月別アーカイブ: 2017年10月

明日もパンを焼きますよ

今日も仕込みをしています。
酵母の調整に不備が無いよう、注意を払っています。

何度やっても、何十年やっても、おそらくこの緊張感を無くすることは出来ないでしょう。
おいしいパンが焼けるよう、がんばります。

台風の接近で、これから数日間お天気はよろしくないようです。
ご来店をお誘いするのも、ためらわれる状況ではありますが、様子を見ながらお訪ねいただければありがたく幸いに存じます。
お時間がある方には、コーヒーサービスもいたします。

明日の朝が早いので、本日はこのへんで。

台風が心配です

多分、一番東寄りの進路を予想しているのが、アメリカ軍の情報です。
画像クリックで拡大表示します。

今頃になって台風接近です。
それも強力なやつがやって来るようです。

福島に来る頃には、そこそこ弱まっているかも知れませんが、郷里の高知あたりは直撃されたら大変です。
折しも日本列島には、秋雨前線が停滞していますし・・・。
いやですねぇ・・・。

稲刈りは、ほとんど終わっているから、まだいいのでしょうか?
でも、りんごなどは収穫期ですからね。
少しでも東に逸れて、被害が少なく済むことを祈ります。

今度の選挙の投票率にも影響がありそうだとか・・・。
どうなるんでしょうか。
雨が降っても、嵐が吹いても、私は投票には行きますが。

コーヒー豆、入荷情報

通信「紙版・飯豊の空の下から・・・」でお知らせしました通り、3つの銘柄が入荷しています。
いずれも過去に販売実績がありますので、新入荷ではなく再入荷ということではありますが、改めてご案内申し上げます。

まず一つ目はブラジルから、バージングランデ農園産・樹上完熟スーパーボイアが入荷。

スーパーボイアとは、樹上にて完熟したものの中の大粒の実だけを選別したもののことです。
大粒であることは、養分をたっぷり吸収して生育したことを物語っており、種子としての健全性も申し分ありません。

もちろん、お味にも大きく影響が及んでおり、甘みを含んだ芳醇な風味はスーパーボイアだけのものです。
精製はナチュラルで、完熟の甘みを損なっていません。

二つ目は、カリブ海の島国ハイチから、CMIAマールブランシュです。

こちらは単一農園ではなく、生産組合の名称を冠した銘柄です。
胸の奥まで吸い込みたくなる素晴らしいロースト香、ほど良い苦みとフルーティーな酸味そしてかすかな甘み、バランスが良くしかもすべてに満足度の高いこのコーヒーは、隣国であるジャマイカの彼のブルーマウンテンを想わせます。
ちなみにこのマールブランシュ、コーヒーの木の品種がブルーマウンテンと同じティピカです。

最後三つ目はエチオピアから、お馴染みのイルガチェフェG-1 ナチュラルが入荷。

この豆の一番の特長は、ナチュラル特有の微妙な雑味が功を奏して、トロピカルフルーツのような甘い香りを生んでいること。
また酸味にも特長があり、レモンのような・・・と喩えられます。
木の品種は、この地域の在来種です。

苦みはやわらかく、酸味はレモンのよう、そしてこのコーヒーに特有の甘い香り、どなたが召し上がってもすぐにそれと判ります。

さてこの三つの銘柄、どれを取っても外れはありません。
コーヒーの楽しみと満足を、十分過ぎるほど与えてくれます。

食工房では、この三つをブレンドし、さらにマラウイMIXフルシティーローストを加えて、新レシピ最強のおいしいブレンドを作りました。

身内で何度かテストを繰り返していますが、飲むたびに新たな旨さを発見しています。
まず当分の間、食工房でこれを超えるブレンドはあり得ないかも知れません。

これら三つの銘柄とブレンドは、店頭にてあるいは通販にてご購入いただけます。
また食工房オンラインストアでもご購入いただけます。

ご不明な点は、いつでもお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ、ご注文をお待ちしております。

宮月圃場

飯豊の空の下から・・・

圃場は、こんな景色を眺める場所にありました。
ここは、只見川と阿賀川の合流点の近く、ダム湖の畔です。


食工房

宮月圃場全景


食工房

河川敷を開墾して圃場にしています。


食工房

中の2列がスペルト小麦、左3列がデュラム小麦、右数列は福島県の奨励品種ユキチカラです。

地元喜多方市山都町の農家さんの圃場に、お願いしたスペルト小麦他の芽が出たとのことで、早速様子を見に行ってきました。

そこは、宮月という美しい名称をいただく集落で、只見川と阿賀川の合流点に位置する場所です。
新郷ダムのダム湖の中ほどに当たり、静かな水面を間近に眺める素晴らしいロケーションです。
写真を撮ったりしている間にも、時々カワセミが川に飛び込む音が聞こえて来るような、そんな場所なのです。

