月別アーカイブ: 2017年1月

明るい日差しに、春を感じます。

飯豊の空の下から・・・

冷たい風と風に舞う雪、でも日差しは明るい!

冬の会津は、すっきり晴れることは少なくて、たいていは曇り空に雪が舞うことが多いのです。
でも1月も終わりの今日、冷たい風に雪が舞っていましたが、それでも明るい日差しに春を感じました。

雪囲いで薄暗くなっている家の中にばかりいると、息が詰まってしまいますが、外に出れば日差しの明るさに心の中まで晴々と明るくなります。
寒いけれど、気持ちの良い一日でした。


オンラインストア で、ポストカードを発売

以前から、ご好評いただいている、連れ合いの真知子のイラストのポストカードを、オンラインストア で購入していただけるようにします。

少し前まで、「ドコノモリのみせ」という別サイトを作って販売していましたが、パンや焼き菓子と同じ会計で決済出来ず、送料も二本立てになっていかにも不親切と言わざるを得ませんでした。
正直ご利用はほとんどありませんでした。
当然と言えば、当然ですね・・・。
最初からもっと融通を利かせて、パンや焼き菓子と一緒に売れば良かったのです。

今度から、一緒にご購入いただけます。
送料も、ポストカードだけの時は、枚数に関わりなく全国一律80円です。
パンや焼き菓子と一緒の時は、同梱してお送りしますので、ポストカードの分の送料はかかりません。

これから、次々アイテムを追加して行きますので、どうぞよろしくお願いいたします。
この後、レターパッドも売り出す予定です。

ムーミンとプーニャ

ムーミンとプーニャ

「ねえムーミン、どうしたの・・・。」プーニャが声をかけています。


ムーミンとプーニャ

道が一本あれば、どんどん広がる想像力。
楽しいですねぇ。愉快ですねぇ。


ムーミンとプーニャ

木の葉の上にはウットリさんが、まるで最初からそこにいたかのように見えます。


ムーミンとプーニャ

小さな手が、次々とお話を生み出します。


ムーミンとプーニャ

手近にあるものを総動員して、どんどんイメージは膨らんでいきます。


ムーミンとプーニャ

本当にピッタリ、しっくりとはまってしまいます。

今日は、ご常連のお客さまがかわいい息子さんと一緒に来てくださいました。

この息子さんは、生まれたばかりの頃から間もなく二歳になる最近までずっと何度も何度もいらして、その度に食工房においてある手づくりのお人形や小物に触って遊びました。

この頃ムーミンの絵本がお気に入りだと聞きましたので、家にあった絵本を出してあげたところ、絵本の上にちょうどいい大きさの人形たちをおいてお話を作って遊び始めました。

この人形や小物たちは、いずれも食工房のお客さまであり私たちの親しい友人でもある方々が、折々にプレゼントしてくださったものです。
うちのカミさんの創作したドコノモリのお話の中に登場するプーニャとボーニャもいます。

それがまた、ムーミンとあまりにもしっくり馴染むものですから、皆、思わず微笑んでしまいます。
ムーミンがいる森の中は、そのままドコノモリみたいです。

羊毛で出来ている、それはそれは小さな動物たちも、絵本の中にすっぽりと入り込んでしまって、そのままおさまってしまうのじゃないかと思うほどです。

楽しくて楽しくて、時間を忘れて夢中で遊ぶ息子さん。
夕方が近づく頃になって、お母さんにうながされて、やっと帰って行きました。
また、遊ぼうね!

デジタル一眼レフ、一ヶ月

オーブン

黒光りするハンドル

オークションで落としたPENTAX K20Dを使い始めて、間もなく一ヶ月になります。

やっと手に入ったデジタル一眼レフということもあり、シャッターを押す回数はこれまでとは比較にならないほど多くなりました。
デジタルカメラは、フィルム代や現像代を気にする必要はありませんし、2000円前後の小さなメモリーカードに、高精度のRawデータを3000枚分も保存出来ます。
電池も、ストロボを使用しつつも、まだ一度も要充電になりません。
とても経済的です。
この一ヶ月ほどの間に、3000ショット以上はシャッターを押しています。

