明日はまたパン焼きです

一週間、一週間が、いつも通りに回って行きます。
明日はまたパン焼きです。

変化が無いのは物足りない感じもしますが、逆にその継続こそが力になると思っています。

猛暑の夏も終わり、季節はもはや秋に差しかかっています。

今月下旬と来月中頃に、それぞれイベントへの出品の依頼が入っています。
追々、詳細をご案内出来ると思います。

本当は、通信(紙版・飯豊の空の下から・・・ )も出したいのですが、時間が足りなくて遅々として進みません。
表紙の絵も、季節が移ってしまって描き直しになっています。
否、これはもう何とかしなくては・・・!

さて、明日はお天気も良いようですし、行楽日和の一日になりそうです。
お出かけのおついでに、食工房へもお廻りいただければ幸いです。
皆さまのお越しを、心よりお待ちしております。

喜多方市 生活支援商品券事業

食工房

店頭にこのポスターを掲示しています。

来週9月20日から12月31日まで、喜多方市による生活支援商品券事業が実施されます。
喜多方市民の皆さまは、もうすでにご存じのことと思います。
市民一人当たり5000円分の商品券が配布されます。(すでにお手元に届いている方も多いと思います。)

食工房もこの事業に参加し、商品券でお買い物が出来る取扱店になっています。
この商品券は二通りあって、全取扱店共通券と小規模店専用券があります。
食工房は、両方どちらの券もご利用いいただけます。
期間も長いですから、ぜひ食工房にて商品券のご利用をよろしくお願いいたします。

10月になりますと、シュトレンのご予約受け付けも始まる予定ですので、そのお支払いにもご利用いただけます。

現金同様、ポイントも付きます。
皆さまのご利用、お待ちしております。

コロナ、相変わらず

コロナ第7波も少しずつ収まりつつあるようです。
とは言え、1年前、2年前に比べれば一桁二桁多い数字の上での話ですから、いかに重症化率が低いとは言え、それなりに緊張感を持って対応する必要があるのだと思います。
この後さらに第8波、第9波もあるだろうとのことですから、このコロナ感染症の行く末はまだまだ油断は出来ないと思っていなければならないようです。

今回、中国武漢に始まったこの感染症は、何度も変異を繰り返しながら、世界中に広がり何度も大きな流行の波を起こして来ましたが、いまだによく分からない部分もあり、完全にコントロールするには至っていません。

最近、当集落内でも感染者あるいは濃厚接触者が次々出ており、コロナは本当に身近に迫っていると感じます。

一方、それだけ身近になって誰でも感染する可能性がある、インフルエンザのようなありふれた病気の一角と認識して、緊張を緩めている向きもありますね。

一昨年、昨年と大きなインフルエンザの流行が無かったのは、コロナに対する感染対策がそのままインフルエンザに対しても有効だったからでしょう。
それはもう、間違いありません。

その意味で、インフルエンザ流行の動向は、コロナの動向と連動するはずですから、この冬インフルエンザが流行するようならコロナも危ない状況になると思っていなければなりません。
マスクの着用や手指衛生、うがいなどの習慣は、コロナが完全に終息するまでは続けた方がいいのじゃないでしょうか。

私と家族の私生活面でも、食工房の店頭においても、今でも有事と認識して対応しています。

悪いのはロシアだと覚えておこう

今年2月24日に、ウクライナでロシアの侵略戦争が始まってから半年余りが過ぎました。

そして今に至っても、ロシアの態度は全く変わることなく、自分たちの侵略を正当化することに終始しています。
その実、ウクライナを非ナチ化すると言いつつ、やっているのはウクライナを侵略するためにナチスの手法を踏襲しているのはロシアです。

しかし、ウクライナの強い抵抗と、アメリカをはじめとする自由主義陣営の結束と支援の継続により、最近の戦況はロシアの思惑とは裏腹に、ロシア自身を追い詰める方向に動いています。
ウクライナの犠牲は多大ですが、彼らが国を失うことはないだろうと思えます。

ただ一つ、ロシアが核を使うかどうか、これだけが最大の懸念だと目されているわけですが、実際のところどうでしょうか。

自由主義陣営がさらに結束して、これ以上戦争を長引かせるなら我々にも戦う用意があると、きっぱりと引導を渡したらどうでしょうか。
数回の駆け引きはあると思いますが、最後はロシアが折れると思います。

私のみならず多くの人が気づいている通り、この戦争は単にウクライナの国益を守るための戦争には止まりません。
この半年余りの間ではっきりしたことは、ロシアは非道国家であり世界の敵だということです。

