私、最早六十代も後半に入り高齢者の仲間ですから、一気呵成に駆け抜けるなんてことは出来ようもありません。
その代わり、根気と忍耐力は若い頃に比べて、ずーっと強くなったと思っています。
この歳になったら、一つ一つ確実に取りこぼしなく進めて行くのが一番の早道と、以前のような逸る気持ちが無くなっていることに、今日気がつきました。
そして、間に合わなかったらどうしよう・・・という不安に苛まれるよりも、物事はすべて一番善い時に成就するものと、信じる気持ちの方が勝って、早く終わらせるよりも確実に終わらせる仕事の進め方を選び取っているのですね。
いや、いいことです。
若い頃の私に、一番大きく欠けていた態度ですから。
明日は、水道屋さんと多分電気屋さんも、現場を見に来てくれます。
工事のプランを説明して、見積もりをしてもらいます。
作業場スペースの片付けも明日には終わって、建物の中は、一旦完全に空っぽになります。
来週からは、いよいよ造作にかかります。