ここでは、4種類の小麦が作付けされています。
そのうち3種類は食工房でお願いしたものです。
南部小麦、スペルト小麦、デュラム小麦です。
あと一種類は、福島県の奨励品種ユキチカラです。

小麦に関して、すでに経験豊富な農家さんなので、来年の収穫期が今から楽しみです。
麦秋の頃のこの場所の眺めを想像するだけで、何だかワクワクして来ますね。

今日は久しぶりの晴天の下、蕎麦刈りも進んだようです。
店の前の畑も、無事作業が終わったようです。

家の畑では、白菜と大根が生育中。
これも久しぶりに、夕方のひと時、私は畑で草取りをしました。

遡って午前中は、埼玉県より友人一家が旅の途中に立ち寄ってくれて、楽しい歓談のひと時を過ごしていました。

というわけで、満足、満足の休日でした。

冷たい風そして雨

今日は、寒い一日でした。
吹く風は冷たく、もう早や秋も終わりか・・・と思わせるほど。
夕方には、雨も降り出しました。

この夏以降、本当に雨が多いと感じます。
8月は、雨続きで日照不足と低温でした。
9月も、台風の影響もありましたし、今月も雨がちです。

このあたりでは、蕎麦を作付けしたところが多く、開花の頃は喜んだものですが、収穫期を迎えた今、雨が多くて作業がはかどらず、刈り遅れも最早限界を過ぎたのではないかと思える状況です。
畑一面、雨に濡れ地に伏すように倒れている光景は、全く気の毒と言うか見るに堪えません。

そう言えば、おばあちゃんたちの小豆も、出て来ませんね。
明日にも、直接確かめてみようと思っています。

食工房は、明日と明後日の二日間、定休日休業となっております。
お間違えのございませんように。

本日も、ご来店御礼

紙版・飯豊の空の下から・・・

折り作業は、自分でやります。
少しでもコストダウンしないと・・・。

今日は、雨こそ降りませんでしたが思っていたよりも気温が低く、外出の気分も今一つではないかと思われましたが、それでもほぼ終日三々五々ご来店のお客さまが続きました。

まことにうれしくありがたく、ご来店くださいました皆さま方には、改めてこの場を借りて厚く御礼申し上げます。

ところで、ご来店の皆さまにはいつも食工房の広報「紙版・飯豊の空の下から・・・ 」を差し上げておりますが、今回はプリンターの不調で紙面の状態の悪いものをお渡しせざるを得ない状況がありました。

結局プリンターを買い替えましたので、その後最低枚数はプリントアウトしましたが、今日の夕方、待っていた外注プリントが届きました。

結果から申し上げると、やはり「餅は餅屋」のことわざ通り、本職の仕事は完璧でした。
それは、お金をいただく仕事ですから、当然と言えば当然ですが、それにしても紙質、印刷品質、いずれも十分過ぎるグレード、それでこんな価格でいいの?と思ってしまいます。

来月以降、各種印刷物は、特別急ぐものを除いて、すべて外注しかないですね。
今回、全く目を剥かれてしまった私でした。

ご来店、お待ちしております

今日は、曇りながら時々薄日もさし風も無い穏やかなお天気でした。

午後でしたが、食工房の自家焙煎コーヒー豆を使っていただいているカフェ「茶房・千」さんから急なご注文をいただき、コーヒー豆を届けに行きました。

街中は、ものすごい人出でしたね。
大、大盛況のようでした。

おかげさまで食工房にも、お回りくださった方が少なからずありました。
本日のご来店に対し、改めてこの場を借りて御礼申し上げたいと思います。

さて明日も、本日同様お天気にも恵まれそうです。
ぜひぜひ、多くの方に山都のそばを召し上がっていただきたい!
どうぞ、「新そば祭り」へお出でください。

そして、またまた申し上げますが、食工房へも・・・。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

山都町新そばまつり

画像クリックで詳細をご覧いただけます。

明日10月14日(土)と明後日10月15日(日)の二日間、我が山都町の街中「みちくさ通り」にて、数えて34回目となる新そばまつりが開催されます。

町内外より10軒のそば店が軒を並べて、自慢の味を競います。
まず、どこのお店を選んでも外れはありません。
皆、秀逸、おいしいです。
そば好きの方なら、もう間違いなく満足していただけます。