この戦争は、ロシアによるウクライナの非民主化、脱民主化を狙った侵略戦争なのです。
そしてその向ける矛先は、ウクライナに止まらず、隣国すべてに狙いを定めています。

日本も、例外ではありません。
私たちも、いざという時には国を守るために戦う覚悟だけは決めておいた方が良いと、私は思います。

どうやって・・・は、これから考えなくてはなりませんが。
しかし、その覚悟を示すことが出来れば、それだけで十分彼の国を黙らせることが出来ると思います。
それに、ロシアの他にもう一つ、非道国家の道をまい進する国がありますから。

最後に、一つの反論を想定して、申し上げておきます。
「人間の良心や善意を信じることこそが平和への道」と考えるなら、それはその人それぞれの自由です。

でも、そうして善意を差しだせば、チャンスとばかりにその手をねじり踏み付けることに何の躊躇もなく心が痛むことも無い手合いがこの世界にはいるのであり、そういう者たちを相手に平和を実現することなど不可能です。

戦わないことを宣言するだけでは、戦争は回避できません。
戦争を仕掛けて来る国が最も気にすることは、敵は自分たちより強いかどうかだけです。

とにかく、悪いのはロシアです。
覚えておきましょう。


プーチン政権が存在を否定…民間軍事会社「ワグネル」元傭兵が日本メディアに初めて語った“実態”

中秋の名月

昨日から一転してさわやかな晴天となった今日、夜になって月が上って来ました。

中秋の名月の夜に快晴というのも本当に珍しくて、東北ではこの季節は雨が多いので、この日に見られたのは本当に幸運でした。

まだ寒くもないので、外でいつまででも眺めていられます。
テラスに椅子を出して、二人で団子を食べながら、連れ合いのお父さまが読んだ俳句の話などに時間を忘れました。

 見ゆるもの 見えざるものの 良夜かな  (三伸)

そして「こんな夜も、クマが出て来るのかしら・・・。」と連れ合い。

「そりゃあ出て来るでしょ!きっとこの月を眺めているはずだよ。」と私。

宮沢賢治のお話ではありませんが、クマの母子がまん丸いお月さまを見上げてうっとりしている・・・、そんな光景は単なる想像などではなく、本当にその通りかも知れないと思っている私です。

雨の多さに気を揉みつつ

東北の秋は、意外に雨が多いのだそうですね。
ただ、今年は夏のうちから雨続きのような感じがしています。

8月初めの大水害のあと、圃場の乾き具合は今一つ進みません。
特に山際は、水が湧いて来るようですね。

後ろに飯豊山という大きな山が控えていますから、たっぷり降った雨が地下にどれほど潜ったことか知れません。
そうした地下水脈から、じわじわと水が湧いて来るのでしょうね。

何日か晴天が続くと表面は乾きますが、少しを探ってみるとじっとりと湿気っています。
なかなか、サクサクとした土に戻ってくれません。

それでも、間を空けて耕耘して空気を含ませるようにしています。
少しずつですが、種まきが出来そうな状態に近づきつつあります。

明日から数日間晴天になりそうなので、何とか進めたいと思いつつ、食工房の仕事もこなさなければなりませんので、時間の割振りに頭を悩ましています。
それでも、まあ何とかなるとは思っていますが。

先ずは明日はパン焼きからです。
ここはしっかり気合を入れてまいります。
皆さまのご来店をお待ちしております。

ライ麦ごはんの素、再販売中

ライ麦ごはんの素

吸水が速くなるよう、少し精麦しています。
重量比で5%減程度です。


ライ麦ごはん

生の時に比べて、ごはんに炊くとおいしそうな色合いになりますね。

今年はライ麦が豊作だったので、しばらくの間お休みしていたライ麦ごはんの素の販売を再開しています。
すでに、オンラインストア にも上がっていますので、ご確認ください。

雑穀ご飯の一つとして、普通に白米と一緒に炊飯器で炊けます。
プチプチ食感とほのかな甘みが食欲をそそります。
栄養的には、低カロリーで繊維質が豊富なので、腸活食としてもお役に立ちます。
10~15%混合だと食べやすいです。

一部の方には、すでに熱烈にご指示をいただいていますが、まだお試しになっていない方、是非お試しください。

500g1袋 540円にて販売中です。 ★オンラインストア商品ページへ

食工房のパンは

食工房

ウクライナのパン
ウクライナのパンの情報サイトから引用
引用元 https://www.tomsk.ru/news/view/147564-Vse-chto-nuzhno-znat-o-khlebe-polza-i-vred-kak-vybrat-i-khranit

パンを世界各国の言葉で言うと何と言うか、インターネットの翻訳機能を使って調べてみました。

パン 日本語
Bread 英語
Brot ドイツ語
Pain フランス語
Pan de ○○ スペイン語
Brød デンマーク語
Bröd スウェーデン語
Leipä フィンランド語
Хліб ウクライナ語