デジタルカメラの一番いいところは、すぐに結果を見られることです。
カメラの背面の液晶パネルでもOKですが、より詳細にチェックしたい時は、すぐにメモリーカードを取り出してPCに読み込ませ、大きな画面でモニターすることが出来ます。
ピントの具合や露出の過不足などがすぐに判断出来ますから、それを基に撮り直しも速攻で出来ます。

難しい反射光を利用した外付けストロボ撮影なども、設定を変えながらどんどん試せるので、そんなにしないうちに的確な設定の勘所を掴めます。
撮影の技術的なレベルは、誰でもすぐに上達して行くと思います。

上記のようなメリットが生きるためにも一眼レフは必須です。
この点K20Dは、同じ一眼レフでもミラーレスとは違い光学式ファインダーを備えていますので、より直感的なフレーミングとピント合わせが可能です。

デジタル一眼レフ市場では、キャノンやニコンの方が断然評価が高いのですが、PENTAXも一部のファンの熱愛に支えられて相変わらず健在です。
会社自体はとっくにRICKOHに買収されてしまっているのですが、今でもカメラの本体にはPENTAXのロゴが刻まれています。

K20Dは、PENTAXのデジタル一眼レフの中でも、良く出来た製品だと思います。
もちろん現在は後継機種が次々と出て来て、機能面では見劣りする部分もあるわけですが、撮影画像の表現力では今でも十分通用するものがあると、専らの評価です。

PENTAXの良い点1つとして、レンズのマウントがずっと変わっていないということが上げられます。
つまり、昔のレンズも使えるということですね。

たまたまPENTAXのレンズを持っていた私としては、PENTAX以外選択肢はありませんでしたし、何と言うかPENTAX Loveなんですね、私。
子どもの頃、親が最初に買ったカメラがPENTAXでしたから。

そんなわけでK20D、私にとっては、必要な用途に合っていて、且つこれ以上高望みはしないと納得出来るカメラだったと思っています。
壊れるまで使ったら、また次があるってことですね。

たまねぎパン

たまねぎパン

焼いている最中、オニオングラタンの匂いが漂う、そんなパンです。


たまねぎパン

たまねぎパン 1個 320円


たまねぎパン

駅カフェの店長おすすめの食べ方
焼きベーコンとチーズをのせてオーブントースターで2、3分トーストします。
曰く「食べるオニオングラタンスープ」

食工房のパンも焼き菓子も、どちらかと言えば個性的なものが多いのですが、中でもたまねぎパンは揮っていると自任しています。

たまねぎパンを開発した時、そのコンセプトは「ありそうでない。」でした。
もう一つ、たまねぎの存在感と言うか「入ってる感」を最大限出したいということもありました。

開発時の苦労話も、いろいろあるのですが・・・。
今日お伝えしたいのは、小さな工夫でいっそうおいしくなったことです。

否、実際のところ大したことはしていません。
生地をこねる時の水分量を変えただけです。
あと一つ、酵母の方は以前よりも断然いい状態で生地になっています。

一番変わったのは、食感だと思います。
でも、食感が変わると、風味まで変わって来るから不思議です。

たまねぎパンは、焼けて行く時たまねぎから水分が出ますので、しっとりとした食感になるのですが、悪くするとベチャっとした水っぽさが残ってしまいます。
「しっとりで尚且つサクッと感もある。」そんな食感を実現したい!

ポイントは、焼き上げの時勢い良く膨らむことです。
生地のやわらかさ、酵母の活力、そして最適な釜入れのタイミング、熱のかけ方、すべてが関わって来ます。

ベストポイントは、とても狭い範囲にあります。
それらを、以前よりはうまく押さえられるようになったということでしょうか。

たまねぎパン、改めてお試しください。

目まぐるしく変わるお天気


そば粉マフィン

そばマフィン 山都と言えば蕎麦が有名

このところ目まぐるしくお天気が変わります。
今夜も、これから前線通過で荒れるようです。

でも、明日の朝にはもう高気圧が張り出して来て急速にお天気は回復。
その後にはまた低気圧のかたまりが控えているという状態です。
ま、このようにお天気の変化が早いということは、雪が降っても長い時間は続かないということですから、気が楽と言えば楽です。

明日もまたパン焼きの予定で、酵母の調整にかかっています。
と言っても、このところは娘たちの働きの方が大きくて、私は配達だったり、除雪だったり、主要な作業から外れることも少なくありません。

