コロナ禍の先行き

このままでは、コロナ禍の先行きは決して明るくないと思っています。
ニュースなどから伝わって来る状況を見聞きする限り、とてもとても厳しい現状ですから。

今日ネット上で見つけたこんな記事に目が留まりました。
「玄関に手指消毒剤を設置している人は約6割、一方で帰宅時実践派は4割弱」

記事より引用


コロナ

記事より引用

この記事の中には、様々なアンケート結果がまとめられていて、とても興味深いものです。
外出時に手指消毒液を持ち歩いているか、帰宅時に玄関で手指を消毒しますかなどなど数項目への回答をグラフで見ることが出来ます。

私が特に注目したのは、前述アンダーラインの2項目ですが、例えば消毒液を持ち歩いているとしても真っ先に取り出せる状態かどうかが重要ですね。

また玄関では手指の消毒の他にも、帽子やマフラー、スカーフ、コートなどに至るまで、そのままストレートに部屋まで持ち込みたくないものがあり、それらはどうしているのか?についても聞いてみたいのですね。

あと、この記事では取り上げられていないマスクの着用についても、詳しい実態を調査すれば、意外なところに防御の穴が見つかるかも知れません。

個々人の感染対策はもはや限界に来ていると言う意見を見聞きすることが多いのですが、本当にそうでしょうか。
まだまだ十分ではない、それどころか穴だらけの舟のようにそこら中に水が漏れて来て浸水し、沈没してしまうかも知れない状況ではないかと思えます。

公共的あるいは社会的な側面での感染対策をやかましく言う割には、個々人の感染対策に対しては低姿勢でお願いするだけ、こんなことでいいとは到底思えません。

この一年間、ずっと感染症について勉強して来ましたが、知れば知るほど私たち一人一人の日常的な防御行動がどれほど重要であるかが分かった、それが実感です。

もちろん、科学者や医療関係者は、ウイルスそのものについて、発生場所や感染ルートについて、治療法などについて研究を進めること、行政にはそれらが効果的に進むよう体制づくりをするなど、それぞれ役割を果たしてもらわなくてはなりません。
マスクや消毒液が容易に手に入るような供給体制にも、責任を持ってもらわなくてはなりません。

それでももう一度申し上げますが、自分自身が感染するかしないかは、ほとんど自分自身の日常の防御行動の如何にかかっている、それはもう間違いありません。

いやいや!お互いくれぐれも用心いたしましょう。