月別アーカイブ: 2018年12月

この一年のご愛顧に、改めて感謝

本日をもちまして、食工房は今年の営業を終了いたしました。
明日より新年1月9日まで、年末年始休業となります。
新年の営業再開は、1月10日(木)です。

いつも通りに始まった今年でしたが、その後の展開は皆さまご承知の通り、予想を超えて波瀾万丈でありました。

しかし、念願の自宅を得ることが出来、食工房の移転も終わって営業再開も成りました。
あと一日残ってはいますが、終わり良ければすべて良しの言葉通りになったと、この一年を振り返り噛みしめています。

そして、それもこれも、多くの皆さまのご愛顧ご支援があればこその成果であったと、感謝の念を新たにしています。
皆さま、本当にありがとうございました。
この場を借りて、厚く厚く心よりお礼申し上げます。

また、来る年が、どなたにとっても幸多き良い年でありますようにと願っております。

さてさて、これでやっとエンジンのスイッチを切ることが出来ます。
しばらくの間、静かに過ごしたいと思っています。

気象予報によれば、ここしばらくは寒くて雪の降るお天気が続く模様です。
雪のお正月、いいかも知れません。

真冬日、吹雪

いよいよ今年の営業も明日を残すだけとなりました。
今日は一日中寒く気温は氷点下、風も強く時折吹雪が舞いました。

こんな時にご来店くださる方もいないかも知れないと思っていましたが、お二方が見えました。
お一人は埼玉から、もうお一人は会津若松からでした。
こんな時ですから、コーヒーを召し上がっていただきながら、店先でしたが歓談のひと時をご一緒することが出来ました。
夕方になって風はさらに強くなり気温も下がる中、本日の営業を終えました。

皆さまのおかげで、怒涛のうちに過ぎたこの一年も、どうやら無事に終わることが出来そうです。
大晦日と正月三賀日は、気持ちを楽にして休むことが出来ると思っています。

明日は、残っているパンは全て半額にて販売いたします。
お天気の方は今一つすっきりしないかも知れませんが、皆さまのご来店をお待ちしております。

雪の年末

食工房

雪が降るとこんな風景になります。


食工房

普通車なら問題なく左折進入可能です。


食工房

駐車スペースは、出来るかぎりこまめに除雪いたします。どうぞ安心して入って来てください。


食工房

店に出来入りの際は、頭上からの落雪にご注意ください。

本格的な冬の訪れですね。
一気に寒くなりました。

昨夜から雪が降り始め、今朝までは大したことはありませんでしたが、日中断続的に降り続いてそこそこの積雪量になりました。

尤も、道路はひんぱんに車が通るので、圧雪になっているものの通行に大きな障害はありません。

今日の雪は山間部に限られていたようで、配達先の会津若松市内も途中の道路も、ほとんど雪がありませんでした。

明日にかけても大雪との予報が出ていますが、道路は除雪されるので通行に支障はないと思います。

食工房の店の敷地も、出来る限りこまめに除雪して、不便のないようにしておきます。
どうぞ安心して、ご来店ください。

今日のスコーン焼きで、本年の製造スケジュールは終了しましたが、店の営業は30日まで続行いたします。
明日と明後日、ご来店の方に、店頭にてコーヒーサービスをいたします。
雪が降れば、ポイントも2倍になります。

最期まで、よろしくお願いいたします。

年内最後のパン焼き、終了

今日、今年最後のパン焼きをしました。
最期と言うこともあって、仕込みは最近にない量になりました。

酵母の調子は、新工房で作業するようになって以来、尻上がりに良くなって来て、今日は今まで以上に良い香りがしていました。

屋外には、換気扇から吐き出されたその香りが漂って、あたり一帯パンの焼ける香ばしい香りに満ちてました。
動物たちに嗅ぎつけられたら、ヤバいかも知れませんね!?

パンの出来は、もちろん今年一番でした。
有終の美を飾ることが出来たと思っています。

振り返れば半年前、移転のための休業直前、新たな場所でパンを焼く日までの道のりの遠さを感じ、実は途方もない計画かも知れないと不安に思ったこともありました。
以来5ヶ月、途中何度も、本当にここでパンを焼く日が来るのか・・・と、自信を失いそうになりました。

しかし今日、最高の出来で最後のパン焼きを終えることが出来て思うことは、あきらめないでコツコツやっていれば何とかなるものだ・・・どころか、ちゃんと結果を出せるということなのですね。

もうどうにも間に合わない・・・、投げ出すしかないと思っていたことも、結局何とかやり遂げられましたから。
まあ、予定より3ヶ月近く遅れはしましたが、シュトレンの製造だけは間に合わせることが出来ましたし・・・。

もうちょっと自分を信じてもいいのかなと思えるようになったことが、今年の一番の私の収穫かも知れません。

だから来年も、もっともっとがんばります。

★食工房は、12月30日(日)まで営業します。

明日は、年内最後のパン焼き

明日12月27日(木)、年内最後のパン焼きになります。
来年の初釜は、1月10日(木)になりますので、お休みの間パンを確保されたい方は、お忘れなくお買い求めください。