と、まあ、こんなところ。

で、それぞれの言語でネット検索すると、各国のパンがいろいろ出て来ます。
画像も沢山見られますので、次々調べて行くと、どうも見たことのあるパンが沢山出て来ます。

あっ、それ、食工房のパンじゃない?
というわけで、食工房のパンはユーロ圏のパンなのですね。

否、私も娘たちも、海外経験はありませんし、どこかその系統のパン屋で修業したこともありません。
でも、そうなっちゃった!んですね。

いつだったか、国際交流協会主催のイベントに呼ばれて出店したことがありましたが、お客さまにここはどこの国のブースですか?と尋ねられたという一件、我々は何人だと思われたんでしょうかね。

とまあ、食工房はちよっと珍しい、でも面白いパン屋です。

明日も、おいしいパンを焼いて、皆さまのご来店をお待ちしております。

おつまみカレーが人気商品に

発売間もない新商品ということもあると思いますが、焼き菓子「おつまみカレー」が売れてます。

クッキー類は種類が多いので、週替わりでローテーションを組んで在庫が偏らないようにしていますが、おつまみカレーだけは毎週焼いているって感じです。

この焼き菓子と言うかクッキーと言うか、スナック菓子なんですけど、これの味を決定づけているのは、何と言っても食工房のカリーマサラなんですね。

このカリーマサラが、我ながら本当に良く出来ていると、感心しています。
自画自賛とかではなく、自分の手を離れた一般商品として見ても、良く出来ていると評価しています。

私のスパイスいじりも、20代前半に始まってもう50年近くになるのですよ。
大体今のレシピの基礎が出来てからでも約30年、その後多くの方から評価とフィードバックを得ながら、数回バージョンアップしています。
一番最近では、昨年のバージョンアップで陳皮(ミカンの皮)の粉末を加えています。

と、まあ、自慢話になってしまいましたが、「おつまみカレー」まだの方は、是非一度お試しください。

さてさて、明日と明後日は食工房の定休日、店はお休みです。
お間違えのございませんように。

明日は今日に続いて晴れるようですから、圃場の整備に汗を流すつもりです。

麦の国ウクライナに想いを馳せながらトラクターに乗って・・・。

そうそう、ちなみにウクライナへの支援ですが、パンの売り上げが振るわなかったので、7月と8月は定額にしてそれぞれ1回100ドルずつ、ウクライナ政府の募金サイトへ直接送金しました。

皆さまにお買い上げいただいたひばりのパンの分も、もちろんその中に含んでいます。


на Святвечір – Награш band / クリスマスイブの日に – ナグラシュバンド

災害一ヶ月

8月3日の夜から4日未明にかけて降り続いた集中豪雨による災害から一ヶ月が経ちました。
時間の経過とともに詳しい被害の実態が分かるにつれ、その凄まじさに驚いています。
全くすごい!の一言に尽きます。
我が藤沢集落だって凄いことになったのですが、これがまわりの至る所で同様かそれ以上だというのも驚きです。

それにしても、8月3日の深夜、中島の圃場はほとんどすべて水没していて、あたり一帯が濁流の海のようになっていたわけで、出来れば見ておきたかった・・・。

あの夜は、豪雨の中、合羽を着てやっと下の様子が見えるところまで行ったのですが、懐中電灯の明かりでは全体の浸水の様子を見ることは出来ませんでした。
推測の域を出ませんが、中島第2圃場で2mくらい、中島第1圃場では3mを超える水位になっていたものと思われます。

状況としては、辰ヶ原橋に引っかかった流木などで堰止湖が出来、堤防を越えて大量の水と土砂と流木が流れ込んだ後、しばらくしてその堰止湖が抜けて一気に水が引いた勢いで、小屋やコンバインなどが川に向かって流されたものと思われます。

物凄い光景だったでしょうね。

水が流れた方向は、草や木がなぎ倒されている方向でだいたい見当が付きます。

それにしても今回の災害では、人的被害が無かったことが先ず何より幸いでした。
それから、辰ヶ原橋が落ちなかったことですね。
相川橋も流木が突き刺さりましたが、持ち堪えました。

あとは復旧が待たれるわけですが、余りの被害の規模の大きさに、対応が追い付いていません。
いろいろな条件を加味して優先順位が決まり、それに従って工事が始まるのでしょうが、この一ヶ月の動きとしては、被害の確認と測量などに止まっています。
着工までには、まだまだ長い時間を要すると思います。

その間、私たちは私たちに出来ることを進めて行きます。

電気柵の復旧、今日もまた一歩進みました。

麦の種まきの準備も進んでいます。

新たに開墾した圃場には、娘がキャベツの植え付けをしました。
あとは大根と白菜だそうです。

もちろん、食工房の仕事もこなしながら。

気落ちなんかしていませんので、ご心配なく。


ЧИ ВІРИШ ТИ – Награш band 「信じますか」- ナグラシュバンド