ただし、3時起きの早朝業務だけは、私が買って出ています。
そのくらいはやらないと、申し訳ありませんから。

明日も、おいしいパンが焼けることと思います。
皆さまのご来店、心よりお待ちしております。

雪下ろし

定休日二日目、今日はコーヒー焙煎と明日のパン焼きのための仕込み作業で忙しいスケジュールのはずでしたが、屋根の雪がどうしても気になり、午後の半分2時間ほどを雪下ろしに充てました。

今朝も20cmほどの積雪があり、屋根のダキの部分は大きく盛り上がって、一体どれほどの重さなのか想像も付きません。
そして明日はいいとしても、明後日には雨の予報が出ていました。

この雪が雨水を吸ったら、さらに重くなります。
つぶれてからでは遅いですから、ここは何としてもカサを減らしておくしかありません。

準備は出来ていましたので、午後の3時のお茶の後、迷わず屋根に上がりました。
実際作業してみて分かりましたが、雪の厚みは1.2m以上あり、下の方は氷の板になっていました。

今日は、この氷の底に達する少し手前まで取り除きました。
2時間余りがんばってそろそろ日も暮れかかる頃、作業を終えて下に降りました。
今夕食の後、一気に緊張がほぐれて、さすがにクタクタです。
本当は写真も撮ろうと思って、ポケットにコンデジを入れていたのですが、思い出す暇もありませんでした。

この後は、最後の酵母の調整をして、早めに床に就くことにします。
ではでは。


コーヒー豆・今週の焙煎

食工房の自家焙煎コーヒー

1月25日焙煎

ありがたい晴れ間

飯豊の空の下から・・・

この屋根の雪も、日差しのおかげで午後までに落ちました。

定休日の今日、朝一番に外を見ると明るい日差しが雪に反射してまぶしかったです。
日の出がずいぶん早くなって来ています。

予報ではずっと雪だったはずですが、けっこう止み間があって、青空を見ることも出来ました。
雪を片付けるのには、ありがたい晴れ間です。

今日は時間に制約がないので、ゆっくりと雪の感触を味わいながら、途中でコーヒータイムをしながら、楽しく体を動かすことが出来ました。
屋根のダキの部分に溜まった雪が、かなりの量になって来ましたので、いつでも上に上がれるように足場も仕上げました。

ほど良く疲れたところで3時のお茶となり、その後は”Paul Simon,Graceland:The African Concert”の動画を見て過ごしました。
何度見ても良くて、南アフリカの国歌”NKosi Sikeleli Africa”の大合唱では、どうしても目頭が熱くなってしまいます。
でも、YouTubeの動画は、各シーンがバラバラで画質も今一つなので、いつか元の映像を見たいと願っています。



「駅すぱモール」のご案内

乗り換え案内サービス「駅すぱあと」と言えば、ご存じの方はもちろんご利用中の方もいらっしゃると思います。

このサービスを開発・運営しているヴァル研究所が、乗り換えの情報の提供だけではなく、もっと”駅すぱあと”としてできることがあるはずという想いから、名産品など地域に根ざした日々の暮らしを支えている”いいもの”を全国へとお届けしようと誕生させたのが「駅すぱモール」です。

その「駅すぱモール」立ち上げ当初に、いつもお世話になっている七日町「駅カフェ」さんつながりでお声をかけていただきました。
実は、昨年夏からすでにスタートしていて、もっと早くに皆さまにご紹介すれば良かったのですが、出品数が3品目のみだったので、少し様子を見てからと思っていました。

この度、駅スパモール主導で「スィーツ系商品・送料無料キャンペーン」を実施していますので、皆さまにもご紹介申し上げる次第です。
期間中は、送料がかからずにご購入いただけます。

今後、より良いサービスの形態を模索しながら、次々と進化していくはずですので、どうぞよろしくお願いいたします。

なお、右側サイドバー部分にリンクバナーを設置しましたので、ご利用ください。

また雪になっています

毎度申し上げますが、今日は食工房の営業の一週間の終わりです。
明日と明後日は、定休日となっております。
お間違えのございませんように。

私にとっては、今夜は週末の夜です。
ゆっくりコタツで暖まりながら、テレビでも見ようかな・・・。

外は、ただ今降りしきる雪となっています。
時間を追って、ずんずんカサが上がっています。
明日の朝には、何センチになっているでしょうか。
ここ何日かぶりの大雪です。

