初雪、そして冬の嵐

今日の早朝未明の頃、それまで降っていた雨が雪に変わったようです。
朝起きて見ると、あたりは一面白くなっていました。

「あぁ、とうとう来たか!」と、がっかりするのが半分、よしっ!と気合が入るのが半分でした。
その後、雨になりましたが風は冷たく、もうここから先は情け容赦のない寒さの季節なんだと、空を見上げる私でした。

これから先の季節は、獣害対策も今までとは違う局面を迎えます。
雪の中では、くくり罠や箱罠は使えません。
電気柵も、役に立ちません。

一方、雪の上には足跡が付き、冬枯れで見通しも良いので、獣を追うのは容易になります。
狩猟も解禁されますから、積極的に狩って数を減らす良い機会です。

しかし、狩猟をする人は年々少なくなっていますし、経験豊富なマタギと呼ばれる狩猟者はさらに少ないのです。

つい先日、道路沿いに設置してあった電気柵を、除雪車の通行のために撤去しましたが、早くもその翌日には麦畑の中にイノシシが侵入した跡を発見しています。

全く先が思いやられます。
と言っても、差し当たり私に出来ることは、被害の旨を届け出ることくらいです。

それはそれとして、明日のパン焼きに備えて仕込みをしなくてはなりません。
この季節は、パン屋にとって稼ぎ時なのです。
安心してお正月を迎えるために、がんばらなくてはなりません。

さぁぁぁ!、やるぞぉぉぉ!

明日の皆さまのご来店、心よりお待ちしております。
なお、シュトレンの試食品を提供いたします。
皆さまそれぞれにお持ち帰りいただけるよう、小さく切り分けて個包装したものをご用意しております。