先日のことです。
うちのカミさんが、茨城の実家に出かけた折に、今日本でも有名なパンの街と謳われているつくば市のパン屋さん巡りをして来ました。
そして、いくつかサンプル購入して持って帰って来ましたので、それを試食したというお話しです。
今回は、行列が出来るような有名店のものでした。
どれもそれぞれにおいしかったのですが、食工房のパンも一緒に食べていると、やっぱりうちのパンがいいね・・・となってしまうのですね。
ただ単に食べ慣れていて安心だというだけのことなのかも知れませんが、何かが違うんだよな・・・ということになって、一体何だろう・・・と考えているうちに、それぞれのパン屋さんはどんな粉を使っているのだろう・・・ということになりました。
どんな粉・・・ということは、つまりどんな小麦・・・ということですね。
どんな畑で穫れた、何という品種の小麦なのか・・・、そこまで把握して粉を選んでいるでしょうか。
いるかも知れないし、いないかも知れません。
ライ麦を使ったパンもありましたので、ではそのライ麦は・・・と考えていくと、食工房は可能な限り自前で調達しようとしています。
そこら辺の違いなのだろうなと思い当たった次第です。
タイトルに謳った「パンは、畑から・・・」の本意は、「パンは、実は麦畑から出来るんだよ!」ということを言いたかったのです。
ちょっと自画自賛のお話しになって恥ずかしいのですが、自分でも実際に麦を植えて研究を絶やさないパン屋は、そうザラにはいないと自負しています。