熊の話しですよ。
先日このあたりに出没した熊さんは、何を目当てにやって来たのか?
どこの畑のアスパラの実を食ったのか?
この地内の畑を見回って見ましたが、そもそも実がなっていないのがほとんどで、一部実が成っている所も荒らされた様子はありません。
多分・・・ですが、ここからは離れた白子地区の山の中の畑で以前アスパラを沢山作付けしていた圃場がありますので、そこじゃないか・・・?という観測です。(行って見て来ないと分かりませんが。)
それなら、どうして家のすぐ裏までやって来たのか・・・?
ちょっと考えた後、タラッと冷や汗がでました。
先日、処分するつもりの余って古くなった酵母種を、一時外に出しておいたのでした。
熊は、米ぬかを発酵させて作ったボカシ肥料が大好物で被害も多数、基本的に似たような発酵プロセスのパン酵母種は、さらに強力に熊を誘うにおいなのですね。
そうか、前々から食工房は目を付けられていたんだ!
前は、犬がいたから近寄れなかったんだなぁ・・・。
犬が亡くなって間もなく二年、昨年老練な雄熊が打ち取られて縄張りが空いたし、そこへ新規参入の好奇心いっぱいの小熊が登場です。
地元のこのエリアの生まれですから、いつも食工房の酵母のにおいを遠くに嗅いでいたかも知れません。
もっと自覚しなくちゃいけませんでした。
早速、センサーライトの位置を変えました。
それから余った酵母種は、焼いてから処分することに。
あと、熊は自分の縄張りを見回りながら捕食行動をしているのですが、大体一巡するのに10日くらいかかる広さを守備しているらしいです。
ですから、この次このあたりにやって来るのは、9月10日前くらいでしょうか。
二三日前から、特別警戒態勢で臨みます。
そして地域の方々とも、情報共有のために、頻繁に熊の話しをするようにしなくては・・・。
呑気に構えているわけには行かない田舎暮らしです。