通りには、カフェやスィーツのお店もあります。
多くの皆さまのお出でをお待ちしています。

★喜多方市のホームページの案内は<こちら>

そして、せっかくいらしたおついでに、ちょっと足をのばして食工房にもお立ち寄りいただければ、大変ありがたく幸いに存じます。

皆さまのお越しを、心よりお待ちしております。


みちくさ通りと食工房の地理案内図


再録・今日のパンごはん・その5

2009年11月14日の記事・再編集


パンごはん

キーマ・ダルカリーセット
ちょっと見た目には、ボリュームが足りない感じですが、ナンは一人一枚は多過ぎで、
ロールパンがお腹に入りません。

今日は、鶏の挽き肉とひよこ豆とレンズ豆を使って、カリーソースを造りました。
キーマ・ダルカリーと言うことになるのでしょうか。
レシピは、私のオリジナルです。
調理人は、今日も連れ合いです。
夏が始まる前に、玉ねぎを大量に炒めてソースベースを造り、冷凍保存しておいたものがまだ残っていましたので、それを使って割合簡単に出来ました。
このカリーソースの造り方は、過去記事がありますので良かったらご参考に。
<参照>

パンごはん

栄養価のギッチリ詰まったソースです。


パンごはん

パンのように膨らんでいないので、これ一枚で食パン2枚分と同じです。


パンごはん

プレーンロールのバタートースト。

カリーソースにはどうしてもナンが欲しいところ、これだけは売れ残りがありませんでしたので、今日焼いたものです。
表面にバターをかけてあります。
熱いうちに食べると最高です。
他にどんなパンが合うかなと思いましたが、堅焼き黒パンやプンパニッケルではどうも・・・今一つピンと来ません。
やっぱりターメリックで黄色く色付けしたライスなんですけど、パンごはんの記事なのでそれを出すわけにも行かず、プレーンロールならどうだ!ということになりました。
軽くトーストしてバターを塗ってあります。
これも悪くありませんでした。

パンごはん

油っこい料理には、さっぱりとした酸味と甘みがうれしい。
色もきれい。見た目も大事です。もちろん味も。


パンごはん

ハーブ入りビネガーに漬け込んだきゅうりのピックルスを細かく刻んでレリッシュにしました。

カリーソースが結構濃厚なので、今日はあとは柿を主役にした大根なますとレリッシュ(きゅうりのピックルスを細かく刻んだもの)です。
欲を言えば、じゃがいもが出れば良かったなァと思いました。

今日は、これの撮影をして食べた後、用があって急いで出かけてしまいましたので、デザートもチャイもなしで、ちよっと未完成な感じのパンごはんです。


★今なら、たまねぎパンをおすすめ!

たまねぎパン

カリーソースに、これほどマッチするパンは他にありません。

当時は、これがなかったんです。そうです!たまねぎパンです。
カリーソースにたまねぎパン。ナンより良かったりして!
1個 320円にて好評発売中

パンがおいしくなる季節

ここ数日暖かかったのですが、これから先足早に季節は進むようです。
もうすでに食欲の秋が到来していますが、ますますパンがおいしくなる季節です。

ちょっとボリュームのある具沢山のスープをすすりながら、堅焼きのパンをかじるのは、ある種贅沢であり、またとても健康的です。

以前がんばって取り組んだ「今日のパンごはんシリーズ」を、次々再録していますので、参考にしていただけたらうれしいです。
カテゴリー「今日のパンごはん」にまとめています。<参照>

そして食事パンのご用命は、食工房へ。
よろしくお願いいたします。

明日は、パン焼きの木曜日。
皆さまのご来店を、心よりお待ちしております。