思えば、ずいぶんいろいろな事をやった・・・

私、今年は満75歳を迎えます。
長生きさせてもらっていると思います。

その分、過去の記憶は膨大なものになり、しかし小さい子どもの頃から今に至るまで、多くの出来事をはっきりと思い出すことが出来ることがとても不思議です。

記憶って、その正体は何なのでしょうね。
人の頭の中には、それまで生きて来た時間と世界が詰まっているとしか思えません。

そして過去を振り返って思うことは、ずいぶんいろいろな事をやった・・・ということです。
何でも人並みが嫌だった私、世間相場のことが出来ないくせに、妙なところで誰も知らない世界を覗いていたり・・・、まだ終わっていませんが、まあとにかく面白い人生でした。
どんな終わりに辿り着くのか、今さら何があってもOKです。

明日と明後日は、食工房の定休日。
先週もそうでしたが、またお天気が良いようなので、青空の下で農作業などしていることでしょう。

ではでは。


「紙版・飯豊の空の下から・・・」No.86 2026年2月号をご覧いただけます。

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順調に春を迎えています

今年は雪融けが早く、そしてその後は降雨が少なく、畑が水浸しになることもなく経過しています。
昨年の今頃とは、もう全く様子が違います。

加えて昨年は、電気柵を撤去しないまま大雪の下に埋れさせてしまったため、損傷した柵の復旧に2ヶ月もかかりました。

今年は、支柱は立てたままにして、3本の柵線をクリップごと地面まで下げる方法で冬を越しました。
これが大変うまく行って、雪融け直後から復旧作業も順調に捗り、もうすでにすべての圃場周りで復旧完了しています。

こうして時間的余裕が出来、且つ圃場も乾いていることから、昨年は出来なかった春の中耕に取りかかっています。
麦の育ちも順調です。

そこで今年は、自家用野菜の菜園をまたちゃんとやろうと決めて、荒起こしもやりました。

こんな風に少し先取りが出来るだけでも、農家の仕事は結果が全く違って来るのだということを思い知りましたので、これからはそれをいつも心がけて進みたいと思っています。

今年の、先ず一つの目標は、夏に自家産のとうもろこしを心行くまで堪能することです。
しっかり作付けして、そしてクマに横取りされないようしっかり守って、ちゃんと残らず口に入れたい。

畑があるだけで、他にも楽しみはいっぱいあります。

がんばります。

大情報時代、求められるリテラシー

現代は、大情報時代だと言われます。

一昔前、私が子どもの頃はと言えば、社会あるいは世界の情報を知るには、ラジオと新聞に頼るしかありませんでした。

その後、テレビの時代になりましたが、新聞、週刊誌などの紙媒体も大きな役割を果たしていました。

そして現代では、コンピューターとインターネットの普及により、情報伝達の手段は大きく変化しました。
旧時代のメディアと比較して、このインターネットを介する情報は、その量と速度において、もう全く次元が違うものになりました。

その中で一番大きなメリットは、誰もが多くの一次情報に、容易にアクセス可能だということです。

例えば、今回の日米首脳会談だと、会談の一部始終をノーカット映像で見ることが出来ます。
その後に開催された夕食会の様子、また記者会見の様子など、時間さえあればすべて見聞きすることが出来ます。

国会中継なども、衆議院、参議院ともに、国がすべて中継するチャンネルを開設していて、いつでも閲覧可能です。
過去の国会もビデオライブラリーで閲覧することが出来ます。

こうした一次情報に触れるためには、もちろん手間暇はかかります。
簡単に見つかることもあれば、一生懸命探さなければならない時もあるでしょう。

また、大量の情報の海には、大量の偽情報や悪意のある情報も存在していますから、限られた時間の中で、目指す情報に辿り着くのは難しいこともあるかも知れません。

そこで必要となるのがリテラシーです。

※リテラシーとは、もともとは「読み書き能力(識字率)」を指していましたが、現代では情報、IT、金融など、特定の知識やスキルを使いこなす能力を意味します。
特定の分野の情報を正しく理解、解釈、分析し、適切に活用する能力のことを指します。

それを高めるためには、勉強もしなくてはならないし、多くの情報に触れて視野を広げる努力もしなくてはなりません。

一方、旧メディアは、大量の一次情報を整理して、その要点を短い時間、限られた紙面で伝えてくれるのはいいのですが、どうしても角度が付いてしまうということが多いのです。

