猛暑そして旱魃、道端の草や山の木々も息も絶え絶え喘いでいるように見えます。
前を流れる一ノ戸川の流れも、川幅がいつもの半分くらいしかありません。
それでもまだ水道の水は制限なく出ています。
人間の暮らしは、直接の影響を受け難いように計らわれていますから、この異常な天候の本当の効き目がどこに現れつつあるか、あまりよく見えないのかも知れません。
水辺の虫たちや両生類たちは、大きな痛手を被っているに違いありません。
うちの畑にいつもならいるはずのトノサマガエルは、今年は6月になる前にどこかに移動してしまったらしく、この夏は全く姿を見ることが出来ません。
水ため用の水槽が格好の繁殖池だったのですが、この暑さで中はお湯になっています。
早いうちにそれを予知していたのかも知れませんね。
このあとまだ8月の初めにかけてもこの暑さが続くと言っています。
その先はどうなるのか・・・。
しかし、日は確実に短くなって来ていて、夜明けもずい分遅くなりましたし、日没も早くなりました。
涼しい時間が長くなっているわけですし、雨が降らなくても夜露が降りているのです。
植物たちは、夜に救われて辛うじて命を繋いでいるのでしょうね。
私たちの体調にも、そのうち長期的影響が現れるのかも知れません。