今日は、麦畑見学会のはずでしたが、参加のお申し込みがありませんでしたので、一人で麦畑の様子を見て来ました。
先ずは、先日下見に行けなかった沼ノ平地区へ。
今日は、「棚田の桜ウオーク」イベントが開催中で、大勢の参加者でにぎわっていました。
それをよそ目に見ながら、圃場へと急ぎました。
実は、生育を楽しみにしていたのですが、結果は悲惨でした。
そもそも発芽が悪かったのか、それとも雪融けの頃に水溜りになって根腐れを起こしたか、原因ははっきりしませんが、全く一かけらも生えていない圃場がありました。
出ている部分も雑草に負けて、このままではモノになりません。
難しい・・・のですね。
一方、千咲原の渡辺圃場のライ麦は、先日下見に来た時からまだ4日ですが、緑の筋の厚みが増したように見えました。
近づいて見ると、すでに丈が伸び始めていてました。
これから追肥と中耕を施すそうなので、その後は一層勢いを増して育って来ると思います。
大江さんの小麦は、まず申し分ありませんので、今日は省略。
で、我が食工房畑のライ麦、自慢じゃありませんが、一番しっかり育っています。
夕方、追肥を施して途中まで中耕しました。
こうして見ると、麦は米よりずっと難しい作物なのかも知れません。
この後の収穫期のお天気次第で、すべての苦労が水の泡ってこともあり得ますし・・・。
乾燥や脱穀も骨が折れますから。
皆さま、「一粒の麦からパンへ・・・」その道のりの長さを、どうぞご想像ください。
次は穂が出た頃に、また見学会を催したいと思っています。
中村さん、コメントありがとうございました。
お返事が遅れてしまいましたが、麦畑のご報告ご覧いただいたとおり沼ノ平の圃場が悲惨な状況で、写真を載せるのはあまりにもお気の毒な気がして、一番ましな一枚だけにしました。
確かに麦は難しいです。
片手間では、絶対に上手く行きません。
米に対して裏作という言い方に、ちよっと違和感を持ってしまう私です。
この次穂が出る頃、ぜひご参加ください。
麦を育てるのは、大変な作業なんですね。何気なく食べているけれど、この麦1本1本が育って、パンになるんだな、と改めて思いました。麦の穂を見たことがないので、次回は行けるといいなと思います。