とにかく、感染するわけには行かない

このところ明らかに感染が拡大している新型コロナウイルスですが、人によっていろいろなことが言われるので困ります。

その一つに、感染者は以前にも増して大幅に増えているが、重傷者や死亡者の数は圧倒的に少なく、恐るるに足りないという見解があります。

従って、医療崩壊のリスクも少なく、緊急事態宣言を出す状況にはないとする考え方も理解出来なくはありません。

しかし実際に感染してしまった人にとっては、これは確率の問題ではありません。
指定感染症なのだから、検査も隔離も治療も全て無料で受けられるのだし、重症化しても高度な治療をそれも無料で最後まで受けられるのだから心配ない、でしょうか?
そうではありませんね。

もし感染したら、それこそ大変です。
私と連れ合いはすでに高齢者ですから、重症化のリスクは小さくありません。

そしてわが家の場合、家族の誰か一人でも感染すればば全員が濃厚接触者となり、店は営業休止、収入は途絶えます。
隔離となれば、家も留守にしなければなりません。
だから、まずそんなことにならないように気を付ける、もうそれに尽きるわけです。

今、世の中、経済社会活動と感染防護の両立を目指しているわけですが、私に言わせれば、とてもじゃありませんが多くの方の認識が不足しているように思います。

先ず、街を歩いても、消毒液を持参している人など、自分以外に見たことがありません。
スーパーマーケットなどでも、店頭で小まめに消毒している人ばかりではありませんし、マスクをしていない人も一定割合います。

私は、この夏はどんなに暑くても半ズボンにサンダル履きで出かけることは、絶対にしないと決めています。
これは医療関係者から聞いたことですが、足元の汚染は特別気にした方が良いと言っていました。
飛沫も埃も、皆、下に落ちますからね。

家に帰って来たら、靴を次亜塩素酸水で消毒し、靴下は次亜塩素酸水を吹き付けてポリ袋に入れて洗濯待ち。
ズボンも履き替えて、脱いだものは靴下同様の措置で洗濯待ち。

玄関を入る前に手指消毒はもちろんですが、家に入ったら洗面所に直行しさらに手と顔を洗い、うがいもします。
特別長時間の外出の時は、そのまま風呂に入って全身を洗います。
ま、そうやって考え得る限りの防御をしているわけです。

世の中が緩む方向に動いている今だからこそ、個々人はいっそう緊張を高める必要がある、というのが私の見解です。
そしてこれは、今後数年間続くものと思っています。

店舗改装を決意したのも、そうした考え方に基づいてのことです。

さて皆さまは、どのような感染防止対策をしておられますか。
ご意見ご感想などありましたら、ご教示ください。