すでにご注文いただいている方の分は、カウント済みですのでご安心ください。
酵母種の仕込みも完了。

長い長い、二千里の道を歩いてきたような気がするこの一年も、間もなく終わります。
明日のパン焼きが終わったら、一区切り付けさせていただきます。

明日の皆さまのご来店を、お待ちしております。

旧宅一区切り

今日は、この季節にはよほど珍しい、穏やかな晴れとなりました。
小春日和と言ってもいいと思うほど、空気も和んでいました。

そんな空の下、今まで長い間お世話になった旧宅の最後の雪囲いが設置完了しました。
今後出入りが出来なくなりますので、残っていた荷物を運び出し、ゴミも処理しました。

尤も、中にはまだいくらかの荷物とゴミが残っているのですが、一応これで一区切りです。
年内にもう一度片づけと清掃をして、明け渡す予定です。

裏のお稲荷さまも、上の娘がきれいに掃除していました。
帰り際娘が、「このあと誰が、お稲荷さまをきれいにしてくれるのかな・・・」と呟きました。

多分、私たちのあとに、この家に住む人はいないでしょう。
「お家もさみしいだろうねぇ」と私も思います。

すぐ近くではありますので、何かの折にはお稲荷さまに詣でて、掃除くらいしてあげられたらいいのですが。
家の方は、このまま朽ちて行くことになるかも知れません。
そしていつか取り壊されることでしょう。

家とか土地とか、人間社会ではただの物件に過ぎませんが、私からすれば、目には見えなくてもそこに宿っている人がちゃんと居て、その方々との縁によってその場所に誘われたり、また離れることになったりするのだと思っています。
この場所には、まだすべて終わったわけではない縁を感じていますので、この先もいろいろ関りがあるのかも知れません。
畑には麦も植わっていることですし・・・。

いずれにしても、もう雪が降っても大丈夫!
それだけでも、安心して眠れます。
今日も、いい一日でした。

雪の予報、降ったのは雨

昨夜から今朝にかけて、雪の予報が出ていました。
少しは積もるかも知れないと思っていましたが、夜の間ずっと雨が降っていました。

雪になれば、急に静かになるので分かるのです。
朝見たら、雪はひとかけらもありませんでした。

まあ、楽でいいと言えばいいのですが、ちょっと異常だなという気がします。
年配の方は、「こういう時は、いきなりドカッと降るゾ!」と怖いことを仰います。
一晩で1mも降ったら、除雪もままならない状態になりますから、そんなのは勘弁願いたいですね。

とりあえず明日は、曇り時々晴れのお天気のようです。
明日もやる事がいっぱいあって、雨や雪だと困るところでしたから、少しホッとしているところです。

明日と明後日、食工房は定休日です。
その後が、年内最後のパン焼きの日となります。

そして営業は30日まで続けます。
最後の最後まで、どうぞよろしくお願いいたします。

シュトレン完売御礼

追加製造分も含めて、今年度のシュトレンが完売となりました。
予備の在庫もありませんので、これで完全に0になりました。
ご予約いただいていた方のみへのお引き渡しとなります。
ご了承ください。

ところで、新たな製造環境での初めてのシュトレン、酵母の発酵状態がとても良くなり、今まで無かったような風味が加わっています。
これはシュトレンだけでなく、パン全体に共通しているようで、時間をかけて整備した甲斐がありました。
この味に、ますます磨きをかけたいと思います。
まだまだおいしくなる食工房のパンに、どうぞご期待ください。


年末年始休業について

年内最終パン焼きは27日(木)です。
営業は、30日まで続けます。
31日から翌年1月9日まで休業します。
新年営業再開は、1月10日(木)からです。

冬至

12月22日、今日は、冬至でした。
またお日さまが戻って来るよぉー!

一方、お月さまは、明日が満月ですが、今日もうすでにほぼ満月(月齢14.8)です。
今夜の月は、夏至の頃のお日さまが通る道を上って来て、夜空を横切って行きます。
真夜中の空は、月光白夜で明るいことでしょう。

終わりと始まり、始まりと終わりの交叉、私たちの体の中にも何か変化が起こっているのかも知れません。

今夜は柚子湯に浸かりながら、感じてみようかな。
今日で終わる何かと今日から始まる何かを。

新小豆、小麦麺、新エゴマ

今月は、いろいろとあたらしい産物が入荷しているのですが、ご紹介していませんでした。
写真を撮って画像を用意してから・・・などと考えているうちに、結局出来ず仕舞いで時間だけが過ぎてしまいました。

小豆だけは、この前一度触れていますので、入荷をご存知の方もいらしたと思いますが、小麦麺と新エゴマは、まだ一度も触れていませんので、どなたもご存じなかったというわけです。
画像はまた後で追加することとして、もうすでに販売もしていることですから、とにかくご紹介に及びます。

★藤沢集落のばあちゃんたちの小豆
アクが少なく、渋みのない素直な味でおいしいです。
早く煮えます。
250g入 1袋 350円

★喜多方小麦麺
地元の農家さんに作付けしてもらった小麦(南部小麦)を製麺加工してもらいました。
ふすまを少し残してもらいましたので、色合いが真っ白ではありませんが、風味豊かな麺に仕上がっています。イメージとしては、細打ちのうどんという感じです。
500g入 1袋(5人前) 490円

★奈須さんのエゴマ
地元の農家、那須さんのエゴマは、風味が特別です。
炒りはじめにバジルの香りが漂います。
炒り上がった後は、とても香ばしくプチプチとした食感がたまりません。
食工房の十年ロールに使用しています。
70g入 1袋 300円

それぞれ、店頭または食工房オンラインストア上にてご購入いただけます。