今日は、先日出来上がって販売を再開したばかりのカリーマサラを試してみようと、カレーをつくって食べてみました。
カリーソースは、親鳥のもも肉入りシチュー仕立てカリーソースとひよこ豆のカリーソース、ライスは大麦入りの5分搗米で炊いたターメリックライスでした。
下の娘が材料を全て揃え、たまねぎをバターで炒めてカレーベースまでつくってくれていましたので、私のやったことは、いわゆるおいしい所だけでした。
それで二種類のカリーソースとも、食工房のカリーマサラと塩だけで調味しましたが、たまねぎベースとトマトペーストの使い方で、それぞれ特長のある味を出すことが出来ました。
そしてやはり、このカリーマサラの使い勝手の良さに、我ながら良く出来ていると満足に浸りました。
ちなみに、10皿分くらいの量をつくるのに、スパイシングに使うマサラは大さじ軽く1杯程度で十分です。
これでしっかり決まります。
パフォーマンスの良さは、請け合います。
カリーソースに関する過去記事があります。
つくり方など、詳しく触れていますので、ぜひ<ご参照>ください。
「食工房の料理ノート」カテゴリーアーカイブ
再録・今日のパンごはん・その5
★2009年11月14日の記事・再編集
今日は、鶏の挽き肉とひよこ豆とレンズ豆を使って、カリーソースを造りました。
キーマ・ダルカリーと言うことになるのでしょうか。
レシピは、私のオリジナルです。
調理人は、今日も連れ合いです。
夏が始まる前に、玉ねぎを大量に炒めてソースベースを造り、冷凍保存しておいたものがまだ残っていましたので、それを使って割合簡単に出来ました。
このカリーソースの造り方は、過去記事がありますので良かったらご参考に。
<参照>
カリーソースにはどうしてもナンが欲しいところ、これだけは売れ残りがありませんでしたので、今日焼いたものです。
表面にバターをかけてあります。
熱いうちに食べると最高です。
他にどんなパンが合うかなと思いましたが、堅焼き黒パンやプンパニッケルではどうも・・・今一つピンと来ません。
やっぱりターメリックで黄色く色付けしたライスなんですけど、パンごはんの記事なのでそれを出すわけにも行かず、プレーンロールならどうだ!ということになりました。
軽くトーストしてバターを塗ってあります。
これも悪くありませんでした。
カリーソースが結構濃厚なので、今日はあとは柿を主役にした大根なますとレリッシュ(きゅうりのピックルスを細かく刻んだもの)です。
欲を言えば、じゃがいもが出れば良かったなァと思いました。
今日は、これの撮影をして食べた後、用があって急いで出かけてしまいましたので、デザートもチャイもなしで、ちよっと未完成な感じのパンごはんです。
★今なら、たまねぎパンをおすすめ!
当時は、これがなかったんです。そうです!たまねぎパンです。
カリーソースにたまねぎパン。ナンより良かったりして!
