もうずっと前に、カナダから輸入されたライ麦原穀に異物として混入していた小麦と思しき粒を、植木鉢に播いて育てました。
その中の一つがどうやらデュラム小麦らしいことが分かり、以来毎年栽培を続けて種を増やして来ました。
今年で6年目になり、圃場に作付けするまでになりました。
<参照>
今回、麦ラボ支援農家をお願いしている農家さんが、栽培してくれたこのデュラム小麦の粉を提供してくださいましたので、明日、また以前やったのと同様にパスタパンを焼いてみることにしました。
あるいは、バターとミルクで生地をこねるので、細い棒状に成形してグリッシーニのようなものもいいかも知れません。
いずれにしても、楽しみです。
パン屋も農業に直結すると、本当に面白い仕事になります。
デュラム小麦は、日本の気候には合わないと言われてきましたが、近年、広島県で日本初のデュラム小麦が品種登録されるなど動きがあります。
麦ラボのデュラム種は品種認定こそされていませんが、デュラムであることはほとんど間違いありませんし、雪国会津でもう6回も越冬しているのですから、これは他に実例が無い素晴らしい実績です。
皆さま、どうぞご期待ください。
会津産デュラム小麦で、パンはもちろん、パスタがつくられる日も決して夢ではありません。
まずは明日のパンの出来を見に来てください。
ご来店、お待ちしております。