熊出没、その後

先日9月21日に熊の足跡を発見して、連休明けを待って役場の獣害対策担当に報告しました。

その次の日でしたが、近くの畑の隅にある大きな栗の木の下で、熊の糞と食べ跡を発見したと土地の所有者の方から情報をいただきました。
件の大きな足跡の主の物と思われる立派な落とし物を見て、なお一層緊張感を高めざるを得なくなりました。

すぐに役場に電話で報告して、箱(おり)罠を掛けてもらえることになりました。
そして本日、雨の中を担当の方4人が見え、罠を設置して行きました。

さて、首尾よく捕らえることが出来るでしょうか。
そして、熊は一頭だけでしょうか。
複数いる気配と言うか痕跡もあるのです。

獣害対策担当の方と接していて分かったのですが、皆さんとてもお忙しそうです。
昨日はあそこ、今日はここ、明日はまた別な所と、連日対応に駆けずり回っているようです。
そのくらい被害があるってことなんですね。
熊の場合は、農作物への被害もありますが、何より人命に危害が及ぶ可能性があるので、他の獣たちとは違ってすぐに対応してくれます。

しかしそれにしても、毎年毎年捕っても捕っても、相変わらず次々と侵入して来るのを目の当たりにすると、絶滅危惧種だなんていったいどこの話しだ!と思いますね。
もっとちゃんと実態を見ろ!と言いたいです。
鳥獣保護法や動物愛護法などの法体系も、もういいかげん見直すべき時に来ています。

今夜は雨が降っていて、煙を立てるために火を焚けないので、食工房は夜通し明かりを点けておくことにしています。
明日の早朝未明に、母屋から一旦外に出て食工房まで歩いて行かなくてはなりませんので・・・。
もしそこに熊がいたら、無事では済みませんから。