一生を健康であるために、どうすれば良いか、何をすべきか、何が出来るか・・・、老年期に差しかかった私の世代の者にとって、これは最も重要な人生のテーマではないかと思います。
60代前半は、まだまだ老年期の入口ですが、これからあと何年生きられるだろうかを考える時期でもあります。
もう時間は無制限ではない、与えられた時間を有意義にそして健康に過ごすことは、誰にとってもそうありたいと願う理想ではないでしょうか。
実際には、病気もするし怪我もするかも知れません。
それでも、いつも思うことですが、日頃の心がけとして、病気や怪我をしないように気を付けることは、決して無駄なことではないはずです。
高名なアニメ作家、宮崎駿さんのインタビュー記事を読んだことがありますが、その中で「毎朝2時間を体操など自分の体のために使わないと仕事に出る気力がなくなって来た。」と仰っているのですね。
私も最近の実感として、朝起きてすぐに仕事は厳しいです。
私の場合は、ウォーミングアップのために小一時間は必要です。
否、無理に仕事することは出来るかも知れないけれど、それは良い結果を生まないと分かるのです。
第一に、集中力の欠如からミスを誘う。
第二に、体がシャキシャキ動かないので、作業が捗らない。
否それより何より、朝一番に時間をかけて爽快な気分を味わうところまで体のメンテナンスをしてから一日を始めると、その日一日ずっと気分が良いのです。
これは、とても大切なことだと思っています。
一生を健康であるために、それはまず初めの一歩ではないかと。
若い頃は、こんなこと考えもしませんでした。
もっと体を鍛えていれば良かったと、少し後悔もしているのです。
食べ物のことには、ちよっとこだわり過ぎるくらいいろいろやったのですが・・・。
それは、車の片輪でしかないということに気が付いていませんでした。
ま、これから死ぬまで、あと何年か分かりませんが、少しはうまくやれそうだと思っている私です。
この次は、食べ物の話でもしましょうか。