
しかしやっとのことで、まあまあ胸を張って上出来と言えるようになったと思っていますので、これから先は皆さまの期待を裏切るようなことは、まずないと申し上げておきます。
今日も、プンパニッケルへのご注文が相次ぎ、来週分に予約で受け付けました。
本当にありがたいことだと、感謝申し上げております。
ライ麦の生産、ますます頑張らなくてはなりませんね。
今麦畑では、穂が出たライ麦がグングン丈を伸ばしています。
収穫はまだ当分先の話しですが、もうすでに来シーズンの営農計画を想い描いています。
農業は、そのくらい先を読んで動いて行かないと、望む結果に到達出来ないのですね。
いずれご報告に及びますが、壊れたトラクターの代替機のメドも立ちました。
その分また売り上げを伸ばさなくてはなりませんが、意欲は満々です。
あとは、皆さまのご愛顧ご支援をよろしく!と、お願い申し上げるのみです。
ここ二日間ほど、良いお天気が続いています。
今日は気温も上がり、汗ばむくらいの陽気になりました。
明日も引き続き、夏を思わせる暑い一日になりそうです。
さて、食工房は二日間の定休日も終わり、明日の木曜日はいつものパン焼きの日です。
おいしいパンを焼いて、皆さまのご来店をお待ちしております。
道の駅の納品もあります。
山都町まではちょっと遠いと仰る方、道の駅なら通りすがりにお立ち寄りいただける方もいらっしゃると思います。
こちらでのご利用も、どうぞよろしくお願いいたします。
この前申し上げましたが、獣害対策用にトレイルカメラを仕掛けています。
その数5台。
稼働用電源は単三乾電池を使います。
一台当たり8本。
5台分で、一度に40本の電池が必要です。
ついでに説明申し上げると、カメラは8本直列12Vの電圧で作動します。
精密な電子機器であるため、少し電圧が下がっただけでも動作不安定になります。
このため、電池の品質はとても重要です。
市販の乾電池を使うなら、電池の中では最高品質と言われているPanasonicのEVOLTA NEO 一択です。
そして、撮影枚数にもよりますが、これを一ヶ月の間に2~3回くらい交換しますので、毎月100本かそれ以上の使用済み電池が発生します。
当然のことながら、電池代の負担がどれほどになるかお察しください。
Amazonなどで販売されている超低価格の乾電池は、すでに何度も試しましたが、容量が小さくてすぐに電圧が降下しますので使えません。
結局、コスト的にもかえって高上りな結果になってしまいます。
そこで出て来たのが充電式の電池です。
しかし、日本国内で製造されているのは、ニッケル水素タイプのものばかりで、これは規定電圧が1.2Vで8本直列だと9.6Vしか出ないのですね。
これでは電圧不足でうまく動作しません。
そこで、登場するのがリチウムイオンタイプの1.5V定電圧電池です。
実はこれは、中国製のものしかありません。
と言うか、中国のバッテリー技術は、すごく進んでいるということなのですね。
多少の躊躇はありましたが、このタイプの電池の性能の良さに魅かれて、8本×4組を導入しています。
当初、容量はやっぱりEVOLTA NEOには敵わないと思いましたが、最新のものは容量的には同等か上回るくらいの性能があります。
価格は、1本1,000円近くもしますが、EVOLTA NEOがどんなに安くても93.3円/個ですから、充電回数10回ちょっとで元が取れることになります。
そしてその後1,200回くらいも繰り返し使用出来るそうなので、今後はこれ一択になりそうです。
最後にこれが意外に大きな理由だったいうのが、大量の使用済み電池の処分が煩わしかったということです。