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再録・今日のパンごはん・その4
★2009年11月13日の記事・再編集
やると決めたらやります、一週間。
と言うより、先週の売れ残りがなくなるまで、パン食をいかに楽しめるか、つい気分が乗って始めただけですが、案外面白がってやっている私です。
連れ合いもその気になって来たようで、「明日は、〇〇と〇〇にしようかな。」などと、直感の人にしては珍しく先のことを考えて行動しています。
今日の献立でも、食べてみてすぐ分かりましたが、とにかくパンの味がすごく大事なのです。
何種類かある食工房のパンでも、どの料理にどのパンでも良いということはなくて、やはり相性があるのですね。
まず一番手は、堅焼き黒パンに粗挽きマスタードと納豆をのせたもの。
これがなかなか難しくて、どうしたって堅焼き黒パンじゃないと合いません。
もう十年以上も前から、何人もの方の一致したご意見を頂戴しています。
マスタードは、ポメリに限ります。<参照>
あるいは、以前「食工房自家製のマスタード」というものがあって、残念ながら今は造っていませんけど、それは別格。
納豆は、刻みネギと一緒に少し醤油を加えて和えてあります。
マスタードも塩気が強いので、なかなか濃厚な味わいになります。
とにかく旨いです。
今日の汁物は、味噌仕立てのけんちん汁です。
鶏肉の切り込みと根菜を中心にこんにゃく豆腐など具沢山。
おかずも兼ねられるので、忙しい時には重宝なメニューです。
汁好きの私は、どうしてもお代わりしてしまうので、最後はお腹がパンパンになります。
あとは、先日の牡蠣の生姜煮を手堅く残してあったものとちりめんじゃこの大根おろし和え。
もう一品、切り干し大根の煮物。(これは私の好きな三大おかずの一つ)
それから今日は、飯豊山食パンをバタートーストにしてみました。
味噌味とバターは大変おいしい取り合わせなのです。
そして今日もデザートが付きました。
紅玉りんごとプレーンヨーグルトです。
何だかずっと食べ物の話しばっかりですみません。
もう何日か、おつきあいください。
再録・今日のパンごはん・その3
★2009年11月12日の記事・再編集
今日は、いつもの忙しいパン焼きの日でした。
午前中は、ゆっくり食事をする暇はありませんので、傍らに置いて時々口に放り込めるパンは、とても重宝なエネルギー源です。
堅焼き黒パンを、口の中でしつこいくらい噛みしめていると甘みが出て来て、一口ごとにいかにも気持ちがシャンとして来ます。
全くありがたい食べ物です。
ところで白米のご飯一膳と比べて、例えば食工房の地粉角食パン一斤6枚スライス1.5枚分くらいが、食べた感じでは同じボリュームなのですが、主食としてのカロリーや栄養バランスの評価はどうでしょうか。
パンに何もつけず素のままで、カロリーは同じでも白米のご飯よりは、栄養的に優れているという感じがします。
分析した訳じゃないので、信じるか信じないかは皆さま次第ですが、私は自分の生命感覚でそのように感じるわけです。
パン屋の私がそう言うと、我田引水と受け取られても仕方ありませんが、食工房のパンはそういう食べ方に堪えられるパンを目指して来ています。
そして私にとってパンとご飯の違いは、水分の多少くらいのもので、おかずも汁も全く同じもので大丈夫。
全然違和感はありません。
と言うわけで、今日のパンごはんはこのブログのために、連れ合いがまたいろいろと工夫してくれました。
スープは、前にもご紹介した白菜と豚肉のスープ。<参照>
それから、ローズマリー風味のスペイン風オムレツ(じゃがいもが入っている。)
塩漬け大根をヤムニムジャン(キムチの素)で和えたもの。
そして、堅焼き黒パンとピストーラとライ麦食パンです。
今日は連れ合いも忙しかったので、品数は少なめになりました。
それでも上等と思っています。
一つ一つの質を見れば、全てこだわりの素材ばかりですから。
化学調味料や添加物入りのものは一つもありませんし、大根もじゃがいもも家の畑で採れたものです。
そして何より、自分で焼いた地元産のライ麦入りのパンが主食なのです。
そして今日は、デザートが付きました。
写真を撮りませんでしたが、ラ・フランスにべこの乳のプレーンヨーグルトをかけたものでした。
何もかもおいしくて満足、満足!