今日は日中も、ずっと断続的に雪が降っていました。
こんな空模様ですから、店は開店休業状態。

品切れになっているクッキー類の製造に精を出しました。
今日までに、在庫切れは2品目となりました。

通信の発送も済みましたし、ちょっと一息つかせていただきましょう。

ではでは。

紙版・飯豊の空の下から・・・ 2017.01

食工房の月々のお知らせを兼ねて発行している、「紙版・飯豊の空の下から・・・ 」2017年1月の号が出来ました。
インターネットでは、pdfファイルでご覧いただけます。
また印刷したものを、店頭にて差し上げています。
その他、郵送にてお送りしています。

このブログの記事の下の方に、リンクバナーを貼ってありますので、そこをクリックしていただければ、別画面でpdfファイルが開きます。
お手元のプリンターで印刷することも出来ます。
ご覧いただければ、ありがたく幸いに存じます。

今夜はこれから、印刷したものを封筒に入れて、郵送の準備をします。
個人宛がほとんどですが、お店や事業所宛に数十部まとめて送っているところもあります。
手渡しの分と合わせて、何だかんだで毎号300部以上は印刷しています。

そこでこのコストをどう考えるかですが、私たちにとっては楽しみの部分も大きいので、損得はどうでもいいことです。
旅行に出かけたり、おいしいものを食べに行ったり、何かお気に入りのものを買ったりするのと同じです。

少なからず皆さまに喜んでいただいている部分もありますので、その分はプラスです。
これからも、続けて行くことは間違いありませんので、どうぞよろしくお願いいたします。

ラードを使う

ラード

いやな臭いは全くありません。
ラードって、意外にあっさりしています。


ラードパン

とりあえず余り生地のバタールの形にして焼いてみました。
焼き色は、こちらの方がむしろおいしそう!


ラードパン

焼き色がきれい、皮がすごく香ばしくてパリパリ、中はやわらかモチモチ。
これって、パンの理想形です。

少し前から興味があった素材ラードを、今日初めてパンに使ってみました。

それよりずっと以前は、動物性油脂は健康に良くない食材だからと、敬遠していました。

しかし、パンを主食とする食文化の中では、ラードはとても重要な位置にあって、パン生地の中に練り込むこともあれば、バターのようにそのまま塗って食べたり、あるいは細かく擦り潰した肉やその他の材料と一緒にパテにしてパン食の伴として供したり、使い道も実に様々です。

実際のところ、動物性脂肪だからと言って、そんなに体に悪いの・・・?
実は、いつの頃からか、疑問に思っていました。

見直すことになったきっかけは、地元で自然卵養鶏をしている農家さん(浅見さんと言えば、ご存じの方は多いはず。)が、豚を飼い始めたことでした。
飼料の足しになるのではないかと思い、売れ残りのパンを差し上げて与えてもらったところ、ものすごく好んで食べるとのこと。
何とも贅沢な豚君ですが、健康度は申し分ないということですね。

お礼にお肉を分けていただきましたが、ラードは使いませんかとのご提案に、そうだった!と膝を打ちました。
すぐにお願いして、届けていただきました。
それを今日初めて、パンに使ってみたというわけです。

初めての試作ですから、どのくらい入れたらいいのかレシピも色々で迷いましたが、先ずは無難なところからと、生地量の3%を余ったパン生地に練り込んで焼いてみました。
ラードを練り込んでいく間は、ラードの肉を思わせるにおいがしていましたが、こね上がって発酵が進むと、何ともうまそうな甘い香りになっていました。

焼き上がると、香ばしさがプラスされてさらにうまそうな香りが鼻を突きました。
焼き立てを食べてみましたが、うまい!ではありませんか。
いやな臭いも味も、そんなものは全くありません。
うーん・・・、これはイケるかも知れません。

ラード入りのパン、試作を重ねます。
いいものが出来ると思います。

ご来店いただければ、第一作を試食していただけます。

浅見さんにも差し上げて、その気になっていただきましょう。

ラードが、優れた食材だということ、追々ご紹介いたします。


新しい関連記事があります。

穏やかな一日、三々五々ご来店感謝/ラード入りパンの試作成功

ラードを使うことの難しさ