編集者、執筆者がいるということは、どんなに公平公正中立を心がけていたとしても、何らかのフィルターがかかることは避けられません。

むしろメディアは、意図的にフィルターをかけることで、各社のカラーを演出して視聴率や購読数を稼ごうとします。

また情報としては、二次情報あるいは三次情報以下になってしまいます。

そこで、一次情報に触れることは、実はメディアが伝えないことを確かめるためにも大きく役に立ちます。

この時代、やはり我々は、努力して ネットリテラシーを磨き、多くの一時情報や優れた解説に出会うことが必要不可欠になったと思う私です。

健康維持のもう一つの側面「食」

健康と体力の維持を図る上でのもう一つの手段と言うか側面、それが「食」です。
何しろ食は毎日のことであり、しかも一日3回、これが健康と体力に無関係なわけがありません。

もうさっさと結論から申し上げましょう。
栄養はたいていカロリーで評価されますが、カロリーは燃料としての側面を見ているだけで、実際には体の様々な機能や状態を制御する役割の方がむしろ重要です。

このカロリーになる部分の栄養とカロリーにはならない部分の栄養、この割合に注目してください。
健康維持を重視するのであれば、カロリー70%以下、ノンカロリー30%以上を目安にします。

カロリーの中身は、摂取量の多い方から炭水化物、タンパク質、脂肪の順です。
ノンカロリーの方の中身は、大半が繊維質、そして微量要素としてミネラルとビタミンです。

これらは数値的に推奨値があって、栄養士さんたちはそれを基に献立を考えたりするのですが、素人の私たちはその知識がないので、大ざっぱな目安で考えます。
病人でもない限り、それでいいと思っています。

私が目安としているのは、主食は穀物でご飯又はパンあるいは麺類など、副食は野菜中心ですが肉も魚も入れます。
おやつに甘いものなども食べます。
基本的に何も制限はありません。

大事なのはバランスです。
主食の穀物は、未精製のものを食べています。
玄米、全粒粉のパンが中心ですが、たまには白米も白パンもありです。

でも、体の調子から感じ取れるのは、全粒粉の沢山入っている黒パンが一番いいという実感です。

後付けで繊維質やミネラルなどを考えなくても、最初からバランス良く成分として含まれていますから。

何しろ、排せつの順調なことは、この上なく快適です。
健康は、まずはそこが最前提だと思います。

少し前から「腸活」という言葉を聞くようになりましたが、それなら黒パンの右に出るものはありません。
まず筆頭は、プンパニッケル、そして堅焼き黒パン、スペルト小麦丸です。

私が、この20余年かけて自分の体で試した結果です。
皆さまも、どうぞお試しください。
決して裏切られることはないと請け合います。

健康維持、体力維持のために

高齢者にとって日々衰えて行く体力、僅かの油断で損なわれてしまう健康、これらの課題と向き合うことを避けて通ることは出来ません。

しかし、その課題を果たして最後まで健康で年齢相応の体力を維持し続けるためには、私は、二つ重要なことがあると思っています。

まず、一つは、明確な生きようという意志を持つことです。
新しい物事に対する好奇心、人との交流を楽しむ意欲を失わないこと、そして行動することです。

二つ目は、何事も自分の頭で考えること、そして体を動かし続けることです。
世の中で起きている様々な出来事に無関心にならないこと、自分の知らない事を学ぼうとする貪欲さが大切。

そして体は、いつも動かし続けることです。
もちろん年齢相応に、過負荷にならずかと言って楽ばかりするのでもなく。
時には、ダッシュやジャンプにも挑戦することを恐れてはいけません。

大切なことは、自分の体が自分でよく把握出来ているということです。
そこには、注意力とインテリジェンスも必要です。

歳と共に衰えていく体力は仕方のないものですが、年齢を重ねた分賢くもなっているはず、衰えた体を賢く使いこなすことそれが老人力というものでしょう。

最後の最後まで、明るく笑って楽しく過ごしたい、それは可能だと思っている私です。

明日は、畑仕事

明日3/16(火)と3/17(水)の二日間、食工房は定休日となっております。
お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。

明日は、温かい晴天に恵まれるとの予報になっていますので、畑仕事に精を出そうかと思っているところです。

今日までに、麦畑の周りを電気柵で囲い終わりました。

今年は雪融けが順調に進み、降雨も少ないので水たまりになることもなく、麦も順調に成長を再開しています。

明日は、空かせてある圃場を整備して、じゃがいも、かぼちゃ、さつまいもなどを植える準備を始めようと計画しています。

野菜を育てるのは、麦などとは違って細々とまた別の手間がかかりますが、目先が変わってそれはそれで楽しいのですね。

お天道様の下、畑で汗をかくのは、私にとっては最高の楽しみです。

早起きしましょう!

