酵母の調子は上々

このところ、パン酵母の発酵具合がとても良好です。
これまでに何度も、不調に苦しむ経験を繰り返して来ていますが、その度毎に少しずつ前進して、今回はどうしてうまく発酵しているのかを、まあほぼ理解していると申し上げて良いと思っています。
ただこれから先の季節、気温が高くなるにつれ発酵が活発になり過ぎてコントロール出来なくなるリスクがあり、今後はブレーキをかける措置も必要になると思っています。

発酵に関して、以前はかなりアバウトと言うか、酵母は融通の利く性質だと思っていましたから、扱いもそれなりでした。
そしてそれが案外うまく行っていたので、自信があったのですね。
ところが、何度か続けざまに不調に見舞われ、一時はパンを焼けないこともありました。

で、最近の理解は、本当は酵母はとてもデリケートだということです。
と言うより、思ったようなパンを焼くためには、一瞬のタイミングを逃してはいけないということなのですね。

食パンには食パンの、堅焼き黒パンには堅焼き黒パンの、それぞれ最適な酵母の熟度があって、そこに合わせて行くと本当に素晴らしいパンが焼けるということなのです。

しかしまあ、それが分かったおかげで、なお一層のこと手を抜けなくなりました。
以前の4時起きを3時起きにしたのも、それが一番の理由ですから。

おかげさまで今日も酵母の調子は上々、生地の管理にも一工夫して熟度を合わせることが出来ましたので、パンの出来ももちろん上々でした。

大変だし疲れますが、パンがうまく焼けさえすれば、すべて報われたような気になれる私です。

明日は、マフィンとスコーン焼きを限界の作業量こなさなくてはなりません。
ありがたいご注文をいただいています。
がんばります!