再録・今日のパンごはん・その2
★2009年11月11日の記事・再編集
その昔、「貧乏人は、麦を食え。」と言った総理大臣がいましたが、私にすれば結構結構!パン大好き、麺類大好き、お米がなくたって平気です。
誤解のないように申し上げておきますが、決して米の飯が嫌だと言うわけではありませんよ。
今日まで五十何年間の人生で、どちらかと言えば米の飯を食った方が多いですからね。
でも、白米食は二十歳の頃までで、その後は玄米食または分搗き米です。
話しがずれましたけど、パン食でも白パンよりは黒パンの方を好んで食べて来ましたから、若い頃からもうずっと健康食志向だったのですね。
おかげで、病弱だった子どもの頃と違って大人になってからは病気知らず、病院にも行かずに過ごして来られました。
それが玄米食と黒パンのおかげだったかどうかは、もっと年をとってみないと分かりません。

我が家では煮物の味付けに砂糖を使いません。
たいていは醤油(うすくち醤油)だけか、あるいは酒や味醂を使います。
必然的に薄味になっています。
ちなみに酒は、いわゆる料理酒ではなく純米酒を使っています。
良し悪しはともかく、余計な添加物が入っていないことが最優先。
さて今日は、忙しい私に代わって連れ合いが調理担当です。
まず、塩鱒の切り身を使って大根や豆腐などと一緒に、のっぺい汁を作りました。
それからイカ大根の煮物。
牡蠣の生姜煮と小豆カボチャ。
パンは、プンパニッケルと堅焼き黒パンです。
アレンジとして、プンパニッケルの上に牡蠣の生姜煮、カマンベールチーズをそれぞれのせてみました。
今日のメニューは、油気の少ない物になりましたのでお腹に軽く、その分パンを多目に食べました。
汁を二杯、パンはプンパニッケル2切れと堅焼き黒パン3切れ。
明日は早起きなので、あまり食べ過ぎない方がいいのです。
★元記事は<こちら>
小麦丸・スペルトバージョン
今日は、スペルト小麦の全粒粉を50%入れて、小麦丸を焼いてみました。
食感は普通小麦のものとそれほど変わりませんが、風味は絶佳。
パンごはん用に、最高でしょうね。
とりあえず試作バージョンなので、価格は同じです。
今日のパンごはん・再録
古い記事ですが、埋もれてしまって見られることも無いのが、何だかもったいないので、再録して行こうと思います。
今日は、その1です。
★2009年11月10日の記事・再編集
予定どおり、買い物に行って材料を揃えて来ました。
今日の夕食は、シチューと塩鮭の油焼きに野菜炒めを添えて、もうあと二品、それに堅焼き黒パンとピストーラという取り合わせでした。
シチューは、豚のバラ肉(ブロック)を角切りしたもの、玉ねぎ、人参、じゃがいも、しいたけ、そしてごぼうも入れました。
シチューにごぼうは、聞いたことがないと言う方が多いと思いますが、案外おいしく食べられますし、風味上も全く違和感がありません。
要は、豚汁と同じで、具を大きめに切ることと、味付けを味噌ではなくトマトペーストと塩とスパイスですると言うだけの違いです。
パン食のお供なので、汁気たっぷりになるよう、水は多目に注して煮込みます。
塩鮭の油焼きは、オリーブ油を使って焼きます。
フライパンにオリーブ油をたっぷり垂らし込んで熱し、塩鮭の切り身を並べ、蓋をして中火で焼きます。
片面が焼けたら裏返して、しいたけの薄切りを加えて、また蓋をして少し火を弱くしてしばらく焼きます。
焼き上がったら胡椒を振りかけます。
野菜炒めは、キャベツとモヤシでした。
塩と胡椒で、薄めの味付けをしています。
ここで、一つ覚えておかれると良いことは、肉や魚を柔らかく焼くにはオリーブ油を、野菜炒めをパリッと仕上げるにはゴマ油を使うことです。
マクロビオティックの陰陽論の応用です。
もう一つ、野菜の水切りは、玉ねぎが入っていたネット袋に入れて、脱水機にかけると最高です。
30秒以内で完璧です。
あと二品は、一つが大根を一晩塩漬けしたものを極薄切りしたもの。
もう一つは、サツマイモと紅玉の合わせ煮です。
ちなみに私の腹に収まったのは、シチューが二皿とご紹介した料理、そして堅焼き黒パン2切れとピストーラ2切れ。
これですっかり満腹で、大満足。
それにしても、自分で言うのも何ですが、パンがしみじみおいしいと思いました。
元記事は<こちら>