確定申告に向けて

どなたも頭を悩ます、確定申告の季節がやって来ました。
私、金勘定は苦手と言うか、好きじゃないのです。
しかし自営業を始めた以上、そうも言っていられません。

今まで、最低限と言うか渋々やって来た経理でしたが、昨年から会計ソフトを導入して複式簿記に切り替えました。
それまでは、棚卸しも無しでその年度の収支のみから所得を計算して申告していました。
しかしそれでは、経営の商況が正確には分かりません。

現金で店売りだけならまだしも、込み入ったお金の動きがある通販サイト上の取り引きや業者相手の取り引きも増えて来ましたから、当然のこととして正確な帳簿を付けることが求められるのですね。

昨年一年間は、仕訳について勉強しながら、相当な時間を帳簿付けに費やしました。
そして決算と申告の時を迎えました。

ここでも、経理に対する理解不足からいろいろと問題が生じ、昨年の初期にさかのぼって修正をしたり、また記帳漏れも多数あって追記したり、この一ヶ月間頭が禿げる思いでPCに向かっていました。(てっぺんは、もう禿げてますけど・・・)

しかしこの会計ソフトと言うのが実に素晴らしくて、訂正や追記は何の問題も無く出来てしまうのですね。
紙の帳簿でこれをやっていたら、気が狂ってしまうかも・・・。
どこか一つでも金額が変わると、決算書まですべて瞬時に書き変わります。

商工会の指導員さんに何度も見ていただきながら、不備の無いように点検と修正を繰り返して、昨日やっとすべて完了しました。
最後に、会計ソフトの次年度への繰り越し作業をして、無事今年の帳簿に切り替わりました。

今年は、もう戸惑うことはないでしょう。
スムーズに行けそうです。

そして、食工房の経営状況も、しっかり結果が出ました。
もっともっと頑張りなさい!・・・ですね。
諸経費の節約と売れ残りを少なくすることが課題です。