さあ、もう寝ます。

福寿草まつりが始まっています

今年は雪融けが早く、暖かい日が続きましたので、もう早や福寿草が咲いています。

例年3月半ばから始まる沼の平地区の「福寿草まつり」ですが、すでに3/7から開催中です。

ただし、物産販売やそば茶屋の営業は、3/14(昨日の土曜日)から始まりました。

開催は、3/29(日)までとなっています。

詳細は、主催者のホームページをご覧になってください。<こちら>

お出かけのついでに、食工房にもお立ち寄りいただければありがたく幸いに存じます。

また近くには、昨年春に開業し、この1月から冬期休業していた「庭カフェ kashinoki」さんも、3/20より営業を再開します。

飯豊山の麓、一ノ戸川中流域めぐり、お楽しみいただけると思います。

獣害対策、周りの人たちの意識

獣害が深刻になり始めてから、すでに10年以上が経ちます。
中でも熊の出没は、生命の危険に関わりますので、対応は真剣にならざるを得ません。

しかし、つい最近までは、まわりの人たちの意識は今一つ本気では無かったのです。
と言うか、私にはそう感じられました。

それが昨年、人身被害が発生して以来、皆さんの意識に変化が起こったようです。

冬眠の季節が終わりに近づき、私がいち早くトレイルカメラを仕掛けたことを、周り皆さんは早々に気づいていました。
そして、チェックに回る私を見つけると、「クマは出たか?」と聞くのです。

どなたも、一方ならぬ関心を持っていることが伝わって来るのですね。
否、これはとてもいいことです。
皆さんの関心が高くなれば、それだけ対策も進みますから。

今年は雪融けが早く、もうあたりには雪がありませんから、電気柵の復旧がどんどん進んでいます。
我が中島の圃場は、二つのエリアのうちの一つが、設置完了しました。
高野の圃場も、さらにその前に完了しています。
イノシシが出没して、あちらこちらに掘り跡が見られるようになっていましたので、何とか対策が間に合ったかというところです。

ちなみにクマは、まだ現れません。
例年なら、春の早いうちに一度出て来るのですが、今年はいつになるでしょうか。
その後出没の本番は、一つは5月から6月にかけて、それから9月から11月にかけてです。

今年は、刈り払いの範囲をさらに広げる予定です。
一部の柿の木や栗の木の伐採も計画しています。
まわりの方々の意識が追い付いて来ましたので、より積極的にご協力いただけるのではないかと期待しています。

震災15年

あの東日本大震災から、15年経ちました。
今日3/11は、その日でありました。
あの時の長い長い揺れと、テレビに流れ続けた津波の映像は、今でも忘れることは出来ません。

そしてその後、すぐに心配になったのが福島原子力発電所の状況でした。
その後数日の間に、ほとんど最悪の事態に至った原発事故でしたが、当時の政府対応は延々と「ただちに健康に大きな影響はありません。」を繰り返すのみ。

100億円もかけて整備した緊急時環境線量情報予測システム”SPEEDI”の情報も当初は公開されず、不正確な放射能拡散情報を基に誤った避難誘導が行われ、多くの人々が無用な被爆に晒されました。

思い出すたびに腹が立つのを禁じ得ませんが、さらにその後、多くの有識者や政治家などが福島の危機的現状を意図的に誇張して伝えたことで、謂れのない風評被害が長い間私たち福島県民を苦しめました。

私たちも、この初めての経験に対し、遅れ馳せながらも一生懸命勉強し、線量計を入手し、全く手探りの対応に明け暮れていました。

15年経った今、改めて思っていることは、放射能の害というものは、もっと冷静に受け止めるべきではなかったかということです。

例えば、年間1㎜㏜という被ばく量は、どの程度危険なのか、否それほどでもないのか、食品の100Bq/kg以下という基準は本当に妥当かなどなど、それらにより実際にどの程度の健康被害があったのか無かったのか、詳細な検証が待たれますが、私の肌感覚としては、言われるほど深刻なものではないのではないかと受け止めています。

「福島の復興なくして・・・」と歴代の総理大臣は口を揃えて言いますが、そのスピードがいつまでも遅いのは、放射能に対する認識が厳し過ぎることが理由の一つになっていると思います。

もうここらで、放射能の呪縛から解放されてもいいのではないか、そんなことを思う今日の私です。

静観あるのみ

国内政治、国際情勢、いずれも大きく激しく動いています。

私個人の立場を申し上げるなら、国内的には、高市政権への期待は変わりません。
今行われている国会の中身については、いろいろ感想はありますが、今月が終わるまでは何も申し上げません。

一方、国際情勢は、中東情勢が気にかかりますが、今は見守るだけです。
と言うか、それしか他に出来ることがありません。

ウクライナのことも、もちろん気にかけていますが、もう4年も経ってしまいました。
あと一息でロシアは倒れる状況だと思うのですが、支援する国々の思い切りが今一つ足りないように思えます。
個人的にささやかな支援をしつつ、これも見守るしかありません。

そうこうしているうちに、我が日本にも火をつける勢力が動き出すかも知れません。

こちらも注意を払いつつ、静かに見守っていましょう。
何もかも、今は静観あるのみです。